3月の67歳の誕生日を契機に
「運転免許証を返納 → 運転経歴証明書に変えた」
私ですが、自動車の「デザインを見る」のは好きです。

車のメカや性能にはまるで無頓着で、運転ベタ。
車種についても詳しいわけではありません。
でも「フォルム」は、つい見てしまう。

そしてね、「好きな傾向」というものがあって。

なんで私は、「それを」好きだと思うのだろう?
(そんなこと、人に聞くな!? あ、自問自答…)

「私はその女性をなぜ美しいと思うのか?」
「私はその絵画をなぜ興味深いと思うのか?」
何事も検証し出せばキリがありませんけど。

車の傾向ではっきり自覚するのは:

◎海外:アメリカ車より ヨーロッパ車
◎国内:トヨタ・日産より マツダ

例えばトヨタの車は「マッチョでガンダム」。
マツダは「面のボリュームとシンプルさが美しい」
と感じる。

(ガンダムファンの方、ごめんなさい。
私には、トヨタのデザインが、
高級ブランドのレクサスを含めて
合体ロボットアニメのように感じられるのです。)

無理に考察するとね、
「ストレートで剛腕の主張」
「過剰で小手先の装飾」
「押し出しの強さ」のようなものが私は苦手なのだと思う。

◎アメリカン・ロックより、ヨーロピアン・ロックの
ミュージシャンの方が(傾向として)好きなのも、
ずっと不思議でした。

◎ハリウッド映画も面白いけど、昔から
ヨーロッパとかミニシアター系に興味があった。

さりげない「引き」とか「ひねり」かなー。
ひねくれたマイナー趣味!?

それこそ、デザインとは
自然と醸し出す(かもしだされる)
雰囲気とかアイデンティティーであり、
「伝統」や「ブランド」に結びついていくこと。

先日、ほぼ初対面の女性から
「川島さんは、アメリカよりはヨーロッパ、
珈琲より紅茶のイメージ」と言われました。

私の「細おもてで神経質ぽい」風貌や、
「几帳面」(そうに見える)仕事ぶり、
「偏屈な物言い」や(笑)いろいろまざっての川島風?

気障(きざ)に言うと「美意識」観点の車選び。

もう、乗らない(乗れない)けどねーーーー。