会社で定期購読している日経新聞(日本経済新聞)を、
やめることにしました。

私にとって日経を読まないことは、
「記事と広告にふれない」というふたつの大きな損失が
あります。

新聞広告は大好きです。
広告業界人、特にグラフィック広告の制作者は、
新聞を「バイブル」にしてきました。
その気持ちは変わりません。

このブログへのリンクを貼っていただいている
『新聞広告.com』の思想にも共感します。
※例えば、以下の記事:(新聞広告.comのブログより)
新聞広告.comをつくった理由
時代の押し花(←私もコメントを寄せています)

それなのに、日経新聞をやめてしまう!
広告人としてもビジネスマン・経営者としても
あるまじき行為。うーむ。

いま私が定期購読しているのは:
自宅で「朝日新聞」(妻が「繊研新聞」と「日経MJ」)。
通勤途中で自分用に買う「日経MJ」。
そして会社で「日経新聞」でしたが…

日経も朝日も「即読めずに溜め込む」ことが
多くなってしまいました。
ネットばかりに時間をとっているつもりはないのですが、
そして「新聞は複数読むべき=
記事の取り上げ方も違えば、掲載する広告も違う」
ことはわかっているのですが、
新聞に集中(?)できなくなっている。

3連休などが明け、折り込みチラシとともに
会社のポストからはみ出している日経新聞の重さ。

そして、決断しました。
日経新聞の定期購読をやめ、朝の通勤で買っていた
「日経MJ(マーケティング・ジャーナル)」
旧名「日経流通新聞」
を定期購読することに。

◎日経MJは、月・水・金 の朝刊のみ。薄い!

◎最近、食品や流通関連の仕事が多くなってきたので、
小売・店舗・商品開発・消費者動向などの面では
日経新聞に比べ「より専門」の情報がある。

◎それ以外の記事(そして広告)は、自宅の朝日で。
日経新聞とかぶらなかったとしても、概ね良しとする。

◎話題の新聞広告なら、掲載が日経だけだとしても、
広告専門誌で取り上げられる。

“経済専門紙”のはずの日経を、私の場合は
“より専門紙”のMJに変え、
朝日という“一般紙”を残したことになります。
中途半端な“専門”では、生きていけない典型?
← あ、ちょっと話題が横道にそれましたね。

それから、世の中の
◎新聞・テレビ主導から、クロスメディアへ。
◎マス広告から、セールスプロモーション(販促)へ。
◎メーカー主導から、流通(売りの現場)主導へ。
◎情報過多から、捨てることと、アウトプット重視へ。
といった傾向も、私の中ではきっかけになった気がします。

ちなみに、日経新聞は
サッカー記事(=記者)がすごく良くて、
それが見られないのは残念です。
日本代表の大きな試合があった後は、
スポーツ新聞を買うより、日経を買ったほうがいいですよ!

きょうは、やたら長い記事になってしまいました。

日経新聞よ、さようなーらーーーーーーーっ。

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【べんきょうENGLISH】 ※本文とは関係ない場合があります

Every tide has the ebb .

満ち潮ごとに、退潮(引き潮)あり。
(盛んになったあとは、必ず衰えるのが摂理。)