「プロの仕事」とはすごいものだと、調理に例えて思いました。

調理レベルとして:

1)へたながら「一人前」を自分で作って、どうにか食べる。
2)我ながらまずい=うまくいかない段階 〜 うまくできる時がある。
3)コンスタントに一人前が作れるようになる。
4)「2〜4人前を作っても味にばらつきがなく」家族が喜んでくれる。
5)来客に振る舞うこともできるようになる。人数ごとの調整もできる。
6)まったく知らない人に「金をとって」食べさせることができる、プロ化。
7)最初は、手元で作る料理と食べる客の顔が結びつく「カウンター調理」から、
8)同時に何食も作って、給仕が運ぶ「何席ものレストラン」となる。

私は、プロの広告屋(広告・販促物の企画制作)として
6〜7、たまに8 あたりをやっているわけですが、

お客様商売って、ほんとーに大変ですね。

相手の満足感で対価をいただく。
味がまずければ、サービスが悪ければ、次は来てくれない。

「固いばかりのウエルダンだけど、私の注文はミディアムレアよ!」とか、
「いったい、いつまで待たせるの」とか、
「立ち食いフレンチでいい店があるらしいね、勉強がてら行ってみたら」とか!?

人に食べさせてお金をいただく「プロ」の調理。

さらに、お店の「てんやわんや」を抜けて:

9)自分以外のシェフをやとって(そのシェフを全面に立たせる場合と
黒子に徹しさせる場合がある)自分はオーナーとして管理する。
10)何店舗にも広げて「名前は自分、でも実質何もしない」で儲ける。

うーん、「おいしい経営」。

実際は、日々フライパンの油がはね、お鍋をゴシゴシ洗いながら、
少ない人数のスタッフと「いらっしゃいませー」と明るく言う。

上記の経営の理想(?)とは違うけど、きょうもお仕事、楽しいです。

え、味がなんか足りない? 付け合せも抜けてる!