小さな広告屋から@川島CD

旧名【表参道の小さな広告屋から】: 表参道で1997年にスタートした(株)リプル:RIPPLE Inc. Tokyo Creative AgencyのBlogは、 2016年初頭から川島のホーム・オフィス「練馬区上石神井」→ さらに2023年末からは「杉並区荻窪」へ。2025年春、タイトルも【小さな広告屋から@川島CD】に変更。Facebookも同時掲載です。

広告制作・業界

選挙言葉のイメージと勝敗。

昨日は「カタカナ言葉の専門語り」として、
マーケティング分析の用語って、
相変わらず「わけのわからんカタカナが多いなー」
という感想レベルの投稿をしました。

そんな話をしている本人が、
「クリエイティブディレクター&コピーライター」という、
これまた怪しいカタカナ肩書を名乗っているわけですが!

そして、きのうの日曜日は、
衆議院議員選挙の投票・開票日でした。

私は3日前の木曜日に、人生で初めて
期日マエ投票(正式には期日ゼン投票らしい)を済ませ、
全国の各党の情勢と、自分の「自宅 兼 事務所」がある
東京第8区(杉並区)の小選挙区の様子を、
楽しみに見ていました。

全体の結果は、
自由民主党の圧勝と中道改革連合の惨敗。

立憲民主党と公明党が「衆院選において」合体した
「略称:中道」は、大幅に議席を失いました。
ただし、「実質公明党としては議席増」という、
なかなか複雑な展開も印象的です。

詳しい情勢分析は、
いまや「オールドメディア」と呼ばれるマスコミや、
あまたのSNS配信にお任せすることとして…

本日は、広告屋目線での話です。
選挙で語られた「言葉のイメージ」について。

具体的な事例は挙げません。
あくまで、私が感じた「選挙言葉」の感想です。

1_悪口の「消費期限」が切れた:

相手の揚げ足取りや罵倒は、
聞いた人が「溜飲を下げる」 どころか、
嫌悪感と反発を生み、自分への賛同にはつながりません。

「よくぞ言ってくれた」は、
よほどコアな信者に近いファンだけ。

前向きなアイデアを出さず、態度も悪く、
「吠えているだけ」に感じられる議員や政党に、
多くの人はもう 飽き始めています。

特に、いまの10代・20代の若者には届かないのは、
今回の選挙ではっきりしました。

皮肉を込めて攻撃したいなら、
そこに「ユーモアやウイット」を混ぜて、
「痛い所をうまく突くなー」と共感させる話術が必要。
用意されたプラカードを掲げ、罵倒し、
人の話を聞かないような政治論争は、
もう終わってしまったということです。

2_「中庸」というスタンスの生存戦略:

これは、政党名の「中道」ではなく、
もちろん「中庸な立ち位置」という意味です。

反対するなら、根拠と代案を示して話し合う。

「是々非々」を謳う政党は、
爆発的な伸びはなくとも、生き残っています。

ただし、政治とは
「理念」とともに「存在感」が大切な世界。
良くも悪くも「典型的な人気商売」ですから、
「どっちつかず」「曖昧」になると、それは
「政党としての弱さ」になり「消えていく」ことになる。

それでも、一旦飲み込みつつ考えて吐き出す姿勢は、
「とにかく反対」よりは、いまの世の中では
支持されると感じました。
(まぁ、社会人として当たり前のことですが!)

3_「耳心地の良さ」に潜む洗脳の罠:

党首はもちろん、目立つ議員の言葉は、
悪く言えば「国民を扇動する」旗印になります。

アジテーションに沸き立ち、
根拠のないフェイクニュースに踊らされる危険。

いま風に言えば「PR戦略」ですが、
オールドメディアの衰退と引き換えに、
「ネットの、特に切り抜きをサクッと見ておけば、
時短でコスパ良し」という短絡思考は、かなり危うい。

短く、わかりやすく、心地良い言葉に
「無意識に思想を誘導する意図」は隠れていないか。
「実はね…」の耳打ちは、事実に基づいた話なのか。

本当に日本国民のためになり、
さらに言えば、世界平和にもつながるのか。
冷静に考える必要があります。

まとめると:

罵倒と反対だけではダメ。
中庸だけでもダメ。
耳障りの良い高揚だけでもダメ。

これは、日常の仕事や人間関係にも
すべて当てはまりますが、
特に政治においては、
その影響力と責任が段違いに大きいです。

今回の衆議院選挙は、短期間の告知のうえ、
大雪の中での実施に批判もありました。

それでも期日前投票は有権者全体の26%へと増え、
全体の投票率も56%へと少しだけ上がりました。
(こんな大切なことが、まだまだ低すぎますが!!)

選挙動向は、面白かった。

国民一人ひとりの考えや立場は違いますが
(それこそ民主主義!)

これからも政治を見守りつつ、
日本を進めていきたいです。
(私の将来は長くはないけど!)


*************

※関連する過去記事

「中道」政党名の「響き」からの考察。2026/02/04
https://www.omotesando-ad.jp/archives/55173066.html

「中道」政党の広告的混迷。2026/01/21
https://www.omotesando-ad.jp/archives/55172319.html

自民党の「強く」ポスターへの評価。2025/12/17
https://www.omotesando-ad.jp/archives/55170416.html




カタカナ言葉の専門語り。

これを投稿しているのは2/8(日)のお昼。
東京の杉並区荻窪は朝から2センチほどの積雪ですが、
もう止んでくる雰囲気ですね。

そして本日は、衆議院議員選挙の「投稿・開票日」。
小選挙区の議員さんと、比例では政党を選択する選挙。

全国的に、例年を上回る積雪の影響で
投票率が心配ですけれど、皆さん、ぜひ行きましょうね。

私は、すでに3日前の木曜日に投票を済ませています。
生まれて初めての期日前投票で、
68年生きてきて(もうすぐ69年ですけど…)初体験。

「期日『マエ』投票」は、正式には「期日『ゼン』投票」だ
と言うことも知りました。

私の選挙区は「東京都第8区」。
現職議員は、中道改革連合の女性の方で、
中道の中では「次の党首候補」としても
期待されているらしく、かなり強力。
しかも、杉並区長(女性)の応援も受けている。

追う自民党など、どんな結果になるか興味深いです。

本日は、そんな「リキの入った日」ですが、
軽く短い、感想みたいなことを話します。

タイトルは、「カタカナ言葉の専門語り」。

昨日、土曜日の夕方。
マーケティング関連のセミナーを聴きに行きました。
夕方から、2時間ちょっと。

テーマは(主催者のタイトル通りではありませんが)
「良いブランドとはどういうものか」という内容で、
広告屋として、たまには勉強しないと!と思い、
港区赤坂まで出かけました。

ここで、セミナー内容そのものには触れません。
講演メモは少し取っていますが、
その直接のご紹介は、やめておきます。

唯一、投稿ネタとして「突っ込ませて」いただければ…

相変わらず「わからんカタカナ用語」が多いなぁと。

大手広告代理店の方々や、
大学の先生などが登壇されていましたが、
特に冒頭の「代理店の方による基調講演」は、

多数の映写スライドを
「ぱっぱ、ぱっぱ」と高速で切り替えながら、
早口で語られる言葉が、

パーパス
エクイティ
ホリスティック
ダイバーシティ

生活者は動的に変化していくスタティックな存在なので
リベラルアーツ型の「知」に注目。etc.

なんじゃこりゃ、です!

マーケティング研究の発表とは、いまだに、

・カタカナを羅列して、
・文字びっしりのスライドで、
・たたみかけるように話すのが
パターンなんですかね。

今回のセミナーは、データ分析が中心で、
来場者も「調査・マーケティング畑」の方がほとんど。
ちょっと「かする」だけの私が
口を挟むのは違うかもしれません。

こうした、きちんとした分析系の
広告・マーケティングセミナー聴講も久しぶりです。

でもなー、そんなにカタカナ用語を連発しなくても!

選挙の話に、少しだけ戻すと…。

他党の悪口や揚げ足取りばかりで、
肝心の「自分達は何を目指すのか」を示さない政党は、
60歳以上の固定した支持層には受けても、
18歳から20代の若者には「まったく受けない」のは、
それこそアンケート調査で明らか。

今回のセミナー自体は、
質疑応答も含めて「聞いてよかった」内容でした。
そこは、きちんとお伝えしておきます。

そもそもB to B の勉強であって、
B to Cのコミュニケーションの場ではありませんでしたし。

ただ、「人に何かを伝える言葉」とは、
専門用語が多くなりがちでも、
カタカナ翻訳語を「畳み掛ける」プレゼンテーションでは、
ないと思うのですよ。

はい、すみません。
内容そのものではなく、表面的な「伝え方」
「コミュニケーション」について話してしまいました。

カタカナ言葉の専門語り。

自分を含め、広告屋としての永遠の課題です。


「中道」政党名の「響き」からの考察。

2週間前に投稿した「政治ネタ」の続きです。

前回のタイトルは
【「中道」政党の広告的混迷】
2026/01/21(リンクは欄外にて ※)

ただし今回も、各党の政治的信条や是非、
私個人としての支持・不支持には触れず、
選挙情勢の分析もしません。

あくまで、前回・前々回と同じく、
中道改革連合(中道)と自由民主党(自民)の
スローガンやポスターについて述べたように、
長年、広告業界の片隅で生きてきた者としての
コピーライター/クリエイティブディレクターの視線で、
軽く分析してみる雑文です。

さて、「中道改革連合」の
新党としての「言葉の響き」について。
大袈裟に言えばネーミングとブランディングの話です。

新党名は、1月16日に記者発表され、
私の前回投稿時点では、まだ5日ほどしか経っていませんでした。

ところが、党側が呼んでもらいたい略称としての
「中道」は主にマスコミ(大手のテレビ・新聞)に留まり、
SNSやYouTubeでは「中革」「中革連」が
目立って使われるようになってしまった。

新党に対抗する勢力や、それを面白がる一般の人、
さらにYouTuberなどが
「故意に皮肉を込めて」使っている面も確かにあるでしょう。

しかし、ネーミングの「作り方=見え方」として大きいのは、
次の点だと思います。

◎中道という言葉が、
「立憲」や「公明」などの強さやメッセージ性ではなく、
「曖昧」に感じられがち。

◎それよりも「改革」が印象に残り、
「革命」を連想させる「革」の字の方が勝ってしまう。

◎「連合」と言う単語が、
バックにある労働組合の総称を想起させやすい。

◎名前が長いため、略して呼ぼうとすると
「中道・改革・連合」=「中・革・連」になりがち。

そして今回、私があらためて気付いたのが
「音の響き」です。
AIさんにも手伝ってもらって(笑)、整理してみました。

まず、他党を比較すると…

・自由民主党 → じみん
・日本維新の会 → いしん
・立憲民主党 → りっけん

いずれも
語尾が閉じる/短く、強い。

「ん」という撥音(はつおん)が、
言い切り感、完結感、決断力を想起させます。

一方で、
・公明党 → こうめい
・参政党 → さんせい

こちらは母音終わりですが、
二拍目が強く、リズムがはっきりしている。
広がりや明るさ、未来志向を感じさせる響きです。

それらに対して、
・中道改革連合(略称:中道)→ ちゅうどう/ちゅうどー

「う」という長音が続き、拡散し、輪郭がぼけやすい。

……要するに、ぬるくなりがち。

「ちゅうどう」だと
母音が続く/伸びる/緊張感がない/揶揄に使いづらい
「ちゅうかく/ちゅうかくれん」なら
破裂音(k)/語尾が閉じる/一気に言える/記憶に残る

SNS時代においては、言いやすくキャッチーで、
時には皮肉れる名前が、先に伝播してしまいます。

また、ブランディングという視点で整理すると:

あえて「立憲公明党」や「立憲」そのまま、
あるいは「公明党」に寄せた作文ではなく、

「良かれと思ってつけた新機軸」が、
・新党名としても
・略称としても
・音の響きとしても… 残念な着地になった。

加えて、「生活者ファースト」という
二番煎じ・三番煎じのスローガンもねー。
(あ、少し批判的になってしまった。)

とはいえ…
これだけ「ネーミングの大切さ」を解説しながら、
「名前もロゴマークも、慣れてしまえばそれで良し」も
長年の広告屋の実感です。

最初はダサく思えたものが、
潰れずに生き残ることで、
浸透し → 立派に見えてくる。
(新党して → 立憲に見えてくる!?)

中道が、どこまで従来の「立憲&公明」をベースに
信任を得るのか… とても興味深いところです。

いよいよ4日後、2月8日(日)が「第51回衆議院選挙」。
投票時刻は、私の杉並区(東京都第8区)では、
7:00〜20:00。
(地域によって異なる場合がありますのでご確認ください)。

期日前投票もあります。
特に雪国の方々は、本当に大変だと思いますが、
できる限り投票に行って、日本の、世界の、
そして子供達の将来を希望あるものにしましょうね。

今回、自分を含めて「選挙への興味が高まった」のは、
とても良いことだと感じています。
それを単なる「悪口の言い合いや傍観」で終わらせず、
具体的な行動に結びつけましょう。

*************

※過去記事
【「中道」政党の広告的混迷】 2026/01/21
https://www.omotesando-ad.jp/archives/55172319.html

【自民党の「強く」ポスターへの評価】 2025/12/17
https://www.omotesando-ad.jp/archives/55170416.html





信頼を失う仕事癖の典型2つ。

本日は、すみません。
珍しく悪口を書きます。

ストレスが溜まったので、深呼吸のつもりで!?

個人が特定されない一般論として述べますが、
もしこれを当事者が読んだとしても、
すでに「これ以上繰り返すとやばいよ、仕事失うよ」
と伝えていますのでダメージは少ないでしょう。

そもそも、こまめにメールを見たり(←これ、ヒント!)
取引先のSNSをチェックする人ではないので、
この投稿を目にする可能性も、まずないでしょう。

さて。
仕事上のトラブルには、ミス、無配慮、相性など、
さまざまな要因があります。

その中で、今回はあらためて
「これは決定的だな」と感じた典型的な2点について。

主人公は、
◎弊社のお取引先・発注先の「○○業・営業さん」。
◎私よりはずっと年下で、その人が新入社員の頃から
たまーに依頼してきた男性です。
当初は「明瞭で将来が楽しみ」だったんですけどね。

トラブルの典型事例:

1_とにかく、報連相が遅い(時にメール返信)。

どれほどの頻度でメールを見ているのか。
見ていても返事をためらっているのか。
まだ大丈夫と思っているのか。

理由は不明ですが、とにかく「反応がない」 。

そんなことを書くと、
いっけん 几帳面で神経質で容赦ない川島が
(ほんと、いいも悪いも そう思っている方がいらして…
血液型がAかABに見える、実はOの魚座!)

「メールは秒で返せ」の印象があるかもしれませんが、
私自身「即 返信」ではありません。
数時間あけたり、翌日以降の場合もあって。
四六時中、スマホを気にしていたいとも思いませんし。

ただし、緊急そうな内容には返します。
「受理しました。明日までお待ちください」 の
一報だけでもね。

ところが「この人」は、なしのつぶて。

例えば、日程ギリギリの中での納期の再確認。
気にしているのは、私だけではなく、
そもそもの発注元であるクライアントです。

「取引相手が心配している」という想像力と、
「早めに伝えて安心させよう」という配慮が、
すっぽり抜け落ちている。

だから私も、クライアントから催促が来る前に確認し
(某担当者は突っ込まないと答えてくれないから!)
伝えるように心がけるのですが…
わー、クライアントから先に来た!!!

2_電話をくれても、留守電を残さない。

依頼した工程のトラブル発生時など、
まれーに私のスマホにかけてくるのですが…

留守電メッセージを、一度も残したことがない。
着信履歴のみ。

私は、基本的に電話には出ません。着信音もオフ。
迷惑電話も多いし、作業の中断は嫌だし。
本当に緊急なら、何度もかけてくるでしょう。
今時、SNSのメッセンジャー機能も各種ある。

私が少しあとで着信履歴(発信者名あり)
に気づいて… 「何かあったのかな」と心配しても、
肝心の要件が、いっさい録音されていない!!

すぐに折り返せない場所にいる時は、
何事かと「ヤキモキ」しますよね。

3_まとめ

コミュニケーションの先延ばしと、
相手の都合や心理への配慮が欠如。

「申し訳ございません、スムーズな進行に務めます」
の台詞、何回聞いたことやら。

今回はさらに、数箇所への荷物ラベルのうち、
1か所を間違えた!!! … やってくれるぜ。

仕事の進め方や連絡手段は、人それぞれ。
それは承知しています。

しかし40歳を過ぎてもなお、
「こまめな連絡」と、
「テキストで要点をまとめること」が不得手な営業さん。

会社としての製品品質は一流、連絡品質は最低。

私が「コピーライター」という専門職であると同時に、
人と人の間に立つ「クリエイティブディレクター」という
企画&調整役であることも、ストレスの一因なのでしょう。
(楽しくもあるけれど!)

本日は、「困った営業さん」をネタにした雑談でした(汗)。

パッケージの引き算 ex.スコッティ。

本日は、日用品のデザインについて。

ティッシュペーパーのスコッティ(scottie)の
パッケージをネタにしたお話です。

ついでに、ラベルとかシールを「徹底的に剥がす」という、
これもかなり極端な私の好みについて(笑)。

そんな話、何が面白いのか… と
思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
2つ前の投稿【椅子の意志:ハンス・ウェグナー展】に
興味を惹かれた方には、案外つながる話かもしれません。
(※過去の投稿は欄外↓)

最近は気がつくと、ポピュラーな家電でも
「白ベースに花柄模様」みたいなの、見かけなくなりました。
もう死語ですが、「おしゃれ家電」が当たり前になった。

ところがティッシュのパッケージだけは、
わりと長い間「花柄的なカラフルで可愛いデザイン」が
生き残っていた気がします。

そんな中で、私がずーっと「もうこれ」と決めているのが、
スコッティ。
白とグレーだけ。ストライプの箱です。

スコッティの発売元は、日本製紙クレシア株式会社。
もう50年にわたる商品らしいです。

その「5箱パック」を私は必ず買います。

昔は(登場から最近まで?)
カラーはグレーだけではなく、
同じストライプのデザインでも
ホワイト、ブルー、ピンクなどとセットになっており、
クリスマスシーズンになると、
5箱の一番上はクリスマス柄だったりして。

あれがねー、私は苦手で。いらぬお世話!

きょうは全体として「川島の好き嫌い回」です。すみません。

せっかくのグッドデザインなのに
「なんでグレーだけにしてくれないんだ」と思っていたので、
最近、店頭で「グレーの5箱パック」を見つけた時は
びっくりしました。他の色がないのです、嬉しい。

ちなみに、全体ホワイトも良かったものの、
生活の中ではちょっとクリーンすぎるというか…。

一方、無印良品的な「ダンボール色」は
素朴で嫌いではないけれど、そっけなさすぎる。

グレーだけに絞って展開してる経緯は分かりませんが、
よくぞ決断したなぁと感心します。
消費者アンケートだったのかな。
それとも売場のPOSデータで勝ったのか。

このストライプデザインが登場したのは、1986年。
もう40年も前です!

裏話の記事を読むと、
パッケージのリニューアルはコンペ形式で、
世界各国から20人のデザイナーが呼ばれ競ったらしいです。

オリエンテーション、つまりクライアントの条件は、
・花柄であること
・与えられたロゴを使うこと

… 花柄が条件。びっくりですよね。時代を感じます。
そりゃ、花柄だってフィンランドのマリメッコみたいに
おしゃれにできるかもしれませんけど。

そして勝ち取ったのが、グラフィックデザイナーの
松永 真(まつなが しん)さん。

この人が何をやったかをご紹介すると…

◎花柄も既存のロゴも無視。
◎生活用品として部屋の片隅にそっと置ける、
シンプルな白い箱を提案したそうです。

デザインの話ではありますが、
プレゼンテーションとしても勉強になりますよね。

カラーバリエーションが増えた経緯はわかりません。
最初は「好みで選べばいい」だったのか、
松永さんが押し切られたのか!?

でも時はたち、
私が好きなグレーのストライプだけに絞られて、
5箱パックとして売られている。

2016年度のグッドデザイン賞も取っていて、
素晴らしいロングセラー商品です。
(※※メーカーサイトは欄外↓)

で、ここからは私の「剥がし癖」について(苦笑)。

私は、商品を覆っているビニール(シュリンクラベル)と、
ベタベタ貼ったシールが大嫌いです。

パソコンMacのノートタイプを初めて買った際、
裏側のデザインがネジ穴まで綺麗で、しかも
注意書きのシールが一切貼ってないことに感激しました。

Windowsには、電力の注意、Intelのブランドシール、
製造番号などベッタベタでしたから!

私は、どんな家電でも目立つ場所のシールは剥がす。
台所の食器用洗剤のボトルも、買ったら即、
覆っているビニールを全部取ってしまいます。

どんどん物や色が溢れてしまうのだから、せめて
基本となるものはシンプルな方がいいと思っています。
別の言い方をすると「余計なノイズがない」
「道具として、そこに静かにある」イメージ。

本を読む時も、帯や表紙のカバー、
ましてや 書店さんのカバーは不要です。
ぜんぶ取っ払って裸で読みます。
(さすがに捨てずに取っておき、
読み終わったら元の状態で本棚に入れますけれど)。

皆さん、なんでそんなに綺麗にしておきたいのですかねー。

私は、人からはすごく几帳面に見えるらしく、
この「カバー剥がし」の話をすると
「川島イメージの対極!」とびっくりされるのですが。

ここでパッケージに話を戻すと…
どんな商品でも、徹底シンプルが良いわけではない。

私は、カルビーのコップ型ケースのスティックポテト
「じゃがりこ」のパッケージデザインに
新発売から10年ちょっと関わりましたが、
こうした大衆的なお菓子のデザインは、
おいしさや楽しさを感じさせた上で、
パッケージ自体が「店頭の広告」なのです。

従って、「語りかけてくるデザイン」の必要がある。

おいしさの表現に「シズル」という言葉があるように、
語りかけてくる「シズル」デザインか、
語りすぎない「ノイズレス」デザインか。
その違いですね。

私はグラフィックデザイナー職ではないものの、
広告屋として長年ふわっと関わってきた経験と、
自分の好みも込みで「引き算のデザイン」を語ってみました。

皆さんの「日常生活とデザイン」についても、
よかったら教えてください。

**************

※【椅子の意志:ハンス・ウェグナー展】 2026/01/04
https://www.omotesando-ad.jp/archives/55171366.html

※※スコッティのメーカーサイト
https://scottie.crecia.jp/scottie/

すぐに忘れる博識のない広告屋(私)。

広告のクリエイティブディレクター・コピーライター、
いわゆる「CD&C」を仕事とする私ですが、
本日はあらためて「職業と私」について語ってみます。

最近、何回かお話ししている
「広告論・コピーライティング論」の補足でもあります。

前提として、
世間にあるコピーライターへの誤解から。

1_ 広告はデザイナーが作っている。(ブー!)

最終的にはデザイナーさんが形にしますが、
その前段階として
「企画・文章面を担当する」コピーライターが
関わることが多いです。

「多いです」と書いたのは、コピーライター不在で、
クライアント(=発注主)の原稿をそのまま
綺麗にレイアウトするだけでも制作物は成立するからです。

また、気の利くデザイナーさんであれば、
文章についてのアドバイスもしてくれます。

結果として
「コピーライターが関わらない」ケースは、
特に中小・個人企業さんの販促物では大半でしょう。

そんなわけで、
コピーライターって何者ですかねー?

生成AIによる文章添削やライティングもあるし、
もう、いらない職種かもしれません(汗)。

2_ コピーライターはどんな文章でも書ける。(ブー!)

各人には得意分野(得手不得手)がありますし、
小説家やエッセーシストのような
自由な文体で書く仕事ではありません。

基本は、お客様の企業や商品を
「代弁して語る」職人です。

もちろん、才能のある方は他分野で活躍できるし、
音楽の作詞をこなしたり、
テレビ番組のコメンテーターとして
出演できる方もいるでしょう。

しかし、「私の場合は」まったく無理。
「請け負いの広告ライティング」のみです。

そして3つ目。上記2つと関連しますが…

3_ コピーライターは博学・博識である。(ブー!)

確かに、そういう頭のいい方もたくさんいます。
私が一流になれない(なれなかった)原因も、
その知識量にあるかもしれません。

それでも
「職業としてのコピーライター」に必要なのは、

◎発注主の特性を掴む能力
◎世の中とうまく繋ぐ能力
◎平易な文章が書ける能力

このあたりだと思っています。

私の文章は(このFacebookやBlog、
音声配信のスタエフではダラダラになりがちですが…)
「わかりやすい」と言われる。平易さは特徴のようです。

とはいえ、教養ないし、国語力もない。

コピーライターは
「世の中の流行に強い」と誤解されがちですが、
私はぜーんぜん、です。

芸能人を使ったテレビコマーシャルやネット動画なら
「最先端・旬」が優先されるでしょう。
一方、私が地味にやっている制作物は
多少は世の中やターゲットの感性を意識しつつも、
「その企業と商品の本質についての」明確な言語化です。

ついでに言うと、
私は、飽きっぽい上に記憶力もない。

若い方は広告をご存知ないでしょうが、何年も前
俳優のショーン・コネリーが出たサントリーウイスキーの広告に、

「時は流れない、それは 積み重なる。」

という有名なコピーがあります。

私はその真逆で、
仕事が終わると大半忘れます。積み重ならない(汗)。

ジャズを題材にした広告を担当したことがあり、
当時はレコードを聴き(CD以前の、あの黒い30センチ!)
国内のライブハウスやジャスハウス、さらには
ニューヨークにも取材に行かせてもらいましたが…
ジャズの趣味は身に付かず、アーティスト名も忘れ。
(なんとなくは体が・頭が覚えているような。)

広告屋とは、
そのたびそのたび、ちょいと関わっては移っていく
浮世稼業でございます。

でも、集中力が続かず飽きぽい私には、
天命(天職)のような仕事でもあります。

どうにか、プロとしてやってこれたのは、
大工さんの「かんなの使い方」みたいなものだけは
身についたからかもしれません。

自民党の「強く」ポスターへの評価。

12月16日(火)に、自由民主党(高市政権)の
新たなポスターとキャッチコピーが発表になりました。

文言は
「日本列島を、強く豊かに。」

自民党の公式HP によると、
「日本(ニッポン)列島を、強く豊かに。」と、
ニホンではなくニッポンと読み仮名も振られています。
https://www.jimin.jp/news/information/212092.html

さて。定年年齢を過ぎたとはいえ、
ほそぼそなり現役のコピーライターとして評価すれば…。

「うまい」と思います。

ちなみに、私の政治的立ち位置と
自民党へのシンパシー具合を言えば、
ずっとノンポリだし、あえて定義すれば中道。
でも、左寄りの人から見れば「やや右」に見えるかもしれません。

靖国神社の戦没者慰霊は当然と思うし、国防も大切。
中国・ロシア・北朝鮮などの共産・独裁国家には
十分注意すべきだと考えています。
情報漏洩や、外国人による土地建物の取得問題についてもです。

そんな私から見た感想ですが、コピーについては:

◎「列島」という単語を入れたのがポイント!
通常の書き方では「日本を、強く豊かに。」あるいは
「日本を強く豊かに!」となるところです。
もちろん話し言葉では、その省略形でも通じます。

◎しかし「列島」という言葉には、それ以上の意味がある。
他国からの島々や内陸部への侵攻、経済的な土地建物の安全、
さらには災害から「日本列島」をどう守るのか。

公式サイトにも、以下の文言があります。
日本列島とは「日本の領土、領海、領空」を
想像していただける(言葉です)。

◎さらに、コピーライティングの「デザイン的側面」から見ても、
「日本を、強く豊かに。」ではなく
「日本列島を、強く豊かに。」 とすることで、
大きな文字で2行に組んだ時も収まりが良い。

日本列島を、
強く豊かに。

実際、ポスターの文字組みも、その構成になっています。

私は、台湾有事は起きてほしくないし、
誰とも、どの国とも戦いたくない。
憎しみも、痛いのも、イヤです。

それでも、最新の自民党キャッチコピーは、
現時点としては(広告とはそういう生ものですけど)
よくできていると思う。

※デザインや写真についての言及は控えます。

でもきっと、反対する・反発する人は、
デザインの基調である赤色や「強く」に過剰反応して、
「高市自民党 極右政権が、戦争に駆り立てるのかー」
と叫ぶのでしょう。

本日は、珍しく政治ネタでした。
どうぞ、お手柔らかに(汗)。

そして、急な寒さと乾燥にお気をつけください。

春木先生とVoicy対談!言葉の力。

ここ何回かのSNS配信は、私としては珍しく
自分の仕事である広告制作について、
特に「コピーライターとしての文章」を語ってきました。

内容は:
・書き続けると文章力は上がるよ、というアドバイスや、
・AIの文章は、まだキャッチフレーズには物足りない!など。

そして昨日、12/10(水)の夜は…

なんと、ついに!?

このスタエフ以外の音声プラットフォームである
「Voicy」でも発信なさっている人気パーソナリティ
「春木先生」の番組に呼んでいただいて
「言葉についての対談」をしました!

夜9時から10時まで、ジャスト1時間の生放送。
内容は、「フル録音」にて今朝からアップされているので、
ぜひお聞きください。

★リンクを貼っておきますね。
Voicy:知的好奇心チャンネル(情報化社会の歩き方)春木 良且
「人の拠り所は言葉。言葉の力について川島CDに伺います。」
https://r.voicy.jp/EGV3QeL6myb

内容は、もちろん聴いてもらえれば良いので、
ここでは中途半端に書きませんけれど、
少しだけ… イントロ程度はご紹介しようかと。

まず、先生のご紹介をしておくと:

春木 良且(ヨシカツ)さん。
情報化社会論・情報倫理がご専門です。

【プロフィール】
元フェリス女学院大学国際交流学部教授
獨協大学、東洋大学、大東文化大学講師
昭和女子大学現代ビジネス研究所研究員
先端社会科学技術研究所理事
【専門】
情報化社会論
情報倫理・情報哲学
経営情報システム・SIS
オブジェクト指向技術

そして、Voicy以外でも、スタエフとSpotifyで音声配信。

私がスタエフを始めたのは1年半ほど前でしたが、
その前から興味深くて、ファンになった放送でした。

ただの「日記風おしゃべり」ではなく、かといって
「自己啓発的なあおり」やリスナーを収益に結びつける
「情報商材やコミニティ化で食っていこう」みたいな番組でもなく、
教育問題や情報セキュリティ、はたまた
酒のスタイリッシュな飲み方など、
渋い声で語っていらっしゃいました(←→鼻声の私!)。

そうこうするうち、2つの大きな接点があって!

先生に教えてもらった言葉でいえば「セレンディピティ」。
(Serendipity)「幸せな偶然を引き寄せる能力」の働きですかね。

ひとつは、なんと私と同い年だったこと。
春木先生は1956年(昭和31年)11月生まれで、いま69歳。
私は、1957年(昭和32年)3月生まれということで、
まだ68歳ですけど同学年になります。

そして、活字中毒で、山のように本を読んでいる先生が、
私の妻の本『ブランドのデザイン』を何年も前に読んで、
「気になる本」としてキープしていてくださったこと。

妻は、編集ライター・ジャーナリストとして
40冊近くを残したのですが、今年の1月に
自らの「おっちょこちょい」で、63歳で亡くなってしまいました。

そして、私が春木先生の放送に少しコメントを寄せるうちに

「えーっ、あの川島蓉子さんは、このスタエフの
川島CDの奥さんだったんですね」ということになり!

銀座で開いた、妻の小さな追悼イベントにも来てくださいました。
そのあと二人で、銀座飲みをしたのが8月末。

そんな春木先生からVoicyでの対談にお誘いいただいて。
お題が前述の
「人の拠り所は言葉。言葉の力について川島CDに伺います。」
だったわけです。

対談では、「何を喋ろーかなー」と、
私は多少はメモを用意していたんですけれど(苦笑)

当然、百戦錬磨の大学教授である春木先生から
質問がさまざまに飛んできて、私はフワーと答えるという
成立したんだかどうだかの1時間でした。

お話したのは:
・職業としてのコピーライターは、とか
・コピーの書き方や発想法、
・情報の整理やコンセプト
・そしてAI時代のコピーについても
しどろもどろながら語っています。

まる1時間。楽しかったです!
自分の頭も整理される、いい機会となりました。

唯一残念なのは、私の方の問題で「音が悪かった」こと。
このスタエフと同じマイク設定
=SHUREの外付けマイクを使ったのですが、
録音放送を聴いたら、やたら私の声だけ こもっている!

単純にイヤホンのAirPods Proの発声でよかったか!?

内容に加え、お聞き苦しい点はご容赦ください。

春木先生、お誘いを、ありがとうございます!
そして次は、居酒屋でのおっさん話ですかねー。

AIの文章は広告的ではないという話。

私としては珍しく、二日続けての投稿。
昨日の「書き続けるとうまくなるよ、誰でも」と
内容は違いますが、「文章に関わる話」です。

一言でいうと、皆さんが
生成AIにコピーライティングを頼んでも、
「ヒントにはなっても、そのままは使えないよ」ということ。

私が、広告制作の隅っこにいる爺さんとはいえ、
プロの立場としてのミニ考察です。

私自身、チャットGPTとGeminiは毎日使用しています。
主に文章の添削や調べ物用で、Google検索は激減!
(X系のGrokは未使用なので話がずれていたらすみません)。

そう、この1〜2年で、
AIによる文章作成は一気に一般化しました。
まさに爆速的進化です。

私が仕事で関わるクライアントさんも、
川島にコピーライティングを依頼している手前、
紳士的で遠慮した言い方ではありますが…

「こちらでも、ちょっとコピーを考えてみました。
これ、川島さんはどう思われますか?」なんて。
A4の出力用紙にキャッチフレーズ案が10本ほど並んでいる。
(キャッチ:広告コピーの中でも大見出しにあたる部分です。)

「これが候補としていいと思うのですが…仮ですよ仮!
川島さんのフレーズも拝見して」なーんておっしゃいますが、
私「ダメです、使えません!」(笑)。

プロのコピーライター目線で見ても
「確かにいい線行ってるものもあるし、ヒントにはなる。」
しかし、それがなぜ広告コピーとして、
特にキャッチフレーズとして決定的に違うのか!?

まずは、AIへの頼み方・入力の仕方の前提として:

1_プロンプト(指示や命令文)が明快でない。

「良い質問が良い回答を引き出す」と言われるように、
プロンプトには整理力が求められます。
商品を知っているからと言って解説文が書けるとは
限らないように、ここに
「企画制作のプロ」が存在する理由があります。

2_多数の中から「選ぶ」能力が足りない。

コピー案でもロゴのデザイン案でも、
AIはいくらでも並べてくれます。
しかし、そのどれを選ぶのか・組み合わせるのか、
質問の明快さと共に「回答のチョイス」が難しい。
ふさわしくない案を選んでしまってはアウト!です。

ここまでは前提。
それらに注意したとしても、AIが作るコピーに欠けている点。
それは…

3_デザインやレイアウトをまるで考えていないこと!

広告コピーは、絵柄とワンセットで成立するもの。
「行替えのリズム」を含めて「文字はデザインの一部」です。

例えばAIが、こんな一行を提案してくれたとします。

『美味しいのがいいね、楽しいのがいいね、A社のお菓子大評判。』

言ってることも、言葉のリズムも、気に入ったとします。
でも、そのフレーズを1行ではなく3行に割るだけで
印象が違います。さらに
「美味しい」も「楽しい」もひらがなにして揃える。

おいしいのがいいね、
たのしいのがいいね、
A社のお菓子大評判。

あるいは、会社名はそこには書かず、
「大評判!」をどんと大きく置いて、サブで小さく
「おいしいのがいい、たのしいのがいい。」と
添えるだけで、見た目が変わる。

(大文字で)大評判!
(小文字で)おいしいのがいい、たのしいのがいい。

点や丸、行替え。
これらの視覚的センスは、人間にかかっています。

もちろん、AIへの頼み方として
「何文字程度の短くてリズムの良いフレーズで」とか、
「そもそもアレンジするのは生身のデザイナーの仕事だから」、
「デザインを含めてAIに任せる」のもありでしょう。

しかし、「キャッチフレーズは絵柄の一部である」という
「広告制作的な視点」がないと、良いフレーズは作れません。

4_企画書の文章とコピーの違い

AIのキャッチフレーズ案は、
PowerPointやWordで作成した企画書に貼る
「フレーズ」としてはこなれたものを出してくれます。
しかしそれはプレゼンテーションとして「読む・説得する」
文章であって「見る・感じる」文章とは違う。

優等生の書いた文章が生成AIとするなら
(危ないフレーズは出てこない!)、
劣等生でも時に勢いがある落書きが生身の広告屋の文章。

昨日の投稿で、私がコピーをまぁまぁ書けるようになった
経緯を述べましたが、
企画書の文章は書けても、そのままコピーにはならない。
企画書と広告の間には、高い壁があるのです!

視点を変えると…

5_倍速再生や飛ばし見(スキップ)では消えてしまう
「雰囲気」を含めて広告コピー。

これは「編集と広告の違い」にも似ています。
雑誌などの編集記事は「流れの中で読んでいく」もの。
対して広告コピーは、限られたスペースの中で、
倍速再生やスキップでは消えてしまうような
「雰囲気」を含めて機能させるもの。

例えば「ラジオCM」の場合でも、それは
カタログ的な商品の説明文とは違い、
語りの間(ま)やリズム、ナレーターの声質を含めて、
その20秒や30秒の「世界感・空気感」が表現です。

以上、キャッチーなまとめとならずすみません(汗)。

AIはすごいです。とても便利です。
でも広告コピーの「勘どころ」とは、まだ違う。
きょうは、そんなお話でした。

**********

★過去の関連記事
【広告制作は、触媒や巫女だなぁ】2025/11/21
https://www.omotesando-ad.jp/archives/55169050.html


書き続けるとうまくなるよ、誰でも。

たまには広告屋っぽく、
「文章アドバイス」のようなことを書いてみますね。

私の場合、SNS発信のメインタイトルを
『小さな広告屋から@川島CD』としながら、
職業であるCD(クリエイティブディレクター)や
C(コピーライター)らしい投稿はほとんどありません。
日常で感じたことを「自分の頭の整理半分」で、
「人に伝えることも意識して」文章化する雑文。

もし毎回のテーマを「発想術」や「文章術」に絞ったり、
「広告業界、ここだけの話」なんてコンテンツにして、
有料のプレミアム放送やメンバーシップは000円、
レポートにまとめたPDFは0000円なんてしたら、
多少はお小遣いになるかもしれませんけど。

それでも(こうしてたまに?)読んでくださる方への、
特に文章化に悩んでいる方へのアドバイスとして言えば、
単純ながら…「書き続ければうまくなる」。

まず前提として、コピーライターの文章は
(それこそ才覚によるでしょうけれど)
小説家やエッセーシストとはまるで違います。

いまどきはコピーライターなんて不要な職業
(生成AIにまとめてもらえばいいでしょ?)と言われますが、
1980年・90年代には「川島さんは音楽の作詞もするんですか」
なーんて誤解さえ受けたほどです。

いえいえ、コピーライターは極めて「職人」な客商売。
お客様(この場合は発注者=クライアント)の意向を聞き、
資料を読み、整理整頓して短文に凝縮する。
デザイン化した時の収まりにも注力する。
そして、クライアントの「顔色」を伺いつつ、
世の中に出た時の「反応」も考えて、
時にはクライアントに苦言し、揉めることになる!

そんな私ですけれど、広告代理店や制作会社勤務の
時代を含めて(今はフリーランスみたいなものですが)、
コピーを書くのが苦手でした。
どう書いたらいいか、本当に迷走していました。

自分が書けないばかりか、
業界で「名コピー」と言われるフレーズを見ても
(好き嫌いを超えて)「なぜいいのかわからなかった」ほど。

そしてキャッチフレーズ(大見出し)以上に、
ボディコピー(本文)の何百字かがどうにもうまく書けない。

それが「霧が晴れてきた」のは、少しずつ場数を踏み、
「視点やテクニック」を学んだ・気付いたことに加え、
Blog(いまや古典メディアですね!今時で言えばnoteか)
を書き続けたこと。

そうして執筆20年になるブログは、
当初の数年は毎日 意地でも配信していました。
(現在は1週間に一度程度、しかもFacebookと同文ですが!)
これが大きかったと、今になって思います。

その「毎日書く」(仕事関連の雑談でも私的なことでも)を
続けるうちに、ボディコピーがこなれてきた。

もう少し正確に言うと、
その何百字かの文章を書くこと・まとめ上げることが、
「あまり怖くなくなってきた」のです。
当然、書くまでの葛藤はあるけれど
「書き出したら、まぁまぁ 素案として形になる」。
内容に加えて、文章のリズムとかも身についてきた。

さらに(キャッチが先・ボディが先などありますが)
ボディの霧が晴れると、キャッチも磨かれてきた。

「質より量」とか「体が覚える」とか「鍛錬」とか。
それはどんなスポーツでも技術習得でも、
特に初期の段階では言えることなのでしょう。

今時「1,000本ノック」や「残業してでも」
みたいな鍛え方は違うとは思いますけれど。
(水を飲ませず兎跳び…ってなんだったんでしょうね?)

ちなみに私は1957年・昭和32年3月生まれで、
1980年からブラックな広告業界に入った身ですが、
当時から先輩やクライアントに対しても
「徹夜はしません、私は帰らせていただきます」と言ってました!

いま、文章に自信のない方へ。

◎「たくさん書く」と、確かに身につきますよ。
◎「読者を意識」するほどうまくなりますよ。
◎憧れの人の文章にはなれなくても、
「あなたの文章」は確実に見えてきますよ。

ということは、申し上げておきたい。

私は、BlogとFacebookに続けて、
音声配信のスタエフ(スタンドFM)も1年半前から開始。
(→SpotifyとApple Podcastsにも連動。)

すべてネタは同じ省力配信ではありますが、
音声ならではの「語り」の面白さも感じています。

※BlogとFacebookが「まったくの同文」なことに、
ちょい「引け目」を感じていましたが、音声含めた
「同一コンテンツのマルチプラットフォーム化」と考えれば
いいかもですね(笑)!

皆さんとご一緒に、細々でも続けていければ、幸せです。

広告制作は、触媒や巫女だなぁ。

投稿が2週間と数日、空いてしまいました。

私の場合、FacebookとBlogが同文。
音声配信のスタエフも「同じ台本+アドリブ」という
なんとも省力化のSNSなものの、
今回は珍しく仕事の締め切りに追われて(汗)。

「最近投稿がありませんが、お元気ですか〜?」と
メッセージをくださった方もいらして。
ほんとありがたいです。

とはいえ、実質は定年年齢の爺さん広告屋なので、
朝から晩まで働いているわけではありません。
ただ、宿題に一区切りつけてから…と思っていたら、
あれよあれよと間が空きました。

さて、きょうのタイトルは、
「広告制作は、触媒や巫女だなぁ」 。

「クリエイティブであって、クリエイティブでない」
そんな考察です。

私の肩書きは「クリエイティブディレクター 兼
コピーライター」= そんなわけで「川島CD」。
広告制作と言っても、今やオールドメディアと呼ばれる
新聞・雑誌の広告からチラシ、名刺1枚 〜
WebのLP(ランディングページ)などいろいろです。

進め方としては、
まずクライアント(お客様)と方向性を決め、
コピーを書き、ラフな設計図のようなものを組み立てる。
その上で、プロのデザイナーさんにお願いする流れです。

いきなりクライアントさんがデザイナーに頼む、
(デザイナーさんが直接受注する)のとは違い、
「企画・コピー・デザインを含む全体ディレクション」が
私の役割。(語り出すと長くなるので詳細は別の機会で。)

「広告制作はクリエイティブでしょ?」とよく言われますが…
業界45年の経験から強く思うのは
(1980年、昭和55年から!汗)
制作物のクオリティは、かなりの部分
「クライアント側で決まる」ということ。

クライアントさんに、現状の課題と
会社や商品についての前向きな思いがあって。
それを第三者である私が聞き取り、競合環境や
世の中の空気も踏まえて言葉やイメージ化していく。
それをプロのデザイナーが定着してくれる。

ざっくり言えば、クライアントが5割、
私が3割、デザイナーが2割です。

また、コピーライターと言うと
文科系・芸術系イメージで見られがちなうえ、
よく「川島さんはどうやって思いつくのですか?」
と聞かれます。

でも実のところ、それ以上に大切なのは
「理論構築」と「整理整頓の力」です。

「左脳・右脳」の話が科学的かは分かりませんが、
私の感覚では左脳8割、右脳2割。

第一印象の「感」は大切にしながら、理論で整理し、
そこから感性で軽くポーンと飛ばしてみる。
理屈だけでは「企画書やパワポ」止まりで、
それをどう飛躍させられるかが勝負です。
これが業界用語で言うところの「クリエイティブジャンプ」。

さらに、デザインを含む「チョイスの精度」が
最終品質を決めます。
このあたりは正直、AIではまだ難しいところ。
私も毎日、(仕事に限らず生活全般のヒントを)
GeminiとChatGPTに助けてもらってますけどね。

広告制作に「クリエイティブな能力」は欠かせないものの、
好きにアートを作っているわけではない。
しかも、予算や時間の制約がある「客商売」。
言って見れば「クリエイティブな客商売」です!

時々、自分が「巫女さん」か「霊媒師」に
なったような気分になる時があります。

クライアントの中に深く入り込み、
そこにある記憶や波動のようなものを感じながら、
いくつかの塊(かたまり)を拾い上げてくる。

あるいは、深い海に潜っていくイメージ。
海はどんどん深く暗くなり、何かを「底」のほうで把み、
なんとか海面へと戻ってくる。

気障に言えば、クライアントの
「本質を探しに行く作業」と言えるかもしれません。

そんなわけで、この「広告制作という仕事」は、
肉体労働ではないけれど、
海の底から帰還するような、息も絶え絶えの商売。

もちろん場数は踏んでいるので、潮の流れや、
お宝の見つけ方は身につきましたけど、
海面に上がってきたら上がったらで
「宝磨き」の作業が待っているわけです。

本日は、「広告制作は触媒や巫女だなぁ」というテーマで、
末端制作者としての感想を書きました。

引き続き、たまに潜りながら語らせていただきますね。

みんなカッコいいよ、うん。

本日9月15日(月)は「敬老の日」。そこで
爺さんを含めた「見た目」について考えてみます。

私は現在68歳。
堂々の「敬老の日・当事者」です。

(都内で別れて暮らす、娘夫婦や息子も
何も言ってこないだろうなー、きっと。)

世間的には60歳や65歳の「仕事の定年年齢」を越え、
健康保険組合が言う「65歳以上の<前期>高齢者」。

この「前期」って言い回し、何だよ!と思います。
さらに「後期」のレッテル貼られたら、
後戻りできない悲壮感があるなー。
今度の飲み会や勉強会の自己紹介では、
「前期高齢者の川島です」と言おうか…。

8か月前に亡くなってしまった5歳 年下の妻は、
まだ63歳だったので「婆さんにならず」人生を終えた、
ということですね。

きょうのタイトル「みんなカッコいいよ、うん」には、
爺さん・婆さんになっても素敵な人は素敵だし、
「楽しもうよ」という気持ちを込めています。

私は長年、広告屋として地味ながら
モデル撮影にも関わってきました。そこで感じたのは、

◎本人の顔立ちや体型はベースにあるものの
◎姿勢や歩き方、笑顔、さらに会話のテンポや清潔感。
そうした“たたずまい全体”、エネルギーのようなものが、
その人の雰囲気を作ると言うこと。

さらに、プロのスタイリストさんや
ヘアメイクさんが加わるので、ほんと「化ける」。

カメラの前にたった女性が、
「えっ、さっきスタジオの入口ですれ違った小柄な人!?」
なんて、印象ががらりと変わることも珍しくありません。
それこそ、「お化粧」や「演出」の効果ですね。

もちろん、モデルさんや俳優さんは、
10枚写真を撮れば9枚はカッコイイ。
でも素人でも、10枚に1枚か、100枚に1枚は絵になる。

その確率を「意識して」少しずつ上げていけばいい。
「モデルっぽいのが正解」と言いたいわけではなく、
「左の横顔を常に向けて」などと意識しすぎる必要もなし。

人は、自分の心持ちと、ちょっとした演出で変われる。
男女も、年齢も、体型も、 関係ないと私は信じています。

街を歩いていると、そして、
新しい人や古い人(昔からの知り合いのことね)に会うと
綺麗な人、素敵な人、カッコいい人、粋(いき)な人、
気を引く人、不思議なオーラの人… たくさんいます。

私は、カフェでも電車でも、
「あぁ、この人の魅力は何がポイントなんだろう」と
眺めているのが好きです。
(自分が怪しい爺さんに見られないか要注意ですけど!)。

要は、自分の「いかし方」(生かす・活かす)と、
「みせ方」(見せる・魅せる)を意識すれば、
誰だってカッコよくなれる。

と、自分にも言い聞かせる「敬老 ど真ん中」の今日です。

友の死と重ね:妻を亡くして。

きょう7月3日は、妻が1月3日に亡くなってから
ちょうど半年です。

そして、タイトルに「友の死と重ね」と入れたのは、
親しかった男性イラストレーターが
亡くなってしまったことも、話しておきたくて。

亡くなったのは、木村 大ちゃん(木村 太亮 さん)。
6月6日前後の逝去のようです。

1960年生まれだから、私の3〜4歳下。
64歳か65歳ですね(誕生日は調べても不明でした)。

私が20代の終わりに広告代理店から制作会社に移った時、
その会社に出入りしていたのが、少し年下の大ちゃんでした。

イラストレーターにして、デザイナー、絵本作家。
自分でグラフィックデザインはもちろん、
そこにはめるイラストも描けてしまう器用な人で。
もちろん、内容に合わせてタッチも色々と工夫して。

昆虫や魚、恐竜の絵柄も、骨格の構造を理解し、
綿密にもデフォルメしても描けてしまう。

しかも、絵本の文章(=物語)も書ける。

お父様は、動物画家にして、
ラーメンのチャルメラおじさんの絵柄も描いていた方。
まさに血筋ですかね。

私からも、いろいろな広告や販促物のイラストを
お願いしました。

「こんなタッチで」と希望を言うと、
コンセプトやクライアントの事情も理解して
方向性は合わせてくれるものの
「川島さんが考える、その描写は変だよ」とか
「こうしたらいいのに」とか、いちいちうるさい。
インスタントには決して描いてくれませんでした。

今時は、無料の「フリーイラスト」が山のように使えて、
世の中は「どこかで見たような絵柄」が
溢れているワケですけど、
大ちゃんのイラストには、小さな猫の顔一つにも
オリジナリティがありました。

「川島さーん、そのギャラじゃきついけど、
もう1案描いといたからさ、どっちか選んで」なんてね。

その大ちゃんの死因はがん。

元気ながら、少し調子の悪さがあった昨年末。
「クリスマスイブ」の日に「がんで余命6か月」を言われたそうです。
すごいクリスマスプレゼント!

そして、治療の甲斐もなく、結構Facebookも
最後の方まで投稿してくれていたのに、
元気なうちに(って変だけど)本当に半年で逝ってしまいました。

今日のタイトルを「友の死と重ね:妻を亡くして」
としたのは、大ちゃんとの半年前の最後の電話が、
私の妻の死とも繋がっていたから。

簡単に紹介すると…

私の妻は年末の12月27日(金)に倒れ、
まさに文字通り「転倒して」頭を強打。
1週間の昏睡で1月3日(金)に亡くなったのですが、

娘や息子たちと交代で病院に行っていた年末のこと、
私が夜(妻との二人住まいだった杉並区荻窪から)
タクシーで病院に向かう後部座先で、大ちゃんから電話。

数か月 ご無沙汰だったので、
「おー大ちゃん、久しぶり」と電話に出たら、
「いま大丈夫? 川島さんさー、伝えておきたいことがあって」と。

「いいよ、いまタクシーの中だけど」
「実はさ… 俺、余命宣告受けちゃって… あと半年だって」。

そこからの、なんかふわふわした会話と、
新宿方面に向かうタクシーから見る
夜のネオンを思い出します。

「でもさ、嘘みたいに元気だから心配しないで。
川島さんには伝えておきたくて。
検査とか入院とかあるけど、イラストは描けるから。
治療費治療費!」とか電話の向こうで。

こちらは、どう言葉をかけていいか混乱しつつ、
いかにも大ちゃんらしい前向きさも感じて湿っぽくもならず。

「実はさ、俺もいま病院に向かっているところなのよ」と言うと、
「えーっ川島さん、どっか悪いの? 検査?」

「いやー、蓉子が倒れてさ。もう数時間か数日の命だって。」

タクシーの運転手さんも、すごい会話を小耳に挟んで
びっくりしたでしょうね。
妻の危篤はまだ、ほんの一部の方にしか伝えていない頃です。

流れ去る夜景、ネオン、信号待ち、車の振動、会話と沈黙。
「あ、病院着くから、電話またちょうだい。会おうよ。」
「そうだね」と電話を切って。

でも、それが大ちゃんとの最後になりました。
無理やりお見舞いに駆けつけたらよかったのか、
それはわかりませんけれど。

妻を亡くして半年、年下の知り合いも亡くなってしまいました。
妻、63歳。木村さんは64歳か65歳。早いよなー。

エネルギーのある人ほど、消耗が激しくて、
「死に急ぐ」のでしょうか。

さて本日は、妻の命日で
「喪に服す区切りの日」ではあるものの、特別なこともせず
(お墓参りやお寺さんでの新盆は後日)
今から一人で映画を見に行ってきます(笑)。

新宿ピカデリーにて『国宝』と言うタイトルの日本映画。
任侠の世界から歌舞伎の世界に入った男性が主人公だそうです。
かなりヒットしているようで、知り合いに
「ぜひ川島さんも〜」と勧められました。
しかし上映時間が3時間もあり、飽きっぽい私の
「気持ち」と「足腰」と「トイレ」の我慢が持つのやら。

そして、チラとネットの紹介を見たら「人物相関図」がある!
私は、映画の解説はほとんど(なるべく)見ないで行くのですが…

「人物相関図」があるほど登場人物が絡みあい
(誰が誰と いがみ合い、隠し子がいて?みたいな…)
気を許すと「え、この人、どこの誰だっけ?」と言うのは
私が最も苦手なパターン。いやはやどうなることか。

そして、明日の夜は、
日本のミュージシャン「コシ ミハル」さんのコンサートです。

自分は何歳まで生きるんだか… 独り身爺さんの楽しき日々。
映画もコンサートも、妻と行けないのは
ちょっと寂しいですけどね。


【参考リンク】
◆木村 太亮 さんFacebook(HPへのリンクもあり)
https://www.facebook.com/daisuke3623

◆映画『国宝』公式サイト
https://kokuhou-movie.com/

◆コシ ミハルさんの紹介(ビルボード・ジャパンより)
https://www.billboard-japan.com/special/detail/1711

爺さんの価値:老害 or Not。

本日は、爺さん(ゆるい言い方をすると定年世代)の
働き方について書いてみます。

私はいま68歳。1957年(昭和32年)3月3日生まれです。
1956年(S31)4月〜1957年(S32)3月31日までの学年。

自分がどんな世代に属するかを調べてみると:
・団塊の世代が私の8〜10歳上(1947〜1949生まれ)
・その下の私たちは「ポスト団塊世代/しらけ世代 」(1955〜1964)
・さらにその下は「新人類世代」(1965〜1970)
・続いて1971年頃からが「団塊ジュニア世代」(1971〜1974)

私の属する学年(1956年4月〜1957年3月生まれ)は、
団塊世代の誕生による「戦後第一次ベビーブーム」の反動で、
「戦後最も出生数の低い学年」。
団塊世代と比べて、なんと100万人、40%も減っています。

高校・大学受験や就職の倍率は“ラッキーな谷間”
だったかもしれませんね。
一方で、団塊世代ほどの社会的な存在感はなく、
数の面でも印象の面でも、まさに「しらけ世代」なのでしょう。

私は、バブル数年前の1980年、大学5年生でなんとか
当時業界4〜5位の広告代理店に滑り込みました。
その後、制作会社を経て自分の会社を立ち上げ、
数名で20年ほど経営。
でも大きくするような才覚はなく、
その後の10年ほどは社員は総務経理の女性ひとりだけ。
私は自宅で仕事を続ける、実質フリーランスです。

それでも、68歳のいまも現役で働いていると言うわけ。

同世代の友人を見ると、60歳ですぐに引退した人、
65歳まで「給料半分、出社も半分」を選んだ人、
それを過ぎても半分ボランティアで幼稚園バスの運転手、
パートや軽作業で小遣い稼ぎをして
「荷物の運搬で腰を痛めたー」とかさまざまです。

私もほんと、いつ辞めてもいい年齢ですが、
仕事が趣味みたいなものだしなー(いいのか悪いのか!?)。
チラシ1枚、フレーズ1行でも、
声がかかるうちは続けていこうと思っています。

とはいえ、さすがに“爺さん”なわけですから、
取引先の中小企業の社長も、私と同年代か、むしろ年下。
ましてや、現場でやり取りする企画・宣伝の担当者は、
娘や息子のような世代なわけです。

注意しているのはね、私の意見を振りかざさないこと。
もう頭は固いけれど、なるべく幅を持って柔軟に、
一緒に考え、まとめていくことを心がけています。

いまや「ベテラン」を超えて、「ロートル」。
GeminiやChatGPTによると、「ロートル」とは、
経験はあっても体力や感性に衰えが見え始める存在。
かつては活躍したが、今は一線を退きかけた元ベテラン、
というニュアンス(とほほ)。

それでも「老害」にならず、どう「戦力」として続けるか。
(もう続けるなよー ← 外野の声、ないし心の声?)
生成AIなんかもいじってみて、
「Google検索より優秀ですよ」ってクライアントに話してみたり。

最近、ちょっと嬉しいことがありました。
10年近くお手伝いしていた企業から、
世代交代やブランド刷新の流れで退くことになったのですが、
現場の若いスタッフから「川島さんのコピーとディレクションが必要」
との声が上がったそうで、1年半ぶりに復帰することになりました。

それからもうひとつ、「お墓の広告コピー」を執筆中。
昨年から手がけていた年4回のシリーズもので…。
年初の1月3日に妻を亡くしてからも、
「お墓に手を合わせるとき、亡き人の思い出が…」
なんてコピーを書いている、なんともな巡り合わせです。

オヤジ・おっさん・爺さん、高齢者、
はたまたベテラン・ロートルクリエイターとして、
あと何年、どこまで貢献できるのやら。

爺さんだからわかること。
そして、川島だから書けること。
もうしばし、楽しみながら商売を続けていこうと思います。

教えられることはないけれど、引き出すこととまとめることは少しできる。

きょうのタイトルは… 長いですねーー。

ほぼ同内容をアップしている
音声配信の「スタエフ:stand.fm」では、
タイトルのお尻が「切れて」掲載されています。反省!

私のBlogとFacebookはまったくの同文。
さらに音声も多少のアドリブはありながらも同原稿。
それでもよろしければ、私の「声」もお聞きください(笑)。
https://stand.fm/episodes/67c1757eb0296763c91c635e
(スマホでは専用アプリをダウンロード)

本日は珍しく、仕事内容について書かせてもらいます。
そして、ちょっとだけ広告論みたいなことも。

Blogには「小さな広告屋から」
というタイトルをつけているものの、
「広告制作やコミュニケーションの知識・ノウハウ」を
語っているかと言えば、ほとんどなく。

「広告屋の日常」という雑文としても、
「コラムとかエッセー」と言うには軽すぎるし。

結局、他人に発信する(見てもらう・聴いてもらう)を
前提とすることで(縛りというかポーズというか)
漠然とした自分の考えや日々の生活の記録が
「何百文字か何分かにまとまる」という、
自分用の「メモ・備忘録」のような存在価値です。

当然、私にも承認欲求はあって(笑)、
公開している限りは覗いてくださる方がいて嬉しいです。
お付き合いくださり、本当にありがとうございます。

SNSの発信者さんによっては大きな目標である
フォロワー数増大と収益化(マネタイズ)も、
私の場合はまるで考えていませんし、無理です!

言わんや私に、学校の先生のように
(それが大学でも専門学校でもカルチャースクールでも)
「広告の発想法」や「企画術」
「コピーライターのテクニック」などを
論理立てて教える能力はありません。

まぁ過去にも、リアルでミニセミナーを引き受けたり、
SNSでも「ヒントのようなもの」は発信してきましたけれど、
「ひとコマ90分 ✖️ うん十回」なんてできない。

そうした意味で、私が拝聴している(Voicy&スタエフ)
春木先生(元フェリス女学院大学教授、情報化社会論・
情報倫理)なんて、濃さと語りがすごいです。

まぁ私も、広告屋として、食い逃げみたいな
薄い「情報商材」なら作れるかもですけど(笑)。

さて、「引き出すこととまとめることは少しできる」
という部分は…

前提として:
世間の方からすると広告や販売促進物は(昨今はネット)
「デザイナーが作る」「デザイナーに頼む」との認識がありますよね。

印刷物や Webは「デザインが完成してなんぼ」なので、
「デザイナーの仕事」と思われるのは当然です。

しかし、デザイン以前には、全体の方向性や、
文章(コピーライティング)をまとめることも重要で、

地味ながら私は、
◎全体をまとめる「クリエイティブディレクター=CD」と
◎文章をまとめる「コピーライター=C」を仕事にしています。

そして、私がクライアントさんと合意した文章や、
大まかなレイアウトを、
それこそ「プロのデザイナーさん」にカタチにしてもらう。

もちろん、優秀なデザイナーさんは、
企画や文章への造詣もあるので、一人で作れてしまいますけど、
ひどい場合は、クライアントさんから渡されたママの文章を、
長かろうが短かろうが、内容が中途半端であろうが、
ただ綺麗にレイアウトして、さらに「斜めにしたり」
「いらぬ飾り」をつけることをデザインだと思っている節がある。

あ、ちょっと喧嘩売っちゃいました。(春木先生の口癖!)

デザインする前には、「方向性と、文章化」が絶対に必要となる。
それは、大手の宣伝部なら当然のことですけれど、
中小企業や個人企業など、日頃「会社の言語化」をしていない
会社さんほど大切になるのです。

よく、「コピーライターは物知りで国語にも強い」と
誤解されるのですが、私は漢字も知らないし、
いろんなことの知識もスカスカです!

それでも長年、商売になってきている理由は…

「引き出すこと」 と「まとめること」のノウハウが、
論文や大層なセミナーにはできませんけれど、
職業(職能)としては持っているから。

クライアントさん(スポンサー、広告主とも言います)
の話をじっくり聴いて、資料もいろいろ見せてもらい、

「それはこういうことでしょうか」と整理し、
「世の中との接点や業界の中ではどうですか」と問いかけ、
「こんな言い方もできますね」と文章化する。
そして、デザインに落とし込む。

アイデアも絵柄も文章も「自分の作品」とかではもちろんなく、
広告表現は芸術と異なるビジネスサポートですけれど、
自分の中を伝わって出ていく「巫女(みこ)さんの口寄せ」
みたいに感じる時はあります(オカルト!)。

大切なのは、大きな方向性とともに、
軸となるものを見据えて、その企業や個人の魅力を
「引き出すこと・まとめること」。

カッコいいキャッチフレーズや
目を引くタレントさんもいいですが、
根本のところが広告制作の醍醐味であり大切な部分
(もちろんチラシや名刺一つでも)… というお話でした。

きょうも「まとまりきらない自分のまとめ」に、
お付き合いくださり、ありがとうございます。

競合プレ(コンペ)の功罪。

前回の投稿から6日ぶりで…。

いやー、珍しく風邪をひいてしまいまして。
咳・鼻水・微熱が数日。
まぁ、寝込むような酷さではないんですけど。

本日のテーマは、そんな体調を引き起こした
(かもしれない)「競合プレ(コンペ)の功罪」。

競合プレゼンテーション、別名コンペティションのお話です。

コンペには、広告表現はもちろん、
コンサルさんが経営戦略から関わるものや、
建築事務所のアイデアとか、さまざまあります。

ま、すべての仕事と業界にコンペあり!ですね。

そして、数社、多いと数十社を競わせれば
素晴らしい成果が出るかというと…

記憶に新しい東京オリンピックのごとく、
一度は決定を発表したものの…
ロゴマークは「パクリ」問題で もめ、別の人になり、
建築も「予算と斬新さ」にびびって、別の人になり。

すごかったですよね。

まぁ、国家関連、公共事業ものは、
「多数の提案から公式に選りすぐった」お墨付きが、
「内容以上に」重要ですし。

いち企業さんの場合も、
「業者を指名」 よりは <「競合させること」を選びたがる。

参加側は当然、はなから「あなたを信頼して」と
お願いされたいし、長いお付き合いを望む。

私は、広告業界に44年いますが(いやはや!)
広告代理店時代、制作プロダクション時代、
独立して数名の自分の会社を立ち上げ、
いまはフリーランスの「一人おっさん企業」ですけれど、
さまざまなコンペに関わってきました。

成功あり、失敗あり。
喜びあり、涙あり、怒りあり。

しかし、独立後 数年経ってからは、
コンペの参加を依頼されても、ほぼ断ってきました。

理由は「ちゃんと膝詰で担当者&できれば社長と」
話し合わなければ、オリエンテーション
(企業側からのコンペ内容の軽い説明)だけでは、
表面的な提案で終わる恐れがあり、それこそ
企業の根幹に関わる骨太の組み立てができないから。

そして、誤解していた部分があっても、
それを含めて会議室で一方的に伝えて終わる。
微妙なニュアンスの説明や、話し合って解釈し合う
キャッチボールのチャンスもない。

コンペでは本来大切な=まずは決めるべき
「戦略」部分より、案外「戦術」に目が行きがちで、
例えば「○ :マル」か「□:シカク」かが肝なのに、
「クレヨンで描くのがおすすめで、鉛筆と万年筆もあります。」
「パステルにすると、制作費が下がりますか」とかね。

表現のプレゼンなのだから、綺麗なクレヨンの
「○ :マル」を徹夜してでも作って持っていこう、
としがちなのだけれど、
そんなことより、手でサラッと書いた「○ と□」を見せて、
そもそも御社はどちらでしょー、と話し合うのが
本来だと、私は思うのですが。
(その上で、決定したのが△なら、それを徹底的に詰める!)

そんなわけで、ここ20年ほどはコンペ=競合はお断り。

コンペは大手企業の場合が多く、
勝てば制作費が大きく、目立つ仕事になるものの、
徒労に終わることが多くて、心身の徒労に終わりがち。

採用にならなければ(つまり勝たなければ)
プレゼンにかけた費用はまるで(ないしほとんど)払われず、
私から声をかけた仲間との関係が悪くなることさえある。

ぐちゃぐちゃと広告代理店が絡む仕事も嫌いですし。
(代理店さん、ごめんなさい!
大きなプロジェクトには、広告代理店的な
専属担当チームが必要なことは理解しております…。)

唯一、こちら側としても企業さんとしても、
「コンペにすることで新たな発想やチームを
見出すチャンス」というのがあります。

私も、会社案内冊子のコンペに勝って、
そこから10年、競合なしで、広報物全般のお手伝いが
続いた大手企業さんもあります。

そうした「コンペの意義」は認めるものの、基本は
「競合させること」より < 「業者を指名して話し合い」 を
選ぶなー。

当然、アイデアの開始前には、
自己紹介(自社紹介)と過去の制作例をお見せして、
「人と内容に興味を持ってくださったら」スタート。

必然的に、いまのお仕事は、知人の紹介で出会う
中小企業・個人企業さんがメイン。
当然コンペの混乱はない、平和な毎日です(笑)。

そんな中でね、数年(数十年?)ぶりに
「まだ関わったことのない業種」の声がかかって、
面白そうだったのでコンペに参加したんですよ。
5社とか6社とかの競合でしたけど。

企画に2か月かけて、プレゼン時間は20分!

私もプレゼンでしゃべって、
クライアント(候補)さんとのやりとりも、
新たに知り合ったメンバーとの作業も、
とても楽しかったんですけれど、
プレゼン当日を挟むように風邪状態。

いやー、慣れないことはするものではありませんね。

結果はどうあれ、声をかけてくださった方々とのご縁は、
今後も財産です。

久しぶりのコンペで、知恵熱が出ました!?
って話でございました。

QRコードは無骨だけれど。

はい、「QRコード」は
1〜2センチ四方の「読み取り用」マークですね。

改めてネットで検索すると、こんな解説があります。
(多少、はしょって抜書きします)

「QRコードとは、Quick Response
(素早く読み取って反応する)の意味で、
日本の自動車メーカー デンソーウェーブが
1994年に考案。(もう30年前なのですね!)
高速読み取りを重視した2次元コードの一種。
それまでのバーコードの制約(文字数等)を
解決するために開発された」とのことです。

ここ数年は電車の駅で、安全のために設置が進む
「ホームドア」にも活用されています。
汚れや光の影響にも強く、何よりその
「Quick Response」が大貢献しているそうです。

そのQRコードをね、
ついに「自分の名刺」に入れました(笑)。

Home PageとBlogとFacebook、
音声配信のスタンドFMのリンクをQRにして、
4つ四角いのを並べました。

これまではなるべく、QRコードは載せたくなかった。
だって、はっきり言って かっこ悪いもの!

名刺は、なるべく端正(シンプル)がいいと
私は思っていて、玄関の「表札」みたいなもの。
いろいろアピール要素を詰め込んだ「ミニチラシ」
みたいなものは好きではない。

名刺に、無骨な四角いマークは似合わないのですよ。

それでも、httpsだ、wwwだの(:// って何?)
長い文字列を載せるよりは、
いまどき皆さんスマホ閲覧がメインだし、
さっとQRコードを読み取る方が便利かなーと。

意を決して(苦笑)4つ並べました。

名刺作成をお願いしているデザイナーさんが
大きさや位置を数ミリ単位で調整して
綺麗にレイアウトしてくださいました。

この投稿を読んでくださっている皆さんと、
リアルにお会いすることがあれば
(昨年末に引っ越して住所も変わったし)
私の名刺、ぜひもらってくださいね!

さっそく2日前、セミナー受講の懇親会で
お会いした方にお渡ししたら、
その場合でFacebookのQRを読み取り、
友達申請してくださって。

ちなみに、QRコードのサイズは、
小さすぎると読み取りが困難になるので、
「理想的なサイズは一辺が1.5cm〜2.0cm程度」
とのこと。それでは流石に大きすぎるので、
私は気持ち小さくしましたけどね。

日々技術が進化する中で、
初めは違和感があるものを、どう取り入れるのか。

そりゃ、お客様にお作りする広告や販売促進物での
QRコード掲載は、私も日常的に行なっていますけれど、
自分の名刺となるとね…。

広告屋って、最先端を覗いているように思われがちですが、
「美意識の壁」みたいなものもあって
(著名な本で「バカの壁」というタイトルがありましたね)
案外 保守的だったりもするのですよ。

そして、よく「広告は半歩前=半歩先を表現」
なんてことも言いますが、新しすぎるものや、
ターゲットが「自分ごと」にできないことは、
理解されず浸透していかない。

… なーんてね、話が大袈裟になりました。

QRコードを自分の名刺に入れて、
無骨さには目をつぶりつつ、今さらながら
「ちょっと嬉しい&便利」というお話でした。

好きなコピー「1億使っても まだ2億」。

私は、大学を5年生で卒業して広告業界に入り、
「コピーライター 兼 クリエイティブディレクター」
として飯を食って来ました。

とはいえ、素晴らしいコンテストの受賞や、
テレビでバンバン流れたフレーズなんて
まるでありませんけれど…。

いま67歳。「定年年齢も とっくにすぎちゃった!」
ものの、おかげさまでお仕事も続いています。

このFaceBookやBlogなどのSNS、
そして7月から始めた音声配信「スタンドFM」では、
「小さな広告屋から」という番組名?で
発信させていただいていますが、

皆様が期待するであろう
「広告屋的、コンセプト発想法」とか、
「マーケティングとセールスの極意」とか、
「うまいコピーの書き方」なんてのは
ほーーーーーーんのたまにしかなくて…

自分の備忘録を含めた「一人語り」で失礼しています。

それでも、日々の仕事で
必死に企画やコピーを絞り出すベースとしては、
今まで見聞きしてきた
「素晴らしいコピーライティングの数々」があるわけで、

この投稿でも、私が「好きで」
「素晴らしいと思って」きっと「影響も受けた」
コピーライティング例「=フレーズ」を
たまーに紹介していこうと思い立ちました。

フレーズとともに、広告業界では著名な書籍
「TCCコピー年刊」から、その掲載年度と、
コピーライターさんのお名前を抜粋させていただきます。

さて、その第一回は:

「1億使っても、まだ2億。」

コピーライター:滝村泰史(たきむら やすし)さん
2000年度のTCCコピー年刊掲載。

今から24年前、
ドリームジャンボ宝くじに「3億円」が登場した時ですね。

1億円当たるのも超すごいのに、
それを「パーッと使った」としても、まだ2億円余る!
という、庶民にとっては「目が点」な お知らせ。

「ついに夢の3億円」なーんて、
チープでストレートなフレーズではなく、
本音に迫る、この臨場感!

宝くじが当たった人の「失敗の末路」
なんて書籍も読みましたけど、
いいなー、「1億使っても、まだ2億!」。

うーーーん。

ところで、これから妻と東京駅に向かい、
岡山県倉敷での一泊旅行です。

久しぶりの、大原美術館とかを覗いてきます。
またご報告しますね。

4色ボールペンの変則活用術。

きょうは「書く仕事」のコピーライターとして、
(誰でも書くこと・メモすることは欠かせないわけですけど)

「筆記具」についてお話ししてみますね。
題して「4色ボールペンの変則活用術」。

私は文房具オタクではありませんが、
筆記具は「書ければいい」
「その辺に転がっているものでいい」とは思いません。

流石に「手書きには万年筆のブルーインクの味わいが…」
なんて粋(イキ)なことは言えないものの、
昔は書き心地と多少の見栄えを考えて、
1万円以上するボールペンを使っていたこともあります。

もちろん、サインペンや鉛筆、シャープペンシルも、
山のように模索してきた。

そんな中、人生67年で絞られたのが(笑)
400円弱の4色ボールペンです。

何かの提出書類を、役所や銀行の窓口などで
「住所と名前程度を書く」場合は、
カウンターにあるボールペンでいいんですけど、
長めに記入するとなったら「自分の」ペンを取り出します。

だって、軸(手に持つ部分)がやたら細かったり、
インクの出が悪かったりすると、ほんと疲れるのですよ。

愛用品を言うと:
三菱鉛筆の油性ボールペン「ジェットストリーム」。
その0.7ミリ芯/黒・赤・青・緑の4色タイプ/
黒色の握り部分と透明ホルダー。

ペン先を0.7ミリにしたのは、0.5では細かすぎて、
1.0も試したけどちょいべたっとする感じで…
0.7がちょうどいいです。
4色タイプなので、ボディはやや太めで握りやすい。
特殊な油性インクで、通常の油性ボールペンよりなめらか。

三菱のこの製品はとても評判が良くて、
世界に誇る技術ですよね。

でも「4色」とはいえ、
使う色は黒がメインで、次は赤。
青はたまーにで、緑はまるで使わない(不要)。

「だったら3色ボールペンでいいじゃない」
となるはずのところを
(3色ボールペンも4色タイプも軸の太さは変わらないし、
3色ボールペンの方が安いし…)なぜ4色かと言うと…

緑の芯を抜いて、そこにも黒を差しているからです!
(最初の緑は捨ててます、ごめんなさい!)

つまり私の場合、指でカチッと下げて色選択する時に、
ノックする部分は黒でも緑でも「黒インク」が出る
というわけです。

そう、いちばん使用頻度の高い黒を多めに持っておく物量と、
書いている最中に黒がキレたら、
緑=黒に移れば良いという補助効果。

そんなわけで、見た目は決しておしゃれではない4色
(実際は3色+黒のスペア芯)のボールペンを、
書斎にもリビングにも置き、カバンにも2本入れて、
「メインの筆記具は、ほぼこれ!」の生活を送っています。

ついでに、「4色ボールペンの変則活用術」その2として、
「カバンに2本も」入れておく必要は…

打合せ先やカフェで忘れちゃう場合の予備の意味と、

カフェでクライアントさんから聞き取りをする際に、
私が紙にメモするのはもちろん
(用紙はA4サイズのコピー用紙と決めてきます)
相手にも紙とペンを渡して書いてもらう時があるからです。

商品の機能を図解して説明してもらったり、
ターゲットは三角ピラミッドのどこに想定するか、とかね。
いわゆる「筆談」的。

相手にボールペンを渡してしまうと、
私もそこに書き込んだり、手元でメモできないし。
そんなわけで、常に2本、持ってます。

消えるボールペン(消せるボールペン)なんかも
「便利だー」と感心して、いっとき使ったものの、
やめちゃいました。

それから、原稿用紙に鉛筆で書いていた時代の話とかねー。
あんなこと、よくできたなー(遠い目…)。

「キーボード操作」のこととか、
「アナログとデジタルの情報処理の差異」とかね、
いろいろ掘り起こしたいことはあります。

でも、今日の雑文はここまでに。

「なるほどー」と思われた方も、
「ボールペンに何を細かいこと言ってんだか」と感じた方も、
読んでくださってありがとうございます。

口下手でもコピーは書ける。

久しぶりに、広告制作のテクニックについてです。
題して「口下手でもコピーは書ける」。

言い方をちょっと変えると
「アドリブで面白いことが言えなくてもコピーは書ける」です。

私の職業を「コピーライターです」と紹介すると…
(兼任でクリエイティブディレクターでもありますけれど)

すごいヨイショしてくださる方は「言葉の魔術師」とか
「スピーチが得意」と思ってくださる方もいるのですが、
「しゃべること」は得意でありません。

まして、テレビのコメンテーターや、
雛壇に並ぶタレントさんのように、
アドリブ(一瞬の受け答え)なんて、とてもとても無理(汗)。

日頃、妻には
「あなたの話は、何を言っているのかわからない」
「言葉が足りない」とか「もっと整理して話してよ」と
散々に責められます。

それでもね、私の
「広告や販売促進物(販促物)のコピーライティング」は、

お客様(直接のクライアントさん=広告主と、
広告を実際に見る方の両方)に、おおむね
「わかりやすい」「読みやすい」と言っていただけます。

じゃー、なぜ「広告の文章は簡潔に」書けるのか。
それは、「時間をかけて構築するから」です。

そう言っちゃうと、なんのハウツーにもなりませんね!

でも、弁解半分、コピー術半分で話すと、
「構築・構成」があってのコピーライティング、
コピーライターだと思っています。

例えばテレビCMは、大抵は15秒、長くて30秒。
前後の他社のコマーシャルとの隙間を空ける必要があるので、
15秒コマーシャルでは「13.5秒」しか語れません。

しかも、ラストに「プレゼントキャンペーン実施中」
とか入れると、本文はもっと短くなる。

そんな中では、「事前の原稿が基本」
+「多少の現場のアドリブ」となります。
(現場で手直しする臨場感といったら大変ですけど、
それは置いといて!汗)

若い頃に、そんな経験を積んだ私なので、
「元原稿の詰め方」こそ大切で、そこに時間がかかる。

従って、アドリブで「軽やかにしゃべる」とか
「一瞬でコピーを捻り出す」なんてマジックは
私にはできません。頭も口も回転しない!

確かに、フレーズを一瞬で思いつくことはありますが、
あくまで「仮説」であって →それを「組み立てて」
→「検証し」 →「修正する」サイクルを繰り返す。

そうした観点で言うと、世間的には
「文化系」がコピーライターに適任と思われるかもしれませんが、
案外「理工系」の方が上達する。

それは、相手の話を「整理して分析する」能力が
基本にあるからです。

大切なのは、要素の「整理整頓」。
その上での「並べ方」や「リズム」。

以前の投稿【コピー&デザインは本棚を参考に】も
覗いてみてください。(→コメント欄※)

さらに、きょうのタイトル
【口下手でもコピーは書ける】に関連して思うことは、

【○○ベタでも、○○はできる】 例えば
口下手でも営業はできる。
引っ込み思案でもYouTuberになれる。

○○の中を色々考えることで、
物事の本質が見えてくるかもしれません。

本日は、「うまいことがすらすら言えなくても」
コピーライターになれるよ!

というお話を(言い訳半分で!笑)させていただきました。


※過去記事【コピー&デザインは本棚を参考に】2024/09/07
BL
https://www.omotesando-ad.jp/archives/55140835.html

FB
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=pfbid02tkSc3iGduU2JuTEsSgNmK6XrGbb4gJXGqb5vgbW3NqMd8mE5Bvgq7gw1z8Wu6j8fl&id=100001246147727

若い頃が恥ずかしい、まともにコピーも書けなかったし。

青春の未熟と、コピーライティングについて。
そして、歳を取るのも悪くないという自己弁護(笑)。

数日前のこと、
私が若い時にお世話になったクライアントさんと、
35年ぶりくらいにお会いして記憶が蘇ったのですが…

相手の方は当時、ナショナルクライアントの企画宣伝担当。
私は制作会社の若手。

若手とは言っても、広告代理店から制作会社に移った
29歳か30歳くらいの時だから、
本来は「油が乗ってきて」「とっくに広告賞の一つや二つ」
とっているはずの年齢なのに、いいコピーが書けなかったし、
自信もなかった。

インターネットはまだない時代でしたが、
世の中はバブル経済の入口で景気も良かった。

私もポスターやテレビコマーシャルのコピーなど、
たくさん携わることができました。
当然、上司やクライアントのOKが取れて、
世の中にも出しているわけで… 大満足のはずがね〜。

野球に例えるなら、
ほぼレギュラーで打席に立たせてもらい
たまにヒットを(と言うとカッコいいけど)
どうにかポテンヒットやバント、
四球で塁には出ていたけれど、
バットの芯で捉えた手応えはまるでなかった。

社内・社外の他のコピーライターが
(まさにコピーライターブームでもありました〜)
快音を響かせていた時に、
企画書に毛が生えた程度の
(あ、企画書の言葉遣いってすごく重要なんですけどね)
コンセプトに忠実といえば聞こえがいいけど、
真っ当で固いコピーしか書けませんでした。

そしてついに… 冒頭で話したクライアントさんの
新製品に企画から(まさにマーケティング調査から)
携わっていた私は、そのままの流れで
全国キャンペーンのキャッチフレーズを書いて
テレビやポスター、店頭POPなどで響き渡るはずが…

書けない。
まるで良いフレーズが浮かばない。

締め切りが迫り、延長までしてもらって…
結局は、著名なコピーライターさんが代打に立ち、
見事に課題を打ち返してくださいました。

絶好機に打席に立ちながら「空振り三振!」ってやつです。
大きなセンターフライを取り損なった野手とも言える。

あー、リアルに思い出しちゃった(苦笑)。

そんな、トラウマになるような経験の後も、
私はコピーライターを続け、30歳を過ぎてからふと、
「打つコツ」を… 「コピーとはそういうことかー!」
と実感することが何度かあり、
職業として今でも続けられるレベルになれました。

決して、ホームランの飛距離は出せないけれど、
ヒットは打てる。少なくとも、バントでも塁には出る。

体力が衰えた最近でも(まったく ワハハですけど)
こうして引退せず打席に立っています。

よく言えば、私は歳を取るほどコピーライティングが
上手くなってきたと言えます(言っちゃうけどね)。

加えて、企画書の書き方、プレゼンの伝え方も。

コピーライティングには、
「何を言うか」のコンセプトがとても重要で、
そこにいたる整理整頓とまとめ方が7割と思っていますけど、
そこから「どう言うか」に変換する
「バットコントロール」がないと「伝わる言葉」になりません。

そして、コピーはとても個人的な作業だけど、
「投手との駆け引き」(=クライアントさんとの駆け引きと、
キザに言うと世の中との関係)のコツも身につかないと、
芯を捉えることができない。

おそらく、コピーライターでもいろいろなタイプや、
成長の仕方があると思うのです。
それはきっと、他の職業でも言えて、

若さの勢いのまま上昇していける人もいれば、
空回りして失速する人。そして

私のように「若いのに勢いもなく!?」
ずーっと滑走路にいたり、飛び立とうとしても
「ふわっとだけ」上がって落ちる人。

私の場合は、大型機のパイロット試験に何度か落ちて、
どうにか同期より遅れて飛べるようになった???

そして年月が経ち、
同じような年齢のコピーライターが引退しても、
「いまだに小型機のパイロットは楽しみながらやってます」
みたいな感じかな。

器用そうに見えてずっと不器用と言うか、
大器晩成型と言うか(またまた自分で言いますけど!)

若い頃を思い出すと、ほんと恥ずかしいです。

若い頃に戻りたい、「あの年齢にもう一度戻って
やり直せたら」みたいに願う人もいるようですが、

確かに私生活でも、
なんであんなこと言ったんだろうとか、したんだろーとか
やり直したいことは確かにいーっぱいあるけれど…

そもそも若い頃に帰りたくないわ、と思うのです。
いま現在の、このおっさん・爺さんでいいやと思う。

私は、「いまがいちばん」面白い。

そしてもう、さすがに「油は乗って」いないけれど、
油の抜けたヘルシーなコピーもいいですよー。
と、宣伝しておきます(笑)。

若さは、かけがえのないもの。
でも、齢を取るのも悪くないと、自分を正当化している
今日この頃です。

自分の主張はない、スタイルはあるけど。

前回の投稿
「整理するだけでは表現にならない」に続けて、
もしかしたら矛盾と思われることを書きます。

本日のタイトルは
「自分の主張はない、スタイルはあるけど。」

当然、私の「広告制作」についての場合ですけどね。
(でも、日常生活でも同じようなものかもしれない…)

さて、広告屋とは、あくまで黒子の存在です。

私は、広告制作と言っても「デザイナー職」ではなく、
文章担当のコピーライターであり、
同時に企画全体を見るので
生意気に「CD=クリエイティブディレクター」と
言わせていただいていますが、

広告(チラシや名刺、ランディングページひとつでも)は、
広告主(クライアントとかスポンサーとも言います)の
ものです。

たまーに、ちょっとアートっぽい表現もしますが、
芸術作品を作っているわけではなく、
あくまで商業活動の告知物を依頼され、作っている立場。

だから、前回の投稿でも述べたように、
「クライアントの訴求点の整理整頓が大半」であり、
そこに、スパイスのように「何を振りかけたら
魅力的になるか」を探すのが広告クリエイターの仕事です。

まぁ、その「技」を、「クリエイター」なんて
カタカナを使ってしまったように
こちら側=川島の才能と言えば少しは言えるんですけどね!

きょうのタイトルにした
「自分の主張はない、スタイルはあるけど。」は、

広告を自分の作品にしようなんて、
まるで思っていないものの、
どうしても私の「考え方とか手ぐせ」
気障に言うと「スタイル」のようなものは出てしまうと。

そして、そのスタイルのようなものを気に入っていただけて、
一回限りの関係でなく、
何回、何年でも続く「相性の良さ」になるかです。

良くも悪くも、仕事とは「個人と個人」
「会社と会社」の化学反応だと思うので、
良き「新発見」ができるといいなーと願ってやってます。

ほんのたまーに、
ビーカーからやばい煙が出ることもあるけれど。

整理するだけでは表現にならない。

きょうも、前回に続き、
広告制作のことを書いてみます。(珍しいかも… 涙)

前回は「地図くらい作れよなー 、そのチラシ」
というタイトルで、街で見かけたA4チラシのお話でした。

お店の地図が「わずか3センチ四方」くらいの
狭いスペースしかなくて、
しかもGoogle Mapか何かのコピペだった〜
って事で、まるで読めないし、なんだこの手抜きは!?

デザイナーなら、道路や目印となる建物を簡略化した、
オリジナルの地図を作成しなよ、という話でございました。

もしかするとこれは、地図欄は設けていなかった
オリジナルのデザインデータに、
後からデザイナーさんではなく、クライアントさんが
はめ込んだってケースも考えられますけどね。

きょうはそんな続きで
デザインよりコピーライター的な範疇のお話です。

「課題をまとめるだけ、整理整頓するだけでは、
広告表現にならない!」というテーマ。

ザクっとまとめて「広告」と言っていますけれど、
まさにチラシでも名刺でもWebサイトでも同じです。

パワーポイント等で作られた企画書でありがちなのは、
丸や四角の枠で課題が囲まれていて、
一部は重なっていて、矢印があって、
「ここが攻めるべき領域!」とか、
「要素はこの3つ123」!とか…。

企画の整理の仕方やプレゼンの手法で
「ポイントは3つ」っての、よくありますね。
それって結局、1と3はおんなじことを言っていて、
結局2つじゃない? なーんて。

それでも、課題の整理整頓=まとめはすっごく大切です。
私の仕事も、粋(いき)な言葉を考えつくと言うより、
「たくさん聞いて、最小に絞り込む」のが、
仕事の大半だったりします。

親しいクラアントさんが良く言ってくださるように、
「川島さんに2時間話したのに、
出てきた文章は10行なんですよー」って感じ(笑)。

問題は、整理したポイントは3つとして、
しかも関係者全員に異論はないとして、
じゃー結局、どうなのよ。という事なのです。

その3大特徴の1番が、まさにいちばん伝えたい
(&伝わる)ことなのか、並列なのか、
3つを合わせたら別の言い回しになるのか。

企画書とか議事録の面白い所は(弱点ともなりますが)
「現状の整理は確かにそう、理屈は合っていそうだけれど、
そこから導き出されるものは何なのか」があいまいで、
矢印を順番に追っていったら元に戻った… みたいな
「整理止まり」におちいりがち。

そうして、導き出されることは果たして、
発信者にとっても受け手にとっても
「理屈+心情的にも」ピンとくることなのか。

あいまいな言い方になってしまいますけれど、
「理論と感性」「機能価値と情緒価値」みたいな話で、
「合ってるけどつまらない」って
「美味しそうじゃない」のと同じです。

大切なのは、料理に例えると
整理(素材選び) →コンセプト(切口・レシピ)
→ 表現(調理・盛り付け)。

その結論≒言葉に、
なんか良さそう・行けそうと思わせる
魅力があるかどうか。

私たちコピーライターは、
(もちろんディレクターもデザイナーも)
そこの所が仕事であって、
整理整頓で止まってしまってはダメなんだと。

私がお手伝いする制作物は、
「わかりやすい、読みやすい」と言っていただけることが多いです。
それでも、課題のまとめ直しだけでは広告にならない。

整理を突破するものや、
現状を踏まえつつの新しい視点や切り口や…
そんなものを発想し、ワードにし、ご提案できるかどうか。

自戒を込めて、きょうは
「整理するだけでは表現にならない」というお話を
させていただきました。

地図くらい作れよなー、そのチラシ!

久しぶりに、本職の広告制作の話をしますね。

タイトルは、「地図くらい作れよなー 、そのチラシ」と
言うことで。

販売促進チラシ… 気取ってリーフレットとか
フライヤーとか言ったりもします。
「A4表裏」が一般的ですが、
サイズや折り方はいろいろです。

さて、街で見かけた ある新規開店のA4チラシ。
イラストふんだんで、書体もそれなり。

レイアウトは、やたら盛り込みすぎ、
字も斜めにしたりのよくあるパターンですけど
(なんですぐ、文字や写真を斜めにすると
デザインした気になるのかなー!?)

素人の手作りではなく、プロのデザイナーを
名乗る人が作成していると思われます。

用紙も贅沢に分厚い。

ここまで作りながらね、失礼ながら
「なにこれ?」と思ったのがお店の地図。

わずか3センチ四方くらいの大きさで、
そもそもそれでは小さいのに…

なんと、グーグルか何かの地図を
「そのまま」貼り付けているのですよー。

3センチ四方にGoogle Map。しかも
結構 広範囲だから、老眼でなくても読めやしない。

スマホやパソコンならいいですよ。
グーグル地図をそのまま見られたり、
たとえ固定した画像でも指で拡大できる。

でもねー、チラシになんで豆粒のような地図貼るの。

私は昔から、デザイナーの力量は「文字組でわかる」と
言ってますけど…
書体選びや余白の作りかたね。

それから、名刺が明快にデザインできるか、
簡潔な地図が作れるかもポイントです。

紙のチラシで、しかもターゲットとして中高年も
興味を持つであろうサービスで、
読み手のことを考えない地図制作の気遣いのなさ!

久しぶりに、批判的なことを喋ってしまいました。
失礼しました。

子供の名前も「プレゼン」のひとつ。

きょうは、
「名前=ネーミング」を決める時の考え方が、
ちょっと皆さんの企画や
プレゼンテーションの参考になるかも、と思い
恥を忍んで我が家のことを書いてみます。

私には、30歳の息子がいるのですが
(その上には娘です)

その息子の名前を「どんな理由」でつけて、
「プレゼンテーション」したのか。

息子の名前を決めるのに、何がプレゼン?
と思われた方もいらっしゃるでしょうけど…

父親としての私が思いついた名前は、
妻はもちろん、妻の両親と私の両親という
生まれてくる息子から見たら
「おじいちゃん、おばあちゃん」に
納得してもらわなければなりません。

さらに、親戚にも知らせる中で
「反対される」なんてことも世の中にはあるようです。
まさに、その子の一生の問題だし、
家族みんなの思いが詰まっている。

つまり、子供の名前付けも
重大な企画・ネーミング作業というわけです。

生まれてくる二人目の子供が「男子だろう」
ということは、事前に病院でわかっていました。

当時、妻は実家の新潟に戻っており、
いよいよ出産が近そうということで、
近所の産婦人科病院に移っていました。

私はその日の朝、出産に立ち会うために乗った
東京駅から新潟駅に向かう新幹線の中で、
息子の名前=ネーミング案を
新幹線の座席テーブルで「A4コピー用紙に」
書きつつ考えていたのを、いまでも思い出します。

つけた名前はね… 先に言ってしまうと、
「しょうた」と言います。

「しょうた」は、30年前も今も、
かなり人気の名前のようで、
いろんな文字・漢字が当てはまりますけど…

例えば、飛び立つという意味の「翔太」とか、
「勝つ」を当てた「勝多」とか。

さて、我が息子につけたのは…
「正しい」という字に「太い」をつけて、「正太」。

なぜ、この名前と漢字にしたのか。

私の名前「川島 たかゆき」は、
親孝行の「孝」と、「これ=之」で「孝之」なのですが、
父が「正之(まさゆき)」だからです。

正之を受け継いだ、孝之。

一方、妻のお父さんは「たいち」と言います。
「太い」という字に「漢数字の一」で「太一」。

さて、私の「息子ネーミング」はどうしたかと言うと…

生まれてくるいのち(生命)には、
その家族の歴史と血が込められている。だから、

それぞれのおじいちゃん
父親のほう「正之」の「しょう(正しい)」という字と、
母親のほう「太一」の「た(太い)」を込めて
「正太(しょうた)」とします、というプレゼン。

正しく素直、太陽のようにおおらかで健康…
色んな「理屈」(いや願い!)も込められています。

はい、通りましたー(笑)。

プレゼンには、商品性、時代背景、
企画者の思いや戦略がありますけど、
最初に判断する人はクライアント
(この場合は、双方の両親と妻)ですので、
そこにどんな納得性があり、他人にも伝えられるか。

とはいえ、それで実際、当の息子がどう思っているかは、
受け入れてください、すみませんねー
と言うしかないです(苦笑)。

ちなみに「画数」とか「文字鑑定」というものは、
いっさい調べておりません。
私と妻も気にしないし、そこまで「企画条件」に
してしまうとキリがないので。

両親にも、「文字鑑定はしていない」
という「選択条件」を示し、許可をとりました。
(知人で、親が鑑定に出してバツになった例あり!)

また、私の意識の中に
(かなり潜在意識と言って良いかもしれません)
亡き父から子供の頃教えてもらった
「孝之以外の候補として『正太郎』があったんだよ」
という話も、私が息子を
「正太」と決めた要因だったかもしれません。

以上、
息子の名前を「プレゼン」と仮定して
お話させていただきました。

ワハハーでございます〜。

セレクト力が命!経営も広告も。

いつも雑談がほとんどの、この投稿ですが、
珍しく続けて「表現手法」に関する事を書いてます。※

前々回は、
【プロのデザイナーに頼むとはどういうことか】
前回は、
【その素材写真はやめた方がいいですよ】

きょうのテーマは、
【セレクト力が命!経営も広告も】です。

セレクト力=選ぶ力、選択眼。

ビジネス上の判断でも、アピールする写真に悩む時も、
結局は「どれを選ぶか=どれに決めるか」ですよね。

ネットで探し出した素材写真(ストックフォト)が
3枚(ABC)あるとして、さてどれにしよう?

パッと見で素敵なのはAだけれど、その写真が
自分や自分の会社のアピールに合っているか?

コピーライティングも同じことで、
クリエイティブ初心者のうちは上司から
「100本書いてこい」みたいなことを言われるわけですが、
(と言うのは伝説で、100本ノックをどれくらいの
新人コピーライターがやってきたかは知りませんけど…)

いくらコピー案が並んだところで、
結局は本人が、そして上司が、さらに
正式な提案を受けてのクライアントさんが、
「どのワンフレーズをセレクトするか」。

会社経営の場合でも、
幹部社員やコンサル会社が策定した「戦術案」を
最終的に選ぶのは社長のセレクト力 「戦略眼」です。

自信満々で即決の場合もあるでしょうし、
えいやっの場合もあるでしょう。
時には社内で意見と稟議がぐるぐる… かもしれません。

例え、普段ヘロヘロで働かない社長であっても、
的確に判断して組織を回していたら、立派な経営者。
(まぁ、極端な言い方ですけどね。)

人生は選択。
右に行くか、左に行くか、横丁に入るか。

今晩の料理メニューも
洋服選びも
恋人選びも… え、選ぶもんじゃない?

業務上で偉い立場、上の立場になるほど、
「作ること・作業すること」よりも
「選ぶこと」が仕事・役割になってくるのは当然です。

あなたが、外部の広告制作者にアイデアをお願いして、
何案か持ってきた場合(それが絞られた1案でも)
あなたはどんな選択をしますか?

ちなみに、
下手にコンペ(アイデアや予算を数社に競合させる事)を
実施した時なんかは、本来選ぶべき会社やアイデアと
ずれる場合もあるので注意が必要です。

提案者の実績、課題に対する理解力、あなたとの相性、
提案の切り口、全体の統一感…。
まさにチープな素材写真や良く見るイラストで
誤魔化していないか。

直感での判断はもちろん大切ですが、
制作者がそこにどんな考えを込めたのかは
じっくり聞いてみてくださいね。

そして、選択の注意点は、
「俯瞰で見ると同時に細部も見る」等
いろいろあるとは思いますけど、
「その企画者と、1回目だけでなく、二度三度、
続けて付き合えそうか」も重要なファクターです。

きょうは、【セレクト力が命!経営も広告も】
というお話をさせていただきました。


※過去記事1
【プロのデザイナーに頼むとはどういうことか】2024/09/14
https://www.omotesando-ad.jp/archives/55141349.html

※過去記事2
【その素材写真はやめた方がいいですよ】2024/09/16
https://www.omotesando-ad.jp/archives/55141501.html

その素材写真はやめた方がいいですよ。

これを書いているのは2024年9月16日、月曜日。
祝日の敬老の日です。
私も、敬老の側に入って参りました。やれやれ。

さて、そんなこととは関係なく、きょうのテーマは
「その素材写真はやめた方がいいですよ」です。

素材写真とか写真素材と言われる、
無料ないし低額・定額で借りられるデータのことで、
ストックフォトとも呼ばれるもの。

皆さん、ふつーにお使いですね。

デジタル写真・デジタルデータが普及する以前は、
「レンタルポジ=レンポジ」とか「借りポジ」と言ってました。

昔は本当に高く、素材の権利も厳しくて、
シニア広告屋としての経験では、
利用契約で揉めそうになったこともあります。

そんなプロの目線で、生意気に話しますと…

安易な素材写真選びが、
あなたの会社のパンフレットやWebサイト
(ランディングページやホームページ)を
非常にチープなものにしているということ。
個人発信のSNSのタイトル画面などでも同じです。

借り物写真を使うことが悪いのではありません。
素敵な写真が無尽蔵にあります。便利です。

その普及は、編集や広告業界における
プロのカメラマンの死活問題に繋がった程です。
(この「プロカメラマンの死活問題と今時の価値」
については、別の機会に語らせていただきますね。)

写真をネットから拾って使うのは良いとして
(権利に問題がないことが大前提!)
その「選び方」がセンスを決める、と言うこと。

ポイントを一言でアドバイスすると…
「紋切り型」と「ストレートすぎる説明写真」は
やめなさい、です。

例えば会社紹介に載せる写真で、なぜあんなにも
「外国人≒西洋人と会議する」のが好きなのでしょう!?

その会社の従業員にも取引先にも、
一人も外国人がいないのに、
会議テーブルを日本人の美男美女と共に囲んでいる。
あるいは外人さんがホワイトボードにグラフを書いている。

今時、そんな写真を見て「素敵な会社ですね、
国際的な職場ですか」と思うような人はいません。

こう言うのが「紋切り型」。

さらに、例えばですが
「こんな困ったことありませんか?」を表現するのに、

腕を組んだ人物が、右上か左上かの上空を見つめ、
頭の上には「はてなマーク=?」がいくつも浮かんでいる。

こんなのが「ストレートな表現」。

もちろん、広告を含めコミュニケーションは
シンプルにわかりやすく伝えることが基本。
それでも、あまりに紋切り型で手垢のついた写真や、
ストレートすぎる・直裁すぎる説明的写真からは、
何の想像力も湧きません。

「バランス」と文章にあったら「シーソーの写真」、
「グローバル」とあったら「地球儀の写真」、
「あなたのパートナー」は「握手する手」が必ず。

それでは、二流三流の匂いがぷんぷんです。

小さな説明部分ではそうした写真を使ったとしても、
メインとなるビジュアルは、
あえてちょっとずらした表現にしたらどうでしょう。

具体的な絵柄で言うと:

皆さんもきっと見たことがある、
競技場の陸上トラックにスーツ姿の選手がいる写真。
日本人以外に、外国人風もいますね(笑)。
最近は、いろいろ配慮して女性も入った
バリエーションカットもあります。

その人たちがスタートラインに横並び。
腕をついてのスタートの瞬間か、
カバンを抱えつつ、走り抜ける途中か。

説明文は「過酷なビジネスシーンにおいて〜」
さらに「グローバル」とか「刻々と変化する時代に」
が入ると完璧です。

ビジネス競争 = 陸上競技への置き換え =
スーツで走る各国のビジネスパーソン。
その写真を、「日本人だけ20人の国内企業の会社案内」
に使うセンスとは!?

そんな写真を、企業の方が選んだ場合はもちろん、
プロのデザイナーがはめたなら、
実力を疑った方がいいです。(生意気発言、失礼!)

せめて「逆光」=向こうから光がくるシルエット風に
見える写真をセレクトするなど、
想像力が膨らむ「イメージ写真」がベター。

前回の投稿で、「デザイナーの力量を図る指標」として
「文字組の端正さと空白の生かし方」をあげましたが(※)
「安易な素材写真を多用しない」もポイントです。

本日は、あまりに「よく見る紋切り型」で
「ストレートすぎる」写真は選ばない
というテーマで書かせていただきました。

迷ったら、ぜひご相談くださいね(笑)。


※関連投稿
【プロのデザイナーに頼むとはどういうことか】2024/09/14
https://www.omotesando-ad.jp/archives/55141349.html

プロのデザイナーに頼むとはどういうことか。

きょうは、以前にも投稿した
「川島はデザイナーではないんですよー」の続きと、
「プロに頼むとはどういうことか」がテーマです。

いつもの2倍ほどの文字量がありますが、
少しでも興味を持っていただければ幸いです。

さて、
私の肩書きは、広告制作のCD&C=
クリエイティブディレクター兼コピーライター。

流石に大手のクライアントさんは
職種ごとの違いをわかっていらっしゃいますけど、
交流会で知り合った方などからは
「デザイナーの川島さん」と言われることがほとんど。

でも最近は、2・3年前から名乗り出した愛称
「川島CD」とか「あ、CD〜」とか
言ってくださる方も出てきました。
(いまだに恥ずかしいけど感謝!)

ある個人事業主の方からチラシを頼まれた時のこと。
数回の打ち合わせを重ね、構成や文章内容も決めて
「では、これでデザイナーと詰めてみます」
と言ったところ、
「え、川島さんがデザインするんじゃないんですか〜!?」と
すごくびっくりされたこともあります。

最終的には、チラシやWebサイトの
「デザイン」にして納品するので、
広い意味で「デザイン管理」はしているんですけどね。

具体的な造形として作り込む「デザイン定着」以前の、
方向性や計画図としての「デザイン設計」から入り、
トータルに関わるのが私の仕事。

(もちろん、優秀なデザイナーさんは
「設計〜定着作業」までの力量をお持ちです。)

私の手順としては、一種設計図のようにして
チキストや手書きのお絵描き(ラフデザイン)
を添え、プロのデザイナーさんに渡します。

仕上がってきたものをクライアントさんにお見せし、
またいろいろ修正をデザイナーに頼み… の繰り返し。

そんな私ですから、
ある程度は手書きで絵が描けるものの
(小中学校では図工クラブと、だべるだけの美術部!)
印刷入稿やホームページに耐えるような
デザインデータ作りは、まるでできません。

主要なデザインソフトであるアドビ(Adobe) 社の
イラレ(Illustrator)やフォトショ(Photoshop)は
もちろんのこと、

マイクロソフトのWordやパワーポイントの
図表作成も苦手だし、当然Canvaも使えない。
…と言うか、使わない。

使えないことを棚に上げて言うと(苦笑)
制作物には「レベル」があると思っているからです。

今時は、さまざまなデザインツールがあって、
プロのデザイナーでなくても、デザインはできてしまう。

SNSでの告知や、家庭用のインクジェットプリンターで
印刷して配るものなら それで十分いい。

でも、それを越えようとしたら、
技術のきちんとしたプロのデザイナーに頼みたい。

川島が技術的に試行錯誤している時間も 勿体無いし。

そもそも、私がお引き受けするデザインツールは、
それなりのお金をいただくものなので、
中途半端な川島の手作りでは「商品」になりません。

そうした意味では「CD&C」という役割にある
「コピーライター職」という存在も似ていて…

例えば名刺1枚作るのに(会社からの支給は除き)

名刺屋さんのフォーマットに流し込む人60%、
自分なりに作図する人20%、
デザイナーさんに作ってもらう人15%、
住所氏名等の確定要素以外に、何を入れるべきか、
自己紹介を入れるなら何を簡潔に書くべきかなど、
「再整理にコピーライターの力を借りる」方は
5%もいないと思われます。

でもね、「注文先」も「使用ツール」も、
要は「目的と予算と好み」に合わせて、
使い分けていけばいいという話なんですけどね。

ちなみに、デザイナーの力量を図る指標として
私が思うのは、「文字組」の端正さと「空白」の生かし方。
例えば電話番号の「090」「-」「1234」「-」なんかを
打ちこむ時も、その文字同士の空き・大きさ・
書体などに無自覚な人は、一目でわかります。

今日は、「川島はデザイナーではない」の深掘りと、
「プロのデザイナーに頼む価値」について書いてみました。

え、なんでもいいけど、ちゃんとやってね?
はい、締め切り守って、がんばりますっ!!


名刺2:集まりでは自分から出さない。

きょうは、前回のタイトル
もらった名刺は、ほぼ捨てることにした」の続きです。

頂戴した名刺を捨ててしまうなんて、失礼な話ですよね。
流石にその日のうちに!なんてことはしませんけど、
長く取っておくことは考えない!との宣言でした。

ちょっと前までは、
その場で似顔絵まで書き込んで、結構なメモ書きをして、
大事にとっておいたのにねー。

さらにパソコンの名簿に打ち込んで、
お会いした御礼のメールかメッセージもお送りして…

などということが追いつかなくなってきたと同時に、
そこに意味があるのかと。

よく交際術の一つとして
「会った翌日には(ないし分かれた直後のカフェで!?)
ハガキを書き投函する」なんてのもありますよね。
いまどき手書きですよー、
いつもカバンに入れているのですね??

それで効果が(この場合、商売的な成果も、
人間としてのマナーとしても)あるのは認めますけど、
そういう時間を割くのはやめた。
(← そもそもやっていませんけれど!苦笑)

SNSや知人を通じて「また会いたい人には連絡できる」!
「会うべき人とは、また会える」のがご縁(運命論的)!

本日は、そんな話題に続き、
「名刺2:集まりでは、名刺は自分から出さない」とは…
これまたなんたる態度でしょうか。

もちろん、具体的なお仕事でお会いする
クライアントさんとは、きちんと名刺交換します。

ここで想定している「名刺交換」のシーンは、
セミナー受講、勉強会、イベント、交流会などです。

席につくなり、いろんなところで名刺入れが登場し、
箱ごと持ってる人もいて、
腕の先に名刺というモーターボートをつけて、
それに引っ張られるように会場を爆走する人も。

時には「名刺交換タイム」が設けられ、
名刺が手裏剣のように飛び交います。

その手裏剣を、どう避けるか!?

でもね、川島。そもそもそんな集会に出るなよと。
商売の見込み客を血眼で探し、名刺=顧客リストを
増やす目的の人が大半でしょ、と。

はい、極力「名刺と欲望のるつぼ」のような集会には
出ないようにしているものの、

興味がある講師の方の勉強会とか、
親しい知り合いが何人か参加する会合、
主催者の方と久しぶりにお会いしたい場合など…
「学びと気が良さそうな」集会には出かけて行くわけです。
(飲み会 兼ねて!?)

せめてもの「手裏剣に当たらない」方法は、
・名刺交換タイムは、なるべく隅の方に隠れている。
・動き回らず、席に座って飲み食いをしている。
・こういう時こそ、(知人の)主催者の方と話す。

そして、立食でもテーブルの場合でも同じですが、
例え隣になった人とも(ギリギリまで!)
「こちらから=川島からは決して名刺を出さない」
ということ。

そりゃー顔が合ったら「こんにちは、初めまして、
主催とどんなお知り合いですか?
そうですかー ○○○のご職業なんですかー」等
会話はかわしますよ。

でも名刺は出さない(しつこくてすみません!)。

いただいたら(ほとんどの確率で、向こうさんが
名刺を差し出してくるので… それが普通ですね)
私も笑顔でお渡しする。

しかしながら…
いろいろ(あるいは少しでも)会話を交わし、
お互い興味があれば
その時点で名刺交換すれば良いのではないか!と
思うのです。

集会によっては、参加者リストが配られ、
一人1分とかの自己紹介タイムもあって、
それで大体わかりますので、
よほど興味を引く方がいれば私の方からご挨拶します。

それから「主催者の方」とは顔馴染みだったとしても、
そこにいらした「メイン講師の方や著名な方」とも
名刺交換いたしません。

例えば、実業家のホリエモン(堀江 貴文さん)や、
政治家の小泉 進次郎さんがいらしたとして、
(ほんと例え話ですけど!笑)
そんな方に「広告制作の川島です」って名刺出して
いったい何になるの。仕事くるわけないじゃない。
額にでも入れて、家宝にするんですかと。

ちょっと過激に書いてしまいましたが、お名刺は
1)長くとってはおかない、記録もとらない。
2)自分から差し出さない、極力もらわない。
… ことに割り切る。
(ついメモ好きなので記入してしまいますが!!!)

1回の集会で、2〜3枚いただいたとして、
その方と本当に続くことが「ご縁」だと思っています。

そして、自分のPRは少なめにして、
相手さんのことを傾聴するように心がける。

今日も、閲覧が「友達」中心のFacebookと
Blogだから、本音を書かせていただきました。

もらった名刺は、ほぼ捨てることにした。

「もらった名刺をほぼ捨てる」って、
いやー、すごいことを書いてるかもしれません。

名刺は、その方を凝縮した素晴らしいツールです。
出来合いのフォーマットに流し込むものから、
文面やデザインを細部まで検討するものまで、
まさに「その人の小宇宙」と思います。

広告制作業の私も、
数々の名刺作成をお手伝いしてきました。

そして、勉強会や交流会に参加すれば、
山のように集まるのが名刺です。

最近までは私も、いただいた名刺には
日付や集会名をメモするのはもちろん、
お聞きしたキーワードや、時には
似顔絵まで書いて保存していました。

でも、それをやめることにした。なぜか?

キャパオーバーってのもありますけど、
(まさにコンピュータの電産処理能力が、メモリも
ハードディスクもCPUも追いつかない感じ!)

本質(と思うこと)は…

「その後も続くであろう」人とは
「名刺がなくても続く」ということです。

SNSが発達した今時は、
探そうと思えば その人を探しだせる。
パーティで知り合ったとしたなら、その主催者に
改めて聞けば連絡先を教えてくれるでしょう。

また、これまた不遜な言い方ですが、
私=広告制作業の川島CDを必要と思った方は、
私の名刺を見て(その方が捨てていなければ ですけど!笑)
SNSでも、あるいは共通の知人に聞いて
連絡してくださるでしょう。

私はいま67歳。
8か月前に夫婦で、
庭付き一戸建てから賃貸マンションに移ったように、
徐々に(なのか一気になのか?)
どんどん物を捨てて身軽になろうとしています。

そんなわけで、もう名刺を溜め込まない。
(さすがに、しばしは保存しますけどね。)

そして当然、親しい方や仕事上の連絡先は、
パソコンの名簿に打ち込んでいます。

名刺を(短期間で)捨ててしまうという行為。

そもそも近年は、集まりに出ても
自分から名刺を差し出すことは滅多にありません。
いただいたら、初めてこちらも名刺を出してご挨拶。

名刺の整理術では色々、捨て方を含めて
分類テクニックが言われていますが、私の場合は
「ほぼ捨てちゃうよー」という宣言でした。

賛否両論、あるとは思いますけどね。

コピー&デザインは本棚を参考に。

一昨日は【骨子が先、詰めるのは後】というタイトル、
昨日は【箇条書き的文章術】として
珍しくデザインとコピーライティングの
考え方・進め方について書きました。(※リンク)

SNSでは「小さな広告屋から/川島CD」と
名乗りながら、広告制作の「役に立つ知識」
みたいなものはほとんどない、いつも
独り言日記みたいな発信ですからねー(苦笑)。

本日は続きの3回目=「まとめ」として、
デザインとコピーの「整理整頓」について、
「本棚」をイメージしてご説明しようと思います。

ご自身で販売促進物をお作りの方も、
私のようなプロに外注するとしても、
ちょっとはヒントになるかも(!?)しれません。

どんな仕事でも:
・知識や方法論を収集したら →
・それをどれだけ整理整頓して →
・自分なりの行動に結びつけるか … です。

どう言いたいことを簡潔にまとめるか?
それをデザインとしてアピールするか?
についても、

例えば、目の前に本棚があるとしてください。
幅1メートルで、高さは背の高さくらい。
あるいは幅は3メートルくらいかもしれませんね。

書籍はもちろん、パンフレットや資料の封筒、
さらに写真立てや
マスコットキャラクターも置いてある。
とにかくびっしりです。

さらに、本棚に入りきらない本が、
床に積んであったりする。

それをどう綺麗に整えようかと、
数冊引き抜いてみて、別の段に移し…。
あー、この本は流石にもういらないなーとか、
奥に埋もれていた本を「あーこれこれ」
もう一度読もうと目立つ所に置いておく、とか。

でもそれ、細々やっていてもキリがないので、
大変だけれど全部出してください!
本棚 からっぽ!!
(「池の水、全部抜く」なんてのがありましたね。)

全部引き出すにあたり、
本棚のすぐ前では邪魔なので、少し離れた床に、
すべての本を並べます。

その時に、3つの山に分ける。
取っておくもの/捨てるもの/迷うもの。

「迷う」こと自体に時間を取るのも大変なので、
「迷うもの」という山を作って段ボールにでも放り込む。
1年使わなければ捨てても、思い出として
取っておいても(でもいつか読むは ほぼない!)

そうして
「取っておくもの/捨てるもの/迷うもの」のうち、
目の前には「取っておくもの」だけが残るので、
これを本棚に戻していきます。
(先に床の上で軽く分類してもいいかもしれません。)

その際に、どう分類するか・並べるかが、
広告で言う所の「コンセプト」
=方向性、切り口になります。

例えば、ビジネス書と小説と美術書に分ける。
小説は作家別にする。
いっそ一部の本は大きさで分けて、
文庫本と新書はジャンルに関係なく高さが揃うように
綺麗に並べてしまう… など。

自分ちの本棚でなく、書店の本棚
それも「入り口で平積みされているコーナー」を
想像すると、販促物のコピー&デザインに
もっと近いかもしれません。

探しやすさの実用性、見た目の美しさ etc.

全部を背表紙を見せるようにつっこむ必要はなくて、
素敵な表紙なら、前を向いて立てかけてもいい。
マスコットと並べてもいい。

そして、びっしり詰め込んでしまうと、
次の本が入らないし、見た目も良くないので、
必ず7・8割くらいにして余白を作る。

ほんと、デザイン・コピーを考えるのと全く同じで…

段取りとして:
・資料を読み込み、話し合い →
・言いたいこと・言うべきことを抽出して →
・箇条書きやメモ書きで並べ →
・いったん俯瞰しつつ →
・方向性を探りながら並べながら →
・文章化・デザイン化していく。

いちばん前に並べる「見た目が目立つ本」や
「自分の気持ちを表している本」が
「キービジュアル」であり、
書店員さんが書いたPOP(宣伝文句の札)が、
「キャッチフレーズ」に当たります。

さらに、そもそも「その書店はどんな雰囲気と
品揃えの本屋さんか」というバックグラウンドが
「ブランディング」になるのですが、
そのへんについては、また書きたいと思います。

※関連1)
【骨子が先、詰めるのは後】2024/09/05
https://www.omotesando-ad.jp/archives/55140691.html

※関連2)
【箇条書き的 文章術】 2024/09/06
https://www.omotesando-ad.jp/archives/55140770.html

箇条書き的 文章術。

昨日は「骨子が先、詰めるのは後」 と言うタイトルで、
デザインのまとめ方について書きました。(※リンク)

私は、職種としてはデザイナーではありませんが
(肩書は企画・文章・全体ディレクションを担当する
クリエイティブディレクター 兼 コピーライター)
最終的にはデザインに定着するのが仕事なので、
皆様の ちょいとしたデザイン作成のヒントに
なればとの話でした。

それは「発想の整理」とも重なるのですが、
いきなり高い完成度を目指さずに、大ラフ
(と広告業界では呼ぶ)大雑把な落書きや、
指の先ほどの小さなメモ書き(サムネイル)から始めて、
まずは自分自身でも、クライアントとの間でも
検討を進めていくのがいいですよ、と。

文章面(=広告の場合はコピーライティング)にも
同じことが言えて…

最終的なコピーの執筆は私がやるのですが、
クライアントさんには最初に、こうお願いします

「箇条書き程度で良いので、商品・サービスの特徴や
伝えたいことをメモしてみてください。」

ところがね、クライアントさんはいきなり
びっしりと語るように清書しようとして、
箇条書きの1行目で止まってしまうことがあります。

私としては、
箇条書きの言葉が揃っていなくても、
順番がテキトーでも、
とにかく「ヒントになること」がそこに
バラバラと並んでいれば良いですよ、とお伝えしています。

極端に言わせていただくと、
プロとしてのこちらとしては「ネタ」があればいい。

ちょっと生意気な言い方ですけど、
私も何回もインタビューして、資料も読み込みますので、
クライアントさん自身が書いてみる
(と言うかキーワードを羅列してみる)ことで
改めて思い出すことや、「そう言えば」なんて
忘れていた単語がキラーワードになったりもします。

例えばペットのことを書くとしましょう。
ワンちゃん、猫ちゃんの話題になって、
ふと「イグアナ」と言うキーワードがあれば、
「爬虫類や金魚」も視野に入れる? となります。

とにかく、

◎雑多なネタの中から →
◎あまり制約をつけずにキーワードを出し →
◎コンセプトという方向性や骨子を探り →
◎細部を詰めるのはその後で良し、と割り切る。

最終、それだけのキーワード・ヒント・ネタがあれば、
10文字のキャッチフレーズにも、
400文字のボディーコピーにもできます。

いまどき、そこまでネタがたまったら、
Chat GTPに「200字前後で解説をまとめて」と
頼むこともできます。
(あー、コピーライターの行く末はどうなる!?汗)

企画書の作り方も当然同じで、
パワーポイントを開いて、
いきなり1行目から書いてはダメですよ〜。
まずは大雑把なメモ(手書きでも、キーボードでも)が
基本です。

てなことで、
「骨子が先、詰めるのは後」 は、デザインにも
コピーライティングにも言えること。

この話、もうすこし続けさせてください。

※前日の投稿
【骨子が先、詰めるのは後】

FB
https://www.facebook.com/kawashima.ripple/posts/pfbid0gU2cd9XPLeaNmuF5wZJhKPhFwCYxU8NBMdrPg7qfdVijYbQ3d9B6veRWTYHtHGXQl

BL
https://www.omotesando-ad.jp/archives/55140691.html

骨子が先、詰めるのは後。

どんなお仕事でもそうでしょうけど、
優先する(優先すべき)ことは何か。

広告制作では(チラシや名刺、Webも含めた
販促物全般を、私は便宜上「広告」と言っています)
「ラフスケッチ」というものを重視していて。

いきなり細かな部分を描くのではなくて、
まず「骨子」となることを紙の上や画面上に
書いてみて、自分でも検証するし、
クライアントとの会議でも俎上に上げる。

美術で言うと「素描(そびょう)」「デッサン」。
美術の場合は、その素描だけで立派な作品ですが、
広告の場合は考えをまとめ、検討する
(特に初期段階での)作業です。

「サムネイル=指の先ほどの」という用語もあって、
「飲み物のコースターや紙ナプキンに描くほど小さな」
ラフデザインで、そのままで
クライアントと打ち合わせする時もあります。

フルカラーの、詰めに詰めた
「フルカンプ」を徹夜で完成させたところで、
「そもそも違う」となったら、振り出しですものね。

ところが、企業さんによっては社内会議の形式として、
「フルカンプ」とか「びっしりの分厚い企画書」を
喜ぶ傾向があって… その苦労はまた書きますね。

とにかく、
骨子が先、詰めるのは後。

この言い回しは、いろいろ考えられて…。

行動が先、熟考は後。
結論が先、経緯説明は後。
聞くのが先、話すのは後。
相手が先、自分はあと。(反省!!)

あなたが気をつけている
「◎◎は先、✖️✖️は後」は何ですか?

そろそろ夕暮れ。
ビールが先、ワインは後(笑)。

熱量は低いけど、お許しを。

あなたは、どちらかというと
熱量が 高めの人ですか、低めの人ですか?

私は完璧に低い方で、
べつに「クール」に構えているわけではないものの、
「斜」には構えているところはあるんで… 同じことか!

熱量、熱気、情熱…。

太陽に向かって、みんなで駆け出したりはしないです。
(若い人には、この例え話じゃわからないか…)

昔から青春ドラマが嫌いでね。
挫折からの復活、仲間との友情、熱血教師とか。

広告代理店の就職面接で「根性はある方ですか」と聞かれ
(時は1979〜80年。もろブラックな働き方が
当たり前だった時代にさえ)
「ないです」と答えた覚えがあります。

2週間ほど前の
「ゴルフをなぜやらないのか」という投稿でも書きましたが、
集団行動も大の苦手。

「集団・熱気・密集・長時間」…ほんと後退りしてしまいます。

かといって、友達や仲間、会社組織や
コミュニティーの大切さはわかっているつもりです。

飲み会から勉強会まで、いろいろ参加させていただいています。
こんな男を受け入れてくださって、ありがたいです。
(二次会は ほぼ行かない勝手さ!)

加えて、「飽きっぽい」ときている。

自分が「はまる」ことで、「マイペース」を守れることなら、
異常に集中することもあるんですけど、
基本 じっとしていられない。

セミナー受講や会議でも、30分から1時間に一度は、
(足腰の健康の意味も含め)立ってうろうろしたくなる。

小学校の通信簿に「落ち着きがない」と
書かれたことは一度もなく、
「じっと座っていられる」優等生だったのに。
(あ、成績じゃなくて、従順な態度という意味で。)

大人になって、なんでこんなことになったのか〜。

広告制作の「クリエイティブディレクター」という立場で
何人かと協力して仕上げるリーダー的な役割は果たしますけど、
あくまで「ミニプロジェクトの職人リーダー」であって、
集団をぐいぐい引っ張っていく「旗振り」ではない。

最近、「体温を1°C上げると免疫力も改善して健康になる」
とよく聞きます。
熱量も一段上げると、もっと健全になるんでしょうね〜。

「愛が伝わる」をミッションにしつつ、
「ほとほと熱量が低い」川島ではありますが
お客様(広告主+世間)の熱量は、少しは上がりますように。

「愛」ってなんだ:川島のアイコン。

九州を襲った大型の台風「10号」。

「過去最強クラス」ながら「自転車並みの速度」
とかで九州の南から北にかけて長く居座わり、
今度は東寄りに進路を変え、四国や近畿に向かい…。

きょうの東京も不規則に振る強い雨や洪水警報、
列車の遅延という影響を受けています。

さて、そんな中ですけれど、
私の投稿の読者の方がたまに目にした(かもしれない)
そしてZoomでも背景の壁にある
「愛」の文字についてお話しします。

プロフィール画像の方は、顔は小さいですけど
リアルな写真にしているので
(私は他のSNSも、基本「顔出し」と「本名」)

サブで使う小さな画像(マーク、アイコン、
サムネイル画像)は違うものにしました。

それにしても、なぜ「愛」なのか。
愛なんて、川島っぽくないぞ!ってね?

以前にもご報告したことがありますが…

今から7年前の2017年。
名前と生年月日から「あなたの一文字」を
書いてくださる書道家の方と、
知人女性の紹介でお会いして。

ベテランの書道家女性のお名前は
近藤 朱鳳(Kondo Shuho)先生。

国内外の常設展示や、各種の賞を受賞なさっている
たいか(大家)の方ですが、
スピリチュアルな力=いわゆる
「見える」「降りてくる」能力もある方で、
名前と生年月日、さらに川島を見て、

「あなたは愛の人ね」と。

そして、その場で色紙に「愛」と筆にするも
(その方には珍しいことらしいのですが)
1枚ではなく3〜4枚ほど書いてくださり、
「そう、川島さんの愛はこれ」と。

さらに私の性格や強み、
使命・天命などを語ってくださいました。

でもね、ドライで斜に構えている、
皮肉屋の私としては、
「青春」や「友情」や「甲子園野球」同じく、
川島に「愛だなんて」とびっくりして、
色紙は数年 引き出しにしまったままでした(苦笑)。

それが、ふと
・「川島の本質」であるかもしれないし
・「隠れているもの」や「意識すべきこと」という
教えの意味でも
「愛という指摘」があったのかもしれないと思いつき、
色紙を飾ることにしました。

いまでは、「愛を伝える」を、
仕事上のミッションにしています。※

ちなみに、この筆文字を書いていただいたのが、
7年前の今日=8月30日。

ふと、そのことについてまったく同じ日に、
FacebookやBlog、音声配信のスタエフ
(stand.fm:スタンドエフエム)
で語ろうと思ったのも、何かのご縁かもしれません。

ちょっと窓を開けると、雨は小降りに。
(でもまだ数日は不安定?)。

九州はじめ、各地の皆様が無事でありますことを
お祈りします。


【追記】※
会社名のRIPPLE(リプル)とは、英語で「さざ波、波紋、波及」のこと。
スローガンは「中心から広がる」、ミッションは「愛が伝わる」。
あなたの会社の魅力を再発見し、輝かせるお手伝いをしています。


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Profile
◎川島 孝之(Kawashima Takayuki): 株式会社flowers 代表取締役・クリエイティブディレクター・コピーライター。

◎1957年3月生まれ。早稲田大学商学部(マーケティングゼミ)を5年で卒業後、1980年第一企画(現ADK)入社。6年の勤務ののち、制作会社11年を経て、1997年(株)リプル(RIPPLE Inc.)を表参道に設立。数人規模で運営。

◎2016年1月、表参道のオフィスから、西武新宿線 上石神井(練馬区)のホーム・オフィスに変更(総務経理のみを残してのフリーランス化)。
さらに2023年12月、中央線・丸ノ内線 荻窪(杉並区)に移転。
ブログのタイトル「表参道の小さな広告屋から」を、リプル川島の「小さな広告屋から」に改題。

☆2025年5月、妻(ジャーナリスト川島 蓉子)の急浙(2025年1月3日 63歳)に伴い、(株)リプルは妻の会社(株)flowersへ5月に統合。
ブログのタイトルも「小さな広告屋から@川島CD」に再変更。

◎CD(クリエイティブディレクター)&C(コピーライター)として、企業の魅力を整理整頓し、ブレーンのグラフィック&Webデザイナーと共に表現化しています。


【実績の一部】 カルビーじゃがりこ(パッケージ)、ビデオリサーチ(ロゴ・Webサイト・インナーツール)、日立化成(カタログ・インナーツール)、介護のらいふ(ブランドブック)、武蔵高等学校中学校(学校案内)、アルカダイアモンド(広告・販促物)オークラヤ住宅(広告・販促物)、翻訳専門校フェロー・アカデミー(学校案内)、アドビ(会社案内)等
/その他 中小・個人企業さんとの直接のお取引。

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