野菜づくりであろうと、柱のカンナがけであろうと、
「丹精こめて」という言葉は、手作業の褒め言葉です。

それが、例えば「大規模マンションの建築」となると、
「丹精込めて」という言葉が似合わなくなる気はしますけど、
そこに関わる職人さんや営業さん 一人ひとりは、
「丹精込めて」かもしれません。

AIがどんどん進む時代とはいえ、
私のように「小規模な職人仕事」を続けている身としては
「丹精込めて」という言葉が身にしみます。

自分自身の「自戒」としてはもちろん、
私(広告の企画・ディレクション・コピーライティング)が
外注するデザイナーさんやイラストレーターさん、
カメラマンさん等の「丹精込めて具合」は、まさに要。

ギャラを多くは出せないのに
「え、そこまで やってくれるのですか」
「そうまで代案を考えてくれなくても」… という状況は、
本当に頭が下がります。

そんな「丹精込めた心意気」で、
良質なクリエイティブは成立している。