なにか事件が起きた時。

いろんな意見があるわけですが、

◎ニュースの司会者が言う締めの台詞:(例えば)
「国民のことも考えて、くれぐれも対策をお願いしたいものです。」

気分はわかるけれど、実質はなーんも語っていない。

◎街頭インタビューを受けた人:(例えば)
「こわいですねー、子供たちも多いですから、
注意してほしいですね。」

誰が、何を、どう注意すればいい(と思う)のか?

意見を言っているように見えて、
具体的にはなんら意味のない台詞。

それでも、司会者は何かしら言わなければならないし、
街頭インタビューを編集するテレビ局は、
「いかにもの国民の声」を「お約束」で流さなければ絵にならない。

スポーツ選手へのバカなインタビュー。
(技術や戦略についてはまるでなく、つっこみもなく)
「勝利おめでとうございます!これで次戦へつながるわけですが、
ご本人としていかがですか。」みたいな。
(なーーーーんにも聞いてないじゃん!)

自分がいきなりインタビューを受けたら、たしかに
「建設的なこと」や「違う切り口」を言える自信はありませんけど、
もう少しどうにかならないものかなー。

あ、司会者がへたな意見を言ったり、
変わった意見の素人を取り上げるのは、
リスキーなのかもしれませんね。

「可もなく負荷もなく」まとめることで納得する国民。