リプル川島の「小さな広告屋から」

旧名【表参道の小さな広告屋から】: 表参道で1997年にスタートした(株)リプル:RIPPLE Inc. Tokyo Creative AgencyのBlogは、 2016年初頭から川島のホーム・オフィス「練馬区上石神井」→ さらに2023年末からは「杉並区荻窪」へ。タイトルも【リプル川島の「小さな広告屋から」】に変更。Facebookも同時掲載です。

いろいろ雑談

妻「川島 蓉子」についてのお知らせ:夫より

3週間と数日ぶりの投稿となります。
突然のご報告を失礼します。

私も驚いておりますが、皆様も信じられないであろう、
「嘘みたいな」内容となります。

年に1〜2回は、パリを中心とする海外出張があった妻なので
「あれー、まだ帰ってこない…数日延長かな」くらいの気分なものの、
蓉子は永遠に本当に、帰ってこない存在となりました。

↓↓↓↓↓

★12月27日(金)に緊急入院した妻 川島蓉子は、
1月3日(金)に帰らぬ人となりました。


<経緯>

12/27(金)早朝、夫婦二人で一年前から過ごす
杉並区荻窪のマンションにて。

超早起きの妻は、まだ暗い5時半頃のゴミ出しと
散歩に出た際、マンション前のコンクリート道路で
右後方に激しく転倒。頭(右の こめかみあたり)を強打。

救急車を呼んでくださった方があり、私が同乗して
7時頃に新宿区戸山の「国立国際医療研究センター病院」に
入りました。

救急車内で妻は、痛みは訴えず(すでに麻痺かと)、
自分の名前や転倒の経緯を話すなどしてくれましたが、
処置室に入ってからは急激に意識が遠のき、昏睡状態に。

医師からは(外観の傷は大袈裟に見えないが)
脳しんとうと脳幹の出血が激しく、内部を圧迫。
当然検討した頭の手術の実施も、
手のほどこし用のない状態との判断に変わりました。
急性 硬膜外血腫。

たとえ手術を早めにした場合でも(悲しい言い方ですが)
植物状態、良くて かろうじて反応するかどうかでした。

当初は数時間の命を宣言されましたが、やや持ち直し、
12/27(金)〜1/3(金)までの正月を含む1週間(まる8日間)
昏睡状態とはいえ、親族が語りかける時間をくれました。

1/3(金)20時半頃、逝去。
1961年(昭和36年)12月1日生まれの63歳でした。

新潟市出身でライター・ジャーナリストの妻は一人っ子。
昨年4月に母も亡くし、直接の親族はいません。

日頃から、妻の口癖は、
・いま63歳だけど、70歳なんて絶対に嫌よ。
・5歳上のあなたもいるから、もう少しは生きるけど。
・あなたより後に死にたくない、取り残されるより私が先。
・何かで入院することがあっても、延命治療は絶対にしないで。

そんな話を、事故の前日にもしており、
「でもお互い70歳と75歳を過ぎたら次は養老マンションか」
などと言っておりました。

入院に際しては、親族以外のお見舞いはご遠慮させていただきました。
ご容赦ください。


<葬儀>

葬儀は1/11(土)午前中に行わせていただきました。
家族・親族を中心とする十数人だけの式で、
「通夜・告別式・初七日」もまとめた、本当に簡素な一日葬でした。

多くのお友達やクリエイター、編集者、
大手企業の皆様とも交流のあった妻ですので、
壮大なお式にてお見送りいただくことが本来ではございますが、
生前の蓉子の希望もあり、このようなワガママとさせていただきました。

浄土真宗(大谷派=お東)の住職から頂いた法名は
「釋尼光蓉」(しゃく に  こう よう)で、
「お釈迦様の仲間となった/女性の(昨今は省くこともあるようですが)
/光り輝く/蓉子」との意味。

皆様の胸にも、明るく輝く蓉子を残していただければ幸いです。

お香典 お花等も、ご遠慮いたしております。


<御礼>

自ら大きく転倒し、良く言われるフレーズでありますが
「頭の打ち所が悪かった」なんて…
そして昏睡状態1週間の「見送り」期間を経て、
さっさと逝ってしまうなんて、まったく冗談のようです。

しかし、夫である私や、娘、息子からしましたら
「母さんらしいよねー」という「やらかし」で、自らが望んだ
「夫から取り残されるより先、自分が60代でいなくなる」を
見事に実現してくれました(やや早かったですが…)。

自分でも「バタバタのサザエさん」と称するほど
おっちょこちょいの蓉子を、笑ってお許しください。

蓉子は編集・ライター・ジャーナリスト系、
私は広告・コピーライター・ディレクター系で、
よく「企画や本の内容、帯のコピーなど協力なさっているのですか」と
聞かれることがありましたが、我が家はお互いの仕事に不干渉。
まっすぐの妻と、マイペースの夫。
一緒に進めたら喧嘩になりました、多分!?

それでも、「今日はこんな個性あふれる方とお会いした」と、
ちょっとずつですが、皆様のことはお聞きしておりました。

私から訃報を差し上げることは忍びないのですが、
皆様のこれまでのご愛顧に、心より感謝申し上げます。

そして、蓉子がお仕事を突然停止した方々にお詫びいたします。

以上、ご報告と御礼とさせていただきます。(夫より)


■川島 蓉子:ジャーナリスト
1961年新潟市生まれ。早稲田大学商学部卒業、
文化服装学院マーチャンダイジング科修了。
伊藤忠ファッションシステムに入社し、取締役、
ifs未来研究所所長などを歴任。2021年退社。
元 多摩美術大学非常勤講師、Gマーク審査委員。
伊勢丹、虎屋、ビームス、資生堂などの取材本ほか、
エッセーを含めた30冊の執筆と、「街・店・人」に関する
各種連載、及び企業のプランニングに携わる。


即レスはそんなに良いこと?

メールや各種SNSでの「やりとり」に関して、
「返信」は どの程度の速さですべきかという課題です。

結論を言えば、
基本「早く返せればそれが望ましいと思う、努力すべき」
でも「そんなの各人が勝手にすれば」ですよね(苦笑)。

「仕事ができる人はメールやメッセージへの反応が早い」
との説があり、さらに
「秒速返信」とまで宣言されている方もいます。

秒速返信!?

うーむ、「できる経営者は必ずと言っていいほど超早起き」
という常識(?)とも似てます。

私はねー、「できる人」じゃないのでしょう、
早起きはイヤだし毎回 即レスなんてできない、したくもない。

「秒速返信」の人は、「その時 何をしていようが、
呼吸するように返信する」のでしょうね(想像)。

送られてきた文面に対して、何日も放置はまずいですよ。
マナーとしても、特に仕事の円滑な進行としても、
「受理しました、いついつまでお待ちを」等の
「第一報」はすべきだと思っています。

それでも、「何時間か」以内なら上等じゃないですか。
超緊急なら、きっと相手も電話をかけてくるでしょう。

こちらは、一人の時間でも仕事に集中している時がある。
遊んでいる時もある。
他人と会議や、会食している時もある。

いちいち、スマホ見ている必要はないでしょうに!
と、思うわけです。
(いや世の中の大半は四六時中スマホを見ている人か!?)

営業の極意として言われる(ま、色んな説があるわけですが)
ごちゃごちゃ こねくり回して時間を要するよりも、

・すぐに答える
・素直に答える
・相手に合わせる

は、大切なことだと思っています。

自分自身でも、変に溜め込んでストレスにするより、
手離れ良く前へ進める処理能力は大切。

それでも「即レス」というのには、なんだか
「コスパ」「タイパ」と同じものを感じて。

あと、連絡対応による遂行作業の(集中力の)中断や、
マルチタスク・シングルタスクの問題もありますね。
それについてはまた書きたいと思いますが…。

たまーに、「了解」とか「ぜひに」とか、
一言返ってくる言葉は めちゃ早いのに中身が薄く、
具体的な行動が伴わない人もいるよなー。

はい、そんなわけで、
「即レス」しないし、できない時がある私を許してね!
という投稿でした。

とはいえ、くれぐれも
チャチャっと進めるものは進めましょうね(笑)。

加湿器遍歴、結局この方式この製品!

いよいよ年末。
そして東京も本格的な寒さ。

こうなってくると気になるのは、暖房はもちろんのこと
「加湿」問題。湿度の低下です。

そんなわけで、今日のテーマは
「加湿器遍歴、結局この方式この製品!」
アフィリエイトしようかって程の商品推しとなります(笑)。

私は1年前までは一軒家に住んでいて(庭付きの3階建)、
夫婦で杉並区荻窪(天沼地区)のマンションへ
引っ越してきて感じたのは「気密性の良さ」。

今年で二度目の冬になるわけですが、
室内は寒さが緩(ゆる)んだ気がします。
外気の影響の少なさや、
一度温めた室内のキープ度が高いのでしょう。

湿度は、何もしなくても50〜60%はある。
ところが暖房エアコンを使うと、一気に30%を切る。

エアコンの「乾燥の影響」ってすごいんですね。
一軒家とはまさに環境が違うものの、
加湿器が必需品なのは変わりません。

ちなみに冬の室内の適切な湿度は、
一般的に40%〜60%が理想的だそうです。

で、昨年使っていた機種を引っ張り出したものの、
フィルターはガビガビだし、どう設定しても動かない!

こまめに掃除しない私も悪いんでしょうけど、
加湿器のフィルター掃除は(もちろんボディ全体もね)
めちゃ大変で、その手間を考えたらいっそ、
ばかみたいに安い機種を、
毎シーズン使い捨てにするかー! とまで考えました。

何を買おうかと数日油断していたら、肌がカサカサ。
何年振りかで風邪までひいてしまって!!

加湿器は、かなり選び方が難しいです。
いまネットを見ながら解説すると、加湿する方式には:

1_スチーム式:ヒーターで水を加熱して蒸発させ、
「水蒸気を発生」させる仕組み。

2_気化式:水を含ませたフィルターに風をあてて、
「水分を気化」させる仕組み。

3_超音波式:超音波で水を振動させ、
「ミストを発生」させる仕組み。

4_ハイブリッド式:「加熱+水分を気化」させるタイプと、
「加熱+超音波式」タイプがあるそうです。

私も長年、いろんなメーカーと製品を試してきました。
空気清浄機と一緒になった10万円近くするやつとかね。

加湿方式と部屋に応じた能力はもちろん、
音のうるささ・静かさ、空気の綺麗さ、
給水の便利さ、窓や壁の結露の問題とか。
そしてお手入れ。

書斎では特に、
パソコンやプリンターに与える水分の問題もある。

そんな中、改めてネットで調べつつ、
近所の家電量販店で購入したのが…

◎象印の「スチーム式加湿器」 EE-Rシリーズ。
約16,000円!

「象印の魔法瓶」で想像がつくように、
見た目も機能も、まさに湯沸かしポット。
ボディは丸い寸胴で、しかも白を買ったのでそのまんまです!

ホームページの歌い文句も
「清潔な蒸気のスチーム式で快適なうるおい。
まるでポットみたいに、お手入れ簡単。」

ってねー… 台所にある象印ポットと同じジャン。
押すとお湯が出てくるか、自動で湯気を振りまくか?

デザインもですね、最近は日本の家電は
パソコンのAppleやトースターのBALMUDAの真似で、
かなりおしゃれになってきましたけど、象印はなんとも無骨。
ボディの「丸型の筒(つつ)」自体はシンプルと言えますが、
ボタンの配置とか書体とかがなんとも。

購入した家電店の加湿器コーナーで、
たまたまご夫婦の方に店員さんが説明していて…

「この象印、デザインは見ての通りで
アイリスとかの方がおしゃれですけど、
構造がシンプルでおすすめです。うちの店長なんか、
自宅に3台も置いてますから」と言ってました(笑)。

何より優れているのは、そして私も気に入っているのが
◎水を沸とうさせるスチーム式のため雑菌が繁殖しづらい。
◎電気ポットと同じ構造を採用することでフィルター不要。
(象印のホームページより)

つまり、お手入れ簡単!

電気ポット技術を活かして、加湿器という分野でも
ベストセラー製品となっている象印。

ちょい、沸騰の時の音は大きめですけど、
別にそれは気にしません。

ごちゃごちゃといろんな方式が「しのぎ」を削る世の中で、
「Simple is best」の大成功例と思います。

本日は、ショッピングサイトみたいな投稿で失礼しました。

シーズンじゅう使ってみての感想も、またアップしますね!

スマホケース付けた、情けな!

本日のタイトル「スマホケース付けた、情けな!」は、

スマホを落として傷つけたからケース(カバー?)を
買ったという話ではなく、
つけた製品が情けなかったという事でもなく、

「ケースをつけることにした自分が情けない」
という雑談でございます。
期待しないで、読んでくださいね(笑)。

さて、私はiPhoneやMac、その他 道具いろいろ…
とにかく「ケース、カバー」をつけるのが大嫌いで。

飾りは極力排し、製品そのままで使う「裸派」。
iPhoneも「本体そのまま」が美しいのであって、
なんでケースなんかつけるの! と思うのですよ。

Apple製品が好きなのは、
iPhoneとiPadとMacノートとApple Watchを
使ってますけど(完璧にApple社に取り込まれている!)
使い勝手とともに、デザイン!
ボディもアプリも、箱の造りも。

一般的に(世間的に)家庭でも企業でも
パソコンはWindowsが基本なのは確かで、
プログラム作業や、エクセルなどの「Officeソフト」は、
Mac版では文字化けや微妙な位置のズレなど
不都合を生じる部分もあります。
(ナーンて、ほとんどエクセルもワードも
使いこなさない私には、関係ない話ですけれど…)。

そして、Windows系の製品
(というか、ほとんどのメーカーがそうですが)
シールがベタベタと貼ってあるのも嫌で。

製品がWindowsパソコンなのは明白なのに、
本体にWindowsマークとか、インテルがどうしたの、
注意事項やバンドルソフトのお知らせだの。

Appleにはそんなシール、一つもない! ミニマム。
「デザインへの美意識」が徹底している。

我が家のベッドサイドにある目覚まし時計は、
小さな「BRAUN:ブラウン」のものですけど、
このドイツの家電メーカーは、
美術館のコレクションに収まるほどシンプルで美しい。
SEIKOやCITIZENでも探したけど、ひどかった!

私の「好み」と言ってしまえば、それまでですけどね。
変な飾りがついた過剰なデザインは大嫌い。

ケース・カバーの話に戻りますが、
「道具として使う」ものに… 例えばハサミの取手に、
毛糸のカバーなんてつけますか〜?と。

ハサミは大袈裟としても、スマホは8割の人が
ケースをつけていて。
さらに、画面の保護フィルム(液晶シート)まで必須。
家電店で「フィルムを綺麗に貼ってくれる有料サービス」
まであります!

「傷や破壊から保護したい」気持ちはわかるけれど、
「汚れるのが嫌」って、どうせシールの表面は汚れるし、
道具なんだから多少は仕方ないだろうって。

落として割れたら、それはそれ。
傷つく時は、大なり小なりつくでしょう。

「売る時・下取りに出す時に、綺麗な方が価格が高い」
と言って、外箱や付属品までなるべく汚さないように、
梱包材まで保存して…という方もいらっしゃいますが…
うーん「いま十分に使いこなす」事が大切で、
私なんか、覚えの日付を外箱にマジックで書いたり、
不要な説明書や梱包材は迷わず捨てるし。

例えば車のバンパーやボディも、傷がつくのは仕方ない。
本も、ページを折ったり書き込んだりシミがついたり、
汚しながら読んで、それでなんの支障もない。

(見た目、すごい神経質で几帳面に見えるらしい私なので、
こんなことを言うとびっくりされるかもしれませんけど!)

Apple社としても、デザインへのこだわりに加え、
製品への集中という意味で、
ケースや電源コードなどのアクセサリー類は最低限にし
(純正品はえらくお高い殿様商売!)
周辺機器は外部の企業に競わせ
「ライセンス料で儲けている」というのもあるでしょう。

さてこのように、ずーーーーーーっとiPhoneを
(現在はiPhone15の白)裸で持ってきた私ですけれど…

長々 偉そうなことを書いてきたわりに、
なぜケースを買ったのか、つけたのか!?

実はね…
汚れの心配とか、落としたらとか、自分好みの装飾とか…
ぜんぜん そういうことではなく、
「コツコツ、ガタガタ」が気になってきたからなのです。

コツコツとは、ボディのアルミ合金が、
テーブルに置く時に結構うるさい。

ガタガタとは、裏面にカメラの出っ張りがあって、
平(たいら)に置けずに、机での操作でカタカタする。

ちなみに、この「カメラの出っ張り」は、
高性能と薄さのバランスで「致し方なく」でしょうけれど、
「スティーブ・ジョブズが生きてたら、デザインの美観上
絶対に許可しなかったろう」
と言われるほど、iPhone最悪のパーツですね。

そんな中、ふと、
「ケースをつけてみるとどうなるかなー」と思いついて(笑)。

しかも、「いちばんシンプルなお試し方法」として、
100均ショップの「Can Do:キャンドゥ」で見つけ、
税込110円!

やや柔らかい素材の「ソフトケース」(ハードケースではなく)。
透明度も高くて綺麗。

テーブルでの「コツコツ、ガタガタ」は、
かなり解消されたし、手のひらでの
ホールド性がアップして滑りにくくなりました。

いやー、長年のこだわりが、110円に破れたりっ!

今回は情けない(でも嬉しい)結果のご報告でしたが、
あなたは基本的に「裸派」ですか「カバー派」ですか?

なんの学びもない長話を聞いてくださって、
ありがとうございます。

紅葉の京都一泊、建仁寺他。

前回の投稿から、
ちょうど1週間、空いてしまいました。

風邪をひいていて…
もう治ったんですけれど、
咳と鼻水・微熱が、結構長くかかりました。
全部で10日ほど引きずりました。

さて、今は京都のホテル(土曜日の午前中)。
恒例の(笑)夫婦で一泊ミニ旅行です。

ホテルは、3年前からは「ここ」と決めている、
烏丸御池(からすま おいけ)の「エースホテル:Ace Hotel」。

すべての客室に、LPレコードとレコードプレーヤー、
ギターが置いてあって、従業員はスニーカーという
カジュアルなホテルです。
(建築家は隈 研吾+Commune Design)

もう、2021年の年末から8回目なので…
3年で8回ということは、
1年に2〜3回は来てるということですね。

昨日の金曜日、昼頃に京都駅に着いて、
東山地区の祇園四条(ぎおんしじょう)にある
建仁寺(けんにんじ)へ。

ホームページによると
「京都最古の禅寺」とのことで、
俵屋宗達(たわらや そうたつ)の「風神雷神図」が
あることで有名なお寺です。

お庭は小ぶりなものの、ちょうど紅葉が綺麗な中庭と、
白い砂に描かれた模様=「砂紋(さもん)」とか
「箒目(ほうきめ)」と呼ぶらしですね、それが描かれた庭の
それぞれが美しく、心が洗われる感じがしました。

そんな建仁寺から、
すごそばのライカギャラリー(カメラのLeica)に寄り、
瀧本幹也(たきもと みきや)さんの写真展。
京都とはまったく関係ない、
モナコをテーマにした小さな個展でしたけれど、
これまた目と心を洗われる美しさ!

町屋をリノベしたケーキ屋さんでお茶して
(建物を見るのも、旅の楽しみのひとつです)

そこから徒歩5分ほどの八坂神社へ。
ちょうど、屋台がたくさん出ていました。

てなことでホテルに到着し、夕食はそこでのイタリアン。
ここもしょっちゅう。

いまは朝の10時過ぎですけど、
妻はもう大阪での打ち合わせに出てしまい、
私は一人、ロビーのカフェ
「スタンプタウン・コーヒー・ロースターズ:
Stumptown Coffee Roasters」
(アメリカ合衆国オレゴン州 ポートランドの
コーヒーショップの日本一号店とか)にてカフェラッテ。

ちなみに、建仁寺の敷地内にも、
「ブルーボトルコーヒー:BLUE BOTTLE COFFEE」の
移動式カフェ「ブルーボトル コーヒートラック」があって、
近年のコーヒー屋さんの進出はすごいですね。

そうしていまは、部屋に戻って、こうして配信しています。

窓の外はちょい小雨。

もう観光地に行くことはしないで、
このまま昼近くまで部屋にいて、京都駅に直行し、
東京に戻ろうと思います。

ビールを飲みながらね。
(真昼間だけど!←新幹線乗車の「パブロフの犬」状態)

はい、今回も、ゆるいミニ旅。
京都東山地区をぶらぶらした川島夫婦でございました。

パンツのたたみ方と多様性。

本日は「パンツやのたたみ方から人間の多様性を見る」
という、なんともなテーマでございます(笑)。

川島家には、30歳を超えた娘と息子がいて、
もう娘は結婚し、息子はまだ独身です。

私たち夫婦は、ずっと広告制作業の私と
(私は、新卒で広告代理店に入り、
そこからプロダクションに勤めてから独立し、
数名の会社でしたけど、いまは一人のフリーランスです)

妻は、ファッション系の商社でマーケティングに関わり、
いまはフリーランスのライター・ジャーナリストとして
仕事をしています。

そんな「共働き」の夫婦だったので
(ともばたらき!いまは言わないですよね、当たり前過ぎて。
昭和・平成の時代には「奥さんも働いている=共働き」
という言葉がありました!)

ちなみに妻は、1985年に制定された
「男女雇用機会均等法」の第一号の世代です。

改めて調べてみると「男女雇用機会均等法」とは
「企業の雇用における男女の均等な機会・待遇の確保を
目的とした法律」とのこと。

すでに女性は、「お茶汲み」を超えて活躍していたものの、
妻が一人めを妊娠し、大きなお腹を抱えて
打合せに行くと(会社でも取引先でも)驚かれ、

さらに二人目を産む時には
「二人目も産むのに、まだ働いてるのー」
「もう今度こそ、辞めるんだよねー」と言われたそうです。
今や昔、ですね。

さて、そんな我が家でしたので、
子供の一人目と二人目が生まれた頃は
私たち夫婦以外に、年配女性のベビーシッターさんと、
たまに私の母親の「大人4名」で子育てしていました。

先ほどもご紹介したように、私は制作会社
(プロダクション)勤めの頃で、忙しくはあったものの
フレックス制で(このフレックスってのも、
共働きと同じく、コロナ以降 無くなった言葉かな?)
朝は比較的遅めに出勤できました。

だから、妻はめちゃくちゃ早い時刻に起きて
仕事に行き(朝6時とか7時には会社にいるとかね)
妻が家を出てから私が起き出して、
しばし小さな子供達と過ごしてから、
ベビーシッターさんがやってきて、
私が出勤した後は妻が夕方早めに帰ってくる。

夕方、妻が残業で帰れない時は、私が都合をつけるか、
同じ東京にいた私の母が来てくれる… てな感じで、

カレンダーに毎月、大人4人
「妻、私、ベビーシッターさん、私の母」の
「ローテーション表」を書き込んでいました。

シッターさんと母は、洗濯物の取り込みや、
料理も担当してくれて(ありがたいことです!)
我が家の娘と息子は、4人の大人、特に
「おばあちゃん=私の母」と「ばあば=シッターさん」に
育てられたようなものです。

さて、前置きが長くなりましたが、
4人の大人の、洗濯物のたたみ方や、
引き出しへのしまい方も、各人各様。

パンツだって、タオルだって、ワイシャツもね。

最初は、たたみ直したり、
入れ直したりしていたこともあるけれど、
そのままで支障があるわけでもなし。

仕事で、人のやり方(進め方や癖)に
反発したりすることは今も昔もいろいろあって、
自分の方式で進めたいと思う傾向は当然だけれど、

例えば部下や、外部のお取引先が
「ちょっと意図したものと違う」ものを持ってきたとしても、
「骨子があっていて、それなりにアップしてくれたなら」
ありがたいことだし、自分が気付けなかった視点や
方法論がそこにあったりもする。

「あー、これは ばあば流のたたみ方だな」
「次は真似しようかな」… とかね。

長年の夫婦生活なんて、反発と調整の連続ですよね(苦笑)。

そして、時間と場所に縛られない働き方や、
パワハラ、セクハラの防止、LGBTQへの理解など、
世の中は「多様性」について
(いろんな意味があるけれど、他人と他人のやり方を
認めるという理解において)
20年前、30年前より確実に進歩していると思います。

「パンツのたたみ方もいろいろだよな」と
洗濯物を見ながら感じた「あの日」は、
小さくて可愛かった子供達の思い出と共に、
日々過ぎていく生活シーンの中でも
不思議に記憶に残っている風景です。

絵画を見る速度。

昨日の月曜日と、その前日の日曜日
11/24・25の一泊二日で、
岡山駅と倉敷駅周辺に夫婦で行ってました。

例によって、私の投稿を見てくださる方には
お馴染みの「美術館」がらみのミニ旅行。

我が家の場合、旅行メニューとしては たいてい:

・ホテルはいつも決めている所。
それがない場合は面白そうな新規ホテル。
・美術展や展覧会に絡めていくことが多い。
・一泊か、多くても二泊。

・観光巡りは、無理のない時間と距離の所だけ。
極端に言うと、ホテルと美術館、
その間の電車・バス・タクシーくらいで
帰って来てしまうことさえあります。
(チラと土地の雰囲気を楽しめれば、それで良し。)

定番は:
箱根のハイアットリージェンシーに泊まってポーラ美術館。
京都のACEホテルに泊まって京セラ美術館。

今回の倉敷では、ホテルは開業したばかり
(オープンまだ10日)の宿でしたけど、
110年前に建てられた呉服屋さんの広い敷地を、
日本やヨーロッパで活躍する著名な建築家の方が
柱や梁(はり)も生かしながらリノベーションしたもので、
13部屋しかない趣のある所でした。

そして美術館は、「大原美術館」に二度目。
特別な企画展ではなく、常設展です。

美術館の周辺=誰もがご存知の定番
倉敷駅近くの「美観地区」でお茶して
岡山駅に移り、妻の知り合いのお店と、
「後楽園の庭園」を少し眺めて帰って来ました。

そんな川島家は「美術に造詣が深いか」と言われると、
まーったくそんなことはなく、
東京でもいくらでも大小の美術館があるのに
ほとんど出かけていくこともない。

単に、旅行に行く「きっかけ」として美術展を選び、
ホテルの「建築や内装」もセットで見てくる感じです。

でもね、そろそろ、都内の美術館も、
空いてる時期に行こーかなー、とも思う。
行列してまで(そして人の頭ごしで無理して)
鑑賞したいとは思いませんけど。

東京以外の都市で見る時は、それがちょっと
緩和されていると感じるのは、思い過ごしでしょうか。

さて、今回の倉敷市・大原美術館は、
私は2度目の訪問で、前回は5年前くらい。

情けなかったのは、
すっかり「前回見た絵」を忘れていること。

多少の絵の掛け替えはあると思いますが、
常設展だったし「目玉」となる絵、
例えばモネの睡蓮とかピカソは変わらないでしょうから。
そんな著名な絵画さえ、そこで見たことを忘れている。

小説や映画のストーリーや場面を思い出せないのと
同じかもしれませんけれど、
自分の記憶力(の無さ)に愕然とします。

そして、記憶力はもちろん、そもそも
「ちゃんと見ていない」のだろうなーとも思う。

今日の投稿タイトルは「絵画を見る速度」としましたが、
通り過ぎる速さとか、見ている時間の早さ(長さ)とか、
離れて見る距離の具合とかね。

きっと、「鑑賞法」てな検索をすると
「アドバイス」が色々出てくるかもしれませんが、
ほんと「見ている気になっているだけで見ていない」事実。

とはいえ、一瞬で「わーっすご」「なにこれ」「綺麗」と
(嫌な絵だなーと思うことも含めて)感じる事は貴重で、
いちいち「絵の横の小さな解説文」を見ることで
理屈で分かった気になるのがいいとも思えない。

それでもね、もう少し「緩めよう」
=「見方のペースダウン」をしようかなと…。

自分の少ない脳みそのキャパシティーを超えて、
絵を「見た気になる」のは、やめようと。

そんなわけで最近は、
(ほんと、視力も感性も体力も落ちていくわけだし…汗)

「その建物にある絵を、全て鑑賞しよう」などとは思わず、
さーっと全体を眺めながら、
特に自分が「目についた絵」の前では意識して立ち止まり
(できればソファがあれば腰掛けて)眺めるようにしています。

1点でも2点でも「今日、どんな絵と出会えたか」。
またの再会の時、
会場が違っても「また会えたね」と思えるか。

繰り返しになりますけど、
近場の常設展にもね、行く機会を作ろうと考えました。

今日のテーマは「絵画を見る速度」。
(速さ、早さ /見る、視る、観る/距離/目、頭、心、体etc)

そして、意識と細胞に影響を与える「移動の速度」は、
東京・岡山間の新幹線、3時間15分の旅でございました。

思いつきの情報化&日付の記載法。

今日のタイトル
「思いつきの情報化&日付の記載法」は、
「記録の情報化」とも言えるもので、

過去の投稿の続編でもあります。
※【メモで最も大切なのは日付である】2024/07/24

その投稿では:

・書類は(紙でも画面上の文字打ちでも)いつの記載か…
例えば今日の日付である「11月15日」と言っても、
すぐ捨てて構わない短期的なメモなら問題ないが、
ずっと後では何年の11月15日かわからなくなる。

・人間は、会話した場所や相手の「周辺情報」
を含めて覚えている=つまり思い出せるので、
最低で日付、さらに会議やメモの場所などの
記録があるとベター… と解説しています。

そんなわけで私は、「日付フェチ」とも言えるほど、
ブログもフェイスブックも音声配信のスタエフも…
「西暦を含めた日付」を正確に書くようにしています。

それは仕事用の書類だけでなく、
酔っ払って書いた思いつきのメモにも
(いちいち書くのは私でも面倒臭いですけど!)
西暦を含めた日付の記載が必須。

ちなみに、もう和暦「令和」はいらないです。
西暦だけで良いです。
天皇陛下を象徴とする日本の文化は、
和暦を含めて継承していきたいと思いますが…
日常の事務的な効率では、西暦だけあればいい。

私のSNS発信に関して、いったい何人の方が
「後からでも見よう・聴こう」
「過去の投稿・放送のアーカイブをさかのぼる」かは
わかりませんけど、

「あー、この話題は2024年11月15日ね」
「そう言えば世の中ではちょうどトランプが大統領に当選し、
自民党の石破はガタガタで国民民主党が伸びてきた時で…」
などと、日付と共に思い出せればいいなーと。

たとえ、くだらない思いつきメモであっても
(それが残っていたとして:資料はなるべく捨てるのが
本や洋服とともに私の最近の決意ですけれど!)

「この時代を生きている」「その時代を生きていた」
ってのは重要だと思うのです。大袈裟ですけどね。

そして、今日のテーマの後半となりますが…
「日付自体の書式」も大切。

皆さんいろいろ工夫されていると思いますが…

イギリス英語とアメリカ英語では、
日付の書き方が違うと言われます。

・アメリカ式では「月/日/年」の順、
・イギリス式では「日/月/年」だそうです。

10/11が、10月11日か11月10日なのか、
アメリカ人とイギリス人のやり取りで
混乱しないんですかね〜(笑)。

私は素直に「年・月・日」の順にしています。

その場合も「2024年11月15日」とフルで書くは大変。
数字だけの省略形としては、
一般的には「2024/11/15」ですが…

あるいはスラッシュも省略して「20241115」。
この書式は、メール等で見かける
「ファイルの名前」に使われる数字形式に多いです。

ただし、この数字8桁の羅列「20241115」は、
私の場合ですけど、
「数字の並びが多すぎてチラチラし、瞬時に読みとれない」。

聞いたところによると(今も改めて検索しましたが…)
認知心理学では『マジカルナンバー』という学説があり、

「ポイントは3つ」とか「人気ベスト5」とか
数字を入れることで印象的になるものの、
その数の基本は「7つ程度」=「7 ±2」だそうです。

従って、8桁ある「20241115」は、
許容範囲だけれど7桁は超えていて、
「私には」認知しづらいのかも知れません。

そんなわけで、2024を24と省略して
「241115」と記載しています。

ではね、ここで問題(課題)です。
2000年代ではなく、
例えば私が生まれた1957年はどう表記するか。
(1957年・昭和32年3月3日生まれ、67歳でございます!)

1957年は、頭の19を省略して57。
それって、2057年のことと思われる恐れはないのか?

うーーーん、
「67年前」の57と、「いまから33年後」の57は、
前後の文脈や資料の形態などで、
さすがに区別はつくのではないか。

そして、自分が100歳になった日付なんか、
もう知ったこっちゃないし、自分でもわからないはず。
そもそも生きてないし。

本日「2024年11月15日」=241115
(ニジュウヨン ジュウイチ ジュウゴ/
ニーヨン イチイチ イチゴウ)の記録が、
もしももしも まだ33年後にあったら、見てくださいね。

「思いつきの情報化」ないし「記録の情報化」と
「日付の記載法」というテーマが、
人生100歳のすごい話に発展してしまいました。

長文へのお付き合いを、ありがとうございます。


※過去記事【メモで最も大切なのは日付である】2024/07/24

BL
https://www.omotesando-ad.jp/archives/55137686.html
FB
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=pfbid0Yry8wmVnwCMnzTMFTHjfaCQbbUbnoPTzgSX875iWDGW23dvYUrPTeaQX6u5svhoTl&id=100001246147727

4色ボールペンの変則活用術。

きょうは「書く仕事」のコピーライターとして、
(誰でも書くこと・メモすることは欠かせないわけですけど)

「筆記具」についてお話ししてみますね。
題して「4色ボールペンの変則活用術」。

私は文房具オタクではありませんが、
筆記具は「書ければいい」
「その辺に転がっているものでいい」とは思いません。

流石に「手書きには万年筆のブルーインクの味わいが…」
なんて粋(イキ)なことは言えないものの、
昔は書き心地と多少の見栄えを考えて、
1万円以上するボールペンを使っていたこともあります。

もちろん、サインペンや鉛筆、シャープペンシルも、
山のように模索してきた。

そんな中、人生67年で絞られたのが(笑)
400円弱の4色ボールペンです。

何かの提出書類を、役所や銀行の窓口などで
「住所と名前程度を書く」場合は、
カウンターにあるボールペンでいいんですけど、
長めに記入するとなったら「自分の」ペンを取り出します。

だって、軸(手に持つ部分)がやたら細かったり、
インクの出が悪かったりすると、ほんと疲れるのですよ。

愛用品を言うと:
三菱鉛筆の油性ボールペン「ジェットストリーム」。
その0.7ミリ芯/黒・赤・青・緑の4色タイプ/
黒色の握り部分と透明ホルダー。

ペン先を0.7ミリにしたのは、0.5では細かすぎて、
1.0も試したけどちょいべたっとする感じで…
0.7がちょうどいいです。
4色タイプなので、ボディはやや太めで握りやすい。
特殊な油性インクで、通常の油性ボールペンよりなめらか。

三菱のこの製品はとても評判が良くて、
世界に誇る技術ですよね。

でも「4色」とはいえ、
使う色は黒がメインで、次は赤。
青はたまーにで、緑はまるで使わない(不要)。

「だったら3色ボールペンでいいじゃない」
となるはずのところを
(3色ボールペンも4色タイプも軸の太さは変わらないし、
3色ボールペンの方が安いし…)なぜ4色かと言うと…

緑の芯を抜いて、そこにも黒を差しているからです!
(最初の緑は捨ててます、ごめんなさい!)

つまり私の場合、指でカチッと下げて色選択する時に、
ノックする部分は黒でも緑でも「黒インク」が出る
というわけです。

そう、いちばん使用頻度の高い黒を多めに持っておく物量と、
書いている最中に黒がキレたら、
緑=黒に移れば良いという補助効果。

そんなわけで、見た目は決しておしゃれではない4色
(実際は3色+黒のスペア芯)のボールペンを、
書斎にもリビングにも置き、カバンにも2本入れて、
「メインの筆記具は、ほぼこれ!」の生活を送っています。

ついでに、「4色ボールペンの変則活用術」その2として、
「カバンに2本も」入れておく必要は…

打合せ先やカフェで忘れちゃう場合の予備の意味と、

カフェでクライアントさんから聞き取りをする際に、
私が紙にメモするのはもちろん
(用紙はA4サイズのコピー用紙と決めてきます)
相手にも紙とペンを渡して書いてもらう時があるからです。

商品の機能を図解して説明してもらったり、
ターゲットは三角ピラミッドのどこに想定するか、とかね。
いわゆる「筆談」的。

相手にボールペンを渡してしまうと、
私もそこに書き込んだり、手元でメモできないし。
そんなわけで、常に2本、持ってます。

消えるボールペン(消せるボールペン)なんかも
「便利だー」と感心して、いっとき使ったものの、
やめちゃいました。

それから、原稿用紙に鉛筆で書いていた時代の話とかねー。
あんなこと、よくできたなー(遠い目…)。

「キーボード操作」のこととか、
「アナログとデジタルの情報処理の差異」とかね、
いろいろ掘り起こしたいことはあります。

でも、今日の雑文はここまでに。

「なるほどー」と思われた方も、
「ボールペンに何を細かいこと言ってんだか」と感じた方も、
読んでくださってありがとうございます。

アメリカは大統領の独裁国家になるのか。

すごいタイトルにしてしまいました(汗)。

普段は政治ネタは書かないし、ノンポリの私ではありますけど、
3日前(日本時間の2024年11月9日 土曜日の夜)に決着した
アメリカ大統領選挙に絡めて
思うところを書いてみたいと思います。

さて…

選挙開票前の予想では、共和党トランプと民主党ハリスは接戦。
トランプが勝つとしても、ギリギリ5.5対4.5くらいと
思われていましたが、イメージ的には
トランプ6対4とか7対3くらいの勢いでした。

大統領に決定したトランプさんは、今後の方針として

海外からの輸入関税の引き上げや移民政策、
イスラエル紛争などへの対応が課題ですが…

ウクライナとロシアの戦争については
(私はロシアのウクライナへの一方的侵略と理解しています)
「あっというまに終わらせる」と宣言。

ロシアがゴリ押しした侵略地帯は、
「そのままウクライナはあきらめて」=つまりは譲歩して
シャンシャンせよ、との説があります。

まったく、とんでもないことです。

しかしそのウクライナ問題は、いまは語ることはせず…

「ウクライナ・ロシア」に関する
「トランプ政権」のニュースを見て衝撃的だったのが、

終結プランはブレーンによって5つほど予測されるものの、
「ここで周りの我々が考えても仕方ない。
トランプ本人は細かな検討などせず直感で決めるから」との台詞。

えーっ、結局はトランプの「独断」なのかよーと。

私は、チャットGPTにこんな質問をしてみました。
「アメリカは大統領の独裁国家ですか?」

答えは… (コピペしますね)

「いいえ、アメリカは大統領の独裁国家ではありません。
アメリカは民主主義国家であり、
厳格な三権分立の仕組みが導入されています。
大統領は強い権限を持っていますが、
その権限は議会と司法によって制限され、
独裁的な行動が取れないようにされています。」
との優等生回答。

そりゃ確かに、
トランプさんの暴走を抑えるシステムはあるでしょうけど、
想像以上の「アメリカ大統領権限」の大きさと、
「トランプならさらに暴走しそう」な危うさ。

以前の選挙の際の「議会襲撃事件」や
大統領時代の「機密文書持ち出し事件」など、
複数の犯罪が確定しても
「大統領になったら自分でチャラにできる」って、何それ!

ロシア・中国・北朝鮮と同じじゃない。

私は、アメリカ選挙については、トランプ vs. ハリス
どちらの肩を持つものでもありませんでした。

あえて言えば、
・ハリスでは物足りない
・トランプでは過剰すぎ

対して、この日本の
「誰が首相になろうが変わらないでしょ」と言っている状況は、
日本が情けないのか平和ということなのか!?

「日米同盟」とは、結局は「米に日が従う」属国ということです。

それでもアメリカが、世界が、そして日本が、
良き方向に向かうことを願います。

トランプさんが、優れたビジネスマンとしての
合理性を発揮して、まさに一部の方々が信奉するように
「救世主」であってくれるなら、ほんとーに良いです。

人間観察:カフェとスポーツ新聞。

これを書いている今は、
2024年11月6日、水曜日。夕方5時半。

アメリカ大統領選の開票が大詰めで、
民主党ハリスと共和党トランプは大接戦!
でも、トランプが勝つかなー、案外 少し余裕を持って…。

トランプを選ぶ人、ハリスを選ぶ人、
州ごとの投票者の傾向(人物像など)は、
マーケティング的(消費者分析的)にも面白いです。

そんな中、世間に何の影響も与えないこの投稿は、
「カフェとスポーツ新聞」というタイトルで
カフェ(喫茶店、珈琲専門店など)の「客層」に関する
人間観察のメモでございます。

取り上げるのは「スタバ」と「ドトール」。

日本で店舗数が多いコーヒーチェーンは、
一番が「スターバックス コーヒー 」
二番が「ドトールコーヒー」だそうです。

ここ、東京都杉並区の荻窪駅周辺にも、
スタバが2軒、ドトールが3軒。

私は自宅が事務所を兼ねたフリーランスなので、
外部との打ち合わせがない時は、気分変えで
日に2回は近所のカフェに行きます。

妻は 基本 外との仕事なので、
自宅のリビングでも自分の書斎でも、
私は誰にも邪魔されずに仕事ができるんですけどね。

すっごく飽きっぽいし、ずっと机に(椅子にか!)
座っていられないので、
散歩と買物を兼ねてカフェに出向くというわけです。

色々なお店・チェーン店に行きますけど、
スタバとドトールも頻繁に利用。

でも、これは皆さんもおっしゃっていることですけれど、
じっくりと「珈琲の味を味わいたくて」
スタバとドトールに行く人は、いまや少数派。

珈琲や軽食のおいしさではなく、
フラペチーノであり(私は紅茶か珈琲のラテ系)
もっというと座席と空間を買っているようなもの。
(スタバは「家庭と職場の間にあるサードプレイス」との
コンセプトでしたが、現在も言ってますかね?)。

さらに、ノートパソコンとスマホが、
カフェでの過ごし方を完全に変えました。
ほぼ全面的な禁煙もね。

また、カフェって人間観察の場としても面白い。
一人ひとり、どんな人かなーとか、
素敵なファッションだなーとか、
姿勢や歩き方が美しいオーラのある人だなぁと。
(あ、女性客を中心に語ってしまいました…。)

スタバとドトールの客層の違いの典型が
(お店の雰囲気や、メニューや、値段、年齢層でも
見えてくるんでしょうけど、あと喫煙室も重要ですね)

「スポーツ新聞を読んでるかどうか」です!
「競馬新聞」「タブロイド夕刊紙」もそこに含まれます。

ドトールでは耳にする、競馬や競艇の話しは、
スタバでは皆無。たまーに新聞を見かけても日経。

同じ男性・シニア客でも、
スポーツ新聞を読む人はスタバには来ない(行かない)。
すっごくわかりやすいです。

そして、男女含め、
スタバでは女子高校生とママ友のおしゃべりで、
声は「キラキラかん高く」
ドトールはシニア系のおしゃべりが多く「声がでかい」。
「ん、ん、ぐふふ」という咳払いが続くのもドトール。

ヘッドホン・イヤホンつけて、
Zoom等のオンライン会議をしている若手男女は
スタバの方が多いかな。
夢中になって大声でね、恥ずかしくないのかと。

ちなみに、荻窪の(まだ入っていなかった)
珈琲店に入ったら、「喫煙、スポーツ新聞・週刊誌、
カウンターで馴染み客が店主とおしゃべり」と
3拍子揃った店で、怯み(ひるみ)ました。
(オーナーの方針で、そういう店があっても
ほんと良いと思いますけどね。)

さてさて、こうして語っているこの私は、
ドトールにも行くし、スタバにも行く。

パソコン(最近はキーボード付きの大型iPadですけど)を
叩いている「この」おっさん・爺さんは、
どんな風に見られて(観察されて)いるのでしょうか。

若い頃が恥ずかしい、まともにコピーも書けなかったし。

青春の未熟と、コピーライティングについて。
そして、歳を取るのも悪くないという自己弁護(笑)。

数日前のこと、
私が若い時にお世話になったクライアントさんと、
35年ぶりくらいにお会いして記憶が蘇ったのですが…

相手の方は当時、ナショナルクライアントの企画宣伝担当。
私は制作会社の若手。

若手とは言っても、広告代理店から制作会社に移った
29歳か30歳くらいの時だから、
本来は「油が乗ってきて」「とっくに広告賞の一つや二つ」
とっているはずの年齢なのに、いいコピーが書けなかったし、
自信もなかった。

インターネットはまだない時代でしたが、
世の中はバブル経済の入口で景気も良かった。

私もポスターやテレビコマーシャルのコピーなど、
たくさん携わることができました。
当然、上司やクライアントのOKが取れて、
世の中にも出しているわけで… 大満足のはずがね〜。

野球に例えるなら、
ほぼレギュラーで打席に立たせてもらい
たまにヒットを(と言うとカッコいいけど)
どうにかポテンヒットやバント、
四球で塁には出ていたけれど、
バットの芯で捉えた手応えはまるでなかった。

社内・社外の他のコピーライターが
(まさにコピーライターブームでもありました〜)
快音を響かせていた時に、
企画書に毛が生えた程度の
(あ、企画書の言葉遣いってすごく重要なんですけどね)
コンセプトに忠実といえば聞こえがいいけど、
真っ当で固いコピーしか書けませんでした。

そしてついに… 冒頭で話したクライアントさんの
新製品に企画から(まさにマーケティング調査から)
携わっていた私は、そのままの流れで
全国キャンペーンのキャッチフレーズを書いて
テレビやポスター、店頭POPなどで響き渡るはずが…

書けない。
まるで良いフレーズが浮かばない。

締め切りが迫り、延長までしてもらって…
結局は、著名なコピーライターさんが代打に立ち、
見事に課題を打ち返してくださいました。

絶好機に打席に立ちながら「空振り三振!」ってやつです。
大きなセンターフライを取り損なった野手とも言える。

あー、リアルに思い出しちゃった(苦笑)。

そんな、トラウマになるような経験の後も、
私はコピーライターを続け、30歳を過ぎてからふと、
「打つコツ」を… 「コピーとはそういうことかー!」
と実感することが何度かあり、
職業として今でも続けられるレベルになれました。

決して、ホームランの飛距離は出せないけれど、
ヒットは打てる。少なくとも、バントでも塁には出る。

体力が衰えた最近でも(まったく ワハハですけど)
こうして引退せず打席に立っています。

よく言えば、私は歳を取るほどコピーライティングが
上手くなってきたと言えます(言っちゃうけどね)。

加えて、企画書の書き方、プレゼンの伝え方も。

コピーライティングには、
「何を言うか」のコンセプトがとても重要で、
そこにいたる整理整頓とまとめ方が7割と思っていますけど、
そこから「どう言うか」に変換する
「バットコントロール」がないと「伝わる言葉」になりません。

そして、コピーはとても個人的な作業だけど、
「投手との駆け引き」(=クライアントさんとの駆け引きと、
キザに言うと世の中との関係)のコツも身につかないと、
芯を捉えることができない。

おそらく、コピーライターでもいろいろなタイプや、
成長の仕方があると思うのです。
それはきっと、他の職業でも言えて、

若さの勢いのまま上昇していける人もいれば、
空回りして失速する人。そして

私のように「若いのに勢いもなく!?」
ずーっと滑走路にいたり、飛び立とうとしても
「ふわっとだけ」上がって落ちる人。

私の場合は、大型機のパイロット試験に何度か落ちて、
どうにか同期より遅れて飛べるようになった???

そして年月が経ち、
同じような年齢のコピーライターが引退しても、
「いまだに小型機のパイロットは楽しみながらやってます」
みたいな感じかな。

器用そうに見えてずっと不器用と言うか、
大器晩成型と言うか(またまた自分で言いますけど!)

若い頃を思い出すと、ほんと恥ずかしいです。

若い頃に戻りたい、「あの年齢にもう一度戻って
やり直せたら」みたいに願う人もいるようですが、

確かに私生活でも、
なんであんなこと言ったんだろうとか、したんだろーとか
やり直したいことは確かにいーっぱいあるけれど…

そもそも若い頃に帰りたくないわ、と思うのです。
いま現在の、このおっさん・爺さんでいいやと思う。

私は、「いまがいちばん」面白い。

そしてもう、さすがに「油は乗って」いないけれど、
油の抜けたヘルシーなコピーもいいですよー。
と、宣伝しておきます(笑)。

若さは、かけがえのないもの。
でも、齢を取るのも悪くないと、自分を正当化している
今日この頃です。

造りの良い建物、仕立ての良い服。

きょうは、タイトルを
「造りの良い建物、仕立ての良い服」としましたが、

建物と洋服の「厚み」みたいなものについて
書いてみたいと思います。

とはいえ、「厚み」と言っても、物理的な厚みから、
中身が詰まった「安心感」のようなものまでね。

何度かお知らせしていますが※
1年ほど前=昨年12月に自宅兼事務所の引越をしました。
東京都の練馬区上石神井(西武新宿線)から、
夫婦で杉並区荻窪の天沼地区(中央線・丸ノ内線)へ。

しかも、持ち家だった庭付き一戸建てから、
あえて分譲の新築・中古マンションの購入ではなく、
賃貸マンションを選択。

理由としては、シニア年齢に入った夫婦として、
子供二人も大きくなったことだし

これまでの「3階建ての大きな庭付き住宅」と、
今後(何年後になるかわからないけど)
お世話になるかもしれない「ラスト」の介護系施設との
「間をつなぐ」ミニマムな住まいがあってもいいかなと。

年に3度ほど植木屋さんに入ってもらう庭の手入れ、
収納場所があるだけ入れている荷物などに、
ちょっと疲れて(苦笑)。

山のような本や書類、洋服も廃棄して、
なるべく身軽になりワンフロアーのマンションへ。

過去のことは頭の中だけの思い出にして、
今を生きようと(なんて言うとカッコつけすぎですけど!)。

さて、前置きが長くなりましたけど、
夫婦二人で移ったマンションは、広さ88平米。
角部屋で、すべての部屋にベランダがある。
6階建ての3階部分、住民も60家族程度の
大きくはないマンションです。

何十階建てなんていうタワーマンションには、
絶対に住みたくなかったし…。

そして、この移り住んだマンションは、
入居時にすでに「築33年」の古さ(1990年の竣工)。

だからもういろんな所が痛んでいるし、部屋の床も、
当たり前ですけど多数の人が住んできた影響で、
へこんだり傾いている部分さえある。

でもね、生活音とか水の流れとか、
ほとんど気にならないほど静か。

そして、これは本当に気分なんですけど、
建物全体に「安定感」がある。
そしてそれは「安心感」につながる。

この物件を仲介してくれた方の推測では、
日本経済がバブル絶頂期の時に建てられたので、
(ちなみに、バブル景気とは
1986年から91年頃までと言われています)
設計も贅沢で、「造りがしっかりしている」そうです。

例えば、いい部材を使っている。壁も厚そう。
空間も(部屋の広さと言う以外に)ベランダや
ポストの大きさなど、スペースに余裕がある。

反対に昨今は、高層マンションも低層マンションも
見た目はすごく良いけれど、資材費の高騰や
人件費のアップで「切り詰めて造る」必要があるらしく、
10ミリの部材を8ミリ・7ミリに減らしたり、
内装の質を落としたり、同じ外観で部屋数を増やすため
例えば70平米を68平米にするなんて工夫も。

どんどん、小さめ・薄めにしているわけですね。

戸建てでも、建売住宅は特に、
絞りに絞り、削りに削ったペラペラの建物。
壁紙は綺麗だけれどすぐ剥がれたり、そもそも壁が薄い!

洋服もね、どんどん使い捨てになっていますよね。
十分に着られる品質のジャケットが数千円で買えてしまう。
それはすごいことだと感心しますけど、すぐに「へたる」。

何万だ、オーダーメイドだとは言いませんけど、
それなりの値段のものは長持ちするし、まさに
物理的にも心理的にも「厚み」のようなものがある。

引越で洋服も改めて見直して
(流行の変化という別の問題はあるものの、そして
すれたりくたびれたりしているものの)
長くきたものは、ちゃんとした生地と縫製ゆえに
「持っている・保っている」とあらためて感心しました。

私は、建築も洋服も、
多くを語る知識は持ち合わせていませんけどね。

1〜2シーズンごとに買い換えるのも考え方ですが、
基本的には「あまりに薄っぺらいもの」とか
「薄っぺらい考え」とか「薄っぺらい人間関係」は
嫌だなーと思います。

きょうは、古ーーーーいマンションに移り住んだけど
(関係者の方、ごめんなさいね!)
案外しっかりしていて、快適です。という経験から、

「造りの良い建物、仕立ての良い服」について
語らせていただきました。


※引越の経緯
【60代後半の断行:夫婦二人で引越へ】2023/12/02投稿

Blog:
https://www.omotesando-ad.jp/archives/55120861.html

Facebook(BLと同文):
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=pfbid02HKwgzsQdVjarCj1yXpu7aPqQpsiEpnqKF8x9bTSf5rfMndPtuJefA3QupcpMcS1al&id=100001246147727


工夫のないコメントは。

先に書いておきます。
きょうは、いつもよりだらだらと長いです!

しかも、「工夫のないコメントは(会話にならない)」
などと、貴重なコメントに対して暴言です…。

さて、私の場合、SNSの使い方とその経歴は、

◎登録・使用したもののいっさい見もしないもの:
・ツイッター(エックス=X)
・スレッズ(Threads)
・インスタ(Instagram)
・クラブハウス(Clubhouse)

◎たまに見るだけのもの:
・ユーチューブ(YouTube)
・ノート(エッセー風の読むnote)
・ボイシー(音声メディアのVoicy)

◎(本当はやめたいけど)連絡用に仕方なく使っているもの:
・ライン(LINE)

そして、
◎受信も送信も積極的に活用しているもの:
・ブログ(Blog)
・フェイスブック(Facebook)
・スタエフ(音声配信のスタンドエフエム=stand.fm)※

結局、この67歳のおっさん(じいさん)は、
各種SNSのうわべをかじりつつ、結局は
「比較的平和な」ブログ、フェイスブック、スタエフに
落ち着いたというわけです。

ブログとフェイスブックだなんて、まさにオワコン。
トレンドメディアと、まるで反対です。

さらに、BL、FB、FMの3つが、
私の場合は「同じ内容の使い回し」という省エネの
ていたらく…。結局、まとめて1本です(苦笑)。

ただし、コメント欄は、当然 それぞれにあります。

SNSのコメントは、
過激なエックスを筆頭とするアンチコメントとか、
訳わからない一方的長文とか、
小心者には耐えられませんよね。

世の中、そしてSNSでも、
「いろんな意見があっていい」と思うものの、

語り合うより「罵倒し合う」「攻撃して満足」
そしてお互いの「立場や文脈」を理解しないで始まる
「まるで噛み合わない会話」は、なんとも勘弁です。

「脊髄反射」なんて表現されるように、
ちょっとした言葉尻や単語に(それも誤解して)
噛みついてきたり。

と、優等生的な語りをしたところで…

不快に思われる方がきっといらっしゃるであろう
攻撃的なことを書いてしまいますが…

「コメントの仕方って、安易だよねー」と。

例えば誕生日のフェイスブック。

私も「おめでとうメッセージ」をいただくのですが、
ほぼ「おめでとう」ワードに、
ハートマークや花束が付いているだけ。動画もあるなー。

何十といただいて、うれしいですよ。
それこそ皮肉ではなく。
それらの一言は、「花束」とか「乾杯」、「パーン」と鳴る
クラッカーみたいなもので、送ることに意味がある。

それでも、「ひとこと書くなら」「ひとこと添えてよ」
と思うのですよ、その人なりの一言を。

53歳の人にコメントするなら、「おめでとー、絵文字」
だけではなく「祝53歳、35歳と思いましたよー」とか
(オヤジギャグ!? 失礼)
「おめでとうございます。会ったのは3年前でしたっけ」とか。
「明日の会議もよろしく」でも。

とにかく、何らかの「その人なりの情報・意見」
「その人なりの言葉」があったらいいのにと思うのです。

私なんか、こうした捻くれ者なので、
それらの返信に際しても、
同じようなメッセージには「まとめて一括返信」
しかしませんけれど、

几帳面な人は(いや、大抵の方は)、
すべてのコメントに逐一 回答してますよね。

「おめでとう(ハート)」と言われたら
→「ありがとう(別の絵文字)」

「川島さん、おめでとう」
→「うん、ありがとう。京子もね!」

とか 返信をがんばっているうちに、
疲れたのかネタ不足になったのか
「ありがとう、絵文字のみ変化」とかね(笑)。

もちろん、そうして祝ってくれる、
記入してくれる気持ち自体ありがたいですよ。
繰り返すけど、私だってうれしい。

それでもね、紋切り型の文面だけなら
「いいね!」を押すだけでいいじゃないですか。

冷たい!?

年賀状で
(昨今は減ってきて自分も出していませんけど、)
印刷した年賀状に「今年もよろしく」だけ
手書きで加えるくらいなら、
それも印刷したら、と思うのと同じで(苦笑)。

コメントとはコミュニケーションだから、
何かしらの変化はつけたいと、私は思います。

それを、「職業が広告制作のコピーライターだから」
と言われたら、そういう部分もあるかもしれませんが。

グループ欄やコミュニティの投稿でよく目にするのが、

「いつも素敵な投稿をありがとうございます。
川島さんが言っていること、共感します。
私もがんばります」とかね。

勇気を持って書き込むことで、相手を応援し、
自分も高揚させていく気持ちはわかるんですけど、
文面で何も語ってはいない。

特に主催者が人気者で、先生的カリスマになるほど、
コミュニティとしての「よいしょ」が多くなる傾向にあるし。

「川島さんは、
・なになにと
・なになにと
・なになにと言ってますが、まさに共感です」

みたいな書き込みは、あんたはキュレーターか?
本文見ればわかるよ、と。

最悪なのは、コメント文の相手先名
「川島さん」の部分を変えただけの文言を、
いろんな配信者に「使い回し」している人。
なんなんだよー と思います。
安易なSNS営業ですよね。

はい、
本日は、「コメント欄ってなんだろーねー」ということで、
「ちょっとは考えたら?」という
斜に構えた暴言を、だらだら書かせていただきました。

理解あるコメントをお待ちしております???


※スタエフ(音声配信のスタンドエフエム=stand.fm)
小さな広告屋から@川島CD
https://stand.fm/channels/60a08752b82bc5e1f38f5a19

日光一泊 東照宮。

栃木県の日光に、夫婦で一泊旅行してきました。

日光へは30年ぶり!

10/27(日)の夕方に浅草駅から東武線特急に乗り
(妻とは浅草駅の駅ビルカフェで待ち合わせ!)
〜 乗車1時間50分 〜 18時に日光駅に着き、
近くのイタリアンで食事。

ネットで調べた初めて行くモダンなホテルに泊まり、
28(月)の朝からは東照宮と周辺のお寺を見学。

その日の夕方には東京・荻窪の自宅に戻ってくるという
プチ旅行でした。

今年は、海外では台湾の首都 台北(タイペイ)市や、
フランスのパリに旅行しましたけど、

我が家は「国内一泊」ってのも多くて。

何度か書いてますけれど、
箱根一泊とか金沢一泊とかね。

無理すれば日帰りで行ける観光地でも、
せかされるように行くのでは落ち着かないので、
余裕のために一泊する感じです。

それも、ほんとーにホテルに泊まるだけで、
周りをまるで見ないで帰ってくる時もあれば、
ちょっとだけ、周辺の美術館を覗く程度。

「せっかく行くなら二泊三泊」と計画し始めると
旅行カバンが必要になってくるのですが、
一泊なら何事も気楽にすむ。

それから、建築物としてのホテル
(外観から設備、家具、照明、内装デザイン)
さらに館内サインやグラフィック(案内状等)を
見るのも好き。

さらに、接客やオペレーションなども興味深いです。

今回の旅では、インテリアに凝った新しいホテル
「シェルターガーデン日光」という、
できて2〜3年のホテルにしてみました。

宿泊については、「過不足なく快適に泊まれれば良い」
との考え方もありますけど、
私たちは旅の楽しみの一つに入れています。

旅行について良く言われる台詞に、こんなのがあります。
「目的地だけでなく、移動すること そのものが旅」。

まさに、私たち夫婦にとって名所旧跡や遠方の展覧会は
「目的」であることは確かだけれど、
移動することと、空気を変えることに
お金を払っている感じもするなー。

小学校の遠足では解散の時に校長先生から
(私たちは校庭で整列して聞いているるわけですけど…)
「学校から家に帰るまでが遠足ですから、
玄関を入るまで気をつけて帰ってください」
という言葉をいただいたのを思い出しました(笑)。

「日光/東照宮」とタイトルにつけながら、
まるで語らないすごい投稿!?

海外からのお客様も行列を作る、小雨の日光。
紅葉が始まったばかりの美しさ。

国宝の彫刻「眠り猫」が、かわいかったです!

常連さん苦手です。

きょうの投稿「常連さん苦手です」には
2つの意味があって…。

◎自分が「常連さんとして振る舞う」のも、
◎いかにも「常連さんという人の態度」も、

両方が、あんまり好きではないという話です。

具体的に言うと、ダラダラの雑談とかね。

25年通っている美容院なんか、
バチバチの常連客になるんでしょうけど、
あんまり話さない。

もちろん明るく挨拶するし(笑)、
ちょいと世間話はするし、
話しかけられたら応えるし、会話は楽しいです。

それでも、ずっとは喋っていない。
目をつぶって切ってもらっている。

整体・整骨院とか行っても、
ずーっとお店の人と話してる人、いますよね。
いまならドジャース大谷翔平の話題とかで
会話が途切れない。あーいうのが私は苦手で!

昔、若い頃、
ジャズ系のカジュアルなバーに通っていたことがあって、
当然、お店の人とは顔馴染みになるものの、
何回目かでちょっと言葉を交わしたお店の人に
「声をかけてほしくないお客様かと思っていました」って
言われたもの。

ずいぶん気難しい客に思われていたんでしょうね。

昔から、一人でいるのが好きで。
飲み屋にも一人で行くことが多くて。

そんなことだから、会社勤めしていた時も、
昼休みのチームの人とのランチも数回に一度で。

知り合いの人で、「ランチに一人なんて寂しい。
一人で行くようなら何かを買ってきて、あるいは
お弁当持参で会社の机の方がいい」と
言う人もいましたけど、

私にしたら、「残業含めて一日中一緒にいるんだから、
昼休みくらい一人にしてよ」
「気分転換させてよ」って感じでした。
ま、こんな人は少数派なのでしょう。

たぶん、以前に話した、
「車の中でずっと他人といるのが苦痛。
長時間、身動きできない所で同じ人と居続けることが
できない」っていう性癖と関連するかと(※)。

常連さんばかりが集まるスナック風もイヤだなー。
新参者が入っていくと会話がピタッと止まったりして。
ちょい考えすぎ!?

とにかく「濃密な仲間集団」みたいなものに馴染めなくて、
拒絶感のようなものがあるのだと思います。

チームでの仕事は決して嫌いではないし、
仕事も人の暮らしも「他人との関係」で成り立っているものの、
「人との距離感」が近すぎるのは、ほんと苦手。

そして「マイペース」が保てないこと。

まぁ、こうして投稿しているSNS全般が
自己発信と共感者による
「コミュニティ化」なのは確かですけど、
「風通しの良さ」がなくなっちゃうと息が詰まります。

経営者の勉強会とか、
私もいくつかお世話になっていますけど、
あんまり出席率が良くないのは
そんな個人的理由、というか性格もありますね。

(夜型の私は、早朝の集会は起きられないのと、
反対に夜のZoomはもう酔っ払って
集中力がないからってのも理由ですけど…苦笑)

ほんと、ごめんなさいね。

とはいえ、私の仕事(広告販促物の企画制作)における
「常連さん」は大歓迎です!(笑)。

きょうも、
役に立たないオッサン広告屋の投稿を読んでくださり、
ありがとうございます。

※関連記事【苦手の大盛=ゴルフを断る理由はね】2024/08/20
FB
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=pfbid0naLMASxgar9MusTb3yX17eBa7SA6etjBSVAwYP9uEFRb2JasfYckATZtz4xbe5mGl&id=100001246147727
BL
https://www.omotesando-ad.jp/archives/55139646.html

青春っていいなー(女子トーク)。

本日は、いつにもまして雑談です。

タイトルは、「青春っていいなー(女子トーク)」。

いったい何かと言いますと…

きのう打ち合わせで渋谷に行ったのです。
その帰りに一人で(はじめての)カフェに入って
メール連絡などをしようと思い

大テーブルに座ったら…

通常は、一人がけ・二人がけ席か
カウンター席を選ぶのですが、
その店では大テーブルしか空いていなくて…

あーいう大テーブルでの、目の前の人との
目線のやり場や距離感とか、面白いですよね。
お互いのマナーとして、「見ないもの」としつつ、
「視界に入る」「聞こえてしまう」。

パソコンを開いたこの おっさん・じいさんの真ん前は、
私の直後に入ってきた大学生くらいの女子二人。

話題はひたすら、恋愛と彼氏のこと。
つい、耳に入っちゃいますよー。

例えばね、そのセリフは:
(二人がそれぞれに話すのですが)

・今の彼と、あと何年かたって、
プロポースされたら結婚するのかなー。

・でも、新たな人が現れるかも知れないし、
出会いのたびに「この人こそ運命の人」と思っちゃうの。

・「見返りを求めない愛」っていいよね。

・女の恋って盲目なのよ…(などと古風なことも)。

こっちは、仕事の連絡を書いてる最中なのに、
気にしだすとキリがない(苦笑)。

自分の娘より若い子の会話を「ちら聴き」しつつ、
30分くらいで私はお店を出ました。

良い子たちだよなー、と思いました。

「あー青春の女子トーク」を感じた、
ヤングで雑踏な渋谷でございました。

日本の情報に触れなかった1週間。

さて、夫婦でパリに行った話の続きです。

過去5回ほどの(毎日ではありませんけど!)投稿では、
現地リポート「風」(笑)と、
旅先で気付いたことを話させていただきましたが、

パリに行っている間=飛行機の往復を含めた1週間
(現地滞在は実質まる5日)
いっさい「日本関連のニュース」を見ませんでした。

ホテルのテレビはもちろん、ネットでも
いつもは習慣にしているニュースサイトのチェックや
動画配信の閲覧なども
「日本に触れるもの」いっさいなし。

そりゃー、日本の居酒屋風の所で
チャーハンと餃子も食べましたけど、それは
ホテルのそばで見つけたお店。

旅行中に日本がどうなっているか、
まるで無関心の1週間だったわけです。

現地では、妻の知り合いである
何人かの日本人の方にお会いしましたけれど、
「日・仏」の文化論的話は出ても、
日本の首相が交代して誰になった… なんて話は出ない。

まして、パリジャンが、
日本の首相に興味があるはずもなく、誰も知りはしない。

日本という国は(パリ・フランスからだけでなく)
世界から見て(きっとですけど)「観光地」や「食べ物」や
「安全神話」や一部の「おもてなし」を除いて、
まったく興味を持たれていないという事実。
いまだに、世界地図の端にある国です。

しかしね、一部の人の興味以外に、
ちょっとずつ一般市民にも入り込みつつある感じはしました。
日本食や日本の調味料のフランスとの親和性は、
アメリカよりある気がします。

素材の活かし方とか、味の繊細さとか。
フランスの方に「わび・さび」や「禅や空」と言って
わかってもらえなくても、共感する土壌はあるような。

海外に出ると面白いのは、
その国に注目するほど、日本のことが見えてくること。

日本の情報に触れなかった1週間は、
日本デトックスでありながら、
日本再発見ともなったのでしたー。

パリ ラスト2日間の備忘録。

いまは、2024年10月10日(木)の夜。
パリから東京の自宅に戻ってまいりましたー。

行きの飛行機は15時間かかったものの、
帰りの飛行機は13時間半(気流の関係とか)。

今回の宿泊は、以前に利用した
インターコンチネンタルや
フォションのような著名なホテルではなく、
オペラ座近くのちょっとデザインに凝った
カジュアルなホテル。
実質、5日間ほどの旅でした。

ラスト2日間は何をしていたかと言うと…

■10月8日(火曜日)は、

前日の夜に、妻がスイス・バーゼルの取材
(まる2か間)から戻ってきたので無理をせず、
7時半にホテルで朝食をとったものの、
すぐに出かけずに午前中はホテルでのんびり。
各人ネットやテレビを見たり、私は
ロビーでちょっと仕事の企画と連絡をしたり。

お昼は、現地でアパレル系のコンサルをしている
妻の知り合い女性と3人で、彼女おすすめの
マレ地区の小ぶりのフレンチレストランででランチ。

そのあとは夫婦2人で、
アパレルのアライア財団のギャラリーに行き、
アライアと倉俣史朗の「服&家具」のコラボ展。

さらに、コムデギャルソンのセレクトショップ
「DOVER STREET MARKET PARIS」を覗いてから、
国立のピカソ美術館へ。

この美術館は、広すぎもせず狭すぎずもせず、
すっきりとしたとても見やすい美術館で、
キュレーションも良いのでしょう、また訪れたい空間です。

巨大なドーム型天井で有名な百貨店、
ギャラリーラファイエットも、まさに美術館・博物館。
知ってても行くたびに圧倒されます!

■10月9日(水曜日)は、

パリ最古の百貨店 ボンマルシェに何度めかの訪問をして、

建築家 田根剛(つよし)さんのパネル&模型展示もある
建築文化財博物館に行き、

カフェからエッフェル塔をながめながらランチ。

※お店や人名のリンクを貼っていくと
きりがないのでお許しを〜。
さらに、いっさい写真がない私のSNS投稿!!

午後は、妻がパリで活動する新進気鋭の建築家の方に取材。
私は、横でちょっとだけ合いの手。

そんなこんなで、今回は妻のスイス行き2日間は別として、
パリ市内で何人かの日本人の方
(もう国籍はフランスですけどね)とお会いして、
パリ・フランスで暮らすこと、
仕事することの楽しさや困難さ、
日本人としてのアイデンティティーなどのお話を聞いて、
横にいた私も勉強になり、いろいろ考えさせられました。

そんなことも、また整理して書きたいと思っています。

以上、訪れた場所や会った人の全てではありませんけれど、
羅列のように並べさせていただいた「パリ行き2024」(笑)。

読んでくださり、ありがとうございます!

妻のいないパリの2日間は、ほぼ街歩き。

夫婦でパリに来ているわけですけど、
ジャーナリストでライターの妻は
大きな展示会の取材があってスイスのバーゼルへ。

新幹線のような高速列車「TGV」で3時間。
ヨーロッパは、本当「地続き」なんですよねー。

そんなわけで私は、まる二日の自由時間。
いや、ずっと自由なんですけどね、
一人だけの行動でございます。

前回の投稿では、夫婦で1日のうちに
展示会を3つ回ったお話をしましたけれど…

妻のいない二日間は、ひたすら「街歩き」でした。

私は、高級品の買い物などはまるでしないものの、
街や店をぶらぶらするのは好きです。

この二日間は、おおむね
ホテルのあるオペラ座付近を徒歩でぐるぐる。

名所旧跡と呼ばれる歴史的な場所も、
ほぼ一生に一度の機会なので貴重ですけれど、
街と人を眺めているのも、いいんだなー。

カフェに座って、道行く人を眺める。
外国に来ても、仕事のアイデアを考える。
なんかね、それもいいんです!?

オペラ座のそばは特に観光客も多いので、
私には現地の人も外国人の区別も分かりませんけど、
そんな街中の光景だけでも、海外に来た価値あり。
十分満足です。

オペラ座のそばにはApple Storeがあって、
「そんな所より歴史遺産や美術館に行けよー」と
言われるかもしれませんけど(苦笑)
その土地なりのApple Storeの
建築・内装デザインの違いが面白くて…
オペラ座のアップルの重厚さと言ったらすごい!

そして、オペラ座横のスタバも感激。
たかーーーい天井に、フレスコ画!!

ヴァンドーム広場で40周年記念展示会を見たばかりの
ユニクロのオペラ座ショップも、石造りの外観に、
建築雑誌に載るような凝った吹き抜けのインテリア。

いやーー、こんなの見るだけでお腹いっぱいです。

と、言いながら、昨夜は一人で
(そう、妻がスイスなので)
大衆的な和食屋にて、餃子とチャーハンと日本酒。

これもね、
「何もわざわざ日本食くわずともフレンチやイタリアンや…」
と言われるかもしれませんけれど、
現地の人と観光客でごった返す「日本食レストラン」も
楽しい(今日の店は日本人としてもおいしかったです!)

そんな一人時間のラストは、
オペラ座から二駅のコンコルド広場にある
「オランジェリーミュージアム」へ。
行列には基本的に並ばない私も1時間15分立ってましたよー。

特に、印象派のモネの「睡蓮の部屋」のすがすがしさ。
湾曲した真っ白い部屋での、水と光。緑と青。
街の雑踏と餃子が溶けていくようでした(笑)。

さて、今からは、
妻が19時くらいに戻ってくるので、
スイスの話を聞きながら夕食です。

パリで展覧会、3連チャン。

さて、これを書いている時刻は、
日本は日曜日の夜の19時くらいですけれど、
ここフランス・パリはお昼の12時です。

おとといの夜に到着して、
昨日は朝から「夫婦でまる一日」何をしていたかと言うと、

展覧会の3連チャンでしたー。

大規模な美術館展示ではなく、小ぶりの所を3つ。
そして、間をカフェの休憩で挟んで。

自分の備忘録のためにも、お話しておきますね。
(いつも、ほんと、雑談日記ですけど!)

1つめ:パリ装飾芸術美術館。
The Musee des Arts Decoratifs
ルーブル美術館そばの
「デコラティフ のアートミュージアム」ですね。

今回の展示は「百貨店の誕生」というタイトル。
1852年 〜 1925 頃のデパート(例えばプランタンや
ギャラリー・ラファイエット、そして
世界最初の百貨店と言われているボン・マルシェの
ポスター展示ほか、「次第に子供もターゲットにしていく」
というようなマーケティングの話、
さらにカタログによる通信販売の資料とか。

通販カタログ(メールカタログ)なんて、
すべてペンで描かれた家具や食器等、すごい芸術品でした!

2つめ:パリにも店舗が11あるという、
日本の「ユニクロ」の40周年展示会(入場無料)。
ヴァンドーム広場のそばに設けられた特設会場での展示で、
素晴らしいブランドアピールと思いました。

私、一着もユニクロ持ってないんですけどね(苦笑)。
40年にわたる日本での歩みと世界への進出、
著名デザイナーとのコラボレーション、
ヒートテックなど東レ等との技術開発、
アフリカへの古着の支援など、
「ファッションと化学、ブランドとしての取り組み」を伝える
好感が持てる展示会でした。

タイトルは、
The Art and Science of LifeWear:
What Makes Life Better?

そして3つめは:凱旋門の南の方、
メゾン自身が運営する「イブサンローラン美術館」での
「Les Fleurs d'Yves Saint Laurent」
イブサンローランのフルール=フラワー「花柄」を
テーマにした展示会です。

これは、洋服の現物やファッションショーのビデオ、
デザイン画なども当然ですけれど、
イブサンローラン自身のアトリエを再現した壁の本棚や
机に広がる資料、記事見本などのリアルな再現
(部屋丸ごと)が面白かったです。

そして夜はのんびりと、フランス人の友人夫妻
(奥様が日本人)と、モダンな和食の店へ。

観光ガイドみたいになってしまうので
多くは書きませんけれど、
一日1万4千歩で巡った、パリの1日でございました。

あと何回 海外に出るだろう、そして世界情勢。

はい、夫婦でパリに来ています。

金曜日の朝10時に羽田を離陸して
シャルル・ド・ゴール空港に24時過ぎに着。

フランスは時差マイナス7時間なので、
現地時刻では18時に着いたってことですけど。

いやー、15時間に迫るフライトは長かった〜。

でも我ながら不思議なのは、
8月の台湾旅行の時にも書きましたけど、
じっとしているのが「からきし」だめで、
すごく飽きっぽく多動症的な傾向もある私が、
飛行機や新幹線の長旅は嫌いではないということ。

夫婦一緒とはいえ、
うちの奥さんも一人でいられるタイプなので、
会話はほぼなく(笑)「黙々と各自勝手」な時間です。

一種、瞑想(メディテーション)みたいなもので、
空(くう)になる感じ(!?)。

もちろん、座席のすぐ横の通路や
食事の準備や洗面所があるあたり(なんて言うんだ?)
→調べたら「ギャレー」でストレッチしてみたり。
多分「機内で一番」立ち上がって
ウロウロしている不審な日本人でしたね。

ちなみに、妻の機内の過ごし方は読書と映画を5本!
私はモニターに映すのはフライトの地図だけで、
キーボード付きのiPad Pro13インチで、
電子書籍を読み、仕事の企画書を書いてました。

ビールとワインも飲んで、
1時間くらいはお昼寝?もしてました。

目的地での観光も旅だけど、そこに行く移動も旅。

自動車やバスでの缶詰は大っ嫌いですけど、
少し歩き回れて体操もできるうえ、
高速で「体と細胞が移動する」新幹線や飛行機は、
特別な時間と空間です。

ところで… いま世界情勢は、
「第三次世界大戦」の声もあるほど緊迫しています。

実際に、イスラエルだ、ウクライナだ、
そして各地の内戦… と、ひどいことが行われている。

21世紀に入ったというのに「戦争」だなんて、
なんと愚かなことか。

そしてそれは、平和な日本国民としても
他人事では済まされません。
特に、日本に隣接した国々、
中国・ロシア・北朝鮮はヤバイですよね!

すでにロシアの上空は飛べないので、従来より
1〜2時間の遠回りでパリへ来ました。

フライトのたびに、
丸い地球と国名が書かれた地図を見ていると、
国同士の立場やいざこざに、こんな鈍感な私でさえ、
いろいろ考えさせられてしまいます。

そして最近、もう一つ考えるのは、
私はいま67歳ですけど、
「あと何回 海外旅行に行くかなー」ってこと。

アジアも行きたい、ヨーロッパも行きたい、
アメリカも行きたい(ハワイも〜)
ましてインドやアフリカは、まるで知らない。

南極だ北極だ、オーロラツアーだって行こうと思えば…。

しかし、もう割り切ろうかな。

未知の国は無限にあるけれど、そこに時間を割くより、
これまで何度か訪れた中で好きだった
フランスのパリと、イギリスのロンドンに
何度も重ねて行くのも良いかなー、なんて思います。

さらに余裕があれば、南国系を足してね。

せっかくパリに来たのに、パリ話はまるでない投稿で、
失礼いたしました。

オペラ座のそばのホテルから、皆さんおやすみなさい。

数日、妻とパリに行ってきます。

いまこれを書いているのは10月3日 木曜日ですけれど、

明日の4日金曜日から、パリに行ってきます。
朝に羽田を出て、帰りは10日の木曜日夜。

出発の便が早朝なので、今夜は羽田のホテルに一泊します。

ジャーナリストでライターの妻が、
フランスのパリと、スイスのバーゼルで
展示会の取材があり、私は「カバン持ち」のお供で。

私はスイスには付き合わないので、
パリでの一人時間も二日ほどあります。

昨年もパリを訪れる機会があって、
BlogとFacebookにも書き込みましたけど…

夫婦共に、名所旧跡や観光地巡り、
ガイドブックと首っ引きはしないので、
一人の時間も市内の小さな美術館をのぞいたり、
街をぶらぶらするだけで満足です。

妻の知人も何人もいるので、
流れのままに楽しんできます。

長ーい、15時間の飛行機の旅も、
色々考えることができるので、良い機会。
仕事の企画も、きっとしてしまうだろうなー。

世界情勢の危うさも、とても意識してしまいますが、
それはまた語ります。

あちらで、どれだけ配信できるかはわかりませんけれど、
とりあえずチラとご報告まで。

SNS投稿の配信頻度。←スタエフは毎日の定時配信が必須か&習慣化とは。

私のSNS投稿は、
2005年8月14日から始めたBlog(なんと19年前!)と、
2010年6月20日から始めたFacebook(14年前!)です。

でも、これだけ。

13年前に登録したTwitter(現 エックス:X)も、
その後のインスタもTikTokも、
ClubhouseもThreadsも…チラチラ見つつ…
最近は「見ることさえ」しなくなりました。

唯一、YouTubeだけは、自分の配信を「テストで3回」
アップしただけですけど、視聴は「ミニテレビ」のように
けっこう重宝しています。

配信はBlogとFacebookだけの、
典型的オールドSNSユーザーですわ。

そうしたBLとFBも、「書き分ける」のが面倒になって、
近年は「まったくの」同文=どちらかのコピペ状態!

さらに、Blogの冒頭10年くらいは、
「ほぼ毎日の配信」をキープしていましたが、挫折。
(栄枯盛衰。今は昔!?汗)。

そんな飽きっぽい私ですけれど
新し物好きという傾向もあり… (苦笑)
7月からは音声配信(いつでも聴ける録画型のラジオ)
stand.fm(スタンドエフエム=スタエフ) を始めました。

スタエフでも、記事内容は「BLとFBと同じ」という省力化。
流石に台本はあっても「喋り言葉」なので、
アドリブや細部は変わっていますけど。
ご興味があれば、聴いてみてください(※)

本日は、そのスタエフでしゃべった内容を、
少し整理して、ここに掲載させていただきます。

↓↓↓

#42_スタエフは毎日の定時配信が必須か&習慣化とは。[241002]

こんにちは。
クリエイティブディレクター、コピーライターの川島CDです。

2024年10月2日、水曜日。

きょうは、私にとって「42回目の配信」で、
なーーーーーんの区切りの日でもありませんけど、
スタエフについて、少しだけ語ってみようと思います。

タイトルは
スタエフは毎日の定時配信が必須か&習慣化とは。
長いですね(笑)

スタエフは毎日の定時配信が必須か&習慣化とは。

7月19日に「初めまして」の放送をしてから、きょうで42回。
約2か月と2週間が過ぎたので75日間。

毎日の配信ではないものの「2日に1回よりは多い」
っていうペースですね。

日常生活でも仕事の段取りでも「習慣化が大切」と
よく言われます。

朝は必ず何時に起きて、まずは体操や散歩をして、
朝食をとってからは英会話学習…とか。

あ、例えばね、私の場合じゃないです。

野球のイチローさんの、素振りルーティーンのように、
はたまた「げん」かつぎで、玄関では必ず
右足から外に出る、なんて方もいらっしゃるそうです!!

私の場合、あんまりないなー。

「癖」とか「楽」とかで、自然にそうすることはあっても、
皆様にお教えする「決めておいた方がいい10の習慣」
みたいなものは、まるでないです。

どんだけ、怠惰なんだか(大汗!)。

このスタエフでもね、
「配信は決まった時刻が良い」説があって、
リスナーの方にとって、
特にフォローしてくださっている方にとっては、
「いつも何時に放送されるか、つまりは聴くか」が生活リズムになるので、
たとえ録音したものでも「定時の配信」
「おおむね通勤時刻に間に合う朝7時頃が望ましい」みたいな。

そして、放送するパーソナリティ側としても、
まさにマイクに向かう時刻を決めておく習慣化。

すごいですねー!
私の場合、まーーーったく決めておりません。

朝の場合もあれば、昼、夕方、夜も。
思いついて録音し、そのままオン!です。

じゃべる内容に関しては、台本は用意しています。そこに、
話す勢いでアドリブが入ったり、当然トチったり、
「カツゼツ」(滑舌)の悪さもあるけど、
ほぼ1回で録音。よほど失敗した場合で3回くらいですね。

そうして、寝かせておくことなく、即配信。

聞いてくれる人は、それこそ「その人の習慣の中で」
好きな時刻に聞いてくれるでしょう、
そのための録音放送だし、という不遜な態度です。

収録の「ストック」もしていません。
たとえば、旅行に行くとして、その間に
吹き込みや配信がしにくいので、
録音済みのものをタイマーセットしておく、
みたいなこともなし。

きっと、ファンの方がたーくさんついて、
コミュニティみたいになってくると、
配信の責任みたいなものも出てくるんでしょうね。

聴いてくださる方を想像しつつ、私の場合、
自分の勝手で配信しているスタエフやブログ、Facebookでございます。

ただし、「話したいこと」は、日々 けっこう浮かんでくるので、
骨子をデバイスにメモしておくのは「習慣」と言えるかな?

何より、毎日の配信とはいかずとも、
スタエフが私の生活の一部になりつつあるのは確かです。

きょうは、
効率を上げる(と言われる)日々の習慣化と、
スタエフの配信時刻について話してみました。

皆様はどうですか?


※stand.fm(スタンドエフエム=スタエフ)
小さな広告屋から@川島CD
https://stand.fm/channels/60a08752b82bc5e1f38f5a19


ポイントは貯めない2。

昨日は、日常での細かな買い物で、
いちいちポイントを貯めるのはやめた〜!
という話を書きました。

家電なんかの大きなポイントを除いて、
喫茶やスーパーで貯めない=提示を断る理由は、

これ、数年前にも思うところがありました。
でも、最近はカードではなくスマホで提示できるし、
毎日のことだし、ポイント貯めてみようかなー
なんて弱気になりまして(笑)。

結論は、やっぱりやめることにした!!

1円、数円のために、レジでいちいち
Dポイントだ楽天ポイントだの所有を尋ねられ、
スマホを出してピッの手間や、時間や、
やり取りが嫌になったのです。

そんな人、世の中では少数派だと思いますけどね。

本日は、私がなぜ
せっかくのポイントを切り捨てるのか… というのを、
もう少し深掘りしてみたくて。

タイトル的に言うと
「ポイントは貯めない集めない パート2」!

理由を一言で書くと(それは昨日と同じく)
「面倒」なのと「効率の悪さ」だと思われますが…

深層心理的に言うと(って思いっきり表面?笑)
「割り切り」かな。

言い方を変えると
「そこに意識を行かせたくない」という気持ち。

貯めるに越したことはないけれど、
いちいちそのことに「気持ちと行為を」割くことを
良しとしない「割り切る」イメージ。

カッコ良く言うと美意識、悪く言うと意固地かも。

例えばスマホに、ほとんどの方がカバーやケース、
ガラス保護フィルムなどを貼っていますが、
私はまったくのハダカ。
その方が、見た目が美しいし、軽いし、使いやすいし…

え?落としたらどうするって?
落とした時は落とした時です。

引越しで、前の家の荷物はほとんど置いてきたとか、
最近は(これはかなり悩みましたけど)
いただいた名刺は捨てることにするとか。

宴会の2次会に行かないのも、似てるかもしれません。

ちなみに、うちの奥さんも、日常ではポイント貯めない、
二次会行かない派です。

コップに水が溢れる贅沢より、
「いまはコップ3分の2でいいです」って感じかな。

おまけは貰わない。
福袋は買わない。

それは、「清貧の思想」のように哲学的なものではなく、
面倒臭いを含んだ効率と割り切り。

私が作る広告・販促物の見た目が
「スカスカ」で「余白が多い」のも、
こんな男がディレクションしているからです、きっと。

ポイント集めはやっぱりやめた〜。

皆さん、「TSUTAYAカード」というのはご存じですよね。

最近は、あまり聞かないなーと思っていたら、
この4月に「Vポイント」として生まれ変わったようです。

そのカードの全盛時代、
カフェでも買物のお店でも、支払いの際に聞かれる
「TSUTAYAカードをお持ちですか」が、面倒で面倒で!

「ありません!ありません!ありません!」と
ずっと言っていました。
(レンタルビデオの関係でカードは持っていたものの。)

すっごい生意気な言い方ですが、
1円2円を貯めるために、カードを出す手間と
端末操作を待つ時間に、
なんの意味があるのか… と思ったんです。

そうした提示でせっせと貯めた何百ポイントかも、
お茶一杯で消える程度。
飲み屋でちょっと気を許して(笑)一品追加するだけで、
1,000円を越して取られる。

高額の家電品や航空料金などはレベルが違いますよ。
あくまで、毎日の小さな利用ポイント。

ポイントを使ってカフェで支払う時には、
よしよし貯まったポイントでタダで飲める、
なんて思うんですけど、その1円1円に、何度
「ポイントお持ちですか」「はい」「これです」「ピッ」の
手間がかかっているやら。

さらに、受け取れる金額のことはもちろん、
TSUTAYAの顧客情報リストに、せっせせっせと
私の名前や属性を献上しているだけではないのか。

「チリも積もれば山となる」
「一円を笑う者は一円に泣く」という諺もあるくらいで、
この投稿を見て、なんて罰当たりで勿体無いやつだ!
と思う方もいらっしゃるかもしれませんけど。

ちなみに、ビジネス書で
「千円札は拾うな」みたいなタイトルの本があって、
ビジネスの目的や効率みたいなことを解いていたと
記憶していますが…
千円札が落ちていたら拾いますよ、私は絶対に(笑)。

とにかく!
ポイントをいちいちもらうのをやめて(拒否して)
数年が経ち…

近年はスマホにアプリが入るようになり、
「スマホでピッ」の簡単な時代になったので、
「まぁ、またやってみるか」と軟弱に改心(笑)。

でもね、結論は:
やっぱ意味ないわ、私にとっては。

加えて、Apple Watchでピッ!の支払いが大半で、
スマホはポケットや、時にはリュックに
しまっていることも多く、取り出すのもめんどくさい。

ただし、カード会社の決済の時や、
スマホ料金の支払いで「自動的に付与される」
ポイントまで拒否することではありません。
それはそれで嬉しいです。

そんなわけで、一昔前の
「TSUTAYAカードお持ちですか〜? ありません!」
のやり取りと同じく、
「ポイント提示をどう簡潔に断るか」が
毎日の課題となりつつあります。

銀行の旧態依然とデジタル化。

いま、プライベートな用事で、
銀行と書類のやり取りをしているのですが…

今時のデジタル・IT時代に、
アナログだわアナログだわ、めんどーくさー(涙)!

担当者は、きちんとした方です。
一所懸命、誠実に対応してくださいます。
そこは申し上げておきます。

しかし、この作業効率の悪さは、
どうにかならないものかと。

◎書類はすべて手書き。
◎自筆サインを何箇所も記入する。
◎ハンコを何度も何度も押す。

◎書類のメール送付は実質不可。
・アドレスは支店全体のメール(行員個人宛ではない)
・メール専用のパソコンで作業(他の金融業務と区別)
・送受信の内容を上司に見せて許可をもらう(検閲)
・個人端末や携帯への転送禁止(当然外出閲覧不可)

わかりますよ、個人情報と金融商品の塊のような銀行。
行員の不正やハッキング防止など、何重にも備えている。
便利だからと言って(デジタル化に)踏み出せない。

◎当日も銀行の小部屋で2時間書類と格闘し、
最後に事務手数料を支払う時も「現金のみ」だという。

クレジットカードと銀行のキャッシュカードを
持っている私が、カードで払えないんですよーー。
その時は現金を持ってたからよかったけど、
なかったらその場のATMで引き出してから、
現金で支払っていたんですかねー。

ふと思い出したのは、郵便局の「民営化」。
いま自民党総裁選を争っている小泉進次郎氏のお父さん
小泉純一郎氏が「自民党をぶっ壊すー」
の延長で進めた郵政民営化は、
「国営時代のサービス品質を落とした」と言う批判もあります。

でも、先日、郵便物を窓口に出しに行ったら、
支払いは「Apple Watchのスイカ」で「ピッ!」で済んだ。

銀行も「ネットバンキング」と言う便利なものができて、
役所も「住民票がコンビニで受け取れる」など、
少しずつ(いや大きく?)進化しているんですけどね。

そして、セキュリティーへの技術的な対応以外に、
「万一のことがあったらどうする」と
デジタル化を拒否する顧客や国民の存在もあります。

例えば、マイナンバーカード
(さらに、保険証や運転免許証との統一)に、
「個人情報が抜かれたらどうする」と
「かたくなに」反対する人たちの存在。
(ここを深く話すと論争の種になるのでやめますけど…)

それでも、時代は進んでいます。いきます。
銀行の担当者さんも、「あ、川島さん、Facebookを
やられているんですね〜」とおっしゃっていたので、
私のこんな文章も目にするかな!?

子供の名前も「プレゼン」のひとつ。

きょうは、
「名前=ネーミング」を決める時の考え方が、
ちょっと皆さんの企画や
プレゼンテーションの参考になるかも、と思い
恥を忍んで我が家のことを書いてみます。

私には、30歳の息子がいるのですが
(その上には娘です)

その息子の名前を「どんな理由」でつけて、
「プレゼンテーション」したのか。

息子の名前を決めるのに、何がプレゼン?
と思われた方もいらっしゃるでしょうけど…

父親としての私が思いついた名前は、
妻はもちろん、妻の両親と私の両親という
生まれてくる息子から見たら
「おじいちゃん、おばあちゃん」に
納得してもらわなければなりません。

さらに、親戚にも知らせる中で
「反対される」なんてことも世の中にはあるようです。
まさに、その子の一生の問題だし、
家族みんなの思いが詰まっている。

つまり、子供の名前付けも
重大な企画・ネーミング作業というわけです。

生まれてくる二人目の子供が「男子だろう」
ということは、事前に病院でわかっていました。

当時、妻は実家の新潟に戻っており、
いよいよ出産が近そうということで、
近所の産婦人科病院に移っていました。

私はその日の朝、出産に立ち会うために乗った
東京駅から新潟駅に向かう新幹線の中で、
息子の名前=ネーミング案を
新幹線の座席テーブルで「A4コピー用紙に」
書きつつ考えていたのを、いまでも思い出します。

つけた名前はね… 先に言ってしまうと、
「しょうた」と言います。

「しょうた」は、30年前も今も、
かなり人気の名前のようで、
いろんな文字・漢字が当てはまりますけど…

例えば、飛び立つという意味の「翔太」とか、
「勝つ」を当てた「勝多」とか。

さて、我が息子につけたのは…
「正しい」という字に「太い」をつけて、「正太」。

なぜ、この名前と漢字にしたのか。

私の名前「川島 たかゆき」は、
親孝行の「孝」と、「これ=之」で「孝之」なのですが、
父が「正之(まさゆき)」だからです。

正之を受け継いだ、孝之。

一方、妻のお父さんは「たいち」と言います。
「太い」という字に「漢数字の一」で「太一」。

さて、私の「息子ネーミング」はどうしたかと言うと…

生まれてくるいのち(生命)には、
その家族の歴史と血が込められている。だから、

それぞれのおじいちゃん
父親のほう「正之」の「しょう(正しい)」という字と、
母親のほう「太一」の「た(太い)」を込めて
「正太(しょうた)」とします、というプレゼン。

正しく素直、太陽のようにおおらかで健康…
色んな「理屈」(いや願い!)も込められています。

はい、通りましたー(笑)。

プレゼンには、商品性、時代背景、
企画者の思いや戦略がありますけど、
最初に判断する人はクライアント
(この場合は、双方の両親と妻)ですので、
そこにどんな納得性があり、他人にも伝えられるか。

とはいえ、それで実際、当の息子がどう思っているかは、
受け入れてください、すみませんねー
と言うしかないです(苦笑)。

ちなみに「画数」とか「文字鑑定」というものは、
いっさい調べておりません。
私と妻も気にしないし、そこまで「企画条件」に
してしまうとキリがないので。

両親にも、「文字鑑定はしていない」
という「選択条件」を示し、許可をとりました。
(知人で、親が鑑定に出してバツになった例あり!)

また、私の意識の中に
(かなり潜在意識と言って良いかもしれません)
亡き父から子供の頃教えてもらった
「孝之以外の候補として『正太郎』があったんだよ」
という話も、私が息子を
「正太」と決めた要因だったかもしれません。

以上、
息子の名前を「プレゼン」と仮定して
お話させていただきました。

ワハハーでございます〜。

それで済んでいる&住んでいる。

昨年12月15日に引越をしてから(※)
9か月がすぎました。

東京都の西、練馬区 上石神井という所から、
(最寄駅は西武新宿線の上石神井駅です)、
隣町の杉並区荻窪(中央線と総武線、東西線、
丸ノ内線が通る便利な地域)へ。

かつては家族数名が暮らした庭付き一戸建てを離れ、
夫婦二人だけの賃貸マンションへと移りました。

一戸建ての時は、
私の両親(亡くなってしまいましたけど)を含め、
私と妻、娘と息子…
最大3世代が住んでいた3階建てと、
90坪を超える土地は、広すぎます。

年数回、植木屋さんに入ってもらうとはいえ、
庭の管理も大変!

そんなわけで、まだまだそこで暮らせたものの
「この先を早めに」考えて
えいやっと賃貸マンションに移った次第です。

きょうは、その経験で感じた、収納や整理整頓
「物を持つとはどういうことか」がテーマ。

結論から言うと、タイトルにあるように
いろいろ荷物に迷ったけど、
・少ないもので「済んでいる」そして
・何の問題もなく「住んでいる」。

引越の際に悩んだのは、
「一戸建ての膨大な荷物をどうするか?」
→ 結論は「ほとんど持ってこない!」でした。

山のような本も、洋服も、食器も、資料も、家具も、
思い出の家族写真も… ほぼ置いてきた。
元の家の処分はまだしていませんけど、
取りに帰ることは、極力やめようと決めています。

そりゃー、困ることもあります。

私は最近、極力「電子本」にしていますけど、
「印刷本」を含めてベストセラーの書籍は、
古本屋でもネットのAmazonでも探せるものの、
美術本的なものとかマイナーな本は、ほぼない。

趣味で集めたカタログ・パンフレットも
再びは手に入らない。

そして最近も、
「終了したと思ったお取引」が復活して、
「えーっ、このクライアントさんの過去資料は
どこにあるんだっけー」と。

でもね、いいんです。

今なりにやればいい。
今なりに考えればいい。

どうしても過去資料が必要なら、
クライアントさんに頭を下げて
「すみませーん、引越をしまして」と貰えば良い。

山のように収納スペースがあった家に比べ、
まったくスペースが足りない今ですけど、
「収納があればあるほど、物を溜めてしまう」
のも人間の心理。

おしゃれな「ウォークインクローゼット」だって、
びっしり詰め込めば、ほとんど取り出さない、
汚いだけの納戸です。

引越で「やむなく」という事情を含め、
大胆に絞り切っての9か月。

その決断は良かったな、と思っています。

大谷翔平選手の大記録と選択。

アメリカ・メジャーリーグ野球の大谷さんが、
昨日すごい記録を作りましたね。

史上初の「51本塁打&51盗塁」を達成!

野球もスポーツも、ほとんど興味のない私ですら
ニュースを見ざるを得ない偉業です。

しかも「3打席連続本塁打」って、マジか!?

ホームランを「3打席続けて」放った以外に、
3安打のヒットも打って、盗塁を2個重ねたんですよ。

ホームランバッターが盗塁記録って、
ホームラン打っちゃったら
当然ベースにとどまっていないので(そりゃそうだ!?)
盗塁の機会が減るじゃない。ワハハ。

さらに、本塁打と盗塁の51-51
(フィフティーワン-フィフティーワン)を達成したこの人、
選手登録上は「投手」でもあります。

今シーズンは怪我の調整で登板はしないものの、
一流の投手でもある人が打撃のスーパーヒーローとは…
驚愕です。

投打の「二刀流」は、
すごいラーメン屋が、寿司も握っているような。
違うか(苦笑)。

新幹線なのに、大型旅客機?(例えはやめとこ…)

今季の大記録は、
「打者に専念できたから」という論評も聞きますが、
大谷さんと所属のドジャースは、
「投手復帰」を計画しているようです。

なんか、効率とか選手寿命とかの計算ではなく
やりたいことはやる、可能性は突き進む
みたいな態度は「あっぱれ」と思います。

もちろん、超一流のスタッフ陣が
大谷さんのことを綿密にフォローしているのは
当然でしょうけれど。

コスパだタイパだ=
やたらコストパフォーマンスや
ちょこまかとタイムパフォーマンスを気にしてばかりで
成果の出ない人にとっては、
投打の「二刀流」の野望は眩しいものではないでしょうか。

大谷翔選手の、どえらい選択と実現力に唖然。

えらく小さな私からの感想で、失礼いたしました。

コピー&デザインは本棚を参考に。

一昨日は【骨子が先、詰めるのは後】というタイトル、
昨日は【箇条書き的文章術】として
珍しくデザインとコピーライティングの
考え方・進め方について書きました。(※リンク)

SNSでは「小さな広告屋から/川島CD」と
名乗りながら、広告制作の「役に立つ知識」
みたいなものはほとんどない、いつも
独り言日記みたいな発信ですからねー(苦笑)。

本日は続きの3回目=「まとめ」として、
デザインとコピーの「整理整頓」について、
「本棚」をイメージしてご説明しようと思います。

ご自身で販売促進物をお作りの方も、
私のようなプロに外注するとしても、
ちょっとはヒントになるかも(!?)しれません。

どんな仕事でも:
・知識や方法論を収集したら →
・それをどれだけ整理整頓して →
・自分なりの行動に結びつけるか … です。

どう言いたいことを簡潔にまとめるか?
それをデザインとしてアピールするか?
についても、

例えば、目の前に本棚があるとしてください。
幅1メートルで、高さは背の高さくらい。
あるいは幅は3メートルくらいかもしれませんね。

書籍はもちろん、パンフレットや資料の封筒、
さらに写真立てや
マスコットキャラクターも置いてある。
とにかくびっしりです。

さらに、本棚に入りきらない本が、
床に積んであったりする。

それをどう綺麗に整えようかと、
数冊引き抜いてみて、別の段に移し…。
あー、この本は流石にもういらないなーとか、
奥に埋もれていた本を「あーこれこれ」
もう一度読もうと目立つ所に置いておく、とか。

でもそれ、細々やっていてもキリがないので、
大変だけれど全部出してください!
本棚 からっぽ!!
(「池の水、全部抜く」なんてのがありましたね。)

全部引き出すにあたり、
本棚のすぐ前では邪魔なので、少し離れた床に、
すべての本を並べます。

その時に、3つの山に分ける。
取っておくもの/捨てるもの/迷うもの。

「迷う」こと自体に時間を取るのも大変なので、
「迷うもの」という山を作って段ボールにでも放り込む。
1年使わなければ捨てても、思い出として
取っておいても(でもいつか読むは ほぼない!)

そうして
「取っておくもの/捨てるもの/迷うもの」のうち、
目の前には「取っておくもの」だけが残るので、
これを本棚に戻していきます。
(先に床の上で軽く分類してもいいかもしれません。)

その際に、どう分類するか・並べるかが、
広告で言う所の「コンセプト」
=方向性、切り口になります。

例えば、ビジネス書と小説と美術書に分ける。
小説は作家別にする。
いっそ一部の本は大きさで分けて、
文庫本と新書はジャンルに関係なく高さが揃うように
綺麗に並べてしまう… など。

自分ちの本棚でなく、書店の本棚
それも「入り口で平積みされているコーナー」を
想像すると、販促物のコピー&デザインに
もっと近いかもしれません。

探しやすさの実用性、見た目の美しさ etc.

全部を背表紙を見せるようにつっこむ必要はなくて、
素敵な表紙なら、前を向いて立てかけてもいい。
マスコットと並べてもいい。

そして、びっしり詰め込んでしまうと、
次の本が入らないし、見た目も良くないので、
必ず7・8割くらいにして余白を作る。

ほんと、デザイン・コピーを考えるのと全く同じで…

段取りとして:
・資料を読み込み、話し合い →
・言いたいこと・言うべきことを抽出して →
・箇条書きやメモ書きで並べ →
・いったん俯瞰しつつ →
・方向性を探りながら並べながら →
・文章化・デザイン化していく。

いちばん前に並べる「見た目が目立つ本」や
「自分の気持ちを表している本」が
「キービジュアル」であり、
書店員さんが書いたPOP(宣伝文句の札)が、
「キャッチフレーズ」に当たります。

さらに、そもそも「その書店はどんな雰囲気と
品揃えの本屋さんか」というバックグラウンドが
「ブランディング」になるのですが、
そのへんについては、また書きたいと思います。

※関連1)
【骨子が先、詰めるのは後】2024/09/05
https://www.omotesando-ad.jp/archives/55140691.html

※関連2)
【箇条書き的 文章術】 2024/09/06
https://www.omotesando-ad.jp/archives/55140770.html

箇条書き的 文章術。

昨日は「骨子が先、詰めるのは後」 と言うタイトルで、
デザインのまとめ方について書きました。(※リンク)

私は、職種としてはデザイナーではありませんが
(肩書は企画・文章・全体ディレクションを担当する
クリエイティブディレクター 兼 コピーライター)
最終的にはデザインに定着するのが仕事なので、
皆様の ちょいとしたデザイン作成のヒントに
なればとの話でした。

それは「発想の整理」とも重なるのですが、
いきなり高い完成度を目指さずに、大ラフ
(と広告業界では呼ぶ)大雑把な落書きや、
指の先ほどの小さなメモ書き(サムネイル)から始めて、
まずは自分自身でも、クライアントとの間でも
検討を進めていくのがいいですよ、と。

文章面(=広告の場合はコピーライティング)にも
同じことが言えて…

最終的なコピーの執筆は私がやるのですが、
クライアントさんには最初に、こうお願いします

「箇条書き程度で良いので、商品・サービスの特徴や
伝えたいことをメモしてみてください。」

ところがね、クライアントさんはいきなり
びっしりと語るように清書しようとして、
箇条書きの1行目で止まってしまうことがあります。

私としては、
箇条書きの言葉が揃っていなくても、
順番がテキトーでも、
とにかく「ヒントになること」がそこに
バラバラと並んでいれば良いですよ、とお伝えしています。

極端に言わせていただくと、
プロとしてのこちらとしては「ネタ」があればいい。

ちょっと生意気な言い方ですけど、
私も何回もインタビューして、資料も読み込みますので、
クライアントさん自身が書いてみる
(と言うかキーワードを羅列してみる)ことで
改めて思い出すことや、「そう言えば」なんて
忘れていた単語がキラーワードになったりもします。

例えばペットのことを書くとしましょう。
ワンちゃん、猫ちゃんの話題になって、
ふと「イグアナ」と言うキーワードがあれば、
「爬虫類や金魚」も視野に入れる? となります。

とにかく、

◎雑多なネタの中から →
◎あまり制約をつけずにキーワードを出し →
◎コンセプトという方向性や骨子を探り →
◎細部を詰めるのはその後で良し、と割り切る。

最終、それだけのキーワード・ヒント・ネタがあれば、
10文字のキャッチフレーズにも、
400文字のボディーコピーにもできます。

いまどき、そこまでネタがたまったら、
Chat GTPに「200字前後で解説をまとめて」と
頼むこともできます。
(あー、コピーライターの行く末はどうなる!?汗)

企画書の作り方も当然同じで、
パワーポイントを開いて、
いきなり1行目から書いてはダメですよ〜。
まずは大雑把なメモ(手書きでも、キーボードでも)が
基本です。

てなことで、
「骨子が先、詰めるのは後」 は、デザインにも
コピーライティングにも言えること。

この話、もうすこし続けさせてください。

※前日の投稿
【骨子が先、詰めるのは後】

FB
https://www.facebook.com/kawashima.ripple/posts/pfbid0gU2cd9XPLeaNmuF5wZJhKPhFwCYxU8NBMdrPg7qfdVijYbQ3d9B6veRWTYHtHGXQl

BL
https://www.omotesando-ad.jp/archives/55140691.html

骨子が先、詰めるのは後。

どんなお仕事でもそうでしょうけど、
優先する(優先すべき)ことは何か。

広告制作では(チラシや名刺、Webも含めた
販促物全般を、私は便宜上「広告」と言っています)
「ラフスケッチ」というものを重視していて。

いきなり細かな部分を描くのではなくて、
まず「骨子」となることを紙の上や画面上に
書いてみて、自分でも検証するし、
クライアントとの会議でも俎上に上げる。

美術で言うと「素描(そびょう)」「デッサン」。
美術の場合は、その素描だけで立派な作品ですが、
広告の場合は考えをまとめ、検討する
(特に初期段階での)作業です。

「サムネイル=指の先ほどの」という用語もあって、
「飲み物のコースターや紙ナプキンに描くほど小さな」
ラフデザインで、そのままで
クライアントと打ち合わせする時もあります。

フルカラーの、詰めに詰めた
「フルカンプ」を徹夜で完成させたところで、
「そもそも違う」となったら、振り出しですものね。

ところが、企業さんによっては社内会議の形式として、
「フルカンプ」とか「びっしりの分厚い企画書」を
喜ぶ傾向があって… その苦労はまた書きますね。

とにかく、
骨子が先、詰めるのは後。

この言い回しは、いろいろ考えられて…。

行動が先、熟考は後。
結論が先、経緯説明は後。
聞くのが先、話すのは後。
相手が先、自分はあと。(反省!!)

あなたが気をつけている
「◎◎は先、✖️✖️は後」は何ですか?

そろそろ夕暮れ。
ビールが先、ワインは後(笑)。

熱量は低いけど、お許しを。

あなたは、どちらかというと
熱量が 高めの人ですか、低めの人ですか?

私は完璧に低い方で、
べつに「クール」に構えているわけではないものの、
「斜」には構えているところはあるんで… 同じことか!

熱量、熱気、情熱…。

太陽に向かって、みんなで駆け出したりはしないです。
(若い人には、この例え話じゃわからないか…)

昔から青春ドラマが嫌いでね。
挫折からの復活、仲間との友情、熱血教師とか。

広告代理店の就職面接で「根性はある方ですか」と聞かれ
(時は1979〜80年。もろブラックな働き方が
当たり前だった時代にさえ)
「ないです」と答えた覚えがあります。

2週間ほど前の
「ゴルフをなぜやらないのか」という投稿でも書きましたが、
集団行動も大の苦手。

「集団・熱気・密集・長時間」…ほんと後退りしてしまいます。

かといって、友達や仲間、会社組織や
コミュニティーの大切さはわかっているつもりです。

飲み会から勉強会まで、いろいろ参加させていただいています。
こんな男を受け入れてくださって、ありがたいです。
(二次会は ほぼ行かない勝手さ!)

加えて、「飽きっぽい」ときている。

自分が「はまる」ことで、「マイペース」を守れることなら、
異常に集中することもあるんですけど、
基本 じっとしていられない。

セミナー受講や会議でも、30分から1時間に一度は、
(足腰の健康の意味も含め)立ってうろうろしたくなる。

小学校の通信簿に「落ち着きがない」と
書かれたことは一度もなく、
「じっと座っていられる」優等生だったのに。
(あ、成績じゃなくて、従順な態度という意味で。)

大人になって、なんでこんなことになったのか〜。

広告制作の「クリエイティブディレクター」という立場で
何人かと協力して仕上げるリーダー的な役割は果たしますけど、
あくまで「ミニプロジェクトの職人リーダー」であって、
集団をぐいぐい引っ張っていく「旗振り」ではない。

最近、「体温を1°C上げると免疫力も改善して健康になる」
とよく聞きます。
熱量も一段上げると、もっと健全になるんでしょうね〜。

「愛が伝わる」をミッションにしつつ、
「ほとほと熱量が低い」川島ではありますが
お客様(広告主+世間)の熱量は、少しは上がりますように。

普段使いのリュックを替えてウキウキ。

数日前、普段使いのリュックを替えました。
ウキウキしています(笑)。

リュックと言っても(当然お分かりのように)
山登りに行くような大型のものではなく、
小型の(バックパックとも言いますかね)
仕事先や近所でも使うようなバックです。

ただし私の場合、
ノートパソコンの「MacBook Pro13インチ」か、
最近は外付けキーボードをセットしたタブレット
「iPad Pro 13インチ」を必ず持ち歩くし、
紙の資料や折りたたみの傘なんかも入れるので、
それなりの重さにはなります。

手で持つトートバックや、
斜めがけのショルダーバックではバランスが悪いので、
背中に背負う(言葉重なり!?)タイプに。

今までは、パソコン周辺機器メーカーが作った、
丈夫で型崩れしにくいリュックを背負っていました。
素材はポリエステルとポリウレタン。
ちょっと分厚く、色はブラック。

使い勝手は良かったんですが、
見た目も気分的にも「重たい」感じがしてきて…。

そこで、ネットで調べ買い替えたリュックは、
ナイロン素材で一部が牛革。
「薄型/重さ半分/柔らかい/明るいカラー」のもの。

色はネイビー(濃紺)にしました。
明るすぎる色は、さすがに私と服には似合わないので。

ポケットは少ないし、
全体にフニャッとしているので床でうまく立たないなど
欠点はありますが、

「薄くて/軽くて/ソフトで/色も明るく」なったバッグ。

なんか、
「背負っていたものが変わった」感覚がします。

(ここはちょっと、コピーライター的表現。笑)

少しだけ、新しく始められそうな9月です。

川島のFacebookはこちら
Takayuki Kawashima


(↑ マークをクリック)
●友達申請には必ずメッセージを添えてください
●フォロー(フィード購読)も可能です
こんなBlogです
日々の広告制作やビジネスのこと、雑談を書き連ねています。
近年はFacebookと同文を「アーカイブ」として掲載。「過去記事」や「テーマ別」にご覧になるには便利だと思います。
(コメント欄は閉鎖しております)
月別バックナンバー
ブログ内の記事検索
Profile
◎川島 孝之(Kawashima Takayuki): 株式会社リプル(RIPPLE Inc. Tokyo Creative Agency)代表取締役・クリエイティブディレクター・コピーライター。

◎1957年3月生まれ。早稲田大学商学部(マーケティングゼミ)を5年で卒業後、1980年第一企画(現ADK)入社。6年の勤務ののち、制作会社11年を経て、1997年(株)リプルを表参道に設立。

◎2016年1月、表参道のオフィスから、西武新宿線 上石神井(練馬区)のホーム・オフィスに変更。さらに2023年12月、中央線・丸ノ内線 荻窪(杉並区)に移転。
ブログのタイトル「表参道の小さな広告屋から」を、リプル川島の「小さな広告屋から」に変更。

◎CD(クリエイティブディレクター)C(コピーライター)として、企業の魅力を整理整頓し、ブレーンのグラフィック&Webデザイナーと共に表現化しています。

RIPPLE(リプル)とは英語で「さざ波、波紋、波及」のこと。スローガンは「中心から広がる」、ミッションは「愛が伝わる」。

【実績の一部】 カルビーじゃがりこ(パッケージ)、ビデオリサーチ(ロゴ・Webサイト・インナーツール)、日立化成(カタログ・インナーツール)、介護のらいふ(ブランドブック)、武蔵高等学校中学校(学校案内)、アルカダイアモンド(広告・販促物)オークラヤ住宅(広告・販促物)、翻訳専門校フェロー・アカデミー(学校案内)、アドビ(会社案内)等
/その他 中小・個人企業さんとの直接のお取引。

◆Webサイト:RIPPLE Inc.
https://www.ripplesite.co.jp/

◆お問い合わせ:インフォメーション
info@ripplesite.co.jp

◆Facebook:川島 孝之(リプル) ※投稿はBlogと同内容です
https://www.facebook.com/kawashima.ripple
別の会社に勤める妻の本
別の会社に勤める妻の本
別の会社に勤める妻の本
チャーミングな日用品365日
川島 蓉子
ハースト婦人画報社
2012-10-25

別の会社に勤める妻の本
別の会社に勤める妻の本
別の会社に勤める妻の本
別の会社に勤める妻の本
別の会社に勤める妻の本
別の会社に勤める妻の本
別の会社に勤める妻の本
イッセイミヤケのルールイッセイミヤケのルール
著者:川島 蓉子
販売元:日本経済新聞出版社
発売日:2009-03
おすすめ度:2.5
クチコミを見る
別の会社に勤める妻の本
別の会社に勤める妻の本
別の会社に勤める妻の本
別の会社に勤める妻の本