1980年4月に、大学5年生で
当時業界4〜5位の準大手広告代理店に入社して。

そこからプロダクション(制作会社)に移り、
さらに独立して零細会社
(いまは実質ひとり+経理女性)を営んでいる
私の職種はクリエイティブディレクター。
略してCD。企画統括。ま、現場監督ですね。

そんな私は、コピーライター(C)が原点。
いまだに地味に書いております。

私のことを「広告販促物を作る人=デザイナー」と
思っている方も多いのですが、
最後は外部スタッフと「カタチ」にするので、
広い意味のデザイナーと言えば言えます。

さて、そんな「原点:コピーライター」な川島ですが、
誇れる賞も代表作もなし。

それでも現場レベル=クライアントさんの
「問題解決と発信の言葉」としては、
お役に立ってきたという自負があります。
だからいまだに続いている。(細々、たぶん!?)

世の中にはカッコいいコピー、売れるコピー、
名作コピー … いっぱいありますよね〜。

「あなたのベスト10は?」と言われたら、
何を選ぶだろう。迷います。

そして、いろんなタイプ・話法の広告が
候補に上がりますけど、下記のコピーなんかは、
私は書けないなぁ。

・恋を何年、休んでますか。(伊勢丹)眞木 準
・恋が着せ、愛が脱がせる。(伊勢丹)眞木 準
・精神力だけでは、テープを切れない。(カロリーメイト)秋山 晶
・知性の差が 顔に出るらしいよ … 困ったね。(新潮文庫)仲畑 貴志
・女性の美しさは都市の一部分です。インウイ(資生堂)土屋耕一
・一瞬も一生も美しく。(資生堂)国井美果
・1億使っても、まだ2億。(3億円宝くじ)滝村泰史

あー、きりがなくなってきた。
憧れを胸に、さぁ日々のお仕事。

川島「社長〜、今度の機械カタログのキャッチフレーズは、
『恋が着せ、愛が脱がせる』みたいなやつで」

お取引先社長「な、なんですか、川島さん!」