たまたま見かけたWebサイトの記事。
株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループと
Morgan Stanleyは、両社の日本における証券業務を統合し、
平成22年5月1日付けで
「三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社(MUMSS)」と
「モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社(MSMS)」を
発足させたそうです。(報道向けニュースリリース)
わかりました?
頭に入りましたか?
「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」と
「モルガン・スタンレーMUFG証券」。
はい、ではMUMSS とMSMSは何の略でしょう?
うーん、どうしてこんな名前なんだろう。どっちがどっちだ。
MUFGは「三菱UFJフィナンシャル・グループ」。
じゃ、「モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社」は、
「モルガン・スタンレー“三菱UFJフィナンシャル・グループ”
証券株式会社」ですね。わざとつっこんでるけど。
「三菱東京UFJ銀行」も、増改築でつぎはぎだらけの
和風旅館みたいな名前です。
で、英文表記で「東京」が先なのは
〜The Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ, Ltd.(略称:BTMU)
東京銀行への配慮か、その時点での海外での知名度か?
そういえば、「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は、
「三菱東京UFJモルガン・スタンレー証券」ではないのですね。
わかりません。
名前って大切です。
お客様が呼びやすくなければいけません。
ものすごい「お互いの歴史・プライド・グループ会社との関係」
など、事情が二乗のような(くだらないしゃれ!)企業合併。
こうした長い名前で引っ張らざるを得ないのでしょうけれど。
「私にネーミングをやらせてください」と言うには、
あまりにも雲の上の企業ですけどね。