妻が亡くなって、ちょうど1か月となりました。

きょうも、重めの話題となり、すみません。
徐々に「妻ネタ」から切り離して行きますけど、
しばしは(どうしてもねー)ご勘弁ください。

亡くなったのは1/3(金) でした。

その1週間前= 仕事納めともなる年末
12/27(金)の早朝に近所で転倒し、
右の側頭部(こめかみあたりの弱い部分)を強打して救急車。

そこから1週間、年末年始を昏睡状態ながら生きて、
1/3(金) 1月3日 金曜日が命日となりました。

・1か月と1週間前に倒れ、
・1か月前に亡くなり、
・親族だけの葬式からは約3週間という流れです。

つい数日前の出来事のような、
永遠の昔のような気もして不思議です。

今日のタイトルは
「煌々(こうこう)と輝く室内光ではなく:妻を亡くして。」
としましたけれど…

妻と二人で、杉並区荻窪のマンションに移ったのは
1年ちょっと前のことでした(2023年の12月)。

それまでの庭付き一戸建(広めの3階建)から、
老後のライフスタイルを考えてのマンション移住で、
家具も整い、整理整頓もして、
部屋や近隣の環境にも慣れてきたところでした。

部屋の照明って、ヨーロッパ調の黄色い電球と
間接照明がおしゃれですけど、
日本の室内は直接照明の蛍光灯(最近はLED)が大半です。

良く言えば合理的、悪く言えば
なんの深みも陰影もないペラペラのイメージ。

移ったマンションも、築34年ながら
リフォームされているので、テカテカの光。

しかも妻が「暗いのがキライ」だったので
(寝室以外が暗いと、不安になると言ってたなー)
バッチリ白く、まさに煌々と光らせていました。
私もそれで、問題はなかった。

ところがね、私の元来の好みもあるかと思いますけど、
妻がいなくなってしまったという心理的な影響もあるのか
明るい照明が、ちょいとキツイ感じがしてきて。

蛍光灯なりに、スイッチオンの箇所を減らし、
照度(明るさ)を落とせる所は落として。

その分、手元を明るくするために、
スタンド式のスポットライトも買いました。

皆さんから「奥様が亡くなって落ち込んでいませんか」と
心配いただくのですが… 私は元気です。ありがとう!

元から「ブイブイ言わせる」「ウェイウェイはしゃぐ」
タイプではないし(←昭和・平成的な言い方ですね!)
淡々とマイペースな人間なので一人暮らしを楽しんでいます。
お仕事の打合せも復活してますし。

そして、まだ元の家にいる独身の息子も、
結婚した娘も、30分以内で会える距離です。

ところで、
妻が亡くなって1か月となるきょう(2月3日)は、
たまたま「立春」。

正確に言うと(いま検索してみたら)
「2025年の立春は、2月3日22時10分」だそうです。

夜の10時過ぎから新しい年=春が始まるのですね。

照明をやや落とした部屋で(リビングも仕事用の書斎も)
妻との生活に思いを馳せながら、旧暦(太陰太陽暦)で言う
「春=新しい1年」の始まりを迎えます。

例によって、夜は酔っ払いながらですけど!(笑)。

皆様も、「適度に明るい人生を」(なーんて)
それぞれの輝きで、生きて行ってくださいね。

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