共感した記事なので、引用させてもらいます。

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【ジョブズ氏が言う「つまらないものは捨てろ」の意味 】
2011/5/26 7:00日本経済新聞 電子版
by Carmine Gallo
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◎ジョブズ氏によると「“集中する”というのは、
集中すべきものに『イエス』と言うことだと誰もが思っている。
だが本当はまったく違う。それは、それ以外のたくさんの優れた
アイデアに『ノー』と言うことだ。」

◎製品デザイン、事業戦略、そしてもちろんコミュニケーションと
プレゼンテーションにおいては、何かを削ることによって
価値が高まることが多い。2008年 10月、
アップルはノートパソコン「MacBook(マックブック)」の新型機を
発表した。デザイン部門の重鎮ジョナサン・アイブ氏は聴衆に、
「アルミ板 から削り出したユニボディー構造の筐体(きょうたい)」から、
コンピューターの主要な構成部品の60%を取り去った、と語った。
部品数を減らしたことで、 当然コンピューターは薄くなった。
そして意外にも強度や耐久性も高まった。

◎アップルは主要な製品を発売するたびにそうしているが、
ウェブサイトのトップページでたった1つの製品だけをクローズアップ
するのは勇気が要る。 「iPad(アイパッド)」のように、
子供でも使えるほどシンプルな製品を創るのも同じだ。
そしてジョブズ氏がプレゼンテーションの際によくそうするように、
パワーポイントのスライドから余計な説明を一切省き、
たった1つの言葉だけを見せるのにも勇気が要る。

◎顧客は単純さを求めており、それにはユーザー・エクスペリエンス
(使用体験)を損なうようなものを排除しなければならない――
対象が製品デザインであろう と、ウェブサイトの構成、
マーケティングや宣伝資料、プレゼンテーション用のスライドで
あろうと同じだ。「イエス」より「ノー」と言う回数を増やす。
そして、つまらないものは捨てるのだ。

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土曜日に出社して、古い書類を整理しました。
あるチラシのカンプ(アイデア段階)が出てきたのですが、
ひとつは多めにボディコピーを書いたデザイン、
もうひとつは言葉をかなり削ったパターン。

私は言葉へのこだわりがあるし、そのチラシを読んだお客さんの
ことも考えて、クライアントさんに「多め」をおすすめ。
しかしクライアントさんの判断は「シンプルタイプ」でした。

いま、客観的に見てみると、圧倒的にシンプルタイプがいい!
キャッチや数行のサブコピーだけで、言いたいことがすっと入ってくる。
長いボディコピーは不要!

解説しようしよう、わかってもらおうと りきむほど、伝わらない矛盾。

通常、「もっと言って」「もっと空間を埋めて」という
クライアントさんのほうが多いのに、その担当者さんは偉かったなぁ。

勇気をもって削る、捨てる。
このこととも↓似てるかな。
割り切るほど、入ってくる仕事。2011/05/13

意を決しました!

… 半分ほど(笑)


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