夏休みに入った娘が、猛勉強しています。
高校三年生。
大学受験を控え、当たり前と言えば当たり前ですが、
よく勉強するものだと感心。
自宅での学習と、塾での勉強。
高校の先生からは
「休日や夏休みは最低10時間勉強するように」
と言われており、私も保護者会で何度も聞きました。
ちなみに、娘と息子の保護者会(PTA)出席は、妻ではなく
ほとんど私。私のほうが時間の調整がつくことと、
なんか役割分担で!(苦笑)
えー、その「10時間」はですね。
午前中3時間、午後4時間、食後2時間でも、十分10時間
…と計算できるものの、すごいです。
娘も、「10時間はやれない」と言っていますけど。
(いま娘は、リビングでテレビをつけつつ、
iPadでYouTubeを見ています。ま、そのバランスも大切。)
娘は、自分の部屋でもリビング・ダイニングのテーブルでも
勉強するので、テーブルに教科書・参考書・ノート・電子辞書等が
山積み!← もうちょっと片付けろ。勉強するのは偉いけど。
そうして積んである参考書類をめくってみると…。
例えば英語。すごく難しい単語と構文。
私にはほとんどわからないようなハイレベルな内容。
この内容(質)と、受験の合格を目指して
必死に勉強する姿勢(量)があれば、
日本人は国際社会(いまは英語が中心ですが、近々中国語が
必須になる?)で、とっくのとうに最先端にいる、はず。
でも、英語でコミュニケーションできない人が大半。
情けないことです。
娘の勉強ぶりを見て、
「あっぱれ」と思うと同時に、かなりの人がこのように
集中した勉強機会を持ちながら、「実戦の役に立てていない」
現実を残念に思いました。
猛勉強は、知識を獲得すると同時に、
「勉強の仕方・調べ方・消化の仕方」等を学ぶ機会であると
思います。
だから、実生活でほとんで役にたたないことでも、
「あぁ、世の中にはこんな過去や事象があるんだ」と知るだけでも、
そして勉強のテクニックを学ぶためにも
無意味ではないと。
でも、あまりに無駄も多い気がしますよねー。
テクノロジー系のクライアントから説明を受けると、
数字や単位がいろいろ出てきて頭がぐるぐるする私は、
「勉強しておけばよかった」と反省します(苦笑)。