本日のタイトルは、トランプ氏の奔放なる品格。

当初は、「奔放なる暴言」… としていたのですが、
もう慣れたし(笑)
考えようによっては「見事なものだ」と思い、
投稿してみたくなりました。

さて、アメリカという世界一の権力を持つ国の大統領が
(まぁ、その上にはさらなる大金持ちや、世界を仕切る
ディープステイトや… と言い出すとキリがありませんけど)

自分の思ったことをストレートに、
アメリカ国内問題であろうが
世界情勢を左右する(戦争の行方さえ含む)ことであろうが、
いきなり個人のSNSで言ってしまう。

閣僚には何の相談もせず(たぶん)、
公式見解でもないのに。

それって、いいのか。大丈夫なのか。
大丈夫じゃないですよね。

日本の首相なら、
「前向きに検討中で」とか「是々非々で」とか口ごもり、
事務方のカンニングペーパーを待つところを、
自分で決めて、自分で言っちゃう。

「50日の交渉期間」と宣言していたものを
「頭にきた。1週間にする」とかね。

相手や相手の国に対して不満を表す際も、
日本なら「誠に遺憾であり、日本としましては強い態度で」
と、止めておくところを、

トランプは言っちゃうんですねー。「馬鹿か」と!

きょう知った記事(日経新聞Web版の会員限定記事です):
『トランプ氏、悪い雇用統計に憤慨 統計局長の解雇を宣言』。

なんでも、雇用統計の数字が下方修正されたことに怒り、
担当女性の「労働統計局長を解雇するよう指示した」とのこと。

かなりトランプ氏の解釈違いや思い込みがあるようなのですが、
「彼女は大統領選挙の時も
(ライバルである)民主党を勝たせようとした人物だ」と、
根拠も示さずに説明したそうです。

思ったら → 即言葉。しかもいきなりの大統領権限!

ライバルの民主党側は
「彼は自分の気に入らないニュースを聞くと、
それを伝えた人を撃ち殺す。
真実を伝える人を解雇し続ける限り、
この国に新しい雇用は戻ってこない」と糾弾したとか。

政治には(政治家には)「弁舌のうまさ」が大切で、
小泉父さん(小泉 純一郎氏)の時代は
「郵政改革」や「自民党をぶっ壊す」が国民に
(特に煽動されやすい人に)響きましたが、
それでも日本の場合は、
党首や党内参謀、広告代理店がシナリオを練っている。

トランプ砲は、そんなものもなしで、いきなりの脊髄反射!

でも、うまくトランプ氏の懐(ふところ)に
=「気分や主張」に入り込むことができれば、
かつての安倍元首相やロシアのプーチンのように
成果をあげることもできるかもしれない。

「強いリーダーシップ」が求められる時代は、
「乱暴な位の言葉」が拍手喝采を受けるし、

問題が膠着(こうちゃく)状態の時には、
「ガラガラ ポン!」とひっくり返す地殻変動が必要とされる。

現状維持は、すなわち退化していくこと。
乱暴でも進むことが大切ですけど、
安易なポピュリズムは危険だしなー。

戦後80年、昭和に換算すれば、ちょうど昭和100年のいま。
トランプ大統領の存在と、その「奔放なる言葉」は、
歴史に刻まれるひとつのエポック(転換点)だと思います。