駅で、30代と思われるお父さんが、
「ウルトラマンスタンプ」を台紙に押している。

きれいに押せるように、
じゃまになるマフラーをかきあげながら、
全身の体重を乗せるようにして押している。

息子さんに頼まれたのかなぁ。

私が小さな頃は切手収集ブームで、
授業で並べない私のために、
母が郵便局の長い列に並んでくれたのを思い出してしんみりとなった。

家族に喜んでもらうため、
他人に喜んでもらうため、

プライベートでも仕事でも、
「そういう人がいてくれる」幸せ。
「誰かのためにがんばりたい」と思える幸せ。

まぁ、このウルトラマンスタンプラリーの場合、
「本人=子どもが自分で押せよ!」とも言えますけど。

あ、子ども用ではなく、おっさんは自分のコレクションだったか?