本日は、お耳(お目目?)汚しとなる、
不思議なタイトルの二大(!)話。

1_立ちション禁止:
洋式トイレでは、男性もおしっこは座ってしろ。

2_スリッパ病院:
土足からスリッパに履き替えて入る病院は古い。

どうでもいい人には、ほんと 些細な話ですが、
どちらも「時代感覚」と結びついている事象かな、
と思い(笑)その社会的考察もしてみたいと。

1_立ちション禁止:

男性トイレに、壁に取り付けた小便器がある場合は
問題ないのですが(それでも盛大に外す人がいる!)
男性トイレでも男女共用でも、洋式便器しかない場合、
大抵の男性は便座を上にあげ「立って」用をたすわけです。

狙いを定めて上方から、そこそこ外さずに狙ったとしても、
飛沫が確実に飛び散る!

公共の場所で(駅とかカフェとか)
洋式トイレのビショビショは嫌なものです。
そして、自分の前の人が男性で、
便座が上がっていたりすると、大失敗!と思う。

男性の私がそうですから、
男女共用の個室に入った女性は、
その嫌悪感を強く感じるのではないですかね。

私は、何十年も前から
「おしっこも座ってする」と決めていて、
便座に肌が触れる不潔感よりも、撒き散らす行為が嫌。

この問題=男性は立つか座るか論争は、
チラチラと聞いていたものの、
世の中で はっきり明言はされていませんでした。

ところが最近、外のトイレで、
「立ちション禁止」の張り紙を一気に見かけるように
なったのです。

もちろん、「立ちション禁止」なんて無粋な書き方ではなく、
・便座に座ってご利用ください…
・立っての小用はご遠慮ください…
といった表現で。

「当店のトイレは男女共用となっておりますので、立っての…」
と、前振りを書いていた店もあります。

使用法を守らない、来日客の増加もあるかもしれませんが、
確実に「洋便器への立ちション拒否」が、顕在化してきた!

当然、若い世代の「座る率」は高いでしょうし、
「トイレびしょびしょ爺さん」は嫌悪の対象でしかない。

考えてみれば、私(いま69歳)の子供の時、
昭和30年〜40年頃(1950年代末〜1960年代)は、
フツーに外で立ちションしていました。
人目につかない壁や野原に向かってね。

世の中の喫煙の流れも同じ。
誰もが当たり前に行なっていた行為が、
マナーや健康の観点から無くなっていく。

それは文化の成熟であり、トイレの場合で言えば
他者(後から使う人、掃除する人)への
想像力の問題でもある。

さらに、これは異論もあるでしょうが、

「洋便座に立ちション」する中高年男性の姿は、
極端に偏った政党の「なんでも反対」的な行為が
白けて見られるようになったのと、似ている気もします。

「家父長的」「権威的」な文化の変化とも、重なって。

そんな、「世の中の流れ」ついでに言うと、

2_スリッパ病院:

私は、土足からスリッパに履き替えて入る病院が
好きではない。

それは、一昔前なら「清潔」とされていたことが、
かえって「不潔」ではないかと感じるからで…

・誰が履いたかもわからないスリッパを、
素手で掴んで身につける。
・二足一対のスリッパを重ねて整理するという習慣も、
かなり不思議です(実利より見た目か…)。

ところが最近、個人経営の歯医者さんや内科でも、
「靴のまま」が増えてきた感覚で、
スリッパの有無で、近代的な設備と考え方の
病院かどうかがわかる(気がする)。

最近、知り合いに「おすすめの歯医者」を聞いた時も、
私の質問は「そこ、スリッパで上がるとこ?土足?」
でした(笑)。

以上、最近気付いた、ちょっとした変化。

もちろん、私の好みや、
斜に構えた見方もあるでしょうけれど…。

確実に「世の中の意識と習慣の転換期」だと思うのです。