たまたま出先で、
「レンタルオフィス」のパンフレットを見ました。

「自社のホームページや名刺等に、
一等地の住所を使いたい方に。」という文言。

ふーん。
いろんな場所、いろんな形態で働くようになってきた時代に、
「超都心部の住所じゃなきゃ」ってなぁ。

ちょっと付き合えば、そこが「形式上の本社」で、
「共同レンタルオフィス」であることはすぐにわかる。

図書館のような、仕切られたラーメン屋のような机や、
すごーーく狭い部屋に、
わざわざ自宅から出かけていくんですよねー。

知人でもいますけど、結局はほとんど自宅作業になって、
「都心オフィス」は使わず。
郵便物が「いちいち転送されてくるタイムロス」って人も!

もちろん、
・複数の社員や来客のことを考え、都心で安価なオフィスを持つ。
・ゆっくり打ち合わせできる会議室を借りる。
・シェアオフィスにいる他社(他のフリーランス)とのコラボ。
・事務所に出かけていくことのめりはり。
・家族(小さな子供等)との関係で自宅とは分けたい。
・特に女性起業家の「自宅を知られたくない」事情。

等、「超都心部に拠点を持つ」意義や理由はあるでしょう。

でも、「名刺に刷る」&「登記簿上」が目的の
「見栄えと聞こえがいい」だけの
「なんちゃってオフィス」なら、いらないなー。

と、地味な私鉄沿線「自宅事務所」を拠点にして
3年になる零細広告屋の感想。