きょうは、ちょっと「もろ」なテーマ。

コピーライターでもデザイナーでも、
フォトグラファー、イラストレーター、ヘアメイク…
肩書が管理職的役割になった
「クリエイティブディレクター、アートディレクター、
プロデューサー」なんてのも含みますが
(いやー、カタカナだらけの業界!苦笑)

40、50、さらに60代をどう生きるか。

きょう、宣伝会議社からのメルマガで、
コピーライターを対象にした新講座の案内がありました。

内容は:
■頑張れば手が届く「先輩コピーライターに学ぶ」コース。
40代・50代の"先生"に、ではなく"30代"の先輩に学ぶ。
皆さんと同じく、日々の仕事の中で苦闘しながら解を探し、
上司・CDに案を通し、コピーライターとして生き抜いてきた
「先輩」が講師を務めます。 (文面ママ)

なるほどねー。
現場のもやもやを共有しつつ、教えてもらおうということですね。

そこから(本来の趣旨とは別に)私が感じたのは、
ベテランの「立場」や「営業活動」について。

「40代・50代の"先生"に、ではなく」というのは、
それなりの年齢になった広告系クリエイターの
「生き残り方」についての問題でもあります。

クライアントや広告代理店からみた「外部クリエイター」が、
・年上だと頼みにくい
・値段が高い
・文句が多い

トホホ、私じゃない(笑)。

年相応の経験を活かし、「先生」や「顧問」としてではなく、
「現役のパートナー」として頼まれる体制とは。

「経営者」として数人以上の制作会社や代理店を
営む方は別にして、ほぼ個人として切り盛りしていく
ベテランクリエイターの生き方。

私(こんどの3月で60歳!)自身の問題であり、
私の役割として(若い人ともどしどし組みたいですが)
同年代のクリエイターと、どう協同していくか。

若い方でさえ、仕事のあるなし・頼まれる存在かどうかは、
はっきり分かれる昨今です。

「ベテランを活かす」という課題。
広告業界でも深刻です。