イラスト(イラストレーターの起用と、その描画タッチ)を
プレゼンするのに毎回苦労します。

クライアントさんに提案し、了解を得るにあたって…

写真なら、例えば
「太陽がまぶしい草原に、女性が立っていて、
カメラが引いてわーっと広い感じで」
なんてしゃべるだけで想像できるし、
カンプ(デザイン試作)も、草原の写真と
適当な女性モデルの合成レベルでも
(その細部や空気感はともかく)理解してもらえて、
担当者が上司にも説明できる。

たまーに、本番制作のあとで
「カンプの女性の、ショートカットの髪型が
好きだったのに」なんて言い出す人がいますが!

しかし、イラスト(絵画)というのは、
鉛筆書きのような線画から、こってり色をつけたものまで、
さまざまな表現があるので、ひとそれぞれ好き嫌いが大きい。

さらに、よほど広告づくりに慣れたクライアントでないと、
下書きを見て本番が想像できない。
イラストレーターの「過去の似たようなタッチ」の
見本を見せてもピンとこない。

クライアントさんから「面白いシーンとは思うけど、
絵柄がさっぱりしすぎて、いまいち」とか。
「上司のOKが出ませんでしたー」とか。
おいおい、細部がまだだし、ちゃんと色をつけてないって!
「仮」って言いましたよねー。

けっきょく、ラフなプレゼンで、あとは任せていただくか、
「ほとんど本番」で描いてお見せするしかない。

本番に近く描いてもらって通らない(没になる)、
ないし大幅変更になった時のすまなさ(汗)。

まぁ、イラストレーターさんもパソコン作業が増えたので、
20年、30年前より「描き直し」は少し融通が効きますが。

きょう描いてもらったイラスト。
来週のプレゼンで通りますよーーーにっ。