私が敬愛する音楽家「細野晴臣さん(YMO等)」は、
フォーク、ロック、ボサノバ、テクノ …と
ジャンルの幅が広く、歌謡曲の作曲もしています。

でも、例えばプログレッシブ・ロックの
「森園 勝敏さん(四人囃子等)」の魅力とはまるで違う。

え、昭和の話をされてもわからない!?

タレントの「渡辺直美さん」と
タレントの「香取慎吾さん」も、まるで違う。

まだ、平成止まりですか? すみません!

とにかく。

商売では「他者・他社との違い」が大切で、
「あなただからこそ使いたい」と言われなければいけません。

その「他人との違い」は、機能性・利便性に加えて
「差別化」や「付加価値」ということになるのですが…

「クリエイター」と言われる(芸術はしていませんが!)
私のような「戦略と表現がからむ」職能の場合、
「差別化」や「付加価値」は結局、
「芸風」という言葉が「しっくり」くると気づいた。

理屈で選んでも、「芸風」が(注文主や見込み客に)
合わなければ成果は低い。

※前回の投稿とも重なりますね。
【一瞬の仕事も、5年10年続く仕事も】2021/08/13

BL
http://www.omotesando-ad.jp/archives/55030918.html
FB
https://www.facebook.com/kawashima.ripple/posts/4334299746621521

さらに面白いのは、「ピン」ではまるで違う芸風の人が、
例えば、森園さんが細野さんをベースギター奏者に選んだり、
香取さんが渡辺さんをプロデュースすることは
十分に考えられる。

そして芸風は「ひとりのもの」であるけれど、
「他人との融合」を秘めているのがプロジェクトの面白さ。

カタカナや観念的な用語が多いビジネス・マーケ・広告。

他の用語、例えば「コンセプト」と「ブランディング」
についても、おいおい書いてみますね(笑)。