前回の投稿
「整理するだけでは表現にならない」に続けて、
もしかしたら矛盾と思われることを書きます。

本日のタイトルは
「自分の主張はない、スタイルはあるけど。」

当然、私の「広告制作」についての場合ですけどね。
(でも、日常生活でも同じようなものかもしれない…)

さて、広告屋とは、あくまで黒子の存在です。

私は、広告制作と言っても「デザイナー職」ではなく、
文章担当のコピーライターであり、
同時に企画全体を見るので
生意気に「CD=クリエイティブディレクター」と
言わせていただいていますが、

広告(チラシや名刺、ランディングページひとつでも)は、
広告主(クライアントとかスポンサーとも言います)の
ものです。

たまーに、ちょっとアートっぽい表現もしますが、
芸術作品を作っているわけではなく、
あくまで商業活動の告知物を依頼され、作っている立場。

だから、前回の投稿でも述べたように、
「クライアントの訴求点の整理整頓が大半」であり、
そこに、スパイスのように「何を振りかけたら
魅力的になるか」を探すのが広告クリエイターの仕事です。

まぁ、その「技」を、「クリエイター」なんて
カタカナを使ってしまったように
こちら側=川島の才能と言えば少しは言えるんですけどね!

きょうのタイトルにした
「自分の主張はない、スタイルはあるけど。」は、

広告を自分の作品にしようなんて、
まるで思っていないものの、
どうしても私の「考え方とか手ぐせ」
気障に言うと「スタイル」のようなものは出てしまうと。

そして、そのスタイルのようなものを気に入っていただけて、
一回限りの関係でなく、
何回、何年でも続く「相性の良さ」になるかです。

良くも悪くも、仕事とは「個人と個人」
「会社と会社」の化学反応だと思うので、
良き「新発見」ができるといいなーと願ってやってます。

ほんのたまーに、
ビーカーからやばい煙が出ることもあるけれど。