新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が、
中国の武漢市で確認されたのが2019年12月。

そこから、まさに世界中に広がっていき、
生活も経済も「止まってしまった」まる2年間。

「私にとっての」今年2021年は、そんな中でも
「特に止まった」一年でした。

それは、「仕事上 苦労した」という意味ではなく
(仕事はいつも大変ですけど!汗)
「自宅事務所の広告屋」にとってはリモートワークや
企画に時間をかけられる環境は「ありがたい」くらいで、
止まった原因はまったくの個人的理由。

2月末に、二世帯住宅同居の母が87歳で死去。
自宅介護に1年数か月、救急車で運ばれての入院
わずか8日間の短さで逝ってしまいました。

最後の一言が、筆談で残してくれた
「皆さん ありがとう 皆さん なかよく」。

そして、母の大量の遺品や書類整理をするうち、
こんどは、妻の母(84歳)が入院となり。

新潟市で一人暮らしの義母が、
いよいよ体調がすぐれず救急車搬送!
3か月の治療とリハビリで奇跡的に持ち直したものの、
ひとりの生活は危ないので、見守り付きのマンション
「サービス付き高齢者住宅」に転居。
それらの付添や手配で妻と私もフラフラ!

ふだん病気ひとつしない私も(この細身で地味に丈夫!)
初の「帯状疱疹」が頭皮に出たり、
首と肩を痛めて「接骨院」に通うはめになったり。

そんななか、実母のいた1階全部を
私のオフィス(これまでは2階の和室でした〜!)
として使わせてもらうために、
大幅にレイアウト替えして自宅内引越。

永遠の別れと再整理、断捨離。

バタバタしつつ、「足踏み」をしていた一年。
けっこうディープではありました。

でも、その中で久しぶりに会った妹との会話や、
妻といる時間がとても増えたのは、
実母や義母からのプレゼントだと思います。

同時に「自分のこと、自分の仕事のこと」にも、
考えをめぐらすことになりました。

とにかく、いろんなことが「止まった」なかで、
「原点(根本・ルーツ)」を見つめた2021年。

来年2022年は、新たな始まり=「紀」として、
動き出そうと思っています。

皆さまも、良い年をお迎えください。