上石神井の小さな広告屋から

旧名『表参道の小さな広告屋から』: 表参道で1997年にスタートした(株)リプル:RIPPLE Inc. Tokyo Creative Agencyは、 2016年初頭から川島のホーム・オフィス「練馬区 上石神井(かみしゃくじい)」へ。

広告制作・業界

これがラスト? 印刷複合機を大型から中型に。

自宅 兼 事務所の複合機を交換しました。

私の職種は、
「コピーライター(&クリエイティブディレクター)」で、
「デザイナー」ではないものの、カラープリントは必須です。

◎インクジェットではないレーザーの速さとニジミのなさ。
◎現物の印刷物に(かなり)近い色味。
◎A3サイズも出力できてスキャンもできること。

いまどきは、オンラインで打合せして、
表現物の確認はPDF(必要なら印刷)ってことも一般ですが、
へたすると「クライアントは真っ赤を想像し」
「私は淡い赤を想定し」「デザイナーはややオレンジの気持ち」
なーんてこともありえる。

中身(内容)が良ければ、色味の多少はいいじゃん、
との傾向はわかりますけどね、
いちおうプロの「こだわりおじさん」としては、
プリンターもそれなりのものを無理して契約。

10年使った大型機(2〜3台目)は、
かつて「じゃがりこ」のパッケージ制作の際、
カルビーさん、広告代理店のADKさんと関わる中で
試作デザインの確認に使った精度で、
業務用に近い「高級車」のような機種でした。

もう、そこまでは必要ないとしても、
コンビニに置いてある事務機を「大衆車」とすれば、
家庭用のプリンターを「軽自動車」とすれば、
それなりに飛ばせる「中級車」は必要。

機種選びに悩んだすえ、前回のCanonから、
今回は富士にさせてもらいました。

もう、私としては「最後の機種」になるんだろうな。

免許返上がいつになるかはわかりませんが、
もう少し「ゆるゆるのマイペース運転」を
続けていければと思っています。(よろしく〜)

実務的コピーのご用命なら。

昨日は、Chat GPTに(お試しで)
雑文を添削してもらったら、
「褒められちゃった〜」てな話を書きました。

でもね…

「コピーライター」という職業柄
「文章の達人、日本語の知識が豊富」等
評価(誤解!?)してくださる方が
いらっしゃるのですが、妻に言わせると
「あなたの語彙でよくコピーライターやってるわね」
です(とほほ)。

世の中に華麗なコピーって、ありますよね。

例えば「恋」をテーマにブランドを語る:

■恋が着せ、愛が脱がせる。
(伊勢丹:コピーライター 眞木 準さん)

■試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。
(LUMINE:コピーライター 尾形 真理子さん)

カッコいいな〜。

こんな大名作はもちろんのこと、
私に抒情的なコピーや人を唸らせるコピーは
書けないなーと思っています。

それでも、長年商売になっているのは、
会社や商品・サービスの特徴を
「短く、わかりやすく、読みやすく」
「企業の方が考えるのとはちょっと違う切り口で」
伝えることでは、かなり特化してきたかなーと。

ま、情緒的コピーではなく、実務的コピーですね。
説明以上、情感未満(笑)。

例えて言えば、お友達程度の恋!?

文字数 騒動。

コピーライター(広告CD&C)という仕事柄、
文章を提供するにあたっては、
内容はもちろんのこと、
文字の「量」にすごくこだわります。

400文字書けるのか、40文字なのか、
はたまた15文字に収めるのか。
行替えして良いのかなども重要です。

私が好きなだけ書いて、デザイナーさんに
収めてもらう時もありますが、それでも
長短の微調整はする。

そんな「性(さが)」なので、
交流会等の「肩書」とか「紹介文」の場合も、
「何文字程度 収まりますか〜?」と
つい聞いてしまいます。

先日、ゲスト参加した会合では、
主催者の方の文字数制限で出したところ、
本番では私だけすごい小さな文字に!

ちょうどの長さで送ったはずが、
レイアウト変更で裏目に(苦笑)。

まぁ、文字数なんて気にする人は
そうそういないでしょうから、
基本、迷惑でうるさい人だよねー。

お騒がせして、すみません。

悲しきサルタン(ダイアー・ストレイツ)と銀座の喫茶店の青春。

昨日から続く、長いタイトルと音楽ネタです。

大学(早稲田大学商学部)に、
付属高校(早稲田大学高等学院)から
ストレートで上がったものの…

「4年時」の就職活動がうまくいかず
(加えて、広告仕事の職種もよくわかっておらず)
結局「意図的留年」で5年生になりました。

授業は2つほど出れば良かったので、
夕方から「コピーライター養成講座」に通うことに。

それが私の方向を決めましたね!

大学では、クラスでもクラブでもゼミでも、
仲が悪かったわけではありませんけど、
「コピー講座」に行ったら、講師はもちろん
来ている生徒たちと ものすごく仲良くなった。
共感した。

大学では、一部の人を除いて、
音楽とか芸術とか服とか流行とか… の話が
できなかったのが、「コピー講座」の人たちとは
「そうだそうだ!」と、ドライブがかかっていった。

ダイアー・ストレイツ(イギリスのロックバンド)の
デビュー・シングル「悲しきサルタン」(1978年)
を聞いたのが、たぶん1979年。

私が1980年に「5年生新卒」として就職する※
1年前のことです(6年間勤務)。

※第一企画(DIK)=その後 アサツー(旭通信社)と
合併してアサツーディ・ケイ(ADK)になっています。

「悲しきサルタン」が流れていた喫茶店は、
コピー講座のあとに講師や生徒と良く行った
銀座のルノアール。
(さらに、有楽町ガード下でもよく飲んだなー!)。

一聴して「ボブ・ディランか?」と思った。
でも、違うな。
「エリック・クラプトン風?」とも。

渋い、でも軽快で すごく特徴的な
曲、ギター、ヴォーカル。

いまでも「悲しきサルタン」を聴くと、
そして「ダイアー・ストレイツ」を耳にすると、

広告クリエイターを目指した、
銀座のカフェが思い出されます。

高橋幸宏さんのドラムと今後のIT社会の人間力。

Chat GPT等の登場により(※)

※ChatGPTは、OpenAIが2022年11月に
公開した人工知能チャットボットであり、
生成AIの一種。原語の
Generative Pre-trained Transformerとは、
「生成可能な事前学習済み変換器」という
意味である。 (ウィキペディアより)

「人間の作業のほとんどはAIに置き換わる」と
言われて(恐怖されて)います。

ふと、「あ、その問題は、ユキヒロさんの
ドラムの価値とかぶる」と思ったのです。

私が最も好きな日本のミュージシャン
高橋幸宏さん(2023年1月 70歳にて没)は、
(ここでは詳しく紹介しませんが)
サディスティック・ミカ・バンド、YMO、
ビートニクス、pupa、ソロ等
数々のバンドで活動し、
作詞、作曲、アレンジ、プロデュース、
ボーカル、ドラムス、衣装
(ファッションデザイナー、ブランドオーナー
でもありました)。

まさに音楽からファッションセンスまで
大好きな人です。
(私は女性ミュージシャンでは大貫 妙子さん。)

そのユキヒロさんが、細野晴臣さん、
坂本龍一さんと結成したYMO
(イエロー・マジック・オーケストラ)は、
電子技術を大胆に導入した画期的バンド。

でもね、その面白いところは、
「電子=テクノバンド」だったら、
リズムパートは「コンピュータ演奏」に
任せればいいところを、ライブではユキヒロさんが
「生ドラム」を「人力演奏」している!

じゃ、まるで自由なテンポかと言うと、
コンピュータの正確なクリック
(タイミング指示:メトロノームのようなもの)
をヘッドフォンで聞きながら、叩いている。

なんだそりゃ!(笑)

どれだけAIが制御しても、
「高橋さんで なくてはならない」音色の演奏。

ChatGPT(等)が、広告コピーライターの仕事にも
侵食してくる(いる)時代に、
ふとユキヒロさんのドラム演奏を思いました。

★おまけ:
上記の文面(786文字)をChatGPT-4に
「200文字にまとめて」と依頼してみました。
(これでいいじゃん!大笑)

高橋幸宏さんは、AIの進化が進む現代での人間の価値を象徴するミュージシャンです。彼はYMOという電子音楽バンドで活躍しましたが、ライブでの演奏は生ドラムを人力で行い、コンピュータのタイミング指示に合わせて独自の音色を創出していました。AIが広告コピーライターの仕事にも影響を及ぼす今、高橋さんのような人間特有の感性と技術は依然重要で、未来のIT社会でも大切にされるべき人間の力を示しています。

されどパッケージ。

夏なので、つい「棒アイスキャンディー」
なんぞを買ってしまい。

子供の頃は、これが「キャラクター絵柄」
だったりしたわけです。

私は「ひねた」子供だったので、

「包み紙がキャラクターなだけで、
どうせ中身は同じもんだろ」とか、

「ここまで漫画とタイアップするなら
(なーんて用語を知るよしもありませんが!)
アイス自体のカタチにも凝れよな」なーんて
思っていました。

しょせんパッケージ。
でも、その威力は強大で。

そんな子供が広告屋になり、
パッケージやイメージ戦略やブランディングに
関わっている。

ちょっとした、何十年も昔の思い出。

わざとらしい演出。

映画も広告表現も、デフォルメしているけれど
「自然に見せる、自然と感じさせる」ことが
大切と思っています。

え? 商品をありのままに伝えるのが広告だろう!
という声に対しては、

「本質は伝えますが、演出はします」と答えます。

映画で場面転換が迅速に行われるように、
主人公たちが いちいち食事したり
トイレに行かない(行く描写がない)ように。

その演出は微妙なもので…

印刷物でも、WebやSNSでも、例えば
「悩んでいる姿=腕を組んで首をかしげる」を
使うのは最悪(と、私は思う。)

モダンな会社と思われたくて、会社スタッフに
「ひとりも外国人がいなくても」
「取引先にいなくても」外人との会議写真を
イメージ写真として使うなんて典型的な例です。

その他、

高層ビルの前で電話している人、

「あなたのパートナーに」の文言には
握手している2人の写真(相手は西洋人!)

それら「紋切り型」を使わずに、
でも、ちょっと「盛る」。

本質を伝えなければいけないけれど、
演出がなければ(特に初対面・初視聴の人には)
伝わりにくい。

正直な綱渡り(苦笑)。

わからないから、わかる。

広告のコピーライターという仕事は
(+私の場合クリエイティブディレクター)

「文章の達人」とか「物知り」と
お褒めていただくことがあるのですが、

まるで(謙遜ではなく!)そんなことはなくて。

小説を書くことも、エッセイを書くこともできず、
ひたすら「クライアントさんの整理整頓」です。

とことん、コンセプトのまとめや文章化
(そしてデザインの方向性)をお手伝いする
「深海ダイビング」みたいなもの。

息を止めてもぐり、クライアントに寄り添う。

でも、自分でも不思議だなーと感じるのは…

「クライアントと(なるべく)同じ知識水準」とか、
「わからないことは極力つぶしていく」のは、
正しくて正しくないということ。

クライアントさんが発する言葉は、
「クライアントなりに合っている」ものの
「それが世間の人=何も興味がない人」には
ほとんど伝わらない、聞いてもらえない。

私が直接聞いて「わからん」と直感したことは、
世間の人にとっても「わからん」のです!

その「わからん」を、
どう変換して「わかる」に「つなげる」か。

へんに勉強はせず、でも研究はする。

そんな不思議な日々です。

いろいろけんかしてきたなー。

あ、お仕事の話ね。

「細くて軽い」吹けば飛ぶような私ですが、
広告代理店に新卒入社以来、立場を変えて43年
(代理店6年、制作会社11年、独立して26年)
クライアントさんやスタッフに
「つっかかった」そして「決裂した」ことは
何度か(何度も?)あって。

見た通り温和で従順、
人をたてる性格なんですけどねー。
(え、言ったら聞かない独断人間!)

制作会社時代、著名なお菓子メーカーの
宣伝部長の言動に切れて会議室を出たり。
(間に入っていた代理店の人が
血相変えて追いかけてきたなー。)

経営コンサル会社のWeb制作でともめて、
私が手配する外部ブレーンも3回取り替えて、
結局こちらが違約金を払わされたり。

あーあ、思い出すんじゃなかった(苦笑)。

時を置いて冷静に考えれば、各案件で
私にも悪い所はあったし、すきもあった。

「対応の仕方」というものもあったでしょう。
(それでも「やっぱりあのクライアントは異常だった」
と思うこともなきにしもあらず。)

しかし何より「相性」だなーと思う。

議論が「検討」に収まる相手と、
議論が「口論」に発展する相手。

まさに「気持ちが収まらない」ってやつ(笑)。

私は、ひとつのクライアントさんと
5年10年と長く続くことが多いです。

それは、社名のリプル(RIPPLE Inc.)
ripple= さざ波、波紋、波及… にあるように、
その企業・サービスの「中心・骨子・核」から
お手伝いしているつもりだから(←ちょっと宣伝!)。

クライアントさんの社風や技術、そして
制作会社側の発想や創造力が相まって、
「そのチーム」だからこその「振動」が生まれる。
音楽に例えると、その個性的な楽曲に
共振するお客さま(ファン)がつく。

さらに、いっけん自分とは「タイプが違う」人とも
一瞬で(ないし徐々に)響き合っていく面白さ。

合う会社と仕事をする。
共感・尊敬し合える人と組む。

それが一番だと、最近ますます感じています。

氷山の一角を描く。

「氷山の一角」と言えば、

「見えているのはほんの一部で、
その下に何倍もの氷がある。そこに注意し、
本質を見誤ってはいけない」という
戒め(いましめ)だと私は理解しています。

あえていま、Google検索し、
ChatGPT先生に尋ねることはしませんけど。

広告表現とは、紙媒体も映像もSNSも…
販促物はすべて氷山の一角。

「それは本当か」という警告の意味も
含みつつ、一方で広告屋というのは、

その企画&表現能力によって
「氷山の一角」を素敵に表現し、さらに
「見えない部分」も感じさせる責任を担う
仕事だと思っています。

「一角=ほんの一部」を見せつつ、
そこに「その人・会社・商品・サービス」が
明らかに現れている。

言葉を変えれば、にじみ出ている。

だから、ちょっとデザインができる人の、
まさに「表面的な」デザイン・コピーと、
プロの「内部まで感じさせる」デザイン・コピーは、
そこに決定的な差がある。

と、思うことにして、
きょうも海底深くまで潜ることになるのです。

息、続かん!

サントリーとアサヒの反転:ビール。

はい、いまさら言うまでもなく、
ビール大好きオッサンです。

夕暮れ時、間違って
こじゃれたパーティに呼ばれてしまい、
いきなり「泡のワイン」など飲もうものなら、
慣れない酒で一気に酔う。

昭和のオッサンは「まずはビール」!

それもできれば、
「ジョッキ生の中!」とかではなく、
「瓶ビールをゆっくり手酌」がいい。

★以下、今夜も酔っぱらいつつの雑談です。

*******

そんな私ですが、
世の中でいちばん売れているらしい銘柄
「アサヒ スーパードライ」は好みではない。

そして、アサヒビール社の広告全般が
(あくまで個人的に、そして零細広告屋として)
タッチが合わない。

スーパードライに象徴されるように、
キラッ、ズバッ、ドン、ドバ〜ッ
「アサヒ、スーパー ド、 ラー イイッ!!!」
みたいなノリが苦手。

「辛口」の味も嫌い。
(ワインや日本酒の辛口はすごく好き。苦笑)

ビールは、キリンの
「ラガー、クラシックラガー、一番搾り」
ないし、サッポロの「黒ラベル」を選びます。

そして昔はサントリーの「生ビール缶」や
「オリジナルのモルツ」が好きでした。
(その後の大ヒット「プレミアム・モルツ」は、
ちょいまったり味で三角印!)

その「サントリー生ビール」が最近、
復活して新登場。さっそく飲んでみました。

(あ、なんか飲食ブログみたいになってきた…)

新「サントリー生ビール」は、
そのパッケージも、広告も、味も、
シルバーで、辛口で、グビグビ・ドバーの広告で、

なーんだ「アサヒ」じゃん。

一方、私が味もパッケージも広告も
気に入っていて(派手ではないんですけど)
「このコピーが残っていたか」と感心するのは、
復刻した「アサヒ生ビール」の
「おつかれ生です」。

「おつかれ様です」のダジャレだけれど、
ほっとするご家庭ビールらしさ。

アサヒとサントリーの逆転か〜?

※まぁ、アサヒスーパードライの広告は
相変わらずなので、社内ビール同士の
「色分け」をアサヒ宣伝部が意識した結果かも。

10代終わりの高校生時代から
「野球の早慶戦」等で飲み会に顔を出し、
飲めないながら飲んできて、
80年代には「キリン・アサヒ・サントリー」
ビール競争を広告屋として眺めてきた私としては、

「時代はめぐる」(いや、時代は変わるか!?)
感慨深い事象です。

はい、きょうも、おつかれ生でーす!


自分で考える、自分で調べる。

いろんな意見があり、好みがある(当然です!)

過度に印象操作しようとする人や、マスコミもいる
(これぞ資本主義! … いや共産主義はもっとか!)

新型コロナ騒動も、
私はなんで3回ワクチンを打ったんだっけ(遠い目)!?

あー、いろんな葛藤や事情があったよなー 。

※証明書がないと飲み屋に行けなくなるかも、とか(苦笑)
※義母の養護施設を訪問できないとか(まじで)

けっきょく、いったい、
コロナ騒動とは何だったのか…

未知の部分は当然あるでしょうけど、
社会現象を含め、検証していただきたいと心から思います。

いまだに、(いったんの)安全宣言が出てからも、
電車内で7割、大通りでも5割がマスクをつけている
(私の目測ですけど!)不思議さ。

マスクして、自転車に乗ってる人って、なんなのさ!?

あ、いや、個人の自由だね。
(世間の不自由、じゃなくて!?)

私が懇意にしているクライアントさん
=パワーストーンのダイア、アルカダイアモンドさんで
ちらと知り合った数理物理学・量子力学者の
保江 邦夫(やすえ くにお)先生から聞いたお言葉に、

「真実百面相」があります。

きのうの科学理論も、きょうには覆って(くつがえって)
しまうかもしれない。
目に見える現象だけが「事実、ないし真実」ではない。

UFOだって、本当だ(保江先生!!!)

心して、「情報」に接しつつ、「真剣に生きたい」と思います。
基本、ふらふら・へらへらの私ではございますが。

YouTubeで良き名前(ハンドル)。

YouTubeにて「発信者登録」をしている方は、
とっくにご存じと思いますが…。

数日前に「ハンドル名」の設定をしました。

ハンドルとは「2022年11月に導入された新機能」
とのことで、チャンネル名(※)とは異なる
固有のID&URLだそうです。

※川島のチャンネル名は:
リプル川島の「小さな広告屋から」

設定前は、ハンドル(URL)の文字列が:
youtube.com/@複雑な自動の英数字
だったのが →設定後は:
youtube.com/@シンプルな好みの英数字
に変えられる。

ただし、Gmailや各種SNSと同じく、
@マーク以下は
「使用できる文字の規定と、登録者がいないこと」
が条件です。

もう、発表から半年。
早いものがちで取られていて、
普通に思いつく名前はダメだろうなー、

例えば「@kawashima」だけでは通らず、
「@T.Kawashima_20230519」とかの
「しかたなく加筆した名称にせざるを得ない?」
と、あきらめていました。

ところが〜!

「広告会社であるリプル」にからめて
「@ripple-ad」にしてみたら、通った〜っ。

世界でひとつのYouTubeハンドル名=
youtube.com/@ripple-ad

うれし〜い。

2023年1月にYouTube初投稿。
しかも「3分程度の簡易動画3本」を
お試しアップしただけの私ですけど、
ちょっとまた、やる気になりました(笑)。

★過去記事はこちらから:2023/01/17(火)
【川島が、まったり語るYouTube 公開!】

BL
https://www.omotesando-ad.jp/archives/55095332.html
FB
https://www.facebook.com/kawashima.ripple/posts/pfbid02jzgJNozUSBBUgwrNo5iAPMrTXQqkbmWPz5WacMCxKHhMPEGk3vYtYBdB5pcsKYT6l



あきるはあきらめる?きりかえる?

私(の性格や仕事ぶり)を、
「こだわり」とか「職人肌」と
褒めてくださる方がいますが、

すごーく「飽きっぽい」のも事実で、
たしかに途中まではすごく集中するものの、
ある時点で「一気に」離れる(気持ちも作業も!)。

仕事(広告販促物の企画制作)の場合、
もちろん完成まで持っていくのが義務なので
必ず「完成」させるのですが、

その(良く言えば)「緩急」も、
こうして(長年まがりなりに)仕事になっている
秘密かなーと、最近は自分を納得させています(笑)。

心身の体力がない者としての、長距離走の走り方。

さっさか走っては、たまに歩く。
極端に言えば、路肩でながめる。

でも、企画という持久走は好きなので、
また走り出す きょうこの頃。


【追記】2023/04/30

どこかで読んだ話ですが、植木屋さんは
タバコをくゆらせ休憩しているようでも
「剪定した はぶり」を(引いて)見ている大切な時間とか。
なんかいいなー(笑)、企画と言葉を刈る植木屋さんに。


合併社名の中途半端さ:LINEヤフー。

ヤフーとLINEが、10月1日付で合併し、
「LINEヤフー」となることが発表されました。

「LINE YAHOO ! 」や「ヤフーLINE」
「YAHOO ! LINE」ではなく、
表記は「LINEヤフー」だそうです。

企業の合併は、昔から
事務処理や社風の折り合いとともに、
「社名」が問題となります。

たいていは、両者の名前をくっつける愚策!

ま、それが対等合併か、吸収合併かはとにかく
「2社、3社の合せ技」が一般的です。
(強いほうの元の名前が先頭にくる場合が多し)

例えば、三菱東京UFJ銀行(BTMU)。
その後、ややシンプル化(!?)して
三菱UFJ銀行(MUFG)に。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社
(MUMSS)なーんて、なんじゃらほい。

関係各社の「お気持ち」や「建前」は
理解できるものの、私なんか割り切って
「強いほう・名前が売れているほうで
かまわない」と思ってしまいます。

表題の例で言えば「LINE:ライン」でいいじゃん!

さらに、まったく新たなネーミングでも。

まぁ、1980年代(私の新入社員時代)は、
各社が「イケイケ」でしたから、
「社名の もめ事」も多かったかもしれませんけど、
不況の昨今は廃業や合併が当たり前なので
(良い意味では変わり身と起業の多発)
「あまりこだわらない」が多数派かもしれません。

ちなみに、私が新卒で入った広告代理店
第一企画(一企:イチキ:DIK)は、
6年ほど勤めて私が退社したあと
同規模の旭通信社(アサツー)に吸収され
(いや対等合併だ! 説もイチキOBからは?)

アサツーディケイ(アサツーDK:ADK)に
なりました。

「エーディーケー」って呼ぶ人が一般的だけど、
結局「アサツーじゃん」とも思う。

名前はプライド、名前はアイデンティティー。

気を悪くしたら、ごめんなさい。

★過去記事【なんだぁ?その長い企業名】
2010/05/25(いまから13年前のブログ!)
https://www.omotesando-ad.jp/archives/51559421.html

あなたの愛称は何ですか。

愛称:あだな、ニックネーム、ペットネーム。

交流会・勉強会等で、「本名」にしばられず
フラットな状態で呼び合う意味で
「愛称を発表」なんてケースがあります。

Zoom会議の「名前欄」でも、たまーにね。

あなたは、愛称を何にしていますか?

私の場合は、川島 孝之(かわしま たかゆき)
という名前から、小さい頃は

・たかちゃん
・かわちゃん

が多くて、大人になってからは

・英語風に タック(Tak)
・たっくん
・タンタン(たかゆき&淡々&仏漫画の主人公)

等もありました。

でもさー、本来「川島と申します」って自己紹介の時に、
「たっくんと呼んでください」なーんて、
このおっさんがねー、いやですよ(苦笑)。

さらに、例えば「たかちゃん」にしたら、
いろんな「たか= 高志とか隆とか隆史 … 」がいらして
「かぶる」時がある。

「仕事くささ、名刺くささ」の排除も前提とは思いますが、
ちょっとは「他者との差別化」とか「印象度」も
必要かなー と思って、1年前に某所で宣言したのは …

【川島CD】

「広告クリエイティブディレクターの川島です」

え、音楽CD? キャッシュディスペンサー?
(いまどきはATMか…)

最近はFacebookやLINEでも、
「川島CD」略して「CD」と呼びかけてくださる方がいて、
私の「愛称問題」は決着がついたのでしょうかね〜。

似合わないことは、しないほうがいい ←→ 人生挑戦。

「似合わないことは、しないほうがいい」と書きつつ、
「人生挑戦」と重ねる広告屋的 あいまいタイトル。

広告・販促物の表現案で、
「A案とB案がありますが、どちらにいたしましょう。」
と、クライアント( 広告主・取引先)に聞き…

「川島さんのおすすめはどちらですか」と尋ねられて、

「ま、あえて言えば冒険的なB案ですが…」と答えたものの、

結果はA案になって…

「あ、御社的にはA案!? そうですよねー、そう。
ブランディングは一貫したほうがよいかと、はい。」

てなことを言っている場面を、

「カキフライには、いつものA案:ソースか」
「たまには、店で添えられているB案 :タルタルソースか」

と悩んだ居酒屋で思い出しました(笑)。

私、デザイナー職ではありませ〜ん!

けっこう親しい方からも、
「デザイナーの川島さん」と言われる
(人に紹介される)ことが多いです。

実際は広告の「C:コピーライター」でありまして、
加えて「CD:クリエイティブディレクター」が肩書です。

クライアント(発注主)さんと何回も打合せして
「じゃ、これでいったんデザイナーとカタチにしてみます」
と言うと、「え? 川島さんがデザインするんじゃ
ないんですか〜!」と驚かれることも。

デザインを請け負うからデザイナー。 当然の理解です。

しかし私の役割は、「企画〜文章〜ディレクション」。

本職のデザイナーさんのように「デザイン技能をもつ」
わけではなく(イラレもフォトショも、まして
パワーポイントさえ おぼつかない!)
「文章系と図形系」では「ま反対」な くらいです。

とはいえ、外部のデザイナーとやりとりし、
私が「設計図的な絵と注釈」を書いて(描いて)渡し、
デザイン〜印刷管理までするので …
「デザインする」と言えば、その通り。

「広い意味では」デザイナーですね。ややこしい(笑)。

そんな分類、どうでもいいじゃないか!
と、感じる方もいらっしゃると思いますが、

ちょっと(いや、かなり)違うのよねー
と言いたいアイデンティティーと役割分担。

加えて、デザインする以前の方向性の整理や
コピーライティング( コピーライター)の重要性が
浸透していないのは残念です。

てなわけで、デザイナーのような「CD&C」として、
これからもよろしくお願いいたします。

川島が、まったり語るYouTube 公開!

いまさら。
本当ーーーにいまさらながら、
「初YouTube」公開です。

まぁ「試作」みたいな簡単動画ですけど。

昨年、知人がオンラインで開催した
「紹介映像を撮ってみよー」みたいな勉強会があって。

「約3分の動画」を「連続3本」作ったのですよ〜。
それを「仲間うち」だけではもったいないし、
公開方法を含めて勉強だと思い、
アップすることにいたしました。

私、43年もやっている広告屋ですけど
(企画・マーケティング・クリエイティブ等の
CD&C)まったくのアナログおっさんだし、

周りに「本当のプロ」がゴロゴロいるので、
自分では平面デザインもWebプログラムも、
さらに映像編集の実作業も「まるでやらず」。

それでも、いまや素人さんがパソコンやスマホで
いくらでも制作&発信できる時代になって。

ま、機材や編集に凝りだしたら「きり」は
ないでしょうけど、インスタやFBと同じく
「つぶやき」が面白い時もあるかも…と思い。

何の字幕も音楽もない「一発撮り」の「ひとり語り」。

途中でやめて、少し取り直した回もあるけれど、
広告表現で言えば「本番前のラフデザイン」
みたいなものです。

恥ずかしいけど、見てくださいね〜(笑)。

■TouTubeアカウント【RIPPLE:リプル】
■チャンネル名【リプル川島の「小さな広告屋から」】

★ミニ動画 3回シリーズ【広告企画の基本の基本】

全体トップ
https://www.youtube.com/channel/UCCohVCKv4esbCwEfupz7law

1)2分44秒
はじめに:広告屋(CD&C)川島孝之の自己紹介
https://youtu.be/MJaYU24RzDU

2)3分25秒
何を言うか、どう言うか:コピーライティングの基本
https://youtu.be/yGtSo3Lkz10

3)4分19秒
誰が言うかがブランディング:企画の整理整頓の先に
https://youtu.be/xN9Z-BaGSRI

できれば1)2)3)の順にどうぞ。

いま時は、YouTubeもラジオ系コンテンツも
「時短で1.2倍〜倍速」にして聞く人が多いそうですけど、
早回しするとあっという間に終わっちゃうし。

高評価とチャンネル登録も、よろしくお願いします。
(←これ、言ってみたかった〜 笑)

「過剰」が嫌いな短所と長所。

人生65年やってきて(やれやれ)
いまさら性格を変えたり、
「自分を越える!」みたいなことをする気はない。

それでも、勉強セミナー&交流会には
(一時よりは参加をしぼっているものの)
出かけて行っては「よーし、この方向でトライ」
なーんて思ったり(三日坊主!)。

きょう、自分のFacebookにいただいたコメントに
呼応して「下記のような書き込み」をしました。

■FB投稿【QRコードの ひとり飲み】2022/10/27
https://www.facebook.com/kawashima.ripple/posts/pfbid02DFEcYCUwt382p5gNoKcmsGCvs3KX3SxPD4CEQoH9mX22E9NTD1R2p7RMeEH1GEnwl

【何度か〜何年も行く店でも、
店主・店員さんと多くを語るのは苦手です。
挨拶程度の会話だけ。顔なじみにはなっても
「常連客風」では いたくない距離感。】

果敢に「つっこんでいく」ことができません。
良く言えば「そこそこのバランス」、
悪く言えば「熱量が足りない」。

ドレッシングたっぷりのサラダや、
紙面びっしりのデザインが嫌いなように(笑)。

「挑戦の歓喜、波 ドバーーン、アサヒスーパードラ〜イ!」
あー、だめだわ。

なにせ社名が「リプル:ripple = さざ波、波紋、波及」。
「スプラッシュ」とか「ビッグウェーブ」じゃないものね。

静かにおとなしく小声で生きる。

欠点・弱点を意識しつつ、
それでも波紋が広がっていけば幸いです。

企画は宝探し。

最近、「企画は宝探し」というイメージで
取り組むようにしています。

「マーケティング」とか「コンセプト」
「ターゲット」「USP」… はたまた
「コアコンピタンス」とか わけわからんカタカタ言葉を
つぶやくより、すべては「宝探し」。

苦しいけど、探索を楽しむ。
ワクワクと冒険の旅に出る。

それが山だろうが、海だろうが、ビル街だろうが…

お宝は、すぐには見つからない。
さんざん探して、チルチルミチルの「青い鳥」のごとく
すぐそばにあるものかもしれない。

「競合」や「障害」という敵がいて、
「クライアント」や「メンバー」という仲間がいる。

お宝はどこに埋まっているだろう。
どんな扉と心を開くと見えてくるのだろう。

そして、私の主戦場である
企画・コピー・デザインディレクションだけでなく、
仕事や経営も「宝探し」。
出会いも「宝探し」。
愛する妻も「宝探し」の成果、うん?

きょうも「お宝!お宝!」とつぶやきながら、
金銀財宝・埋蔵金を探して旅するのです。

岸田首相から直の仕事!?こんな夢を見た(10)。

2009年〜2016年に書いていたシリーズ記事(笑)に、
久しぶりに追加してみます。

「こんな夢を見た(1)〜(9)」
Blog『上石神井の小さな広告屋から』
(旧名『表参道の小さな広告屋から』)抜粋。
https://www.omotesando-ad.jp/search?q=%A4%B3%A4%F3%A4%CA%CC%B4%A4%F2%B8%AB%A4%BF

■昨晩(10/27〜28)の夢
記憶にあるのはこんなシーンから:

◎カフェでMacノートを開きながら待っていると…

◎黒の中折れ帽を目深にかぶり、紺のロングコート、
白いマスクをした「いかにも変装」風の人物が一人現れ…

◎事前に連絡のあった(と、夢の中では理解している!)
役所か政府機関の担当者と思っていると、
なんと岸田首相!「おまたせしました」と言い、
マスクをはずして少し話(会話内容の記憶なし)
があってから…

◎シーンは撮影スタジオへ。
スチール用の小ぶりなスタジオではなくCM用の大きな箱。
ほぼ立て込みが終わり、照明等の調整をしている。

◎全体が見渡せる隅の席に通され、執筆を頼まれる。
それがCMのナレーションなのか、
首相のスピーチ原稿なのか、デザインが関わるのか等は
不明なものの、さほど驚かない私。

「了解しました。しかし、
明日までの他の仕事を入れていたこともあり…」
「徹夜はしないことにしている」などと
首相に向かって言っている。

◎自分の広告事務所メンバーに電話して、何やら指示。
表参道で19年開いていたオフィス(6年前に閉鎖)の
記憶がよみがえったか。

◎さて … というところで目が覚めた。
(ないし、続きの記憶なし)。

ワハハハは〜!
なんなんだろう、この夢。

ま、分析はしませんけど、やたら(部分的に)リアルで、
うなされたような事実もなし。

岸田首相! 日本のため世界のため、よろしくお願いしますね。
私も努力いたします?????

エレベーターピッチを考える。

ビジネスの営業や企画の勉強をしている方なら、
「エレベーターピッチ」をご存じと思います。

ネットで解説を拾ってみると:

■エレベーターに乗っているくらいの短い時間で、
自分や自社のビジネスについてプレゼンする手法。

■15秒〜30秒の短時間で自分の意見を的確に伝え、
興味を引く「要約力、伝達力、臨機応変力」等。

上記は、私が一部要約して記載しましたが、
話し言葉にすると10秒ちょっと。

さて、相手とエレベーターに乗り合わせた
あなたに与えられた時間は何秒あるか。

ちなみに、「ピッチ」とは「野球のピッチャー」と
同様で、相手に「投げかける」という意味らしく、
企業家・起業家・投資家が多い
米国シリコンバレーが発祥の用語だそうです。

■ではでは、「川島の場合」は何を言う???

「相手企業のお役に立てる」ことが必須なので、
実際は相手の「琴線(きんせん)にふれる」
(&金銭にふれる!)オーダーメイドの仕立てが
必要となるのですが…

ちょいとイージーオーダー程度で考えてみます。

きっと、言い切れていない「舌足らず」。
ご意見をいただければ幸いです。

◎エレベーターピッチ試案:

広告の企画制作をしている川島です。
クリエイティブディレクター、コピーライターです。
デザイン以前の「考え方の整理整頓」からお手伝いできます。
見込み客に「売り込む」のではなく、共感する人が
「振り向く」表現でないとブランドは作れません。
貴社の商品は、どこが狙いですか?
もういちど「強みと本質の発見」をしませんか?

あ、私の名刺は… シャ、しゃちょ〜っ。
あぁ、行っちゃった…

or

え、担当の者に連絡しろ? ありがとうございます。
あらためておうかがいします!

(で、30秒。汗)


会ったことのないタイプ(らしいです)。

新たにお仕事した方から、
「川島さんはいままでに会ったことのないタイプ」
と言われました。

その方によると「デザインを受注しながら、
方向性や言葉の相談にのってくれた人」は初めてとか。

広告制作のセオリーとしては常識ですけど、
自社であまり広告販促物に触れていない方ですと
「制作=デザイン(デザイナー)」との認識が強く、
その前段階からの関わりや、
社長のプロフィール文まで「何文字で何を訴えて…」
と、うるさく言ってくる人はいなかったのでしょう。

そのほか、

スマホのメッセンジャーやLINE連絡に一呼吸ある
(つまりはしょっちゅうスマホをいじっていないので
返事が遅い!笑)とか、

担当した制作物と、クライアント側で作った別アイテム
(例えばLP=ランディングページ)との
整合性についても聞いてくるとか。

良いか悪いかはわかりませんが、少なくとも
私の「差別化」「USP=ユニーク・セリング・ポイント」
にはなっていると再認識。

あまりに折り合わないと降りてしまうし。

広告屋のへんなおっさん。

左脳的整理と右脳的整理は違う。

広告屋を42年やってきて(since1980)
最近はっきり見えたことは …

ちなみに1)
「川島は広告をつくる人=デザイナーさん」
と思われることが多いのですが、職能的に言うと
企画文章系を担当する「コピーライター」及び
全体を見る「クリエイティブディレクター」です。

ま、最終的には外部ブレーンのデザイナーさんと
印刷物やWebに落とし込むので、
広い意味ではデザイナー(設計者)ですけど。

さて、1980年の広告代理店入社時から
(文章をマス目の原稿用紙に埋め、デザイナーが
写植や写真を切り貼りしていた時代。お〜っ!)
企画内容を人に説明・説得するために、
企画書やスライドにするわけですが…

いまや多くは「パワポ」で作られる
「整理された図と流れ」というものに、
ずっと(42年!)違和感があって。

「A」という四角に囲まれた短い解説があり→
「B」という囲みに実線、ないし点線でつながれ。

あるいは「丸囲み」がいくつかあり、
重なっている部分、重なっていない部分があり。

「御社が目指すのは、ここです!」
「なるほどー、明快ですね!」

チャートや概念図。

発表者も聞き手も、その場では納得するものの、
あとから考えると「わかったようでわからない」。

一種「マジックに感心」したような所があって。

戦略・戦術の「整理の大切さ」は私も十分に
わかっているつもりで、
私の仕事の大半も「そこ」と言えるのですけど、
なんとも「パワポ的整理」はぴんとこない。

反対に、アップルの「故 スティーブ・ジョブズ」の
プレゼンは、対局に位置するものです。

ちなみに2)
よく会社内やプロジェクトチームの
「マーケティング畑」と「クリエイティブ畑」の人が
けんかになるのは有名な話です。
本来は、同じ目的を探るパートナーなのに、
手法(特にまとめかた)で「もめる」。
そういう点では、私は「マーケと仲がいい」
制作者なんですけどね。

整理のパラドックスとでも言うのでしょうか、
順を追って解説し、理詰めで導く左脳的整理と、
「そうは言ってもなー、ぽん!」的な
直感の右脳的整理はすごく違う。

プロジェクト管理の工程表「ガントチャート」も
苦手だなー。
とても大切な進行管理手法とわかりながら、
守れた試しがないのはもちろん(苦笑)
図として「腑に落ちない」のはなぜでしょう?

たぶん、左脳的優等生が敷いたレールに、
左脳の劣等生は「のり」きれないのかなぁ。

私のような人間に、大プロジェクトの進行管理や、
大会社へのプレゼン(稟議をうながす)は無理ですね。

「右脳で受け→発想し → 左脳的に整理して →提示。
受け手の右脳を響かせて→左脳でも納得してもらい →
他人にも拡散してくれる」

それが、零細広告屋の理想です。


Webへ再び。

先日、「65歳にして再び英語学習を始めた」
というお知らせをしました。(↓)

★【(老後の)趣味は「英語」に決定!】2022/07/28
BL
https://www.omotesando-ad.jp/archives/55078077.html
FB
https://www.facebook.com/kawashima.ripple/posts/pfbid0WkQczw6WQGjsS9kxYywmuZKHaVkjGTmS3sb434GaAFtCg5kfetkkNDrNDHFm1a6hl

それが「プライベート面」の目標とすると、

「仕事面」での目標が「Webへの関与と勉強」。
きょう決めました(笑)。

私の場合、企画とコピーライティング、
グラフィック(印刷系)のディレクションがメイン。
たまにWebも一緒にお引き受けしたり、
全体構成や骨子となるコピーだけをお願いされたり …
が仕事でした。

それが、どうして(いまさら!)
向き合って見ようと思ったのか…。

◎世の中で使われるデバイスがスマホ中心になり、
一昔前の「デザインに凝る」傾向から
情報のスピーディな伝達(これが本来ですが)と
「伝えるべきこと」の重要度がアップ。

◎企業サイト(ブランドサイト)と
LP(ランディングページ)の区別も、
スマホの中でいっしょくたのものになってきている。

◎SNSや動画とのシームレスさを含めた
コンテンツ作りの最前線は、
「趣味的に」覗くにも面白そう。

◎アナログ人間の私でさえ、
これだけのデバイスを持ってしまっているし、
意識的に使わないともったいない(↓)

★【いまは、こんな部屋にて】2022/08/05
BL
https://www.omotesando-ad.jp/archives/55079110.html
FB
https://www.facebook.com/kawashima.ripple/posts/pfbid036pTJZYjM3qVS5p96tFCnk4w7hG46mJmowdvXnHpemxe945ejcNim9SaEU3X4acoul

◎グラフィック系の制作物なら
ベテランのデザイナーさんと手堅く行きますけど、
Web制作は比較的若いスタッフと組むこともあって、
面白い・刺激を受ける。

◎当然Webの技術的なことなど「ちんぷんかんぷん」
ですけど(それはグラフィックデザインも一緒だ!)
テクノロジーを意識しつつ、私の本分である
・企画・コピーライティング・デザインディレクション
・ブランディング・マーケティング
を見つめてみることを、新たな目標に。

そんなわけで、「英語学習」と「Web」再び。

この年になっても、「勉強」すること多いわぁ。

7月14日:我が社は25周年。

本日は、私が代表取締役を務める会社
株式会社リプル(RIPPLE Inc.)の設立記念日。

1997年(平成9年)7月14日、
40歳の時に起業してから25年となりました〜。

大学を5年で卒業以来(ラスト1年は暇なので、
夜間に宣伝会議社のコピーライター養成講座)→
当時 業界5位の総合広告代理店 第一企画(現 ADK)
に6年いてから(合併前に退社) →
11年ほどグラフィック系広告制作会社に勤務し →
独立=株式会社を立ち上げ。

表参道で事務所をかまえ(当初は青学近く →
数年でアップルストア・まい泉近くに転居)
バイトを入れたら瞬間10名ほどの時もありました。

マネジメントなんてできない私が(ニセ社長!)
よくそんなことやっていたわ(社員の皆様すみません!)

そして、6年前からは自宅事務所で一人。
・練馬区上石神井・西武新宿線
・杉並区に長年の総務経理女性

私が「クリエイティブディレクター・コピーライター」
という立場で、外部の制作会社やフリーランスの
デザイナーさんと組み、企画(コンセプト)から
スローガン、ロゴ、印刷物、Web等に関わっています。

個人事業を含むクライアントさんの魅力を
「整理・再発見」し「輝かせる」のが仕事。
ミッション(使命)は「愛を伝える」。

世間で言われる「会社生存率」からすれば、
「25周年すごい」と褒めていただけることもありますけど、
「潰さないため」私財も注ぎ込みましたし、
ほとんど「公私混同」「趣味みたいな会社」ですわ。

言わば「なんちゃって25周年」!

それでも、いまだに楽しくてしょうがない。
広告制作は天職。
もう何年も続けていきたい気でいます。

人間65歳・会社25歳。

付き合ってくれた人、応援してくれた人、
あきれて離れていった人にも感謝です。

そして、妻に。

心からのありがとう!!!

マーケティング、ブランディング、コンセプト。

これを書いちゃうとねー、
自分の仕事に「墓穴を掘る」ことにもなりかねない
テーマなんですよ。

カタカナ語が多い広告・マーケティング業において、
それぞれの単語を「自分はどう定義していて」
「クライアント:顧客(現行の取引先、過去の取引先、
見込み客を含めて私はクライアントと認識)に、
どう説明するか」。

前提として、

◎伝える相手によって、そして自分の(その時の)
立ち位置によっても「説明の仕方や細部は変わる」。

◎そもそも、うまく日本語にできないから
英語・カタカナであって「コンセプトはコンセプト」!

まぁそれでも、業界42年になる広告屋
(広告代理店→グラフィック系制作会社→独立)
(クリエイティブディレクター&コピーライター)
の私が、どう定義し(おおむね)説明しているかは、
一度まとめておくのもいいかな、と思いまして。

1)マーケティング:Marketing

一般には、Google検索をすると
「市場調査、広告、販促、商品開発、市場創造
(などのプロセス)」であり、
コトラーは「ニーズに応えて利益を上げること」
ドラッカーは「顧客の創造」(その他 フレーズ)。

★私の定義は、ドラッカーにつけ加えて
「価値と顧客の創造」。

2)ブランディング:Branding

烙印(牛の焼きごて)、記号づくり、信用、
アイデンティティー、共通イメージ、刷り込み 等。

★私の定義は「ファンになってもらうこと」
(高額商品は「ごひいき」日用品は「いつもの」)

3)コンセプト:Concept

概念、発想、構想、基本的な方向性、姿勢、方針 等。

★私の定義は「課題解決の切口」
(課題解決の「設計図」という言い方もできますけど、
最終表現に関わるコピーライターとしては
「切口」かなぁ)。

まとめると:

◎マーケティングとは:価値と顧客の創造
◎ブランディングとは:ファンになってもらうこと
(高額商品は「ごひいき」日用品は「いつもの」)
◎コンセプトとは:課題解決の切口

これを基準にしつつ、
お客様によって「定義」や「例証」を変えたり、
自分としての「基本的な言い回し」も
今後改変するかもしれません。

まぁ柔軟に、軟弱に(笑)。

ところで、我社のセールスファネルと
フィランソロピーは、どうしたんだっけ。

本質への併走が仕事。

ここまで、4回にもなるシリーズを書いてきました。

1【短くまとめるのが仕事】2022/04/29
2【次元の違う価値が仕事】2022/05/01
3【企画>演出 が仕事】2022/05/03
4【愛を伝えるのが仕事】2022/05/04

さらに、きっかけとなった「0」とも言える
【見込み客に「売り込む」のではない。
共感する人が「振り向く」のだ】2022/04/23

私の仕事の真髄は(シリーズ途中でも触れたように)
どうやら「本質の発見」(のお手伝い)にあるようです。

川島自身の「本質がしっかりしている」かは
別の話ですけどね!

会社名のリプル(ripple:さざ波、波紋、波及)に
込めた想い:中心の一点を見極め、広げていくこと。

各人・各社で広がる先はさまざまですが、
自分(自分の会社)のコアとなるものを意識しないと、
広がりもぶれてしまいます。

そんな課題に対して、企画とコピーライティング、
そしてデザイン等のディレクションで併走するのが、
小さな広告屋である私の仕事。

最近「中今」(なかいま)という言葉を意識しています。

過去を引きずる後悔でも(反省は必要ですが)
未来への不安でもなく(目標や計画はもちろん大切)
「いまのいま」を生き切ること。

他人をうらやましがらず、生まれたまま、
自然体の自分で「たおやか」にいること。

人も企業も、そうした境地に達すれば、
思いやりや愛の波紋が広がっていくと思うのです。

******

以上、本日は5回め【本質への併走が仕事】でした。

これにてシリーズは終了(かな!?)

雑文を読んでくれた沢山の皆様、
本当にありがとうございます!!!

書くことをきっかけに、私も
「見えたこと、見えてきたこと」が沢山ありました。

企画>演出 が仕事。

はやくもシリーズ(!?)3回目
リプルCD&C 川島 孝之の「私の仕事」。

1【短くまとめるのが仕事】2022/04/29
2【次元の違う価値が仕事】2022/05/01

今回のテーマ3【企画>演出 が仕事】とは…

広告・販促物の制作においては、
グラフィック(印刷物)・ウェブ(ホームページやSNS)・
さらに動画(や音声配信)のいずれでも、

制作過程は大きく「企画」と「演出」に分かれます。

お化粧に例えれば「下地」と「メイクアップ」。
映画に例えれば「脚本」と「監督」。

コピーライティングの基本で言えば、
「何を言うか」が前者で、「どう言うか」が後者です。
コピー全体が企画で、デザインが演出とも言えます。

もちろん、私は絵柄や演出部分にも
(トータルに見るクリエイティブディレクターとして)
関わることもあり、「神は細部に宿る」は本当です。

それでも、基本的なスタンスは「企画」寄り。

デザインの進行や完成は、クライアントさんが懇意とする
デザイナーさんに「お任せ」の場合もあります。

川島の場合、「企画とコピー」が命で、
その「設計図」の先に完成形への関与がある。

私の会社名「リプル:RIPPLE Inc. 」とは、
英語で「さざ波、波紋、波及」の意味。
水面の波紋が中心の一点から広がっていくように、
「本質・コア(核)・コンセプト・理念 等」を
「ご一緒に見つけたい」という思いがあります。

だから【企画>演出 が仕事】。

素晴らしいクライアントとクリエイターに囲まれつつ、
自分も高めていきたいと願っています。

※この「私の仕事」シリーズは、
Facebook(Blog同文)という形式を借りながら、
結局はもろ「自分のスタンスの、あらためての整理」
となっております。お付き合いくださり感謝です(笑)。

次元の違う価値が仕事。

5月1日というのに、寒いですね。しかも雨!
ビールのあとは、「ホットウイスキー」に
してしまいました〜。

さて、前回の投稿【短くまとめるのが仕事】に続く、
「私の仕事シリーズ」!?

【次元の違う価値が仕事】とは、不遜ですね(苦笑)。

何十年も前から「素人と玄人(くろうと・プロ)の
境がなくなった・減った」などと言われていますが、

まさにコピーライティングなんて、
「文書を書く」という意味においては誰もができることで、
一般の方が「デザイナーさん」を
「自分にはできない職種」と認めることはあっても、
「コピーライターさん」をどの程度必要とするかの率は、
デザイナーより低いでしょう。

とにかく、素人がパソコンやスマホで、
いろんな「クリエイティブ」ができるようになった。

Wordやパワポはもちろん、Canva等のデザインソフト、
そして映像の編集ソフト etc.

「餅は餅屋」のはずが、
「おいしいお餅をご家庭で!」の本格化。

私なんて、ずっと隣の「本物のデザイナー」に
お願いしていたので、メモ書き程度の書類以外は、
自分でカタチにできません。

そうした「ほぼ何でも、それなりに立派なものが
ご家庭でできてしまう時代」に、プロとは、
そして「お金を払って依頼される」とは何なのか。

安さ競争の「価格」=
薄利多売やフロントエンド商品の「釣り」ではなく、
その人・会社ならではの「価値:Value」=
技能を認め、ファンになっていただく方向へ動くこと。
(ブランディングとは、まさにその一貫かと!)

「価値を考えたら安い」「お値打ち」「また頼もう」。

デザイナー(グラフィック系、ウェブ系、映像系)、
コピーライター、ディレクター、
イラストレーター、カメラマン、スタイリスト、
ヘアメイク、キャスティングコーディネーター etc.

自分を含め、【次元の違う価値】の職能に
寄り添っていきたいと思います。

(このシリーズ:続く) … かどうかはわかりません(笑)。


短くまとめるのが仕事。

例えば2時間の社長インタビューを、
「編集的に読みやすい文章に組み立て直す」のは、
広告コピーライターより、
編集ライターさんのほうが断然お得意です。

コピーライター 兼 クリエイティブディレクターである
私は、2時間の話を少ない時は数行、
ないし1行(数文字)にまとめるのが仕事。

「マラソンと短距離走」「長編小説と短編」の違いにも
似ているかな(私は走ることも文学もしませんが!)

そして、文章化する以前に、
訴えたいことの本質(主旨・コンセプト)が
どこにあるかをお客様と一緒になって探り、
言葉(及び デザイン)にしていく。

人それぞれ、仕事にも得手不得手があるものです。

あ、長い会議も苦手。集中力が続かない(汗)。

65歳の広告屋としては、ますます自分の特徴
〜 気障に言えば「お役に立てること」〜 が
はっきりしてきました。

「短くまとめたい時」は、お呼びくださいね。
まとめるまでの時間は、それなりにかかりますけれど。

見込み客に「売り込む」のではない。共感する人が「振り向く」のだ。

長いタイトルで失礼します。
そして、本文も きょうは長いです!!!

******************
見込み客に「売り込む」のではない。
共感する人が「振り向く」のだ。
******************

サブタイトルまで考えると
〜 マーケティング時代の終焉 〜 (!?)

いやー、あのね …

数日前から牛丼の吉野家さんが
「生娘シャブ漬け戦略」発言で叩かれているように。

マーケティング:定義はいろいろですが、
戦術的には「5W1H」(いつ、誰が …)と「4P」
Product(製品)
Price(価格)
Place(流通)
Promotion(販売促進)
を駆使して「いかに売り込むか」の西欧的手法。

(← 早稲田大学商学部 マーケティングゼミ出身
川島の個人的見解です)

ま、消費者(コンシューマー)という言い方が、
顧客(カスタマー)に変わったように、
“顧客思考・顧客志向” が前提で
「ブランド」や「三方良し」は当然の方向ですけど。

1か月前の私の投稿
【頭の先からケツの穴まで】2022/03/24
BL
https://www.omotesando-ad.jp/archives/55062731.html
FB
https://www.facebook.com/kawashima.ripple/posts/5060647887320033

にも書いたように、シャンプーやリンスを普及させる戦略:
以前 吉野家の常務さんが所属していたらしいP&Gや
花王のマーケティングに私たちは乗ってきた。
それが消費を活性化し、経済と社会も発展した。
(本当に頭皮に良かったかはわからないけれど!)

CO2排出規制(地球温暖化の危惧)や
SDGs(エス・ディー・ジーズ:持続可能な開発目標)
だって、一部の利権者の「陰謀」かもしれない!?

私も「広告屋」ですから、広告代理店時代から、
プロダクション勤め、会社創業 … と、微力ながら
マーケに貢献 ないし 片棒をかついできました。

私がミッションに掲げるように
「愛を伝える」
「その会社の魅力を再発見し、輝かせるお手伝い」
は、本心です。

それでも、マーケティング(臭さ)と言うものは、
もう限界なのかもしれない。
やたら「あおって買わせる/視点をずらさせる」が
(本来の?理想の?)マーケティングではないはず。

フリーに書き込めるSNSが炎上であふれ、
共感・尊敬できる人との「コミュニティ」に
(サブスクリプションなどの会費制もその現れ)
形態を変えるように。

安心・安全は、「閉鎖」でもあるけどね。

基本、正直でいたいと思います。
広告屋としては、クライアントの素晴らしさを、
ありのまま・自然体で伝えたいと思います。

そりゃ、寝起きのパジャマで髪ぼさぼさ姿では
人前に出ないように、素敵に見える演出はしますが、
「演出過多」や「やらせ」はしない。
「主張」は弱まり、声も小さいかもしれないけれど。

見込み客に「売り込む」のではなく、
その人・その会社の「本質」に共感する人が、
いつのまにか「振り向いてくれる」アピールを
お手伝いできたらと考えています。

そんなとこまで見ちゃいないけど。

6年ほど前まで、某お菓子メーカーの
「カップ型と、地域ごとのお土産箱」の
ロゴとパッケージデザインに関わっていました。

1995年の新発売から20年ほど。

私はデザイナーではないので(企画・コピー・
ディレクション担当)ほとんど出番はなく、
メーカーさん、広告代理店さん、そして(当時の我社の)
デザイナーたちが がんばってくれた成果です。

私は、横でちょこっと見て、請求チェックくらいか(笑)。

でも、大きなプロジェクトに関わらせていただけて、
本当に想い出深い仕事です。

私(我社)が離れてからも、
人気シリーズなので新製品は続々。

しばらく食べていなかったんですけど(すみません!)
スーパーで買ってみました。

店でさっと眺め、家に帰って 食べながら眺め …
それでも細部はあまり見ず(笑)。

一般の方って、そんなもんですよね。

文字が明朝だろうがゴシックだろうが、
色が多少 濃かろうが薄かろうが、
スティック型の中身写真がどちら向きだろうが。

さして関係ない。

買う人は買う、リピートしてくれる人はしてくれます。

それでも、デザイナーはミリ単位で配置し、
色をパーセンテージで調整し、
写真を載せるのがいいか、リアルなイラストかなど
営業・マーケッターとも議論し、社運をかけます。

その努力が、きっと「パッと見」と「潜在意識」に訴える。

「そんなとこまで見ちゃいない」けど、
「そんなとこまで作り込む」仕事。

たいへんですよね〜。ワハハ。

別人のようなピスタチオ。

私用で(何事もすべて、私用と言えば私用ですけどね!)
3週間ほどバタバタしていて、FB&BLの更新も
同じくらい空いてしまいました。

その間も、晩酌(って昭和な響き!)は欠かさず。

まずは「ビール&柿ピー」が定番ですが、
たまーに「ピスタチオ」を買います。

固い殻の割れ目を開いて
(頑固なハマグリのようなやつもいて!)
グリーンの中身を食べるわけですけど。

それがね、初めて「殻なしピスタチオ」にしてみたら…
勝手が違う! 別人のようなピスタチオ。

おしゃれ系ナッツの佇まいが裸にされて、
かろうじて「白いブリーフ 一丁」で立っているような
情けなさ。

商品にパッケージが必要なように、
エビフライにはしっぽが存在証明となるように。

殻があっての/殻を割る行為があってのピスタチオ!

「本体の充実」はもちろん大切ですけど、
「○○あっての」は、いろんな事象に言えること。

「広告販促物」もそのひとつでございます、はい。

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Takayuki Kawashima


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こんなBlogです
日々の広告制作やビジネスのこと、雑談を書き連ねています。
近年はFacebookと同文を「アーカイブ」として掲載。「過去記事」や「テーマ別」にご覧になるには便利だと思います。
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Profile
◎川島 孝之(Takayuki Kawashima): 株式会社リプル(RIPPLE Inc. Tokyo Creative Agency)代表取締役・クリエイティブディレクター・コピーライター。

◎1957年3月生まれ。早稲田大学商学部(マーケティングゼミ)を5年で卒業後、1980年第一企画(現ADK)入社。6年の勤務ののち、制作会社11年を経て、1997年(株)リプルを表参道に設立。

◎2016年1月、表参道のオフィスから、西武新宿線 上石神井(かみしゃくじい:練馬区)のホーム・オフィス体制に変更。
ブログのタイトル「表参道の小さな広告屋から」も、「上石神井の小さな広告屋から」(2017年.1月)に変更。

◎CD(クリエイティブディレクター)C(コピーライター)として、企業の魅力を「整理整頓」し「翻訳」して、(外部ブレーンのグラフィック&Webデザイナーと一緒に)シンプルに伝わるカタチに定着することを仕事としています。

エッセンス(essence:本質)と、センス(sence:感性)。
メッセージ(message:意思)と、イメージ(image:印象)。

企業価値の「再発見と再発信」を通して、その会社の「存続と発展」。さらに、その企業や商品と出会う人の幸せに貢献することが使命です。

【実績の一部】 カルビーじゃがりこ(パッケージ)、ビデオリサーチ(ロゴ・Webサイト・インナーツール)、日立化成(カタログ・インナーツール)、介護のらいふ(ブランドブック)、武蔵高等学校中学校(学校案内)、アルカダイアモンド(広告・販促物:以下同)オークラヤ住宅、翻訳専門校フェロー・アカデミー等
/その他 中小・個人企業のオーナーさんとの直接のお取引。

◆Webサイト:RIPPLE Inc.
http://www.ripplesite.co.jp/

◆お問い合わせ:インフォメーション
info@ripplesite.co.jp

◆Facebook:川島 孝之(リプル) ※投稿はBlogと同内容です
http://www.facebook.com/kawashima.ripple
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2012-10-25

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