本日は「老化現象」つまり「じいさん」になったってお話を(汗)。

自慢じゃないですが(じいさんのほうではなく!)
流行=トレンドという意味では、私の花粉症歴は結構早い。

私が「花粉症」をはっきり意識したのは1987年=40歳。
ちょうど広告代理店を辞めて制作会社に移った頃です。

それまでも症状はあったと思いますけど、はっきり
「これは流石に変だ、ひどすぎ」と自覚した同時期に、
世の中でも「花粉症」が言われ始めた。

改めて調べてみると:
1960年台から「花粉症」は医学的に発見されていたものの、
まさに1987年頃、新聞・雑誌で
「花粉症」という言葉が頻出(ひんしゅつ)し始めたそうです。

それ以来、68歳のいままで38年間。
くしゃみ、鼻水、目の痒みと闘ってきた歴史がある。

それでも私は、「治療や予防のためのアレルギー注射」
の類は好きではないので、漢方薬をシーズン前から服用。

10数年前からの漢方がうまく自分に合ったのか、
症状はそれまでの6〜7割には軽減。
ティッシュを大量に使用しつつ、どうにか我慢してきました。

それが、この3年ほど「あー大したことないなー」と。
その年の花粉量にもよるでしょうけど、緩和してきた実感。

くしゃみ、鼻水、目の痒み等は全盛期の1〜2割。
ティッシュボックスが、ポケットティッシュに変わった感じです。

なんででしょう?

さらに、もう一つの持病である(これが花粉症以上に長い)
「ドライアイ=目の渇き」が軽くなった!

目医者さんも「乾燥による傷が減って、潤いのキープが
かなり戻ってきましたねー」と。

やったー!仕事のストレスが減って、体調も整って、
まさに「体質改善」がされた成果かと喜びました。

ところが… これもネットで調べて「愕然」なのですが…

カラダ自体が衰え、外部からの刺激に対して
「敏感に反応しなくなった」説。
つまり、病気に対しても「鈍く(にぶく)なった」と…。
とほほ〜。

カラダが鈍感になるから症状も弱まるという、
情けないことが要因かも知れない事実。

いやはや、このまま細々 生きていくしかないのかな。

青春時代は、たとえ心が渇いても、
汗と涙でグシュグシュだから価値があるのですねー。

来年の春、私の花粉症はどうなるのか。
症状が現れるのが、嬉しいような、悲しいような。

今日も、じいさん広告屋の独り言にお付き合いくださり、
ありがとうございます。