キリンビールの大型商品「キリン・ザ・ゴールド」について、
1年前の新発売時にブログで取り上げ、
最近のリニューアル時にも書きました。
■大プロジェクトの重圧。(2007年3月18日)
■キリン・ザ・ゴールドの悩み。(2008年4月16日)
私が興味をもったのは、
当初の「味とパッケージがどう評価されたか」。
そして、美しかった(でも弱かった?アピールしなかった?)
味・パッケージ・広告を、
「すっかり変えた1年後の裏事情」。
同じマーケティングや広告、パッケージ制作に
係わる人間として、好奇心もありますが
「変更にいたる事情や、関係者の努力」には、
かなりの共感と同情を感じるからです。
きょう、帰宅後に、こんな↓ブログを発見しました。
松尾 順氏(有限会社シャープマインド
マーケティング・プロデューサー)のブログ
『マインドリーディング/マインドリーダーへの道』。
私が疑問に思ったことが、かなり整理されて書かれています。
●「キリン・ザ・ゴールド」は定番化するか?
(2007年04月11日)
●(続編)「キリン・ザ・ゴールド」は定番化するか?
(2007年04月12日)
●「キリン・ザ・ゴールド」の不発(2007年07月29日)
そうかー、新発売時のパッケージデザインは
「デザイン会社数十社に声をかけ、500案もの提案を受けた」
のですね!
あえてビールらしさを払拭したデザインにし、
もっと目立つ金色に決まりかけたけれども、
結局品のいいゴールドにしたと…。
「最近のリニューアル」について松尾さんは
ふれていらっしゃいませんが、
ぜひとも研究の上、書いていただきたいと願います。
特に:
今回のリニューアルで「品の悪い 目立ち金色」(← 川島記述!)
に変更し、味の売りであった「隠し苦み」も受けなかったので
(← 川島想像!)却下した点など…。
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【べんきょうENGLISH】 ※本文とは関係ない場合があります
The tailor ill-dressed , the shoe-maker ill-shoed .
服屋は良くない服を着、靴屋は良くない靴をはく。
(≒ 紺屋の白袴)