上石神井の小さな広告屋から

旧名『表参道の小さな広告屋から』: 表参道で1997年にスタートした(株)リプル:RIPPLE Inc. Tokyo Creative Agencyは、 2016年初頭から川島のホーム・オフィス「練馬区 上石神井(かみしゃくじい)」へ。

広告制作・業界

興味のないテーマでも。

屁理屈かもしれませんが、

クライアントが扱う商品に興味がなかったり、
自分では使用しない
(女性用品や高額商品で使用できない)ものでも、

広告のプロとして、「会社自体」には最低興味を持つ。

特に中小・零細企業の社長さんとの話は面白くて、
企業経営の想いと、その結集である製品は、
私(の企画制作物)を経由して、
どうにか消費者に伝えたい。

聞く人も、必ずしも「はじめから興味がある」
わけではないので、その人々の何人かにでも
ひっかかるような語りかけができたらいいな、
と思っています。

でも、やっぱり「入れ込めない」企業と商品は
ありますけど(苦笑)。

意味のない公共広告。

春の全国交通安全運動のポスター。

こんなものを、お金かけて作るな。
税金の無駄!
広告制作に関わる「警視庁、広告代理店、制作会社」の
労力の無駄!

*****
心がはずむ「はる」だから
守ろうね! 交通安全

春の全国交通安全運動
(英文)Spring Traffic Safety Campaign

やさしさが、走るこの街、この道路

※写真はピンクの服を着たタレントの「波瑠(はる)」
*****

きれいにできてるポスターですよ。
広告制作者の力量を批判する気はない。

5社競合か、30社競合か知りませんが、
よくぞ通った、おめでとうございます。

私が頭に来るのは、
タレント起用(NHKの朝ドラで人気、名前が合う)、
整合性のとれているコピー、
ピンクの春らしいきれいなデザイン…と、
企画書も表現も「うまく」できているように見えて、

なーんにも伝わってこない。
何も、結局は「メッセージしていない」こと。

春だから守る?
Spring Traffic Safety Campaignだけが英語は飾りか?

「公正を期す」ためにコンペ=大競合にして、
選ばれるものは生徒のポスターコンクールみたいな中身。

いっそ、ポスターには記載されていない(広報紙等に掲載)
「歩行者・自転車事故」「シートベルト・チャイルドシート」
「二輪車」「飲酒運転」の『4つの重点』のほうが明快。

はっきり言葉で示すか、外国人でもわかる
アート性(記号性)のある表現は有り得ないのですかね。

誰からも批判のでないような、口当たりのいいやつ。
本当にこれがいいと思っているのか、確信犯か。

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関連記事:(本日と同種の政府広報批判です)
嫌いな広告。2010/03/08

他人と組む面白さ。

大人数の会議やプロジェクトは苦手です。

よほど自分自身とメンバーが「ノッテル」時でないと
2時間を超える会議もしたくない。

他人と組むのは、難しいですね。

その典型が「会社組織」ってわけで、
1年半前には表参道のオフィスを閉鎖。

社員にまだ総務経理女性はおりますけど
(お互いの自宅で連携、1〜2週間に一度は会議)
たった数人規模でも「組織」は大変です(苦笑)。

仕事の進めかたとして、私もコピーを書きつつ、
外部のコピーライターさんにお願いすることも多い昨今。

当然、コピーライターさんが考えた文面や企画内容に
私が赤入れするので、いやがられているかもしれない。

また、広告代理店さんやフリーランスのプロデューサーさんから
頼まれて組むこともあり、時に意見の相違もある。

でもでも、それでもねー、
仕事はひとりでは成立しないし、組むことによる
相乗効果〜化学反応の面白さ。

ひとりでいることも好きだけど、他人との関係も楽しみ。
そんな日々です。

企画書はプレゼンテーターが整える。

広告(販促物全般)の提案における企画書。

まさにいろんな書式があると思います。

一般的なイメージは、A4用紙の横使い。
PowerPointで作成した、
文章と図形のカラフルなものでしょうか。

私の場合、カラフルな半立体に見える図形が重なり合い、
矢印が何本も来て、書体が斜めの影付きで…
な〜んてのが大嫌いなうえ、パワポスキルもない!

Wordやパワポで文字だけ(せいぜい簡単な記号)で作るか、
そのままでは書体や行間が美しくないので、
わざわざデザイナーにイラレで仕上げてもらいます。

あるいは、図形を含めて私の完全手書きで提出!

そんな企画書において大切なのは、
「形式」と「内容」以上に【誰が書くか】。

カンプ(デザインの試案)も合わせ、
どんな書き方をしたら伝わりやすいか。
受け取った担当者が「さらに上司に」説明しやすいか。

そうした意味で、
企画書は【プレゼンする人】が書くのがベスト。

私に広告の表現案を依頼されても、
クライアントに説明するのが他の人だった場合は、
その人が書く、ないし川島の原稿を「その人なりに」
構築し直す必要があります。

補足でしゃべることを含めて、
企画書はどんな流れにするのが適切か。

最近打合せした広告代理店のプロデューサーさんが
(私もたまには代理店と仕事をするのですよ!笑)

「基本オッケーですけど、少し赤を入れていいですか?」

もっちろんです。お任せします!

物語のあるパンフレットを。

いわゆるA4ペラ(A4サイズの表、ないし表裏)では、
いかにもチラシの形体なのに、
それを3つに折って表紙や中ページを作ると
(印刷用語で「巻き三つ」まきみつ、「片観音」かたかんのん)
パンフレットぽくなります。

なぜかねー、と年下のコピーライターさんに話したら
「1枚のペラでは、平坦な解説になりがちだけど、
折ってページ構成ができることで、
物語が生まれるからじゃないですかね」と。

なるほどー。

まず表紙で対面し、開き、
中扉で「つかみ」となるイントロを語る。
さらに中面で、詳細を紹介する等
一瞬のことだけど「次は何」という期待感や、
「起承転結」を演出できる。

では1枚のチラシや広告の場合は?

文字の置きどころや余白、そしてコピーの語り口などで
その流れや変化を作り出しています。

小説のような意味での「物語」ではなく、
読み手に興味をもたせ、引き込む「物語性」。
そうしたものが広告・販促物には必須で、
コピーライターの力量とデザイナーの感覚が試される。

なぜ私が「びっしりで一方的な解説ばかり」の
ツールを作りたくないか(=ご提案しないか)。

腑に落ちた会話だったので、ご紹介。

イラストのプレゼンは難しい。

イラスト(イラストレーターの起用と、その描画タッチ)を
プレゼンするのに毎回苦労します。

クライアントさんに提案し、了解を得るにあたって…

写真なら、例えば
「太陽がまぶしい草原に、女性が立っていて、
カメラが引いてわーっと広い感じで」
なんてしゃべるだけで想像できるし、
カンプ(デザイン試作)も、草原の写真と
適当な女性モデルの合成レベルでも
(その細部や空気感はともかく)理解してもらえて、
担当者が上司にも説明できる。

たまーに、本番制作のあとで
「カンプの女性の、ショートカットの髪型が
好きだったのに」なんて言い出す人がいますが!

しかし、イラスト(絵画)というのは、
鉛筆書きのような線画から、こってり色をつけたものまで、
さまざまな表現があるので、ひとそれぞれ好き嫌いが大きい。

さらに、よほど広告づくりに慣れたクライアントでないと、
下書きを見て本番が想像できない。
イラストレーターの「過去の似たようなタッチ」の
見本を見せてもピンとこない。

クライアントさんから「面白いシーンとは思うけど、
絵柄がさっぱりしすぎて、いまいち」とか。
「上司のOKが出ませんでしたー」とか。
おいおい、細部がまだだし、ちゃんと色をつけてないって!
「仮」って言いましたよねー。

けっきょく、ラフなプレゼンで、あとは任せていただくか、
「ほとんど本番」で描いてお見せするしかない。

本番に近く描いてもらって通らない(没になる)、
ないし大幅変更になった時のすまなさ(汗)。

まぁ、イラストレーターさんもパソコン作業が増えたので、
20年、30年前より「描き直し」は少し融通が効きますが。

きょう描いてもらったイラスト。
来週のプレゼンで通りますよーーーにっ。

やたら大勢で集まってもさ。

広告制作の零細企業という立場なのに、
「広告代理店との仕事は好きじゃない、特に大手は」
なーんて公言しているもので…

最近のお仕事はほとんどが直(ちょく)。
代理店さんなしで、クライアントさん直接がメインです。

そのかわり、「大手クライアント → 大手代理店 →
我が社」というビッグ案件は少ない。

世の中で目立つような仕事には関われませんけど、
それが私の身の丈と特徴だし、良いと思っています。

昨今の「働き方改革」でも取り上げられているように、
「クライアントの顔が見えない下請け仕事」じゃ、
こちらの(アイデアや進め方の)裁量や存在感は小さくなる。

もちろん、大手の代理店(及び社員の多い制作会社)が
「マンツーマンでびったりくっつかないと」
大きな仕事が成り立たない事情もわかります。

同じようなことを
フリーランスの女性デザイナーさんに話したら、

「代理店と会議すると、
トランプカードのように名刺ばっかり増えて。
覚えられないし2度と会わない人もいて。」と笑っていました。

会議中、ひとこともしゃべらない人もいるしねー。

そんな会議事情も、効率化の要請や、
働き方への問題意識で、少しは変わってきているのでしょうか?

怖いもの見たさに、大手代理店、行ってみるか。
(あ、呼ばれませんね!)

渡したくなるパンフレット。

クライアントさんに
パンフレットのアイデアラフ(試作)をお見せして、

「これなら渡したくなります!」と

言っていただけました。

ほっ。プレゼン成功!

その冊子に、
伝えたい内容が過不足なく盛り込まれているか、
デザインが良いかはもちろん、

会社案内、ブランドブックなど、
特に「人柄&企業柄」を伝えるものは

「本人(社長や社員)が渡したくなるか」が大切。

製品の具体的解説用のパンフレットは、
読みやすく、わかりやすく作ってあれば、
そう問題はありません。

しかし、初対面の方に「我が社はこんな会社で…」と
渡すものは、
「押し付けがましくなく」「でも会社の魅力がわかる」
バランスが難しい。

完成して、

「人に渡したくなります」
「説明がしやすいです」
「話してて、ワクワクします」
「御社らしいパンフレットですねー、と言われました」

なんて反応がある時は大成功。

クライアントさんが渡したくなるパンフ。
それは、渡された方も見たくなるパンフ。

さようなら、こんにちは。

数年お手伝いしたクライアントさんとの関係が、
もうすぐ、ふたつ終わります。

◎ひとつはWebサイトの制作。
◎ひとつはグラフィックの販促物いろいろ。

けっして喧嘩別れではありません(苦笑)。

先方が、社内の宣伝部体制や、
外部の制作会社・印刷会社等を一本化する流れの中で、
我が社も離れることになります。

ある程度の規模のクライアントさんでは、
「まとめてワンストップで頼める」会社
≒ほぼ常駐くらいに対応してくれる会社さんとの取引が
必要となります。

私の(株)リプルの場合は、
社員の総務経理女性はいますけれど、
クリエイティブは私ひとり。
外部のブレーンと「チームを結成しての」対応となります。

それで十分対応できる自負はありますが、
大会社との「スポット取引」はできても、
「トータル!まるごと!」は難しい。

例外は、私が経営コンサルティング的立場で、
「戦略面」+「一部の制作物」を担当し(割り切り)
それ以外は「クライアント側の仕切り」に任せるケース。

残念ではありますが、それが私の「身の丈」であり「課題」。

でもでも、それと入れ替わるように、
新規の会社3つ(+α)が入ってきました!

◎会員誌を含む、毎月の広報販促物の立案。
◎Webのいちコーナーを新機軸で。
◎新製品開発の訴求コンセプトから考える販促計画。

その他、いくつかのお声がけ。
ありがたいことです。

「人」も「仕事」も、別れもあれば、出会いもある。

いつか、別れた企業さんとの「再会」もね!

スタッフ組みの面白さ。

私は、CD&C
(クリエイティブディレクター&コピーライター)
という肩書で広告制作をやっています。

自分で企画を考え、コピーも書くけれど、
別のコピーライターに協力をお願いすることも多い。

そして当然、AD&D(アートディレクター&デザイナー)
がいなければ、ビジュアルが成立しない。

そのほか、フォトグラファー、イラストレーター、
モデルキャスティング、Webデザイナー etc.

大手広告代理店がビッグクライアント案件を仕切るような、
何十人という規模にはなりませんけど、
最低「私とデザイナー」のふたり、
そして、コピーライターが加わり3人、さらに…

「仕事は、人」と言われます。
誰を人選するかでプロジェクトの出来が左右される。

各人の能力と、組み合わせの妙。

私がつないだDとCがその後、
各人のプロジェクトで再編することになればうれしい。

仕事は、ご縁と化学反応。

川島プロフィール、最新版。

新規の取引先に提出するため、
仕事用のプロフィール(リプル川島の履歴)を
A4用紙1枚にまとめました。

たまーに、必要に迫られてこういうことをすると、
自分の活動・歴史の整理と、
反省や発見につながって良いです。

実績だけでなく、「苦手なこと」まで書いてある(笑)。
こりゃ、クライアントを選ぶは!

ご興味のある、酔狂な方はご覧ください。


↓↓↓

2017/03/01現在
(株)リプル 川島 プロフィール

■川島 孝之(かわしま たかゆき)

株式会社リプル(RIPPLE Inc. Tokyo Creative Agency)
代表取締役/クリエイティブディレクター/コピーライター

1957年3月3日、東京都生まれ。
仕事歴37年。2017年3月で60歳。

早稲田大学高等学院 → 早稲田大学商学部を5年で卒業。
最後の1年に「宣伝会議コピーライター講座」へ通う。

1980年、第一企画(現ADK:アサツー ディ・ケイの前身)入社。(コピーライター6年)
1986年、約10名のグラフィック系制作会社へ。(CD・C 11年)
1997年、(株)リプルを表参道に設立。4〜5名体制で運営。(代表・CD・C 20年)

☆2016年初、表参道の事務所を閉じ、ホーム・オフィスに変更。

・現在の会社体制は、川島と総務経理女性のふたり(お互いの自宅で連携)。
・【本社】練馬区上石神井/【杉並オフィス:総務経理】杉並区成田西。
・外部のAD・デザイナー・コピーライターと(川島もコピーを書きつつ)協業。
・クライアント例にある「じゃがりこ」パッケージ作成(新発売からADKとリプルで担当)は、
デザイン作業が主であることで離れました。

■広告・販売促進の企画・制作とブランディングを、外部ブレーンとのチームで対応。
ネーミング、ロゴ、会社案内、ブランドブック、リーフレット、Webサイト制作など、
クライアントと密に話し合いながらの、コンセプト・キーフレーズからの構築を得意とします。

・現在の主なクライアント:
ビデオリサーチ(Web)、日立化成、介護のらいふ、オークラヤ住宅、JTB、
アルカダイアモンド、武蔵高等学校中学校、翻訳専門校フェロー・アカデミー 等。

・過去の主なクライアント:
カルビーじゃがりこ(パッケージ)、オムロン、サンディスク、オンワード、
ワコール(Wingブランド)、メニコン、プライムマリッジ(クラブO2)、東都生協 等。

■苦手なこと:
誌面(紙面)にびっしりと埋め込むデザインと、多ページの編集もの。
チラシひとつでも、余白と読みやすさを考慮した構成が特徴です。

一度も仕事をお願いできていない!

きょうは女性イラストレーターさんと、
中央線「西荻窪」の焼き鳥屋で飲んでました。

私の地元である西武新宿線「上石神井」からは、
バスで15分ほどの近場。

出会ってから10年。
いまだに一度も仕事をお願いできていない。

クライアントへのアイデアの段階で、
何度も「イラスト候補」として提出したことはあったものの、
実現できず(汗)。
私のディレクション力不足を反省です。

その方に限らず、
仕事で組みたい人が、いーーーーっぱいいます。

イラストレーターでもフォトグラファーでもスタイリストでも、
コピーライターでもAD・デザイナーでも広報でも、
空間デザイナーでもモデルキャスティングの人でも…

出会ったご縁を、カタチにしたい。
感謝を仕事でも表したい。

昨日書いたように、仕事の成立には
実力以外に「相性、予算、タイミング」がありますけど。

ほんと、一緒の仕事を実現したいです。
するぞーーーーっ。

仕事、好きでしょ。

昨日は、Facebookで知り合った男性Aさん
(その方とは、その後お仕事をすることになりました)
のタイムラインに表れる「FB友達の女性Bさん」と、
初めてお会いしました。

AさんとBさんはまだ顔を合わせたことがなく、
なんと、私とBさんのほうが先に会うことに(笑)。

Facebookは、見知らぬ人が一言の自己紹介もなく
友達リクエストを送ってきたりして(私は承認せず!)
なんとも軽い「友達」ですが、
こういうご縁ができるのは楽しいです。

初対面の女性Bさんと、カフェで2時間。
雑談と、先方から少し「販促物の相談」。

私が制作した広告・販促ツール類を何点かお見せして、
その方が言うには、

「川島さん、仕事 好きでしょう」だって。

制作物に気持ちが入っていて、
「見ていて楽しくなる」とのこと。

こちらは恐縮しつつ、広告関係でもなく
まだクライアントさんでもない初対面の方が、
私のエネルギー(のようなもの)を感じてくださって
うれしかったです。

広告屋・表現者冥利に付きます。
この天職でがんばろうという気になります。

(FBつながりの話が、自慢のようになってすみません!)

レクサスのマーク(ロゴ)は!?

FacebookやTwitterで、私の知人の何人かが
取り上げている話題。

私はめったに「リンクやシェア」をしないのですが、
おもしろかったのでご紹介。
(でも、ここでリンクやシェアはなし!笑)

内容は:
トヨタの別ブランド=高級ブランド「LEXUS:レクサス」の
「L」マーク(ロゴ)が、量販店「しまむら」の
「し」に見えてしかたないという話。

なるほどねー、言われてみれば。

トヨタさんが「まねっこ」と思いませんし、
単純な造形である「L」が似るのはしかたない。

さらに、「LOTTERIA:ロッテリア」のL説まで。

その上、笑ったのは、下記。

「レクサスのロゴはダサい。なんで、カタカナの
『レ』なんて使うのかなー。」

うむむ。
「L」「し」「レ」!!!

手描き提出の利点と理由。

私が広告(販促ツール全般)のアイデアを提示する際、
初回プレゼンでは手描き(手書き)で出すケースが
多いことは、何度もご紹介しています。

まだ表現のスタート時点=「種」の段階で、
相手の意向を「確認し」さらに「引き出す」には、
中途半端に完成した「パソコン作成ビジュアルや書体」で
お見せするより、「ゆるい」ほうがいい。

そのほうが
<細部のことより「本質」の話に向けやすいから>

…なものの、
きょうは、あらためてその利点と理由をまとめてみます。
(ほとんど自分用メモ!)。

考えるに、

1)合理性:
いきなり細部まで完成させるのは無駄。
形式に時間(と作業賃)を割くより、アイデアに割く。

2)本質性:
何を本質(中心)として訴えるかがはっきりする。

3)想像性:
カラフルな完成もどきではないほうが、想像が膨らむ。
未完成部分を補足して考えてもらいやすい。

4)共有性:
制作者と広告主が一緒につめていく「たたき台」になる。
完成もどきでは、制作側のボールに対し、
広告主は「ストライク or アウト」を言うだけになりがち。
※その典型がコンペ(競合プレゼンテーション)。

5)発展性:
プランニングやキーフレーズを基に、デザインのつめや
写真などで「完成させていく」のだから
(そうしたクリエイターの提案も取り入れていくのだから)
初期段階はしばりすぎないほうが広がる。

6)信頼性:
いまはへなへなのラフでも、最後は立派な完成形に
してくれるという信頼があって成立する。

…とメモしてわかったのは、

まだ信頼されていない(少なくともリプル川島に
興味と期待を持っていない)クライアント候補に、
合理的で「かえって有意義だから」といって
手描きで持っていっても、きょとんとされるだけ。

そして、あまり想像力のないクライアントや、
理解力と説明力のない部下が「のちほど上司に伝える」
パターンでは意図が歪む。

7)直接性:
結局、初回手描きラフプレゼンとはいえ、
「ラフでは表せない意図や表現の補足説明」は必要で
(イメージ写真の切り抜きなど手描き以外の資料も用意)
たたき台をもとに話し合い、質問に答え、
修正部分を「その場で」検討するには、
決定権のある人物との対話が「必」となる。

そんなわけで、川島方式で行くと
「中小・個人の社長さんと、直接対面して進めていく」
案件が増えるのは当然ですね。

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関連記事:
手書きラフ、手書き見積。 2015/01/27

ちょっとした引っかかり。

ちょっとしたことは、ちょっとのがまんでやり過ごせる。

でも、そのちょっとしたことが「常に使う物」ほど
ストレスになるのですね。

最近まで、反応の悪い「テレビ用リモコン」を、
だましだまし使ってきました。

いよいよ面倒になり、数千円で新リモコンを取り寄せて…
なんと快適!
パッパ、スイスイ動く快感!

同じように、私の仕事=広告制作で
「なんかちょっと怪しいクライアント」ってのも問題で。

どうも微妙にノリが違うとか、
メールの返りがとどこおる、
決定したはずの表現を担当者が「私は良いのですが上司が」
なんて言い出す。

お互いが大きく乖離(かいり)していても、
それを認識している場合は調整しやすい。
かえって「ちょっとしたずれ」のほうが、実は大きいのですね。

そして、私が微妙な違和感を持っているように、
向こうもこちらに違和感を持っているかもしれない。

「常に使う物」と「常にお付き合いするクライアントさん」は
ズムーズに(笑)。

話し合いや、表現の調整はいくらでもしますが、
「ちょっと引っかかる」が重なるようなら、
すっぱりお別れしたほうが良いです。

出した請求書の行く末は。

提出した請求書の処理には、3パターンある。

1)お約束通りの期日に支払ってくれる。

= 当たり前のことながら、ありがたいことです。

2)何かの手違いで振り込まれない!

= 担当者が忘れていたり、経理とのつなぎが悪いなど。
それでも指摘するとわびて、数日後に入金を確認できる。
ほっ。

3)担当者が逃げ回る!!

= 「遅れても、いついつには」くらいなら、上記の
「何かの手違い」と同じで収拾する=集金できる可能性。
メールへの返事もなく、携帯電話にも出なくなったら…
やれやれ。


川島・リプルの紹介まとめ(笑)。

私は、個人の「Facebook」以外に、
企業ページである「Facebookページ」を持っています。

会社の宣伝に、そしてITの勉強のために、
「ものはためし」と登録してみたものです。

しかしっ。
まさにお試し止まりで、なーんも更新していません。

それでもたまーに訪れてくださる方がいて、
いよいよまずいと、「近況報告と休止中の報告」を載せました。

「川島・リプルとは何者か」のまとめとなっていますので、
「毎日Facebook(ないしBlog)に書いてあることと
同じでしょー」という方以外は、
お時間がございましたらお読みください(長文です)。

*******

2017/02/01 Facebookページ
【リプルの体制変更と、個人Facebookのお知らせ】

このページを訪れてくださって、ありがとうございます。

表参道で最終4名、18年を超えて活動してきた(株)リプルは、
2016年1月に表参道の事務所を閉め、
川島のホーム・オフィスへと移行しております。

・自宅事務所:東京都練馬区上石神井(かみしゃくじい)西武新宿線
・会社体制は私と総務経理女性のふたり(お互いの自宅で連携)
・外部デザイナー・コピーライターと(私もコピーを書きつつ)協業

理由としては、

・事務所を都心に構えずとも仕事ができるIT・コミュニケーション環境
・クリエイティブディレクションと企画コンサルティングへの集中
・外部クリエイターとの連携強化
・60歳を目前にしての家庭・プライベートの充実 等がございます。

★この企業Facebookページは「休止中」となっておりますので、
川島の活動にご興味がございましたら、下記のサイトをご覧ください。

・個人Facebook(友達申請にはメッセージを/フィード閲覧可能)
https://www.facebook.com/kawashima.ripple

・Blog「上石神井の小さな広告屋から」(「表参道の〜」から改題。
FBと同文ですが、過去記事の閲覧はしやすいと思います)
http://www.omotesando-ad.jp/

<あらためての自己紹介>

◎川島 孝之(Takayuki Kawashima):
株式会社リプル(RIPPLE Inc. Tokyo Creative Agency)
代表取締役・クリエイティブディレクター・コピーライター。

◎1957年3月生まれ。早稲田大学高等学院 →
早稲田大学商学部(マーケティングゼミ)5年
(5年の時に宣伝会議のコピーライター講座) →
1980年 広告代理店(株)第一企画(旭通と合併してADKになる前)6年 →
グラフィック系広告制作会社 11年 →
1997年(株)リプルを表参道に設立 →
2016年1月 上石神井の自宅にオフィス機能も移行。

◎企画、ネーミング、ロゴ、広告、会社案内、ブランドブック、
パンフレット、Web等の制作を外部ブレーンとのチームで対応。
個人・中小企業のお客様のご依頼も、コンセプトから取り組みます。

◎現在の主なクライアント:ビデオリサーチ、日立化成、介護のらいふ、
オークラヤ住宅、アルカダイアモンド、武蔵高等学校中学校、
翻訳専門校フェロー・アカデミー 等。


どうぞよろしくお願いいたします。

※掲載ページ(企業Facebookページ)
https://www.facebook.com/ripple.tokyo/posts/1364920840196835

お値段は時価。

仕事の値決め(見積〜交渉〜請求)って、大変ですよね。

私の場合は、広告(販促全般)の企画制作に関する対価。

クライアントさん(その候補を含む)から
「おいくらくらいですか?お見積を」と言われるのですけど。

うーむ、
「見積は出すだけ無駄」が結論です。

乱暴ですねー。

最近は、「値段は時価」と言ってます。寿司屋か!?

結局はね、相手の価値観や過去の値段によるんですよ。

それまで、先方が外部のデザイナーさんに頼んでいた
会社案内冊子が20万円(印刷費別)として、
私がいきなり100万円と言ったら驚くでしょう。

クライアントの支給原稿をただレイアウトする作業と、
コンセプトから考え、文章も練る展開では違ってあたりまえ。

それでも、いきなり100万円と見積もったら、
引かれてしまいます(汗)。

まず、クライアントさんの「想定する値段≒想定する予算」を
お聞きする。
そのうえで、ざくっと話し合った「制作内容」に合わせて、
予想価格(こちらの希望)をお伝えする。

歩み寄れるなら進行しますし、
あまりに違ったら「ご縁がなかったことで」。

エクセルで出す見積書は、
ほぼ値段が確定した段階での「形式としての」書類。

「まずは見積を」と言われ、
うんうん、うんうん何時間も悩んで、
相手のご予算を想像しながらエクセルを打って、
提出してみたら…

「あー、川島さんはお高いんですねー。
以前の方には、三分の一のお値段でした」とか言われる
ばかばかしさ。

お値段は、お互いに腹を割った「時価」で。

いいネタ握りますので、よろしくお願いいたします。

性別のわからないコピーライティング。

昨日は、「ベテランクリエイターの生き残り方?」
について書きました(下にリンク)。

それと似た話題で…

最近、あるパンフレットを仕上げ、
それを見た一般のお客様(年配の男性)と
初めて会う機会があったのですが、

「川島さんがお書きになったのですかー。
私は、女性のライターさんかと思っていました」とのこと。

顧客層の多くが女性の商品なので、
いつも以上に「やさしい言い回し」と「使用シーン」を
意識して書きました。

そんな工夫が評価されて、うれしかった。

実態は、35年、へろへろ書いてる60歳間際のおっさん!

それでも、年齢や性別を超えて、
すんなりと読んでもらえる原稿を
(デザインの「見せ方」を含めて)提示する。

日々、悩みますけど、楽しい仕事です。

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関連記事:
ベテランの仕事・商売は。2017/01/23

ベテランの仕事・商売は。

きょうは、ちょっと「もろ」なテーマ。

コピーライターでもデザイナーでも、
フォトグラファー、イラストレーター、ヘアメイク…
肩書が管理職的役割になった
「クリエイティブディレクター、アートディレクター、
プロデューサー」なんてのも含みますが
(いやー、カタカナだらけの業界!苦笑)

40、50、さらに60代をどう生きるか。

きょう、宣伝会議社からのメルマガで、
コピーライターを対象にした新講座の案内がありました。

内容は:
■頑張れば手が届く「先輩コピーライターに学ぶ」コース。
40代・50代の"先生"に、ではなく"30代"の先輩に学ぶ。
皆さんと同じく、日々の仕事の中で苦闘しながら解を探し、
上司・CDに案を通し、コピーライターとして生き抜いてきた
「先輩」が講師を務めます。 (文面ママ)

なるほどねー。
現場のもやもやを共有しつつ、教えてもらおうということですね。

そこから(本来の趣旨とは別に)私が感じたのは、
ベテランの「立場」や「営業活動」について。

「40代・50代の"先生"に、ではなく」というのは、
それなりの年齢になった広告系クリエイターの
「生き残り方」についての問題でもあります。

クライアントや広告代理店からみた「外部クリエイター」が、
・年上だと頼みにくい
・値段が高い
・文句が多い

トホホ、私じゃない(笑)。

年相応の経験を活かし、「先生」や「顧問」としてではなく、
「現役のパートナー」として頼まれる体制とは。

「経営者」として数人以上の制作会社や代理店を
営む方は別にして、ほぼ個人として切り盛りしていく
ベテランクリエイターの生き方。

私(こんどの3月で60歳!)自身の問題であり、
私の役割として(若い人ともどしどし組みたいですが)
同年代のクリエイターと、どう協同していくか。

若い方でさえ、仕事のあるなし・頼まれる存在かどうかは、
はっきり分かれる昨今です。

「ベテランを活かす」という課題。
広告業界でも深刻です。

80,000万円!?

外部のデザイナーさんへの支払い交渉で、
私はメールに8万円と書き、承諾を得ました。

予算のないなか、あ、ありがとうございます!

で、請求書を受け取ってから気がついた。

私のメール文は「80,000万円」。

つ、つまりは8億円!

わかって8万円にしてくださったか、先方も気づかずか。

重ねて、ありがとうございますっ。

同時にふたりのお客様を考えて。

長年、広告(販促全般)をやっていて思うのは、
「同時にふたりのお客様がいる」ということ。

目の前の、いわゆるクライアント「広告主・発注主」と、
その広告物を見てくださる「お客様・見込み客」。

クライアントさんが、例えば「1,000文字」伝えたくても、
お客さんは、そんなに読みたくないかもしれない。
クライアントさんが、涙と汗で開発した製品特長でも、
お客さんは、ほとんど感心がないかもしれない。

「熱い想い」と「冷めた関心」の間で、
語学の翻訳に例えれば「かなりの意訳」を含めて料理する仕事。
それが広告屋だと認識しています。

広告は、クライアント(広告主)のもの。
しかし、そのまま伝えては伝わらない。

企業や商品の特長をストレートに伝言するだけでは、
ただのカタログ的文章、スペックの記載止まりです。

魅力を一言で言うと、何なのか。
機能を整理整頓すると、どうまとまるのか。
「腑に落ちる」解説のためにどんな絵が必要なのか。

これからの広告制作の仕事は、
A:クライアントさんの元原稿のママほぼ直訳か
(その場合は、リライト程度のコピーライターとデザイナーで可)
B:クライアントさんと話し合いながら意訳を練るのか
(その場合は、コピーライティングがコンサルティングに近くなる)。

いっけん同じような職種でも、がらっと変わってくるでしょう。

などと … すごそうに書きましたけど、それが広告制作の基本。
一方通行(One Way)から双方向(Two Way)の共感へ。

でも、そんな基本を常識とするのは大手クライアントと、
一部の理解力のある中小企業オーナーだけ。

時間も、お金も、アイデアもかけない今。

「A」は自分の仕事ではないとお断りし、
「B」が楽しいからこそ、私はこの仕事を続けています。

広告の強さ・鋭さ。

本日1/5(木)の宝島社の30段(見開き)新聞広告。
私は日経新聞朝刊で見ましたが、
主要な全国紙に掲載されたようです。

ビジュアルは、日米開戦の真珠湾と
終戦間際の広島の原爆写真。

キャッチフレーズは、「忘却は、罪である。」
(サブコピー)人間は過ちを犯す。しかし学ぶことができる。
世界平和は、人間の宿題である。宝島社

広告表現についてここで批評はしませんし、
人によっては、反発・批判もあるでしょう。

しかし、強い。鋭い。企業の思いは伝わる。

宝島社の広告は、2016年1/5の
樹木希林さんが絵画の中にいるように横たわり
「死ぬときぐらい好きにさせてよ」と語る広告も鮮烈でした。

広告は(販促物全般を私は広告と言っていますが)
「広く伝える」こと。
でも、「誰にでもあまねく共感させる」のは不可能なことで、

「ファンになっていただく=ブランドとして確立する」のは、
「好き」という共感を集めた企業や製品。

いまどきの広告表現は、私が若手の頃=
1980年代〜90年代とは大きく変わって、
企業柄(企業の人柄)なんて関係なく、
ひたすら「セールスポイント」を一方的に語るものが大半。

スペックの寄せ集めカタログみたいなものです。

企業が何を伝えたいのか。そこに、
思想や波動(バイブレーション)が感じられないものは、
コミュニケーションできないと思うのですよ。

誰かいい人いませんかね。

知人がスタッフ(社員、契約、外注問わず)を探す時、
必ずといっていいほど登場する台詞
「川島さん、誰かいい人いませんかね」。

そりゃー技能、経験、性格、スピード、ギャラ…
高度な理想レベルに見合う方が見つかればいいですよ。

でも、相性もあるし、そうそうスーパースターはいない。

例えば「デザイナー」を探す時、
(コピーライターでもフォトグラファーでも同じ)
世の中にいくらでもデザイナーはいて、
仕事を探しているデザイナーは存在するのに…

「いいデザイナー」がなかなかいない
=おメガネにかなわない現実。

「仕切る側・発注する側」の問題もあるのかなー。
いくらでもいる(はず)なのにねー。

こうして書いている私を含めて
「えーっ? ここにいるじゃないですか。私、ワタシ!」
と売り込みたくなる。

人と人の出会いや、仕事の成立は不思議なもので、
なんやかんやの条件や好み・気分、
そして「具体的なお見合いと実践」の先に
「この人となら」という関係が成立する。

それはきっと(私は経験していませんが)
クラウドソーシングで「いちども会わないで」成立する
関係においても同じなのでしょうね。

今年、私があなたの「いい人」 になれますように(笑)。

2017は「スタイルを広げる」。

明けましておめでとうございます。

こうしていつも「一日一文」の
Blog&Facebookを見てくださる方に感謝します。

きょうの昼は、妻・娘・私の3人で
(朝まで初詣に行っていた息子は欠席)
映画スターウォーズシリーズの派生作品
『ローグ・ワン/もうひとつのスター・ウォーズ』へ。

少年時代に買ってもらった雑誌の
「豪華10大付録」のごとく楽しめたサイド・ストーリーでした。

さて、昨日の記事
『変化したから、見えてきた1年でした』に続き、
私の今年の目標は…

年末の投稿のワンフレーズ
「ノリのいい仕事、ワリのいい儲け。」
もいいかなーと思いつつ、
さすがにこれじゃもろなので(裏コンセプトね!)

2016年の「自分の仕事を見つめ直す」を発展させて、
2017年は「スタイルを広げる」年にしようと。

3月に60歳=還暦になる
1957年生まれの年男=酉(とり)年の私としては、
良くも悪くも変えようがない
「自分のStyle」を活かしつつどう発展させていくか。

それは、自分以外の「外部」の力に頼り(笑)
「これまで挑戦していない、ないし頻度が少なかった」
領域を増やしていくこと。

例えば、Web系、広報、テレビCM、
イベントの環境デザインなど。

なにからなにまだ首をつっこむ、という意味ではなくて。
私の得意分野を「ちょいと広げて」みる。
そして、「川島の知恵」を要求されたら喜んで手伝う。

スタイルを持ちつつ、「スタイルを広げる」年に。

ますますの「関係強化」をよろしくお願いいたします。

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関連記事:
変化したから、見えてきた1年でした。2016/12/31
支払える幸せ。2016/12/20

変化したから、見えてきた1年でした。

私の広告制作会社=気取って「クリエイティブエージェンシー」
(株)リプル「RIPPLE Inc.Tokyo Creative Agency」は、
2016年1月に「表参道の4名のオフィス」を閉じ、
川島の自宅オフィス(西武新宿線/練馬区上石神井)で
再稼働した1年でした。

◎社員だったベテラン男性ADはフリーランスになり、
若い女性Dは私の知人の制作会社に採用していただき。

◎新たな会社体制(メンバー構成)は、私と
長年の総務経理女性のふたり(車で10分の自宅同士)。

◎外部のAD・デザイナーさんやコピーライターさんと
(私もコピーを書きつつ)協業。

川島の企画とクリエイティブディレクションにしぼり、
外部スタッフとの「広い意味のチーム」で取り組むカタチへ。

都心の表参道から → ローカルな上石神井。
4名から → 2名(制作は私ひとりのみ)。

そんな「大きな変化」の年でしたが、
「自分の本質が明快になった」1年でもあります。

変化して、変化しない要素がわかった。

川島が、得意とすることは何か。
お客様に自信をもって提供できるポイントはどこか。

反対に、「苦手なこと」も、よりはっきりしました。
「早い、安い、言われたまま、ぎっしり詰める」は
ほんとできませーーーーん(笑)。

おかげさまで、とても快適に働けております。

(これまで私を支えてくれた、元リプルのADと
何名かのDに、心から感謝です!)

さて来年の目標は!?

長くなるので、それは明日 1/1に。

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関連記事:
お知らせ:表参道オフィス閉鎖。2015/09/30

いつかは川島と?

「お金ができたら、ぜひ川島さんに
販促物の制作をお願いしたい。」

そうおっしゃってくださる方がいます。
社交辞令もあるでしょうけど。

候補に加えてくださり、ありがとうございます!

個人・零細企業さんほど、
自社の「強み」の明確化とアピール手法が大切。

でも、そのための予算の捻出は大変です。
よーーーーく、わかります。

私(リプル・川島)は、
ものすごく安くて早いわけではないし。

「いつかはクラウン」という名作コピーならぬ、
「いつかは川島と」!?

お金が貯まる「途中」でもいいですから、
お声をおかけくださいね(笑)。

ご縁があって、仕事がある。

良いパートナーシップが築けますように。

かわいい!冊子。

きょう、クライアントさんに
小冊子(ブランドブック、事業案内的なもの)を
納品したら、

女性役員から
「かわいいっ」と、感想のメールがありました。

冊子でも広告でも、
クライアントさんやご覧になった方が

「いいですねーっ/なるほどー/かわいい/素敵/
(会社や製品に)ぴったり/大切にしたい」と
素直に言っていただける時は成功。

どんなに議論と理屈を重ねて
デザインやコピーを「整えて」も、
「パッと見た時」の感動がなければ想定客にも伝わりません。

左脳と右脳、両方で成立するのが販促ツール。

社内の理屈や「言いたいことを並べ立てた」体裁では、
稟議は通っても、「コミュニケーション」は成り立ちません。

自分を補強してくれる人。

私は、けっこう企画の根底から関わり、
制作物のフィニッシュまで責任を持つようにしています。

それでも「私だけ」でできることは限られているので、
印刷会社はもちろん、デザイナー、イラストレーター、
フォトグラファー等の撮影スタッフ、
さらに自分でコピーも書きつつ
外部のコピーライターさんに依頼することも頻繁です。

きょうは、あるセミナーで名刺交換した方の
事務所を訪問し、そのあと居酒屋で飲みました。

イベントの企画〜会場施工、告知物、当日の進行
まで手がけている若手社長さん。

お互いの仕事ぶり(作品)を見せ合い、
デザインテーストはまるで私と違うのですが、
意気投合して「何か絶対組みましょう!」と。

セミナー・パーティー等で「名刺をやたら配る」のが
嫌いな私ですけど、つながる方とはつながる。

自分の力になってくれる人。
自分も相手の力になれる補完関係。

いいご縁が、お互いのいい商売になりますように!

省くことを知る人。

広告(販促ツール全般)では、
「いいたいこと」は山のようにある。

あれも盛り込みたい、これも盛り込みたい。
それが普通のクライアントさんです。

ところが、私が「迷いつつ盛り込んでいった」
試作デザインに対して、
「川島さん、もっとシンプルに、品よくしていいですよ」
なーんて言ってくださる方もいる。

お、おーっ(涙)。

もちろん、企画制作の初期の段階では、
「床に投げ散らかす」ほどに広げるのですが、
世の中に出す際は「しぼりにしぼる」。

「もっと入れられないか」ではなく「どう明快化するか」を
わかっているクライアントさんとは良い制作物ができるし、
見込み客からの反応も良いです。

※下は、もう9年前の記事。
言ってることが変わらない、進歩のなさ(笑)。

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関連記事:
盛り込む、省く。2007/04/19

課題、締め切り、ギャラ。

これがないと、仕事が進まない。

「自由に」芸術として絵を書いたり、
作家として文章を書いたりは、私には無理!

クライアントさんとつめる
「課題、締め切り、ギャラ」が揃っての作業。

つくづく「広告屋」が合ってると思います。

原寸、カッティング。

狭い「広告制作ネタ」になりますが。

若い人は(って、やな言い方だねー おっさん!)
パソコン画面で見てデザインを完結しがちです。

数値も、パソコン上で合っていればそのまま。

でもね、デザインってそういうもんじゃなくて、
例えば「画面の数字=スケール的には」均等な中央でも、
まわりの余白や書体によって、
「人間の見た目の感覚による」差異が出る。

それがわからないと、デザインはできねぇ(ニセ江戸っ子か!?)。

さらに、必ず原寸でプリントアウトして眺めること。

その場合も、つめの段階では、
デザイン面の「周りの余白」はカッターで切って見る。

周りにある白い面にまどわされず、実際の印刷に近くなるってもんだ。

… てなことを書きながら、自分にも言い聞かせている。

原寸にカットしてみたら、うーん、もうちょっと位置を右にかぁ?

引き出す仕事。

私に、人に言えるような趣味はないし、
言えないような趣味もない(笑)。

仕事である「広告制作」が趣味みたいに生きています。

広告は「クリエイティブな仕事」なーんて(一部では)言われて、
確かに表現としてアート的な手法も使いますけど…

基本はクライアントさん(発注主)の意向をどう整理整頓して
見込み客に届くようにするか。

そうした意味では「翻訳者」に近いかもしれない。

クライアントの意向を聞きつつ、その方とは
何の関係もない・知識もない・興味もない方に、
どうやったら「伝わるか」を模索する職業。

自分に自慢するほどの個性や趣味はなくても、
どうにか商売が成り立っているのは、
その「引き出す媒介」としての立ち位置かなー、と思っています。

長いご愛顧。

私の場合、会社案内冊子やブランドブック、パンフレット、
はたまた広告の基本フォーマットを
「数年にわたって」使用してくださるクライアントさんが
多いような気がします。

すっごくありがたい。
しかし、しかし…
毎年改訂してお金をもらったほうが儲かるかも(笑)。

広告(意味合いは、まさに広く伝えるための
販売促進ツールやWeb、ブランディング全般)は、

「表現」と言うくらいで「表面を整える」ことはもちろんですが、
「表れる現象」全般を管理することでもある。

クライアントさんと、安易にぶれない「根源」を探る旅。

たまに(いや、しょっちゅう)道に迷いながら、
珍道中の毎日。

幸せな旅が、続きますことを。

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Takayuki Kawashima


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日々の広告制作やビジネスについて書き連ねています。お付き合いのある方はもちろん、広告業界に興味のある一般の方も、読んでくれたらうれしいです。
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Profile
◎川島 孝之(Takayuki Kawashima): 株式会社リプル(RIPPLE Inc. Tokyo Creative Agency)代表取締役・クリエイティブディレクター・コピーライター。

◎1957年3月生まれ。早稲田大学商学部(マーケティングゼミ)を5年で卒業後、1980年第一企画(現ADK)入社。6年の勤務ののち、制作会社11年を経て、1997年(株)リプルを表参道に設立。

◎2016年1月、表参道のオフィスから、西武新宿線 上石神井(かみしゃくじい:練馬区)のホーム・オフィス体制に変更。
ブログのタイトル「表参道の小さな広告屋から」も、「表参道の小さな広告屋から→上石神井」(2016年.1月)/「上石神井の小さな広告屋から」(2017年.1月)に変更。

◎広告・販売促進に関わる企画・制作・ブランディングを、Webを含めた外部ブレーンとのチームで対応。「デザイナーだけではできないデザイン」をご提供します。

※現在の主なクライアント:ビデオリサーチ、日立化成、介護のらいふ、オークラヤ住宅、アルカダイアモンド、武蔵高等学校中学校、翻訳専門校フェロー・アカデミー 等。
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