2010年03月07日

結局、印象に残るのはこども店長。


トヨタ自動車の『ヴァンガード』の広告を見ました。

テレビCMと、雑誌広告。

キャスターの滝川クリステルさんが登場する広告です。

Webの特別サイトでは、
<「夢中」を愛する人たちへ>と、滝川クリステルが、
視聴者の男性に優しく語りかける「金麦風」サービス。
サントリー「金麦」CM紹介
私の「金麦」関連記事

ヴァンガードの雑誌広告を紹介すると、
誌面の上から三分の一ずつ「ヴァンガードの外観写真」
「滝川の写真」「解説文、及び内装写真」。

車(の外観)と、タレントがからむ定番の広告です。

しかし、解説文の中に小さくですが「こども店長」。
そう、大人気の子供タレントがにっこり。
◆トヨタのサイト『こども店長』
◆こども店長とは『ウィキペディア(Wikipedia)』

トヨタのCMには必ず、最後の「ぶらさがり」で表示されます。
かすれた独特の声で「○○は減税!補助金も!」。

言いたいのはね、どんなに高級感を出そうが、
滝川の色気を出そうが… クリエイティブに工夫しようが、
印象に残るのは「こども店長」。

こども店長のお店(トヨタ)で、車を買うってことです。

これは、たいした印象付けで、「こども店長」を企画し、
ヒットさせた広告関係者は、あっぱれと言える。

うーむ、しかし。
こども店長のトヨタで、「夢中を愛するカッコイイ大人」が、
「滝川クリステル風女性を助手席に乗せて走る
(かもしれない)男性が」買うかー!?

BMWには、間違ってもこども店長はいないでしょう。

で、いまウィキペディア(上記)を読んだら、
「ただし、レクサスブランドで販売される車はこども店長が出演しない。」

そうでしょうねー。高級(に見せたい)ブランドにはねー。

こども店長の戦略を批判しているのではなく、
広告って難しいなー(でも面白いなー)と思っているわけです。

kawashima2005 at 20:12│Comments(2)TrackBack(1)この記事をクリップ!広告制作・業界 

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1. 嫌いな広告。  [ 表参道の小さな広告屋から ]   2010年03月09日 01:33
過激なタイトルをつけてしまいました。 同業者を批判する内容は、避けてきましたが…。 (でも、昨日の記事も危ない内容!?) 2年ほど前に書いたこの記事↓を思い出させる、 決定打みたいな低脳広告を本日見たので、つい。 ◆低脳な広告。2008/06/14 タレン....

この記事へのコメント

1. Posted by 銀座おこちゃま野郎   2010年03月08日 22:24
CMで、また子ども店長の猿真似してやがらぁ、
どこのバカ会社だ・・と思ったら、かつてたいへん満足して
乗り回していたフォルクスワーゲン(日本)でした orz

正直、いまも乗っていたら(以前からVW好きな人も)
ガッカリだろうな、と思いました。

いま出ている「宣伝会議」誌では、消費者の「CMを見て、その
企業が嫌いになった・その商品を継続しようするのをやめた」
なんて声も紹介されてますね。

こういうCMを提案をした広告会社といい、それを承認(ひょっとして
依頼 ? )したクライアントといい。

VW = コンセプト・アド / ブランディングのお手本、なんて
感覚は、もうないのでしょうか。
2. Posted by 川島本人   2010年03月12日 00:57
「銀座○○野郎シリーズさん」こんばんは。

80年代以前を知る広告屋にとって
(それがリアルタイムでなくとも)フォルクスワーゲンの広告
(=広告代理店 DDBの仕事)は、バイブルですよね。

そのフォルクスワーゲンが、
「こんな残念な広告を流している!」失望、よくわかります。

どういう経緯で「その広告」は決まったんでしょうね。

「志」が、なくなっています。

私も魂を売って、もっと楽な方向へ…??

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