前回、前々回と、皆様を驚かせるすごい発表となりました。

そして、お悔やみのお言葉(本当にありがとうございます!)
と共に、当然のことながら、
「嘘でしょ」「信じられない」とのフレーズを多数いただきました。

妻が亡くなった経緯を「あからさまに」見た私としては、
皆様に(特に妻と親しかった方々や、お仕事を中断した方々に)
どうお伝えしたら適切か…

こうしたBlog・Facebookのような
「半分オオヤケ」のメディアに加え、
個別のメール・メッセージ・お電話にても悩み
(一応 コピーライターという仕事柄もあり!?)
長短いろいろお送りしてはおりますが、
ご報告や返礼が追いつかぬ部分をお許しください。

さて、きょうは妻が倒れた12/27(金)からちょうど1か月です。

昨年末12/27(金)の早朝に救急車に乗り、
数時間・数日の命を宣告されながらも
お正月を迎える1週間、昏睡状態ながら生きてくれて、
息を引き取ったのが3週間前の1/3(金)。
ほぼ家族だけの葬式からは2週間が経ちました。

約4週間(1か月ジャスト)、
約3週間、
約2週間。

朝 まだ暗い早朝に、ちょいとマンションを出て
自らの「転倒」で頭部の弱い部分を「ストライク!」で打ち、
生前の希望通り「70歳・80歳になる前に/夫より先に/
長患いもなく」逝ってしまった63歳の妻。

ほんと冗談のような亡くなり方で、
一種「生き急いだ」とも言える人生です。

でもまぁ、「お見事!鮮やか!」な死に方だったと思います。
ほんの1週間、語りかける時間をくれたりね。

だから私も、「そりゃ早すぎるでしょ、私はどうすんのよー」
という思いはあれど、妻への不満はありません。

それでもね、今日のタイトル
「いなくなってからの方が、妻のことを考える。」は本当で、

家に帰っても妻がいないなー(出張だっけ?)とか、
朝が早い妻からの「にんじん、きゅうり、牛乳」
なんて書いた買物メモが置いてないなーとか、
お惣菜売り場で「あー、このお弁当 蓉子が好きだったなー」とか、
たまたまテレビに映る映画が「これ見てたなー」とか、
ダブルベッド、こんなに広かったっけとか。

いなくなる前に、もっと妻のことを考えておけよなー!と。

皆さん、奥様や恋人のこと、大切にしてあげてくださいね。
そして、もっと「見て・考えて」あげてくださいね。

妻より5学年上、67歳の独り身おっさんは(3月で68歳)、
もう少し人生を楽しんでいきます。

これからも、よろしくお願いいたします。