ほーんのたまに映画を見ます。
最近は映画館ではなく、ネット配信でね。

スーパーヒーローが出てくるアクションもの
(コミックの実写版)なんて、まさに娯楽で良い。

ただね、何作も見ているうちに、だんだん、
「破壊シーン」がいやになってきた。

主人公が最近は複数出てきて、
さらに悪役もたくさん出てくるのが流行り。
戦いまくるのはいいけれど、ビルや橋や車を
(直接、間接に)壊しまくる!

ヒーロー周辺の人間も傷つき、時には亡くなるけど、
そこいらじゅうで「まきぞえ」の人々が、
(画面には映らないけれど)死んでいく。

そんなにビルの多い都心部で、
ぶつかり合わなくたっていいじゃない。
海に出るとか(あ、巨大津波が発生するか!?)
宇宙で戦うとか(超人なんだし!)。

あくまでみんなフィクションですよ、面白いですよ、
それにしても … 。

CG効果もあって「いくらでも壊せる」過激さ。
現実離れして、見る方もスカッとする効果は
あるのでしょうが、もうカタルシスのリミッターが
振れすぎではないのか。

「視聴の歳に、何歳以上の指定」とかあるけどね。

もちろん、私の心理状態で、「過剰さ」への反応も
違ってくるのでしょう。

同じくテレビで、アメリカ同時多発テロ事件
(ニューヨーク ワールドトレードセンター 2棟への
テロ飛行機追突 等)のドキュメントを多く目にします。
2001年「9.11」から20年。

ビルが煙をたてて崩れ、助からないと絶望した人が
窓からぽろぽろと落ちてくる。悲惨です。

2,977人が死亡、25,000人が負傷(ウィキペディアより)。

映画は楽しい。でもね!という感想でした。