6年ほど前まで、某お菓子メーカーの
「カップ型と、地域ごとのお土産箱」の
ロゴとパッケージデザインに関わっていました。

1995年の新発売から20年ほど。

私はデザイナーではないので(企画・コピー・
ディレクション担当)ほとんど出番はなく、
メーカーさん、広告代理店さん、そして(当時の我社の)
デザイナーたちが がんばってくれた成果です。

私は、横でちょこっと見て、請求チェックくらいか(笑)。

でも、大きなプロジェクトに関わらせていただけて、
本当に想い出深い仕事です。

私(我社)が離れてからも、
人気シリーズなので新製品は続々。

しばらく食べていなかったんですけど(すみません!)
スーパーで買ってみました。

店でさっと眺め、家に帰って 食べながら眺め …
それでも細部はあまり見ず(笑)。

一般の方って、そんなもんですよね。

文字が明朝だろうがゴシックだろうが、
色が多少 濃かろうが薄かろうが、
スティック型の中身写真がどちら向きだろうが。

さして関係ない。

買う人は買う、リピートしてくれる人はしてくれます。

それでも、デザイナーはミリ単位で配置し、
色をパーセンテージで調整し、
写真を載せるのがいいか、リアルなイラストかなど
営業・マーケッターとも議論し、社運をかけます。

その努力が、きっと「パッと見」と「潜在意識」に訴える。

「そんなとこまで見ちゃいない」けど、
「そんなとこまで作り込む」仕事。

たいへんですよね〜。ワハハ。