3/23のヨーロッパ遠征の練習試合で
「日本1-1マリ」だったサッカー日本代表。

W杯本番を3か月後に控えて、
「まるで駄目!これじゃ本番も戦えない!」と
マスコミ、ハリル監督、
そして選手自身さえ認めるダメ試合でした。

日本は、横パス・後ろパスがやたら目立って、さらに
ミスも多く、仕掛ける意志が見られない「ゆるーい」試合。

「たてに早く攻める」サッカーを狙うハリル戦術のはずが、
選手は:

「もっと個の力を磨き」
「攻める時は攻める」
「監督の言うままではなく、ピッチで臨機応変に」
「声をかけあい、コミュニケーションをとって」
「単調になりすぎた。もっと変化をつけて。」

何年言ってるんだろうなー。
メンバーが多少変わっても、監督が変わっても。

仕事のできない人の言い訳にありがちな台詞に似て。

「努力はしている つもり なんですが」
「自分たちのやり方で」
「なかなか難しいですよね」

唯一 光っていたのは、
代表初徴集で同点ゴールを決めたフォワード「中島翔哉」。

後半途中、30分ほどの登場でしたが、
どんどん、前に「つっかけ」ていく。
そして、ゴールという結果を見事に出した。

なにより、楽しんでいる様子が伝わってくる。

ピッチに入る時から笑顔だったし、
「いま、自分がこうしていることが
(プレッシャーでありつつ)楽しくてしかたない」って感じ。
テレビを通しても伝わってきました。

先生に言われるまま、もくもくと行動する、
表情もないような(失敗しての照れ笑いはあっても)
決めきれない選手と、
「この授業、大好きです!」と手を上げる生徒の違い。

心から楽しんで攻めること。

そうありたいです、自分も。