広告・販促物の仕事は、「クライアントありき」。

クライアントさん(広告主=発注者)が
「うん」と言わなければ、なーーーんにも進みません。

担当者のOK、部長のOK、社長のOK。
社長で終わりかと思いきや「会長」で
ヒックリ変えったことも。すごー!

ここ数年の私は、マス広告(テレビや新聞)を打つほどの
ビッグ・クライアントさんはまれで、
個人事業〜中小企業さんがほとんどです。

それでも、「企画を練る」苦労と同時に、
「企画を通す=納得していただく」苦労がある。

もちろん私は、「アート活動をやっている」なんて
思ってはいませんので、その企業・製品の
ベスト(ってのは大袈裟で「ベター」くらいかな)を
ご提案し、一緒に「決断」する。

「無難」なほうが、企画が通りやすい。
しかし、無難なものは世の中に出ても無難で終わる。
結果、クライアントさんから
「あんまり良い反応ではなかった」
「出してみたら、物足りなかった」と言われる。

ものすごい冒険はできませんけど、
「迷ったら、冒険するほうを選ぶ」。

そう、肝に命じています。(そして、説得します!)