「ここ10年、健康診断を受けていない」と言うと、
だいたいの人が、ギョッとします。

しかも、私は3月で69歳。
さらに1年前には妻を(病気ではありませんでしたが)
63歳で亡くしています。

娘と息子からは、
「父さんには長生きしてほしいから」と、
検査をかなり強く勧められています。

このまま拒否し続けていると、
そのうち綱をつけて引っ張られるんじゃないか……
という勢い。
もうすっかり、爺さんの意固地でしょうかね。

先に、はっきり言っておきますが、
世の中で言われる
「健康診断を受けましょう」という流れを、
私は否定しません。

何も見つからなければ、それで良い。
グレーゾーンが出たら、体質改善のヒントになる。
だから一般論としては、
「健康診断に行きましょう」で良いと思う。

「では、なんで自分は受けないんだろう?」
と考えると…… いくつか理由があります。

ほんと10年前までは、
年に一度、必ず検査を受けていたんですけどね。

若い頃の広告代理店時代も、
制作会社にいた頃も、
独立して小さな会社をやっていた時も。

経営者の責任として、
「年に一度/全員の健康診断」は行っていました。

それが… 自分自身に関しては、
すっかり拒否するようになった。
理由は、以下です。

■バリウムや胃カメラは、飲みたくない。

台の上でグルングルン回されたり、
「ウェーッ」となりながらカメラ飲んで、
自分の胃の中なんて見たくもない。

大腸? 知らん。
レントゲンも浴びたくない。

検査するだけで病気になりそうです。

■ かといって、軽い検査だけでは見逃しがある。

「検査では、数年マイナスは出なかったんですけどねぇ」
という発見事例を、どれだけ聞いてきたことか。

■そして、見つかったところで…

数年ぶりの健診で、ようやく発見され、
「ずいぶん進行していますね。
もう少し早く検査に来ていれば……」と
言われるような重病なら、もう諦めます。

そこからの対処でも、治るものは治るでしょう。

もうひとつ。

■「一応の手術」なんて、したくない。

検査で、「影があります」「ふくらみがあります」
「数値が高いですね」と言われ、
「良性とは思いますが、一応、取っておきましょう」
ってやつ。

メスを入れることは、
人間の体にとって、ものすごい負担です。

「一応の手術」と
「ベッドで何日か過ごすこと」の方が、
よほど健康に悪いと、私は思っています。

ではお前は、病院そのものを拒否しているのか?
それは違います!

・どこか痛かったら、しばし様子を見る。
・回復しなければ、症状を検索したうえで病院に行く。

科学的ではないと言われるでしょうが、

・見つかる時は、見つかる。
・治る時は、治る。
・そこには、かなり「運」のようなものもある。

むしろ結果の数字に怯えて過ごすことの方が、
健康に悪いと感じています。

もし、「余命○か月」や「長くて○年」と言われたら…
人生の「店仕舞い計画」が明快になって、
それはそれで良いではないですか。

そして、私の根本的な考えですが、
「もう、いつ死んでもいいもん!」という割り切り。

とはいえ(苦笑)
いちおう健康ぽいこととしては

・少しの腹筋、ストレッチ、呼吸法。
・近所でも5,000歩、打ち合わせの日は8,000歩。
・自宅は3階なので、ほぼ階段利用。
・月に一度の整体で、体の使い方を意識。

細身でエネルギー低そうな体ではありますが、
風邪は滅多に引かず、薬を飲まずに治る(治す)。
入院経験もありません。

酒は、ビールを中心に毎晩。

というわけで、
これらが、私が健康診断に行かない理由。

屁理屈かもしれません。
「それは違うだろ!」と説得したくて
「うずうず」している人もいるでしょう。

バレンタインデー2月14日にしては、
まるで花のない話で失礼しました。