外国語の音楽(私の場合ほとんどが英語)は、
言葉の意味が99%わからずに聴いています。

「観光客として買い物程度はできる」
「ニュースがたまにだけど聞きとれる」私の能力をしても(笑)。

それでも楽しい。

じゃ、日本語の歌詞は自然に理解しているかと言うと、
大好きな曲でも「案外 わかっていない」。
何かの時に歌詞カードを見て、あーそういうことか…と思ったり。

広告屋として、しかもコピーライターとして
「言葉を読んでほしい=わかってほしい」と願いながら、
音楽で言うところの「響き」とか「雰囲気」がどれほど大切かを
痛感します。

デザインの力。

文字まわりだけに限っても、書体、それを置く空間。
コピーの「たたずまい」のようなものが読む気にさせる。
もしかすると、読んだ気にさせる。

まして映像のコピー・ナレーションとなれば…。

意味と響き。置くなら、生きる文字を置きたいと思う。