セミナーのアンケート用紙にある、年齢覧。

住所・氏名等を記載する形式の時は、
はっきり年齢を書く場合が多いものの、
無記名だと「_____代」という表記が多いです。

いま59歳、あと3か月ちょっとで60歳の私としては、
「50代」に丸をつけるわけですけど、いっそ
「50代(ラスト)」と書こうかとか、もう「60代」でもいいか。

きょう読み終わった小説『猿の見る夢』
桐野 夏生/講談社(2016年8月発刊)

たまたま主人公が59歳。
大手銀行の出世競争からはずれて取引先の
ファストファッションメーカーの役員となり、
社内の次期社長人事の混沌、親の介護、妹夫婦との不和、
愛人、妻との離婚危機、占い師…。

私が、過去何冊か読んでいる桐野さんの
「女性探偵、村野ミロのシリーズ」や
『OUT』『柔らかな頬』などに比べると、
書かれている内容は重いけど、雰囲気は軽い。
主人公のドタバタが悲劇=喜劇に感じられる。

本の帯によると「週刊現代の人気連載、ついに書籍化!」とのこと。

なるほど、ビジネスマン週刊誌の連載にぴったりの作り。

私も「自分とはぜんぜん違う」と思いつつ
「うん、わかる」という部分もたくさんあって…

オトコ59歳。その悲哀を楽しみました(笑)。