本日は、「家具の素晴らしい展覧会を見てきたよ」
というお話です。
タイトルにした「椅子の意志」は、
私が投稿用に勝手につけてもので、正式名は:
織田コレクション
ハンス・ウェグナー展
至高のクラフツマンシップ。
東京・JR渋谷駅直結の「ヒカリエホール」にて。
建築家の知人に誘っていただいて、
お正月の1/2(金)、見学しました。
ハンス・ウェグナー(Hans J. Wegner)氏は、
もう20年ほど前に亡くなった(1914-2007)
デンマークの家具デザイナーです。
生涯で500脚とも言われる椅子デザインの中から、
160点を現物展示、あるいは復元した展覧会。
椅子のほか、テーブルや整理棚、原寸図面、
部材を分解した解説展示などもありました。
これらすべてが、北海道在住の椅子研究家であり、
自らも家具デザイナーの
織田 憲嗣(おだ のりつぐ)さんのコレクションです。
世界的に著名な椅子職人・ブランドには、
チャールズ&レイ・イームズ(Charles & Ray Eames)
アルネ・ヤコブセン(Arne Jacobsen)
ハーマンミラー (Hermanmiller)などがありますが、
正直言うと、私は「ハンス・ウェグナー」という名前は、
はっきり記憶していませんでした。
ところが写真を見ると、「あー、あの椅子!」
とわかるものが多数あり、しかも我が家で
(独り暮らしになった杉並区・荻窪のマンションね)
唯一の高級品である
「ダイニングテーブル用の椅子4脚」が、
ウェグナーの代表作「Yチェア」(1950年)だったのです。
私に展覧会の解説などできませんが、
椅子のデザインや素材、座り心地はもちろん、
美しさと強度を両立させるための
「部材同士の組み合わせ」など、
構造上のことを意識できたのも面白かったです。
ご一緒した建築家さんが、椅子の裏側や脚のあたりを、
何度もしげしげと眺めていて。
私も「椅子への見方」が変わりました。
さらに、会場構成を担当したのが
世界的に活動する建築家の田根 剛(たね つよし)さんで、
壁面の活用や、天井からのスポットライトの計算含め、
空間全体として素晴らしかったです。
展示されているすべての椅子の1/5スケールモデルも、
持って帰りたかったなー(かっこいい、かわいい!)。
一つの椅子デザインに数年をかけ、
徹底して細部をブラッシュアップしていく姿勢。
まさに「椅子の意志」を感じる展覧会でした。
実物に座れるコーナーもあって、
照明のルイスポールセン(Louis Poulsen)などとともに、
展示販売も行われています。
開催は、1/18(日)まで。
ぜひ行ってみてくださいね。
最後に、ウェグナーさんの「言葉」を
いくつか引用しておきます。
「家具に裏面があってはなりません。
統一性が重要なのです。
どこが始まりでどこが終わりか、
分かるようではいけません。
あらゆる角度から観察されて、
どの側面も視線に耐えられるようでなくては
ならないのです。」
「私の作品は芸術作品ではありません。
日用工芸品なのです。」
「唯一の“ ザ・チェア” は存在しません。
最高の椅子とは、
決して果たされることのない課題なのです。」
というお話です。
タイトルにした「椅子の意志」は、
私が投稿用に勝手につけてもので、正式名は:
織田コレクション
ハンス・ウェグナー展
至高のクラフツマンシップ。
東京・JR渋谷駅直結の「ヒカリエホール」にて。
建築家の知人に誘っていただいて、
お正月の1/2(金)、見学しました。
ハンス・ウェグナー(Hans J. Wegner)氏は、
もう20年ほど前に亡くなった(1914-2007)
デンマークの家具デザイナーです。
生涯で500脚とも言われる椅子デザインの中から、
160点を現物展示、あるいは復元した展覧会。
椅子のほか、テーブルや整理棚、原寸図面、
部材を分解した解説展示などもありました。
これらすべてが、北海道在住の椅子研究家であり、
自らも家具デザイナーの
織田 憲嗣(おだ のりつぐ)さんのコレクションです。
世界的に著名な椅子職人・ブランドには、
チャールズ&レイ・イームズ(Charles & Ray Eames)
アルネ・ヤコブセン(Arne Jacobsen)
ハーマンミラー (Hermanmiller)などがありますが、
正直言うと、私は「ハンス・ウェグナー」という名前は、
はっきり記憶していませんでした。
ところが写真を見ると、「あー、あの椅子!」
とわかるものが多数あり、しかも我が家で
(独り暮らしになった杉並区・荻窪のマンションね)
唯一の高級品である
「ダイニングテーブル用の椅子4脚」が、
ウェグナーの代表作「Yチェア」(1950年)だったのです。
私に展覧会の解説などできませんが、
椅子のデザインや素材、座り心地はもちろん、
美しさと強度を両立させるための
「部材同士の組み合わせ」など、
構造上のことを意識できたのも面白かったです。
ご一緒した建築家さんが、椅子の裏側や脚のあたりを、
何度もしげしげと眺めていて。
私も「椅子への見方」が変わりました。
さらに、会場構成を担当したのが
世界的に活動する建築家の田根 剛(たね つよし)さんで、
壁面の活用や、天井からのスポットライトの計算含め、
空間全体として素晴らしかったです。
展示されているすべての椅子の1/5スケールモデルも、
持って帰りたかったなー(かっこいい、かわいい!)。
一つの椅子デザインに数年をかけ、
徹底して細部をブラッシュアップしていく姿勢。
まさに「椅子の意志」を感じる展覧会でした。
実物に座れるコーナーもあって、
照明のルイスポールセン(Louis Poulsen)などとともに、
展示販売も行われています。
開催は、1/18(日)まで。
ぜひ行ってみてくださいね。
最後に、ウェグナーさんの「言葉」を
いくつか引用しておきます。
「家具に裏面があってはなりません。
統一性が重要なのです。
どこが始まりでどこが終わりか、
分かるようではいけません。
あらゆる角度から観察されて、
どの側面も視線に耐えられるようでなくては
ならないのです。」
「私の作品は芸術作品ではありません。
日用工芸品なのです。」
「唯一の“ ザ・チェア” は存在しません。
最高の椅子とは、
決して果たされることのない課題なのです。」






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