リプル川島の「小さな広告屋から」

旧名【表参道の小さな広告屋から】: 表参道で1997年にスタートした(株)リプル:RIPPLE Inc. Tokyo Creative AgencyのBlogは、 2016年初頭から川島のホーム・オフィス「練馬区上石神井」→ さらに2023年末からは「杉並区荻窪」へ。タイトルも【リプル川島の「小さな広告屋から」】に変更。Facebookも同時掲載です。

日光一泊 東照宮。

栃木県の日光に、夫婦で一泊旅行してきました。

日光へは30年ぶり!

10/27(日)の夕方に浅草駅から東武線特急に乗り
(妻とは浅草駅の駅ビルカフェで待ち合わせ!)
〜 乗車1時間50分 〜 18時に日光駅に着き、
近くのイタリアンで食事。

ネットで調べた初めて行くモダンなホテルに泊まり、
28(月)の朝からは東照宮と周辺のお寺を見学。

その日の夕方には東京・荻窪の自宅に戻ってくるという
プチ旅行でした。

今年は、海外では台湾の首都 台北(タイペイ)市や、
フランスのパリに旅行しましたけど、

我が家は「国内一泊」ってのも多くて。

何度か書いてますけれど、
箱根一泊とか金沢一泊とかね。

無理すれば日帰りで行ける観光地でも、
せかされるように行くのでは落ち着かないので、
余裕のために一泊する感じです。

それも、ほんとーにホテルに泊まるだけで、
周りをまるで見ないで帰ってくる時もあれば、
ちょっとだけ、周辺の美術館を覗く程度。

「せっかく行くなら二泊三泊」と計画し始めると
旅行カバンが必要になってくるのですが、
一泊なら何事も気楽にすむ。

それから、建築物としてのホテル
(外観から設備、家具、照明、内装デザイン)
さらに館内サインやグラフィック(案内状等)を
見るのも好き。

さらに、接客やオペレーションなども興味深いです。

今回の旅では、インテリアに凝った新しいホテル
「シェルターガーデン日光」という、
できて2〜3年のホテルにしてみました。

宿泊については、「過不足なく快適に泊まれれば良い」
との考え方もありますけど、
私たちは旅の楽しみの一つに入れています。

旅行について良く言われる台詞に、こんなのがあります。
「目的地だけでなく、移動すること そのものが旅」。

まさに、私たち夫婦にとって名所旧跡や遠方の展覧会は
「目的」であることは確かだけれど、
移動することと、空気を変えることに
お金を払っている感じもするなー。

小学校の遠足では解散の時に校長先生から
(私たちは校庭で整列して聞いているるわけですけど…)
「学校から家に帰るまでが遠足ですから、
玄関を入るまで気をつけて帰ってください」
という言葉をいただいたのを思い出しました(笑)。

「日光/東照宮」とタイトルにつけながら、
まるで語らないすごい投稿!?

海外からのお客様も行列を作る、小雨の日光。
紅葉が始まったばかりの美しさ。

国宝の彫刻「眠り猫」が、かわいかったです!

常連さん苦手です。

きょうの投稿「常連さん苦手です」には
2つの意味があって…。

◎自分が「常連さんとして振る舞う」のも、
◎いかにも「常連さんという人の態度」も、

両方が、あんまり好きではないという話です。

具体的に言うと、ダラダラの雑談とかね。

25年通っている美容院なんか、
バチバチの常連客になるんでしょうけど、
あんまり話さない。

もちろん明るく挨拶するし(笑)、
ちょいと世間話はするし、
話しかけられたら応えるし、会話は楽しいです。

それでも、ずっとは喋っていない。
目をつぶって切ってもらっている。

整体・整骨院とか行っても、
ずーっとお店の人と話してる人、いますよね。
いまならドジャース大谷翔平の話題とかで
会話が途切れない。あーいうのが私は苦手で!

昔、若い頃、
ジャズ系のカジュアルなバーに通っていたことがあって、
当然、お店の人とは顔馴染みになるものの、
何回目かでちょっと言葉を交わしたお店の人に
「声をかけてほしくないお客様かと思っていました」って
言われたもの。

ずいぶん気難しい客に思われていたんでしょうね。

昔から、一人でいるのが好きで。
飲み屋にも一人で行くことが多くて。

そんなことだから、会社勤めしていた時も、
昼休みのチームの人とのランチも数回に一度で。

知り合いの人で、「ランチに一人なんて寂しい。
一人で行くようなら何かを買ってきて、あるいは
お弁当持参で会社の机の方がいい」と
言う人もいましたけど、

私にしたら、「残業含めて一日中一緒にいるんだから、
昼休みくらい一人にしてよ」
「気分転換させてよ」って感じでした。
ま、こんな人は少数派なのでしょう。

たぶん、以前に話した、
「車の中でずっと他人といるのが苦痛。
長時間、身動きできない所で同じ人と居続けることが
できない」っていう性癖と関連するかと(※)。

常連さんばかりが集まるスナック風もイヤだなー。
新参者が入っていくと会話がピタッと止まったりして。
ちょい考えすぎ!?

とにかく「濃密な仲間集団」みたいなものに馴染めなくて、
拒絶感のようなものがあるのだと思います。

チームでの仕事は決して嫌いではないし、
仕事も人の暮らしも「他人との関係」で成り立っているものの、
「人との距離感」が近すぎるのは、ほんと苦手。

そして「マイペース」が保てないこと。

まぁ、こうして投稿しているSNS全般が
自己発信と共感者による
「コミュニティ化」なのは確かですけど、
「風通しの良さ」がなくなっちゃうと息が詰まります。

経営者の勉強会とか、
私もいくつかお世話になっていますけど、
あんまり出席率が良くないのは
そんな個人的理由、というか性格もありますね。

(夜型の私は、早朝の集会は起きられないのと、
反対に夜のZoomはもう酔っ払って
集中力がないからってのも理由ですけど…苦笑)

ほんと、ごめんなさいね。

とはいえ、私の仕事(広告販促物の企画制作)における
「常連さん」は大歓迎です!(笑)。

きょうも、
役に立たないオッサン広告屋の投稿を読んでくださり、
ありがとうございます。

※関連記事【苦手の大盛=ゴルフを断る理由はね】2024/08/20
FB
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=pfbid0naLMASxgar9MusTb3yX17eBa7SA6etjBSVAwYP9uEFRb2JasfYckATZtz4xbe5mGl&id=100001246147727
BL
https://www.omotesando-ad.jp/archives/55139646.html

自分の主張はない、スタイルはあるけど。

前回の投稿
「整理するだけでは表現にならない」に続けて、
もしかしたら矛盾と思われることを書きます。

本日のタイトルは
「自分の主張はない、スタイルはあるけど。」

当然、私の「広告制作」についての場合ですけどね。
(でも、日常生活でも同じようなものかもしれない…)

さて、広告屋とは、あくまで黒子の存在です。

私は、広告制作と言っても「デザイナー職」ではなく、
文章担当のコピーライターであり、
同時に企画全体を見るので
生意気に「CD=クリエイティブディレクター」と
言わせていただいていますが、

広告(チラシや名刺、ランディングページひとつでも)は、
広告主(クライアントとかスポンサーとも言います)の
ものです。

たまーに、ちょっとアートっぽい表現もしますが、
芸術作品を作っているわけではなく、
あくまで商業活動の告知物を依頼され、作っている立場。

だから、前回の投稿でも述べたように、
「クライアントの訴求点の整理整頓が大半」であり、
そこに、スパイスのように「何を振りかけたら
魅力的になるか」を探すのが広告クリエイターの仕事です。

まぁ、その「技」を、「クリエイター」なんて
カタカナを使ってしまったように
こちら側=川島の才能と言えば少しは言えるんですけどね!

きょうのタイトルにした
「自分の主張はない、スタイルはあるけど。」は、

広告を自分の作品にしようなんて、
まるで思っていないものの、
どうしても私の「考え方とか手ぐせ」
気障に言うと「スタイル」のようなものは出てしまうと。

そして、そのスタイルのようなものを気に入っていただけて、
一回限りの関係でなく、
何回、何年でも続く「相性の良さ」になるかです。

良くも悪くも、仕事とは「個人と個人」
「会社と会社」の化学反応だと思うので、
良き「新発見」ができるといいなーと願ってやってます。

ほんのたまーに、
ビーカーからやばい煙が出ることもあるけれど。

整理するだけでは表現にならない。

きょうも、前回に続き、
広告制作のことを書いてみます。(珍しいかも… 涙)

前回は「地図くらい作れよなー 、そのチラシ」
というタイトルで、街で見かけたA4チラシのお話でした。

お店の地図が「わずか3センチ四方」くらいの
狭いスペースしかなくて、
しかもGoogle Mapか何かのコピペだった〜
って事で、まるで読めないし、なんだこの手抜きは!?

デザイナーなら、道路や目印となる建物を簡略化した、
オリジナルの地図を作成しなよ、という話でございました。

もしかするとこれは、地図欄は設けていなかった
オリジナルのデザインデータに、
後からデザイナーさんではなく、クライアントさんが
はめ込んだってケースも考えられますけどね。

きょうはそんな続きで
デザインよりコピーライター的な範疇のお話です。

「課題をまとめるだけ、整理整頓するだけでは、
広告表現にならない!」というテーマ。

ザクっとまとめて「広告」と言っていますけれど、
まさにチラシでも名刺でもWebサイトでも同じです。

パワーポイント等で作られた企画書でありがちなのは、
丸や四角の枠で課題が囲まれていて、
一部は重なっていて、矢印があって、
「ここが攻めるべき領域!」とか、
「要素はこの3つ123」!とか…。

企画の整理の仕方やプレゼンの手法で
「ポイントは3つ」っての、よくありますね。
それって結局、1と3はおんなじことを言っていて、
結局2つじゃない? なーんて。

それでも、課題の整理整頓=まとめはすっごく大切です。
私の仕事も、粋(いき)な言葉を考えつくと言うより、
「たくさん聞いて、最小に絞り込む」のが、
仕事の大半だったりします。

親しいクラアントさんが良く言ってくださるように、
「川島さんに2時間話したのに、
出てきた文章は10行なんですよー」って感じ(笑)。

問題は、整理したポイントは3つとして、
しかも関係者全員に異論はないとして、
じゃー結局、どうなのよ。という事なのです。

その3大特徴の1番が、まさにいちばん伝えたい
(&伝わる)ことなのか、並列なのか、
3つを合わせたら別の言い回しになるのか。

企画書とか議事録の面白い所は(弱点ともなりますが)
「現状の整理は確かにそう、理屈は合っていそうだけれど、
そこから導き出されるものは何なのか」があいまいで、
矢印を順番に追っていったら元に戻った… みたいな
「整理止まり」におちいりがち。

そうして、導き出されることは果たして、
発信者にとっても受け手にとっても
「理屈+心情的にも」ピンとくることなのか。

あいまいな言い方になってしまいますけれど、
「理論と感性」「機能価値と情緒価値」みたいな話で、
「合ってるけどつまらない」って
「美味しそうじゃない」のと同じです。

大切なのは、料理に例えると
整理(素材選び) →コンセプト(切口・レシピ)
→ 表現(調理・盛り付け)。

その結論≒言葉に、
なんか良さそう・行けそうと思わせる
魅力があるかどうか。

私たちコピーライターは、
(もちろんディレクターもデザイナーも)
そこの所が仕事であって、
整理整頓で止まってしまってはダメなんだと。

私がお手伝いする制作物は、
「わかりやすい、読みやすい」と言っていただけることが多いです。
それでも、課題のまとめ直しだけでは広告にならない。

整理を突破するものや、
現状を踏まえつつの新しい視点や切り口や…
そんなものを発想し、ワードにし、ご提案できるかどうか。

自戒を込めて、きょうは
「整理するだけでは表現にならない」というお話を
させていただきました。

地図くらい作れよなー、そのチラシ!

久しぶりに、本職の広告制作の話をしますね。

タイトルは、「地図くらい作れよなー 、そのチラシ」と
言うことで。

販売促進チラシ… 気取ってリーフレットとか
フライヤーとか言ったりもします。
「A4表裏」が一般的ですが、
サイズや折り方はいろいろです。

さて、街で見かけた ある新規開店のA4チラシ。
イラストふんだんで、書体もそれなり。

レイアウトは、やたら盛り込みすぎ、
字も斜めにしたりのよくあるパターンですけど
(なんですぐ、文字や写真を斜めにすると
デザインした気になるのかなー!?)

素人の手作りではなく、プロのデザイナーを
名乗る人が作成していると思われます。

用紙も贅沢に分厚い。

ここまで作りながらね、失礼ながら
「なにこれ?」と思ったのがお店の地図。

わずか3センチ四方くらいの大きさで、
そもそもそれでは小さいのに…

なんと、グーグルか何かの地図を
「そのまま」貼り付けているのですよー。

3センチ四方にGoogle Map。しかも
結構 広範囲だから、老眼でなくても読めやしない。

スマホやパソコンならいいですよ。
グーグル地図をそのまま見られたり、
たとえ固定した画像でも指で拡大できる。

でもねー、チラシになんで豆粒のような地図貼るの。

私は昔から、デザイナーの力量は「文字組でわかる」と
言ってますけど…
書体選びや余白の作りかたね。

それから、名刺が明快にデザインできるか、
簡潔な地図が作れるかもポイントです。

紙のチラシで、しかもターゲットとして中高年も
興味を持つであろうサービスで、
読み手のことを考えない地図制作の気遣いのなさ!

久しぶりに、批判的なことを喋ってしまいました。
失礼しました。

青春っていいなー(女子トーク)。

本日は、いつにもまして雑談です。

タイトルは、「青春っていいなー(女子トーク)」。

いったい何かと言いますと…

きのう打ち合わせで渋谷に行ったのです。
その帰りに一人で(はじめての)カフェに入って
メール連絡などをしようと思い

大テーブルに座ったら…

通常は、一人がけ・二人がけ席か
カウンター席を選ぶのですが、
その店では大テーブルしか空いていなくて…

あーいう大テーブルでの、目の前の人との
目線のやり場や距離感とか、面白いですよね。
お互いのマナーとして、「見ないもの」としつつ、
「視界に入る」「聞こえてしまう」。

パソコンを開いたこの おっさん・じいさんの真ん前は、
私の直後に入ってきた大学生くらいの女子二人。

話題はひたすら、恋愛と彼氏のこと。
つい、耳に入っちゃいますよー。

例えばね、そのセリフは:
(二人がそれぞれに話すのですが)

・今の彼と、あと何年かたって、
プロポースされたら結婚するのかなー。

・でも、新たな人が現れるかも知れないし、
出会いのたびに「この人こそ運命の人」と思っちゃうの。

・「見返りを求めない愛」っていいよね。

・女の恋って盲目なのよ…(などと古風なことも)。

こっちは、仕事の連絡を書いてる最中なのに、
気にしだすとキリがない(苦笑)。

自分の娘より若い子の会話を「ちら聴き」しつつ、
30分くらいで私はお店を出ました。

良い子たちだよなー、と思いました。

「あー青春の女子トーク」を感じた、
ヤングで雑踏な渋谷でございました。

日本の情報に触れなかった1週間。

さて、夫婦でパリに行った話の続きです。

過去5回ほどの(毎日ではありませんけど!)投稿では、
現地リポート「風」(笑)と、
旅先で気付いたことを話させていただきましたが、

パリに行っている間=飛行機の往復を含めた1週間
(現地滞在は実質まる5日)
いっさい「日本関連のニュース」を見ませんでした。

ホテルのテレビはもちろん、ネットでも
いつもは習慣にしているニュースサイトのチェックや
動画配信の閲覧なども
「日本に触れるもの」いっさいなし。

そりゃー、日本の居酒屋風の所で
チャーハンと餃子も食べましたけど、それは
ホテルのそばで見つけたお店。

旅行中に日本がどうなっているか、
まるで無関心の1週間だったわけです。

現地では、妻の知り合いである
何人かの日本人の方にお会いしましたけれど、
「日・仏」の文化論的話は出ても、
日本の首相が交代して誰になった… なんて話は出ない。

まして、パリジャンが、
日本の首相に興味があるはずもなく、誰も知りはしない。

日本という国は(パリ・フランスからだけでなく)
世界から見て(きっとですけど)「観光地」や「食べ物」や
「安全神話」や一部の「おもてなし」を除いて、
まったく興味を持たれていないという事実。
いまだに、世界地図の端にある国です。

しかしね、一部の人の興味以外に、
ちょっとずつ一般市民にも入り込みつつある感じはしました。
日本食や日本の調味料のフランスとの親和性は、
アメリカよりある気がします。

素材の活かし方とか、味の繊細さとか。
フランスの方に「わび・さび」や「禅や空」と言って
わかってもらえなくても、共感する土壌はあるような。

海外に出ると面白いのは、
その国に注目するほど、日本のことが見えてくること。

日本の情報に触れなかった1週間は、
日本デトックスでありながら、
日本再発見ともなったのでしたー。

パリ ラスト2日間の備忘録。

いまは、2024年10月10日(木)の夜。
パリから東京の自宅に戻ってまいりましたー。

行きの飛行機は15時間かかったものの、
帰りの飛行機は13時間半(気流の関係とか)。

今回の宿泊は、以前に利用した
インターコンチネンタルや
フォションのような著名なホテルではなく、
オペラ座近くのちょっとデザインに凝った
カジュアルなホテル。
実質、5日間ほどの旅でした。

ラスト2日間は何をしていたかと言うと…

■10月8日(火曜日)は、

前日の夜に、妻がスイス・バーゼルの取材
(まる2か間)から戻ってきたので無理をせず、
7時半にホテルで朝食をとったものの、
すぐに出かけずに午前中はホテルでのんびり。
各人ネットやテレビを見たり、私は
ロビーでちょっと仕事の企画と連絡をしたり。

お昼は、現地でアパレル系のコンサルをしている
妻の知り合い女性と3人で、彼女おすすめの
マレ地区の小ぶりのフレンチレストランででランチ。

そのあとは夫婦2人で、
アパレルのアライア財団のギャラリーに行き、
アライアと倉俣史朗の「服&家具」のコラボ展。

さらに、コムデギャルソンのセレクトショップ
「DOVER STREET MARKET PARIS」を覗いてから、
国立のピカソ美術館へ。

この美術館は、広すぎもせず狭すぎずもせず、
すっきりとしたとても見やすい美術館で、
キュレーションも良いのでしょう、また訪れたい空間です。

巨大なドーム型天井で有名な百貨店、
ギャラリーラファイエットも、まさに美術館・博物館。
知ってても行くたびに圧倒されます!

■10月9日(水曜日)は、

パリ最古の百貨店 ボンマルシェに何度めかの訪問をして、

建築家 田根剛(つよし)さんのパネル&模型展示もある
建築文化財博物館に行き、

カフェからエッフェル塔をながめながらランチ。

※お店や人名のリンクを貼っていくと
きりがないのでお許しを〜。
さらに、いっさい写真がない私のSNS投稿!!

午後は、妻がパリで活動する新進気鋭の建築家の方に取材。
私は、横でちょっとだけ合いの手。

そんなこんなで、今回は妻のスイス行き2日間は別として、
パリ市内で何人かの日本人の方
(もう国籍はフランスですけどね)とお会いして、
パリ・フランスで暮らすこと、
仕事することの楽しさや困難さ、
日本人としてのアイデンティティーなどのお話を聞いて、
横にいた私も勉強になり、いろいろ考えさせられました。

そんなことも、また整理して書きたいと思っています。

以上、訪れた場所や会った人の全てではありませんけれど、
羅列のように並べさせていただいた「パリ行き2024」(笑)。

読んでくださり、ありがとうございます!

妻のいないパリの2日間は、ほぼ街歩き。

夫婦でパリに来ているわけですけど、
ジャーナリストでライターの妻は
大きな展示会の取材があってスイスのバーゼルへ。

新幹線のような高速列車「TGV」で3時間。
ヨーロッパは、本当「地続き」なんですよねー。

そんなわけで私は、まる二日の自由時間。
いや、ずっと自由なんですけどね、
一人だけの行動でございます。

前回の投稿では、夫婦で1日のうちに
展示会を3つ回ったお話をしましたけれど…

妻のいない二日間は、ひたすら「街歩き」でした。

私は、高級品の買い物などはまるでしないものの、
街や店をぶらぶらするのは好きです。

この二日間は、おおむね
ホテルのあるオペラ座付近を徒歩でぐるぐる。

名所旧跡と呼ばれる歴史的な場所も、
ほぼ一生に一度の機会なので貴重ですけれど、
街と人を眺めているのも、いいんだなー。

カフェに座って、道行く人を眺める。
外国に来ても、仕事のアイデアを考える。
なんかね、それもいいんです!?

オペラ座のそばは特に観光客も多いので、
私には現地の人も外国人の区別も分かりませんけど、
そんな街中の光景だけでも、海外に来た価値あり。
十分満足です。

オペラ座のそばにはApple Storeがあって、
「そんな所より歴史遺産や美術館に行けよー」と
言われるかもしれませんけど(苦笑)
その土地なりのApple Storeの
建築・内装デザインの違いが面白くて…
オペラ座のアップルの重厚さと言ったらすごい!

そして、オペラ座横のスタバも感激。
たかーーーい天井に、フレスコ画!!

ヴァンドーム広場で40周年記念展示会を見たばかりの
ユニクロのオペラ座ショップも、石造りの外観に、
建築雑誌に載るような凝った吹き抜けのインテリア。

いやーー、こんなの見るだけでお腹いっぱいです。

と、言いながら、昨夜は一人で
(そう、妻がスイスなので)
大衆的な和食屋にて、餃子とチャーハンと日本酒。

これもね、
「何もわざわざ日本食くわずともフレンチやイタリアンや…」
と言われるかもしれませんけれど、
現地の人と観光客でごった返す「日本食レストラン」も
楽しい(今日の店は日本人としてもおいしかったです!)

そんな一人時間のラストは、
オペラ座から二駅のコンコルド広場にある
「オランジェリーミュージアム」へ。
行列には基本的に並ばない私も1時間15分立ってましたよー。

特に、印象派のモネの「睡蓮の部屋」のすがすがしさ。
湾曲した真っ白い部屋での、水と光。緑と青。
街の雑踏と餃子が溶けていくようでした(笑)。

さて、今からは、
妻が19時くらいに戻ってくるので、
スイスの話を聞きながら夕食です。

パリで展覧会、3連チャン。

さて、これを書いている時刻は、
日本は日曜日の夜の19時くらいですけれど、
ここフランス・パリはお昼の12時です。

おとといの夜に到着して、
昨日は朝から「夫婦でまる一日」何をしていたかと言うと、

展覧会の3連チャンでしたー。

大規模な美術館展示ではなく、小ぶりの所を3つ。
そして、間をカフェの休憩で挟んで。

自分の備忘録のためにも、お話しておきますね。
(いつも、ほんと、雑談日記ですけど!)

1つめ:パリ装飾芸術美術館。
The Musee des Arts Decoratifs
ルーブル美術館そばの
「デコラティフ のアートミュージアム」ですね。

今回の展示は「百貨店の誕生」というタイトル。
1852年 〜 1925 頃のデパート(例えばプランタンや
ギャラリー・ラファイエット、そして
世界最初の百貨店と言われているボン・マルシェの
ポスター展示ほか、「次第に子供もターゲットにしていく」
というようなマーケティングの話、
さらにカタログによる通信販売の資料とか。

通販カタログ(メールカタログ)なんて、
すべてペンで描かれた家具や食器等、すごい芸術品でした!

2つめ:パリにも店舗が11あるという、
日本の「ユニクロ」の40周年展示会(入場無料)。
ヴァンドーム広場のそばに設けられた特設会場での展示で、
素晴らしいブランドアピールと思いました。

私、一着もユニクロ持ってないんですけどね(苦笑)。
40年にわたる日本での歩みと世界への進出、
著名デザイナーとのコラボレーション、
ヒートテックなど東レ等との技術開発、
アフリカへの古着の支援など、
「ファッションと化学、ブランドとしての取り組み」を伝える
好感が持てる展示会でした。

タイトルは、
The Art and Science of LifeWear:
What Makes Life Better?

そして3つめは:凱旋門の南の方、
メゾン自身が運営する「イブサンローラン美術館」での
「Les Fleurs d'Yves Saint Laurent」
イブサンローランのフルール=フラワー「花柄」を
テーマにした展示会です。

これは、洋服の現物やファッションショーのビデオ、
デザイン画なども当然ですけれど、
イブサンローラン自身のアトリエを再現した壁の本棚や
机に広がる資料、記事見本などのリアルな再現
(部屋丸ごと)が面白かったです。

そして夜はのんびりと、フランス人の友人夫妻
(奥様が日本人)と、モダンな和食の店へ。

観光ガイドみたいになってしまうので
多くは書きませんけれど、
一日1万4千歩で巡った、パリの1日でございました。

あと何回 海外に出るだろう、そして世界情勢。

はい、夫婦でパリに来ています。

金曜日の朝10時に羽田を離陸して
シャルル・ド・ゴール空港に24時過ぎに着。

フランスは時差マイナス7時間なので、
現地時刻では18時に着いたってことですけど。

いやー、15時間に迫るフライトは長かった〜。

でも我ながら不思議なのは、
8月の台湾旅行の時にも書きましたけど、
じっとしているのが「からきし」だめで、
すごく飽きっぽく多動症的な傾向もある私が、
飛行機や新幹線の長旅は嫌いではないということ。

夫婦一緒とはいえ、
うちの奥さんも一人でいられるタイプなので、
会話はほぼなく(笑)「黙々と各自勝手」な時間です。

一種、瞑想(メディテーション)みたいなもので、
空(くう)になる感じ(!?)。

もちろん、座席のすぐ横の通路や
食事の準備や洗面所があるあたり(なんて言うんだ?)
→調べたら「ギャレー」でストレッチしてみたり。
多分「機内で一番」立ち上がって
ウロウロしている不審な日本人でしたね。

ちなみに、妻の機内の過ごし方は読書と映画を5本!
私はモニターに映すのはフライトの地図だけで、
キーボード付きのiPad Pro13インチで、
電子書籍を読み、仕事の企画書を書いてました。

ビールとワインも飲んで、
1時間くらいはお昼寝?もしてました。

目的地での観光も旅だけど、そこに行く移動も旅。

自動車やバスでの缶詰は大っ嫌いですけど、
少し歩き回れて体操もできるうえ、
高速で「体と細胞が移動する」新幹線や飛行機は、
特別な時間と空間です。

ところで… いま世界情勢は、
「第三次世界大戦」の声もあるほど緊迫しています。

実際に、イスラエルだ、ウクライナだ、
そして各地の内戦… と、ひどいことが行われている。

21世紀に入ったというのに「戦争」だなんて、
なんと愚かなことか。

そしてそれは、平和な日本国民としても
他人事では済まされません。
特に、日本に隣接した国々、
中国・ロシア・北朝鮮はヤバイですよね!

すでにロシアの上空は飛べないので、従来より
1〜2時間の遠回りでパリへ来ました。

フライトのたびに、
丸い地球と国名が書かれた地図を見ていると、
国同士の立場やいざこざに、こんな鈍感な私でさえ、
いろいろ考えさせられてしまいます。

そして最近、もう一つ考えるのは、
私はいま67歳ですけど、
「あと何回 海外旅行に行くかなー」ってこと。

アジアも行きたい、ヨーロッパも行きたい、
アメリカも行きたい(ハワイも〜)
ましてインドやアフリカは、まるで知らない。

南極だ北極だ、オーロラツアーだって行こうと思えば…。

しかし、もう割り切ろうかな。

未知の国は無限にあるけれど、そこに時間を割くより、
これまで何度か訪れた中で好きだった
フランスのパリと、イギリスのロンドンに
何度も重ねて行くのも良いかなー、なんて思います。

さらに余裕があれば、南国系を足してね。

せっかくパリに来たのに、パリ話はまるでない投稿で、
失礼いたしました。

オペラ座のそばのホテルから、皆さんおやすみなさい。

数日、妻とパリに行ってきます。

いまこれを書いているのは10月3日 木曜日ですけれど、

明日の4日金曜日から、パリに行ってきます。
朝に羽田を出て、帰りは10日の木曜日夜。

出発の便が早朝なので、今夜は羽田のホテルに一泊します。

ジャーナリストでライターの妻が、
フランスのパリと、スイスのバーゼルで
展示会の取材があり、私は「カバン持ち」のお供で。

私はスイスには付き合わないので、
パリでの一人時間も二日ほどあります。

昨年もパリを訪れる機会があって、
BlogとFacebookにも書き込みましたけど…

夫婦共に、名所旧跡や観光地巡り、
ガイドブックと首っ引きはしないので、
一人の時間も市内の小さな美術館をのぞいたり、
街をぶらぶらするだけで満足です。

妻の知人も何人もいるので、
流れのままに楽しんできます。

長ーい、15時間の飛行機の旅も、
色々考えることができるので、良い機会。
仕事の企画も、きっとしてしまうだろうなー。

世界情勢の危うさも、とても意識してしまいますが、
それはまた語ります。

あちらで、どれだけ配信できるかはわかりませんけれど、
とりあえずチラとご報告まで。

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Profile
◎川島 孝之(Kawashima Takayuki): 株式会社リプル(RIPPLE Inc. Tokyo Creative Agency)代表取締役・クリエイティブディレクター・コピーライター。

◎1957年3月生まれ。早稲田大学商学部(マーケティングゼミ)を5年で卒業後、1980年第一企画(現ADK)入社。6年の勤務ののち、制作会社11年を経て、1997年(株)リプルを表参道に設立。

◎2016年1月、表参道のオフィスから、西武新宿線 上石神井(練馬区)のホーム・オフィスに変更。さらに2023年12月、中央線・丸ノ内線 荻窪(杉並区)に移転。
ブログのタイトル「表参道の小さな広告屋から」を、リプル川島の「小さな広告屋から」に変更。

◎CD(クリエイティブディレクター)C(コピーライター)として、企業の魅力を整理整頓し、ブレーンのグラフィック&Webデザイナーと共に表現化しています。

RIPPLE(リプル)とは英語で「さざ波、波紋、波及」のこと。スローガンは「中心から広がる」、ミッションは「愛が伝わる」。

【実績の一部】 カルビーじゃがりこ(パッケージ)、ビデオリサーチ(ロゴ・Webサイト・インナーツール)、日立化成(カタログ・インナーツール)、介護のらいふ(ブランドブック)、武蔵高等学校中学校(学校案内)、アルカダイアモンド(広告・販促物)オークラヤ住宅(広告・販促物)、翻訳専門校フェロー・アカデミー(学校案内)、アドビ(会社案内)等
/その他 中小・個人企業さんとの直接のお取引。

◆Webサイト:RIPPLE Inc.
https://www.ripplesite.co.jp/

◆お問い合わせ:インフォメーション
info@ripplesite.co.jp

◆Facebook:川島 孝之(リプル) ※投稿はBlogと同内容です
https://www.facebook.com/kawashima.ripple
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2012-10-25

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