リプル川島の「小さな広告屋から」

旧名【表参道の小さな広告屋から】: 表参道で1997年にスタートした(株)リプル:RIPPLE Inc. Tokyo Creative AgencyのBlogは、 2016年初頭から川島のホーム・オフィス「練馬区上石神井」→ さらに2023年末からは「杉並区荻窪」へ。タイトルも【リプル川島の「小さな広告屋から」】に変更。Facebookも同時掲載です。

妻のいないパリの2日間は、ほぼ街歩き。

夫婦でパリに来ているわけですけど、
ジャーナリストでライターの妻は
大きな展示会の取材があってスイスのバーゼルへ。

新幹線のような高速列車「TGV」で3時間。
ヨーロッパは、本当「地続き」なんですよねー。

そんなわけで私は、まる二日の自由時間。
いや、ずっと自由なんですけどね、
一人だけの行動でございます。

前回の投稿では、夫婦で1日のうちに
展示会を3つ回ったお話をしましたけれど…

妻のいない二日間は、ひたすら「街歩き」でした。

私は、高級品の買い物などはまるでしないものの、
街や店をぶらぶらするのは好きです。

この二日間は、おおむね
ホテルのあるオペラ座付近を徒歩でぐるぐる。

名所旧跡と呼ばれる歴史的な場所も、
ほぼ一生に一度の機会なので貴重ですけれど、
街と人を眺めているのも、いいんだなー。

カフェに座って、道行く人を眺める。
外国に来ても、仕事のアイデアを考える。
なんかね、それもいいんです!?

オペラ座のそばは特に観光客も多いので、
私には現地の人も外国人の区別も分かりませんけど、
そんな街中の光景だけでも、海外に来た価値あり。
十分満足です。

オペラ座のそばにはApple Storeがあって、
「そんな所より歴史遺産や美術館に行けよー」と
言われるかもしれませんけど(苦笑)
その土地なりのApple Storeの
建築・内装デザインの違いが面白くて…
オペラ座のアップルの重厚さと言ったらすごい!

そして、オペラ座横のスタバも感激。
たかーーーい天井に、フレスコ画!!

ヴァンドーム広場で40周年記念展示会を見たばかりの
ユニクロのオペラ座ショップも、石造りの外観に、
建築雑誌に載るような凝った吹き抜けのインテリア。

いやーー、こんなの見るだけでお腹いっぱいです。

と、言いながら、昨夜は一人で
(そう、妻がスイスなので)
大衆的な和食屋にて、餃子とチャーハンと日本酒。

これもね、
「何もわざわざ日本食くわずともフレンチやイタリアンや…」
と言われるかもしれませんけれど、
現地の人と観光客でごった返す「日本食レストラン」も
楽しい(今日の店は日本人としてもおいしかったです!)

そんな一人時間のラストは、
オペラ座から二駅のコンコルド広場にある
「オランジェリーミュージアム」へ。
行列には基本的に並ばない私も1時間15分立ってましたよー。

特に、印象派のモネの「睡蓮の部屋」のすがすがしさ。
湾曲した真っ白い部屋での、水と光。緑と青。
街の雑踏と餃子が溶けていくようでした(笑)。

さて、今からは、
妻が19時くらいに戻ってくるので、
スイスの話を聞きながら夕食です。

パリで展覧会、3連チャン。

さて、これを書いている時刻は、
日本は日曜日の夜の19時くらいですけれど、
ここフランス・パリはお昼の12時です。

おとといの夜に到着して、
昨日は朝から「夫婦でまる一日」何をしていたかと言うと、

展覧会の3連チャンでしたー。

大規模な美術館展示ではなく、小ぶりの所を3つ。
そして、間をカフェの休憩で挟んで。

自分の備忘録のためにも、お話しておきますね。
(いつも、ほんと、雑談日記ですけど!)

1つめ:パリ装飾芸術美術館。
The Musee des Arts Decoratifs
ルーブル美術館そばの
「デコラティフ のアートミュージアム」ですね。

今回の展示は「百貨店の誕生」というタイトル。
1852年 〜 1925 頃のデパート(例えばプランタンや
ギャラリー・ラファイエット、そして
世界最初の百貨店と言われているボン・マルシェの
ポスター展示ほか、「次第に子供もターゲットにしていく」
というようなマーケティングの話、
さらにカタログによる通信販売の資料とか。

通販カタログ(メールカタログ)なんて、
すべてペンで描かれた家具や食器等、すごい芸術品でした!

2つめ:パリにも店舗が11あるという、
日本の「ユニクロ」の40周年展示会(入場無料)。
ヴァンドーム広場のそばに設けられた特設会場での展示で、
素晴らしいブランドアピールと思いました。

私、一着もユニクロ持ってないんですけどね(苦笑)。
40年にわたる日本での歩みと世界への進出、
著名デザイナーとのコラボレーション、
ヒートテックなど東レ等との技術開発、
アフリカへの古着の支援など、
「ファッションと化学、ブランドとしての取り組み」を伝える
好感が持てる展示会でした。

タイトルは、
The Art and Science of LifeWear:
What Makes Life Better?

そして3つめは:凱旋門の南の方、
メゾン自身が運営する「イブサンローラン美術館」での
「Les Fleurs d'Yves Saint Laurent」
イブサンローランのフルール=フラワー「花柄」を
テーマにした展示会です。

これは、洋服の現物やファッションショーのビデオ、
デザイン画なども当然ですけれど、
イブサンローラン自身のアトリエを再現した壁の本棚や
机に広がる資料、記事見本などのリアルな再現
(部屋丸ごと)が面白かったです。

そして夜はのんびりと、フランス人の友人夫妻
(奥様が日本人)と、モダンな和食の店へ。

観光ガイドみたいになってしまうので
多くは書きませんけれど、
一日1万4千歩で巡った、パリの1日でございました。

あと何回 海外に出るだろう、そして世界情勢。

はい、夫婦でパリに来ています。

金曜日の朝10時に羽田を離陸して
シャルル・ド・ゴール空港に24時過ぎに着。

フランスは時差マイナス7時間なので、
現地時刻では18時に着いたってことですけど。

いやー、15時間に迫るフライトは長かった〜。

でも我ながら不思議なのは、
8月の台湾旅行の時にも書きましたけど、
じっとしているのが「からきし」だめで、
すごく飽きっぽく多動症的な傾向もある私が、
飛行機や新幹線の長旅は嫌いではないということ。

夫婦一緒とはいえ、
うちの奥さんも一人でいられるタイプなので、
会話はほぼなく(笑)「黙々と各自勝手」な時間です。

一種、瞑想(メディテーション)みたいなもので、
空(くう)になる感じ(!?)。

もちろん、座席のすぐ横の通路や
食事の準備や洗面所があるあたり(なんて言うんだ?)
→調べたら「ギャレー」でストレッチしてみたり。
多分「機内で一番」立ち上がって
ウロウロしている不審な日本人でしたね。

ちなみに、妻の機内の過ごし方は読書と映画を5本!
私はモニターに映すのはフライトの地図だけで、
キーボード付きのiPad Pro13インチで、
電子書籍を読み、仕事の企画書を書いてました。

ビールとワインも飲んで、
1時間くらいはお昼寝?もしてました。

目的地での観光も旅だけど、そこに行く移動も旅。

自動車やバスでの缶詰は大っ嫌いですけど、
少し歩き回れて体操もできるうえ、
高速で「体と細胞が移動する」新幹線や飛行機は、
特別な時間と空間です。

ところで… いま世界情勢は、
「第三次世界大戦」の声もあるほど緊迫しています。

実際に、イスラエルだ、ウクライナだ、
そして各地の内戦… と、ひどいことが行われている。

21世紀に入ったというのに「戦争」だなんて、
なんと愚かなことか。

そしてそれは、平和な日本国民としても
他人事では済まされません。
特に、日本に隣接した国々、
中国・ロシア・北朝鮮はヤバイですよね!

すでにロシアの上空は飛べないので、従来より
1〜2時間の遠回りでパリへ来ました。

フライトのたびに、
丸い地球と国名が書かれた地図を見ていると、
国同士の立場やいざこざに、こんな鈍感な私でさえ、
いろいろ考えさせられてしまいます。

そして最近、もう一つ考えるのは、
私はいま67歳ですけど、
「あと何回 海外旅行に行くかなー」ってこと。

アジアも行きたい、ヨーロッパも行きたい、
アメリカも行きたい(ハワイも〜)
ましてインドやアフリカは、まるで知らない。

南極だ北極だ、オーロラツアーだって行こうと思えば…。

しかし、もう割り切ろうかな。

未知の国は無限にあるけれど、そこに時間を割くより、
これまで何度か訪れた中で好きだった
フランスのパリと、イギリスのロンドンに
何度も重ねて行くのも良いかなー、なんて思います。

さらに余裕があれば、南国系を足してね。

せっかくパリに来たのに、パリ話はまるでない投稿で、
失礼いたしました。

オペラ座のそばのホテルから、皆さんおやすみなさい。

数日、妻とパリに行ってきます。

いまこれを書いているのは10月3日 木曜日ですけれど、

明日の4日金曜日から、パリに行ってきます。
朝に羽田を出て、帰りは10日の木曜日夜。

出発の便が早朝なので、今夜は羽田のホテルに一泊します。

ジャーナリストでライターの妻が、
フランスのパリと、スイスのバーゼルで
展示会の取材があり、私は「カバン持ち」のお供で。

私はスイスには付き合わないので、
パリでの一人時間も二日ほどあります。

昨年もパリを訪れる機会があって、
BlogとFacebookにも書き込みましたけど…

夫婦共に、名所旧跡や観光地巡り、
ガイドブックと首っ引きはしないので、
一人の時間も市内の小さな美術館をのぞいたり、
街をぶらぶらするだけで満足です。

妻の知人も何人もいるので、
流れのままに楽しんできます。

長ーい、15時間の飛行機の旅も、
色々考えることができるので、良い機会。
仕事の企画も、きっとしてしまうだろうなー。

世界情勢の危うさも、とても意識してしまいますが、
それはまた語ります。

あちらで、どれだけ配信できるかはわかりませんけれど、
とりあえずチラとご報告まで。

SNS投稿の配信頻度。←スタエフは毎日の定時配信が必須か&習慣化とは。

私のSNS投稿は、
2005年8月14日から始めたBlog(なんと19年前!)と、
2010年6月20日から始めたFacebook(14年前!)です。

でも、これだけ。

13年前に登録したTwitter(現 エックス:X)も、
その後のインスタもTikTokも、
ClubhouseもThreadsも…チラチラ見つつ…
最近は「見ることさえ」しなくなりました。

唯一、YouTubeだけは、自分の配信を「テストで3回」
アップしただけですけど、視聴は「ミニテレビ」のように
けっこう重宝しています。

配信はBlogとFacebookだけの、
典型的オールドSNSユーザーですわ。

そうしたBLとFBも、「書き分ける」のが面倒になって、
近年は「まったくの」同文=どちらかのコピペ状態!

さらに、Blogの冒頭10年くらいは、
「ほぼ毎日の配信」をキープしていましたが、挫折。
(栄枯盛衰。今は昔!?汗)。

そんな飽きっぽい私ですけれど
新し物好きという傾向もあり… (苦笑)
7月からは音声配信(いつでも聴ける録画型のラジオ)
stand.fm(スタンドエフエム=スタエフ) を始めました。

スタエフでも、記事内容は「BLとFBと同じ」という省力化。
流石に台本はあっても「喋り言葉」なので、
アドリブや細部は変わっていますけど。
ご興味があれば、聴いてみてください(※)

本日は、そのスタエフでしゃべった内容を、
少し整理して、ここに掲載させていただきます。

↓↓↓

#42_スタエフは毎日の定時配信が必須か&習慣化とは。[241002]

こんにちは。
クリエイティブディレクター、コピーライターの川島CDです。

2024年10月2日、水曜日。

きょうは、私にとって「42回目の配信」で、
なーーーーーんの区切りの日でもありませんけど、
スタエフについて、少しだけ語ってみようと思います。

タイトルは
スタエフは毎日の定時配信が必須か&習慣化とは。
長いですね(笑)

スタエフは毎日の定時配信が必須か&習慣化とは。

7月19日に「初めまして」の放送をしてから、きょうで42回。
約2か月と2週間が過ぎたので75日間。

毎日の配信ではないものの「2日に1回よりは多い」
っていうペースですね。

日常生活でも仕事の段取りでも「習慣化が大切」と
よく言われます。

朝は必ず何時に起きて、まずは体操や散歩をして、
朝食をとってからは英会話学習…とか。

あ、例えばね、私の場合じゃないです。

野球のイチローさんの、素振りルーティーンのように、
はたまた「げん」かつぎで、玄関では必ず
右足から外に出る、なんて方もいらっしゃるそうです!!

私の場合、あんまりないなー。

「癖」とか「楽」とかで、自然にそうすることはあっても、
皆様にお教えする「決めておいた方がいい10の習慣」
みたいなものは、まるでないです。

どんだけ、怠惰なんだか(大汗!)。

このスタエフでもね、
「配信は決まった時刻が良い」説があって、
リスナーの方にとって、
特にフォローしてくださっている方にとっては、
「いつも何時に放送されるか、つまりは聴くか」が生活リズムになるので、
たとえ録音したものでも「定時の配信」
「おおむね通勤時刻に間に合う朝7時頃が望ましい」みたいな。

そして、放送するパーソナリティ側としても、
まさにマイクに向かう時刻を決めておく習慣化。

すごいですねー!
私の場合、まーーーったく決めておりません。

朝の場合もあれば、昼、夕方、夜も。
思いついて録音し、そのままオン!です。

じゃべる内容に関しては、台本は用意しています。そこに、
話す勢いでアドリブが入ったり、当然トチったり、
「カツゼツ」(滑舌)の悪さもあるけど、
ほぼ1回で録音。よほど失敗した場合で3回くらいですね。

そうして、寝かせておくことなく、即配信。

聞いてくれる人は、それこそ「その人の習慣の中で」
好きな時刻に聞いてくれるでしょう、
そのための録音放送だし、という不遜な態度です。

収録の「ストック」もしていません。
たとえば、旅行に行くとして、その間に
吹き込みや配信がしにくいので、
録音済みのものをタイマーセットしておく、
みたいなこともなし。

きっと、ファンの方がたーくさんついて、
コミュニティみたいになってくると、
配信の責任みたいなものも出てくるんでしょうね。

聴いてくださる方を想像しつつ、私の場合、
自分の勝手で配信しているスタエフやブログ、Facebookでございます。

ただし、「話したいこと」は、日々 けっこう浮かんでくるので、
骨子をデバイスにメモしておくのは「習慣」と言えるかな?

何より、毎日の配信とはいかずとも、
スタエフが私の生活の一部になりつつあるのは確かです。

きょうは、
効率を上げる(と言われる)日々の習慣化と、
スタエフの配信時刻について話してみました。

皆様はどうですか?


※stand.fm(スタンドエフエム=スタエフ)
小さな広告屋から@川島CD
https://stand.fm/channels/60a08752b82bc5e1f38f5a19


ポイントは貯めない2。

昨日は、日常での細かな買い物で、
いちいちポイントを貯めるのはやめた〜!
という話を書きました。

家電なんかの大きなポイントを除いて、
喫茶やスーパーで貯めない=提示を断る理由は、

これ、数年前にも思うところがありました。
でも、最近はカードではなくスマホで提示できるし、
毎日のことだし、ポイント貯めてみようかなー
なんて弱気になりまして(笑)。

結論は、やっぱりやめることにした!!

1円、数円のために、レジでいちいち
Dポイントだ楽天ポイントだの所有を尋ねられ、
スマホを出してピッの手間や、時間や、
やり取りが嫌になったのです。

そんな人、世の中では少数派だと思いますけどね。

本日は、私がなぜ
せっかくのポイントを切り捨てるのか… というのを、
もう少し深掘りしてみたくて。

タイトル的に言うと
「ポイントは貯めない集めない パート2」!

理由を一言で書くと(それは昨日と同じく)
「面倒」なのと「効率の悪さ」だと思われますが…

深層心理的に言うと(って思いっきり表面?笑)
「割り切り」かな。

言い方を変えると
「そこに意識を行かせたくない」という気持ち。

貯めるに越したことはないけれど、
いちいちそのことに「気持ちと行為を」割くことを
良しとしない「割り切る」イメージ。

カッコ良く言うと美意識、悪く言うと意固地かも。

例えばスマホに、ほとんどの方がカバーやケース、
ガラス保護フィルムなどを貼っていますが、
私はまったくのハダカ。
その方が、見た目が美しいし、軽いし、使いやすいし…

え?落としたらどうするって?
落とした時は落とした時です。

引越しで、前の家の荷物はほとんど置いてきたとか、
最近は(これはかなり悩みましたけど)
いただいた名刺は捨てることにするとか。

宴会の2次会に行かないのも、似てるかもしれません。

ちなみに、うちの奥さんも、日常ではポイント貯めない、
二次会行かない派です。

コップに水が溢れる贅沢より、
「いまはコップ3分の2でいいです」って感じかな。

おまけは貰わない。
福袋は買わない。

それは、「清貧の思想」のように哲学的なものではなく、
面倒臭いを含んだ効率と割り切り。

私が作る広告・販促物の見た目が
「スカスカ」で「余白が多い」のも、
こんな男がディレクションしているからです、きっと。

ポイント集めはやっぱりやめた〜。

皆さん、「TSUTAYAカード」というのはご存じですよね。

最近は、あまり聞かないなーと思っていたら、
この4月に「Vポイント」として生まれ変わったようです。

そのカードの全盛時代、
カフェでも買物のお店でも、支払いの際に聞かれる
「TSUTAYAカードをお持ちですか」が、面倒で面倒で!

「ありません!ありません!ありません!」と
ずっと言っていました。
(レンタルビデオの関係でカードは持っていたものの。)

すっごい生意気な言い方ですが、
1円2円を貯めるために、カードを出す手間と
端末操作を待つ時間に、
なんの意味があるのか… と思ったんです。

そうした提示でせっせと貯めた何百ポイントかも、
お茶一杯で消える程度。
飲み屋でちょっと気を許して(笑)一品追加するだけで、
1,000円を越して取られる。

高額の家電品や航空料金などはレベルが違いますよ。
あくまで、毎日の小さな利用ポイント。

ポイントを使ってカフェで支払う時には、
よしよし貯まったポイントでタダで飲める、
なんて思うんですけど、その1円1円に、何度
「ポイントお持ちですか」「はい」「これです」「ピッ」の
手間がかかっているやら。

さらに、受け取れる金額のことはもちろん、
TSUTAYAの顧客情報リストに、せっせせっせと
私の名前や属性を献上しているだけではないのか。

「チリも積もれば山となる」
「一円を笑う者は一円に泣く」という諺もあるくらいで、
この投稿を見て、なんて罰当たりで勿体無いやつだ!
と思う方もいらっしゃるかもしれませんけど。

ちなみに、ビジネス書で
「千円札は拾うな」みたいなタイトルの本があって、
ビジネスの目的や効率みたいなことを解いていたと
記憶していますが…
千円札が落ちていたら拾いますよ、私は絶対に(笑)。

とにかく!
ポイントをいちいちもらうのをやめて(拒否して)
数年が経ち…

近年はスマホにアプリが入るようになり、
「スマホでピッ」の簡単な時代になったので、
「まぁ、またやってみるか」と軟弱に改心(笑)。

でもね、結論は:
やっぱ意味ないわ、私にとっては。

加えて、Apple Watchでピッ!の支払いが大半で、
スマホはポケットや、時にはリュックに
しまっていることも多く、取り出すのもめんどくさい。

ただし、カード会社の決済の時や、
スマホ料金の支払いで「自動的に付与される」
ポイントまで拒否することではありません。
それはそれで嬉しいです。

そんなわけで、一昔前の
「TSUTAYAカードお持ちですか〜? ありません!」
のやり取りと同じく、
「ポイント提示をどう簡潔に断るか」が
毎日の課題となりつつあります。

銀行の旧態依然とデジタル化。

いま、プライベートな用事で、
銀行と書類のやり取りをしているのですが…

今時のデジタル・IT時代に、
アナログだわアナログだわ、めんどーくさー(涙)!

担当者は、きちんとした方です。
一所懸命、誠実に対応してくださいます。
そこは申し上げておきます。

しかし、この作業効率の悪さは、
どうにかならないものかと。

◎書類はすべて手書き。
◎自筆サインを何箇所も記入する。
◎ハンコを何度も何度も押す。

◎書類のメール送付は実質不可。
・アドレスは支店全体のメール(行員個人宛ではない)
・メール専用のパソコンで作業(他の金融業務と区別)
・送受信の内容を上司に見せて許可をもらう(検閲)
・個人端末や携帯への転送禁止(当然外出閲覧不可)

わかりますよ、個人情報と金融商品の塊のような銀行。
行員の不正やハッキング防止など、何重にも備えている。
便利だからと言って(デジタル化に)踏み出せない。

◎当日も銀行の小部屋で2時間書類と格闘し、
最後に事務手数料を支払う時も「現金のみ」だという。

クレジットカードと銀行のキャッシュカードを
持っている私が、カードで払えないんですよーー。
その時は現金を持ってたからよかったけど、
なかったらその場のATMで引き出してから、
現金で支払っていたんですかねー。

ふと思い出したのは、郵便局の「民営化」。
いま自民党総裁選を争っている小泉進次郎氏のお父さん
小泉純一郎氏が「自民党をぶっ壊すー」
の延長で進めた郵政民営化は、
「国営時代のサービス品質を落とした」と言う批判もあります。

でも、先日、郵便物を窓口に出しに行ったら、
支払いは「Apple Watchのスイカ」で「ピッ!」で済んだ。

銀行も「ネットバンキング」と言う便利なものができて、
役所も「住民票がコンビニで受け取れる」など、
少しずつ(いや大きく?)進化しているんですけどね。

そして、セキュリティーへの技術的な対応以外に、
「万一のことがあったらどうする」と
デジタル化を拒否する顧客や国民の存在もあります。

例えば、マイナンバーカード
(さらに、保険証や運転免許証との統一)に、
「個人情報が抜かれたらどうする」と
「かたくなに」反対する人たちの存在。
(ここを深く話すと論争の種になるのでやめますけど…)

それでも、時代は進んでいます。いきます。
銀行の担当者さんも、「あ、川島さん、Facebookを
やられているんですね〜」とおっしゃっていたので、
私のこんな文章も目にするかな!?

子供の名前も「プレゼン」のひとつ。

きょうは、
「名前=ネーミング」を決める時の考え方が、
ちょっと皆さんの企画や
プレゼンテーションの参考になるかも、と思い
恥を忍んで我が家のことを書いてみます。

私には、30歳の息子がいるのですが
(その上には娘です)

その息子の名前を「どんな理由」でつけて、
「プレゼンテーション」したのか。

息子の名前を決めるのに、何がプレゼン?
と思われた方もいらっしゃるでしょうけど…

父親としての私が思いついた名前は、
妻はもちろん、妻の両親と私の両親という
生まれてくる息子から見たら
「おじいちゃん、おばあちゃん」に
納得してもらわなければなりません。

さらに、親戚にも知らせる中で
「反対される」なんてことも世の中にはあるようです。
まさに、その子の一生の問題だし、
家族みんなの思いが詰まっている。

つまり、子供の名前付けも
重大な企画・ネーミング作業というわけです。

生まれてくる二人目の子供が「男子だろう」
ということは、事前に病院でわかっていました。

当時、妻は実家の新潟に戻っており、
いよいよ出産が近そうということで、
近所の産婦人科病院に移っていました。

私はその日の朝、出産に立ち会うために乗った
東京駅から新潟駅に向かう新幹線の中で、
息子の名前=ネーミング案を
新幹線の座席テーブルで「A4コピー用紙に」
書きつつ考えていたのを、いまでも思い出します。

つけた名前はね… 先に言ってしまうと、
「しょうた」と言います。

「しょうた」は、30年前も今も、
かなり人気の名前のようで、
いろんな文字・漢字が当てはまりますけど…

例えば、飛び立つという意味の「翔太」とか、
「勝つ」を当てた「勝多」とか。

さて、我が息子につけたのは…
「正しい」という字に「太い」をつけて、「正太」。

なぜ、この名前と漢字にしたのか。

私の名前「川島 たかゆき」は、
親孝行の「孝」と、「これ=之」で「孝之」なのですが、
父が「正之(まさゆき)」だからです。

正之を受け継いだ、孝之。

一方、妻のお父さんは「たいち」と言います。
「太い」という字に「漢数字の一」で「太一」。

さて、私の「息子ネーミング」はどうしたかと言うと…

生まれてくるいのち(生命)には、
その家族の歴史と血が込められている。だから、

それぞれのおじいちゃん
父親のほう「正之」の「しょう(正しい)」という字と、
母親のほう「太一」の「た(太い)」を込めて
「正太(しょうた)」とします、というプレゼン。

正しく素直、太陽のようにおおらかで健康…
色んな「理屈」(いや願い!)も込められています。

はい、通りましたー(笑)。

プレゼンには、商品性、時代背景、
企画者の思いや戦略がありますけど、
最初に判断する人はクライアント
(この場合は、双方の両親と妻)ですので、
そこにどんな納得性があり、他人にも伝えられるか。

とはいえ、それで実際、当の息子がどう思っているかは、
受け入れてください、すみませんねー
と言うしかないです(苦笑)。

ちなみに「画数」とか「文字鑑定」というものは、
いっさい調べておりません。
私と妻も気にしないし、そこまで「企画条件」に
してしまうとキリがないので。

両親にも、「文字鑑定はしていない」
という「選択条件」を示し、許可をとりました。
(知人で、親が鑑定に出してバツになった例あり!)

また、私の意識の中に
(かなり潜在意識と言って良いかもしれません)
亡き父から子供の頃教えてもらった
「孝之以外の候補として『正太郎』があったんだよ」
という話も、私が息子を
「正太」と決めた要因だったかもしれません。

以上、
息子の名前を「プレゼン」と仮定して
お話させていただきました。

ワハハーでございます〜。

それで済んでいる&住んでいる。

昨年12月15日に引越をしてから(※)
9か月がすぎました。

東京都の西、練馬区 上石神井という所から、
(最寄駅は西武新宿線の上石神井駅です)、
隣町の杉並区荻窪(中央線と総武線、東西線、
丸ノ内線が通る便利な地域)へ。

かつては家族数名が暮らした庭付き一戸建てを離れ、
夫婦二人だけの賃貸マンションへと移りました。

一戸建ての時は、
私の両親(亡くなってしまいましたけど)を含め、
私と妻、娘と息子…
最大3世代が住んでいた3階建てと、
90坪を超える土地は、広すぎます。

年数回、植木屋さんに入ってもらうとはいえ、
庭の管理も大変!

そんなわけで、まだまだそこで暮らせたものの
「この先を早めに」考えて
えいやっと賃貸マンションに移った次第です。

きょうは、その経験で感じた、収納や整理整頓
「物を持つとはどういうことか」がテーマ。

結論から言うと、タイトルにあるように
いろいろ荷物に迷ったけど、
・少ないもので「済んでいる」そして
・何の問題もなく「住んでいる」。

引越の際に悩んだのは、
「一戸建ての膨大な荷物をどうするか?」
→ 結論は「ほとんど持ってこない!」でした。

山のような本も、洋服も、食器も、資料も、家具も、
思い出の家族写真も… ほぼ置いてきた。
元の家の処分はまだしていませんけど、
取りに帰ることは、極力やめようと決めています。

そりゃー、困ることもあります。

私は最近、極力「電子本」にしていますけど、
「印刷本」を含めてベストセラーの書籍は、
古本屋でもネットのAmazonでも探せるものの、
美術本的なものとかマイナーな本は、ほぼない。

趣味で集めたカタログ・パンフレットも
再びは手に入らない。

そして最近も、
「終了したと思ったお取引」が復活して、
「えーっ、このクライアントさんの過去資料は
どこにあるんだっけー」と。

でもね、いいんです。

今なりにやればいい。
今なりに考えればいい。

どうしても過去資料が必要なら、
クライアントさんに頭を下げて
「すみませーん、引越をしまして」と貰えば良い。

山のように収納スペースがあった家に比べ、
まったくスペースが足りない今ですけど、
「収納があればあるほど、物を溜めてしまう」
のも人間の心理。

おしゃれな「ウォークインクローゼット」だって、
びっしり詰め込めば、ほとんど取り出さない、
汚いだけの納戸です。

引越で「やむなく」という事情を含め、
大胆に絞り切っての9か月。

その決断は良かったな、と思っています。

大谷翔平選手の大記録と選択。

アメリカ・メジャーリーグ野球の大谷さんが、
昨日すごい記録を作りましたね。

史上初の「51本塁打&51盗塁」を達成!

野球もスポーツも、ほとんど興味のない私ですら
ニュースを見ざるを得ない偉業です。

しかも「3打席連続本塁打」って、マジか!?

ホームランを「3打席続けて」放った以外に、
3安打のヒットも打って、盗塁を2個重ねたんですよ。

ホームランバッターが盗塁記録って、
ホームラン打っちゃったら
当然ベースにとどまっていないので(そりゃそうだ!?)
盗塁の機会が減るじゃない。ワハハ。

さらに、本塁打と盗塁の51-51
(フィフティーワン-フィフティーワン)を達成したこの人、
選手登録上は「投手」でもあります。

今シーズンは怪我の調整で登板はしないものの、
一流の投手でもある人が打撃のスーパーヒーローとは…
驚愕です。

投打の「二刀流」は、
すごいラーメン屋が、寿司も握っているような。
違うか(苦笑)。

新幹線なのに、大型旅客機?(例えはやめとこ…)

今季の大記録は、
「打者に専念できたから」という論評も聞きますが、
大谷さんと所属のドジャースは、
「投手復帰」を計画しているようです。

なんか、効率とか選手寿命とかの計算ではなく
やりたいことはやる、可能性は突き進む
みたいな態度は「あっぱれ」と思います。

もちろん、超一流のスタッフ陣が
大谷さんのことを綿密にフォローしているのは
当然でしょうけれど。

コスパだタイパだ=
やたらコストパフォーマンスや
ちょこまかとタイムパフォーマンスを気にしてばかりで
成果の出ない人にとっては、
投打の「二刀流」の野望は眩しいものではないでしょうか。

大谷翔選手の、どえらい選択と実現力に唖然。

えらく小さな私からの感想で、失礼いたしました。

セレクト力が命!経営も広告も。

いつも雑談がほとんどの、この投稿ですが、
珍しく続けて「表現手法」に関する事を書いてます。※

前々回は、
【プロのデザイナーに頼むとはどういうことか】
前回は、
【その素材写真はやめた方がいいですよ】

きょうのテーマは、
【セレクト力が命!経営も広告も】です。

セレクト力=選ぶ力、選択眼。

ビジネス上の判断でも、アピールする写真に悩む時も、
結局は「どれを選ぶか=どれに決めるか」ですよね。

ネットで探し出した素材写真(ストックフォト)が
3枚(ABC)あるとして、さてどれにしよう?

パッと見で素敵なのはAだけれど、その写真が
自分や自分の会社のアピールに合っているか?

コピーライティングも同じことで、
クリエイティブ初心者のうちは上司から
「100本書いてこい」みたいなことを言われるわけですが、
(と言うのは伝説で、100本ノックをどれくらいの
新人コピーライターがやってきたかは知りませんけど…)

いくらコピー案が並んだところで、
結局は本人が、そして上司が、さらに
正式な提案を受けてのクライアントさんが、
「どのワンフレーズをセレクトするか」。

会社経営の場合でも、
幹部社員やコンサル会社が策定した「戦術案」を
最終的に選ぶのは社長のセレクト力 「戦略眼」です。

自信満々で即決の場合もあるでしょうし、
えいやっの場合もあるでしょう。
時には社内で意見と稟議がぐるぐる… かもしれません。

例え、普段ヘロヘロで働かない社長であっても、
的確に判断して組織を回していたら、立派な経営者。
(まぁ、極端な言い方ですけどね。)

人生は選択。
右に行くか、左に行くか、横丁に入るか。

今晩の料理メニューも
洋服選びも
恋人選びも… え、選ぶもんじゃない?

業務上で偉い立場、上の立場になるほど、
「作ること・作業すること」よりも
「選ぶこと」が仕事・役割になってくるのは当然です。

あなたが、外部の広告制作者にアイデアをお願いして、
何案か持ってきた場合(それが絞られた1案でも)
あなたはどんな選択をしますか?

ちなみに、
下手にコンペ(アイデアや予算を数社に競合させる事)を
実施した時なんかは、本来選ぶべき会社やアイデアと
ずれる場合もあるので注意が必要です。

提案者の実績、課題に対する理解力、あなたとの相性、
提案の切り口、全体の統一感…。
まさにチープな素材写真や良く見るイラストで
誤魔化していないか。

直感での判断はもちろん大切ですが、
制作者がそこにどんな考えを込めたのかは
じっくり聞いてみてくださいね。

そして、選択の注意点は、
「俯瞰で見ると同時に細部も見る」等
いろいろあるとは思いますけど、
「その企画者と、1回目だけでなく、二度三度、
続けて付き合えそうか」も重要なファクターです。

きょうは、【セレクト力が命!経営も広告も】
というお話をさせていただきました。


※過去記事1
【プロのデザイナーに頼むとはどういうことか】2024/09/14
https://www.omotesando-ad.jp/archives/55141349.html

※過去記事2
【その素材写真はやめた方がいいですよ】2024/09/16
https://www.omotesando-ad.jp/archives/55141501.html
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Profile
◎川島 孝之(Takayuki Kawashima): 株式会社リプル(RIPPLE Inc. Tokyo Creative Agency)代表取締役・クリエイティブディレクター・コピーライター。

◎1957年3月生まれ。早稲田大学商学部(マーケティングゼミ)を5年で卒業後、1980年第一企画(現ADK)入社。6年の勤務ののち、制作会社11年を経て、1997年(株)リプルを表参道に設立。

◎2016年1月、表参道のオフィスから、西武新宿線 上石神井(かみしゃくじい:練馬区)のホーム・オフィス体制に変更。
ブログのタイトル「表参道の小さな広告屋から」も、「上石神井の小さな広告屋から」(2017年.1月)に変更。

◎CD(クリエイティブディレクター)C(コピーライター)として、企業の魅力を「整理整頓」し「翻訳」して、(外部ブレーンのグラフィック&Webデザイナーと一緒に)シンプルに伝わるカタチに定着することを仕事としています。

エッセンス(essence:本質)と、センス(sence:感性)。
メッセージ(message:意思)と、イメージ(image:印象)。

企業価値の「再発見と再発信」を通して、その会社の「存続と発展」。さらに、その企業や商品と出会う人の幸せに貢献することが使命です。

【実績の一部】 カルビーじゃがりこ(パッケージ)、ビデオリサーチ(ロゴ・Webサイト・インナーツール)、日立化成(カタログ・インナーツール)、介護のらいふ(ブランドブック)、武蔵高等学校中学校(学校案内)、アルカダイアモンド(広告・販促物:以下同)オークラヤ住宅、翻訳専門校フェロー・アカデミー等
/その他 中小・個人企業のオーナーさんとの直接のお取引。

◆Webサイト:RIPPLE Inc.
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◆お問い合わせ:インフォメーション
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