過去、2回に渡って、
「生成AIによるクリエイティブ」 … 具体的には
コピーライティングとデザインについて書いてきました。

※過去記事(下欄にリンク)
・【AIの文章は広告的ではないという話】 2025/12/07
・【生成AIでのデザインはねー】 2026/07/05

本日は、つらつらと考えてきた事を、
「要するに」というまとめと、
いったんの終章? として、書いてみたいと思います。

SNS投稿(Facebook・Blog/音声のスタンドFM)
のタイトルを『小さな広告屋から』 としながら、
広告論や、読者のお役に立つ文章作法… なんて話は
ほとんどない「川島CD」ですが、たまにはリキ入れてね。

全2回のダイジェストとしては、
対象が広告コピーでもデザインでも、
生成AI活用のポイントは下記に整理されると思われます。

1_仮説を持ちつつ、どう質問し、資料を用意し、
意図を伝えるかの「プロンプト」。
2_目的に合わせて多数候補から選びとる「選択眼」。
3_さらに、校正・修正し、組み合わせる「編集力」。

さらにまとめると、タイトルに示したように
【結局AIは、仮説と目利きと編集力】 となります。

それって我ながら… なーんだ、
ふだん人間のデザイナー(笑)に発注していることと、
まるで同じじゃないかと。

例えばラーメンの広告を考えるにあたって、
デザイナーさんに「なんかいいアイデアある〜?」と
聞くだけでは駄目ですよね。

AIへの発注では「プロンプト」と呼ぶのが今時ですが、
その中身は結局、自分なりの仮説や方向性。
それがない限り、
曖昧な一般論は答えてくれるかもしれませんが、
「そのプロジェクトなりの」答えは出てこない。

良い仕上がりを望むなら、広告制作者に対して
意図が伝わるよう説明し、資料も用意し、
自分なりの仮のアイデアも伝える(ただし制限しすぎない)。

そして、いったん仕上がってきた物の中から、
どれを選ぶかを吟味して、修正し、組み合わせる。

結局、AI活用も、仮説と目利きと編集力。

だから、自分なりの創造性もなく、
ゆるい質問しか投げず、
仕上がったチラシ・ポスター風の誤字にも気付かずに
「わーい、デザインできたー」と
すぐに公開してしまうような人は、
まだAI初心者&クリエイティブ初心者です。

もちろん、生成AIが十分に実用に耐えるのは事実。
(はい、私も日々ヒントをもらっています。)
でもね、結局は発注する人の「人間力」
特に「才能と努力」であることは変わらない。

ダサいデザイナー・理解力のないデザイナーに
発注したら「わや」だし、言われたままに、
ちょっといい言葉に直すだけのコピーライターではなく、
通訳のように柔軟に翻訳できる人でないと「伝わらない」。

国宝級の「目利き」であるかは別として、
どんな分野でも「卓越した審美眼」は必要で、
そこが勝負を分けると思うのです。

生成AIのコピーライティングとデザインは、
カップラーメンのようなもの。
大量生産ではあるけれど、十二分においしくて、
お粉少なめ・お湯多めなど(私!)工夫すれば良い。

たまーにカップラーメンも食べつつ、
「手作りの深い味」は忘れたくないということです。

いま話題の(いや常識の)生成AIについて、
そのメカニズム的な部分は まるでわからないながら、
隅っこの広告屋として語った3回シリーズ。

読んでくださり、ありがとうございました。

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※関連する過去記事:
【AIの文章は広告的ではないという話】 2025/12/07
https://www.omotesando-ad.jp/archives/55191188.html

【生成AIでのデザインはねー】 2026/07/05
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=pfbid0XTce3DwtrtqQm91Mtpx66AWWmQ4hKy9jkueSnn3we9ue89w5CVNb5fTpEaEymzpXl&id=100001246147727