前回の投稿も、私には珍しい「映画ネタ」でした。

例によって映画解説や感想はほとんどなく、
『プラダを着た悪魔2』 と、亡くなった妻を重ねた、
仕事やキャリアについての雑談。

そもそも私は、映画を年に何本くらい見るかというと…
ひどい時は1本!なんて時期もあったくらいで、
それこそ四六時中、映画館でもテレビ画面でも
映画鑑賞してた女房とは、まるで違う「ていたらく」です。

それでも、今はびっしり忙しいわけでもありませんし、
通常料金2,100円のところを
「シニア割引1,300円や1,400円」で見られる
ほぼ定年爺さんとしては、映画館行きを増やしています。

昨日6月20日(土)に見たのは、
新宿駅東口すぐの老舗「新宿武蔵野館」にて
『The Old Oak』 (オールド・オーク)。

イギリスの巨匠、ケン・ローチ監督が
「最後の一作になると思う」と語っている作品です。

ケン・ローチ監督とは、
『わたしは、ダニエル・ブレイク』『家族を想うとき』など、
イギリス北東部を舞台とする名作で知られる監督。

などと… 解説を書き写しているだけで、
『わたしは、ダニエル・ブレイク』の
名作の誉れ高いタイトルは記憶にあるものの
(2016年・第69回カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドール)
まるで映画通ではありません。

若い頃は、ロードショーも2本立て名画座も、
週に1回は映画館に行っていたこともあるけれど(汗)。

昨日の映画『オールド・オーク』を乱暴に説明すると…

イギリスの衰退した炭鉱の町に、
母国の戦乱や虐待で追われたシリア難民が入ってきて、
そもそも衰退しつつある街と、
舞台となる老主人のパブが混乱していくという話。
しかし、人と人の結びつきや希望の物語とは…?

全然解説になっていませんが、見てよかった映画です。

大きな映画館のアクション大作も候補だったものの、
小さな映画館の小さなスクリーンを選んだ幸せ。
新作なのに、ミニシアター気分!

とはいえ、きょう話したいことはここではなく。
(えらく「引っ張って」すみません!)

映画に向き合う気持ちを、少しは取り戻しつつある私ですが、
新作や上映案内をくまなく見て、
いろんな場所の映画館に行ってみるのではなく、
あえて「新宿の数館(のプログラム)」に絞ろうと。

69歳のいま、
◎映画を見にいく地域は = 新宿オンリーで良い。
そう、決めました。

当然ながら、映画館はさまざまな街に存在します。

私は現在、杉並区荻窪在住。
JRの中央線か地下鉄丸の内線で出かける身として、
新宿・渋谷・日比谷、
さらに高田馬場や飯田橋、吉祥寺など、
(全盛期よりは衰退したものの)あらゆる地域に映画館はある。

でもね、よっぽど見たい
「あの街の映画館でしかやっていない」 上映以外は、
「新宿地区でいい」と割り切りました。

ある程度決めたレストラン(=映画館)の、
「そのメニューの中から」選べばいいと。

今時は、一つのビルの中に、
複数の映画館(ルーム・小屋)が入っていますし。

時には、「絶対食べたい評判メニュー」がなくても、
「この5つのメニューの中なら、これを食べてみるか」
という選び方・鑑賞の仕方があっても面白いかなと。

さらにお店も絞り込んで、新宿駅「東口すぐ」の3つ:
・新宿バルト9(ナイン)
・新宿ピカデリー
・新宿武蔵野館
… この3店だけでいい。

北側に歩いた
・TOHOシネマズもサブ候補ですが、
あまり歌舞伎町には近づきたくない。
何やら、渋谷や池袋と同じ「気の悪さ」を感じるので。

そんな理由で、
「ここ」と決めた3店の映画館メニューから選ぶ、
本日のおすすめ料理。

LPレコードを捨て、CDを捨て、本を捨て、
仕事の資料も山のような服も処分した延長で…

映画の鑑賞も絞り込みながら、
一部は偶然に任せつつ、出会いの可能性を広げる。

そんな見方をしてみたいと思う、
平日昼間も映画館に通える爺さんです。