2010年02月26日

縮小、削減、移転、吸収、倒産。


業務の縮小、社員の削減。
同じ地域で家賃の安いビルへ引っ越す、他の地区に移る。
買収される、子会社同士の合併、親会社への吸収。etc.

もう、そういうニュースに驚かなくなりました。

ここ何週間か忙しくて、コンビニやお弁当屋さんですませる
ことが多かったのですが、本日は外へランチに。

一軒目、満席。お昼時間は少しずらしたんですけどね。
「じゃ、また来まーす」と言って出ようとすると店主と目があって、
「実は今月でここは締めて、別の場所で始めることにしました。」

うーん、細かな事情は聞けなかったけれど、
表参道の家賃の高さもあるかなー。

そして、二軒目へ。そうしたら、ここにも張り紙。
「今月をもちまして…」 ええっ!?

この店は、店舗は続けるものの、料理のタイプも
料理人もがらっと変えることをオーナーが決定したそうです。

好きな店が、なくなっていきます。

私の好きな店は、「行列して、パッと食べて出て行く」
というより、ランチタイムでも少しは落ち着ける店。
そして、ちゃんと作っている(ように思える)店。
おかずのひとつひとつに、「本部の大量生産」ではなく、
食材の吟味や、簡素でもその店なりの手作りが感じられる店。

そういう店でも、そうそう値段を上げるわけにもいかず、
お客さんの回転率や家賃や材料費を考えると…
うまくいかないんでしょうね。

あ、なんか自分の広告商売の話をしているような気に
なってきました。

いい店なのに、続けられない。

だめな店、だめな会社が残れないのは当然と思いつつ、
“料理の味や店の雰囲気まで” 客にわからないように
削って、“お得感”が全面に出るような商売ばかりじゃ、
味気ないです。


kawashima2005 at 23:58│Comments(3)TrackBack(3)この記事をクリップ!仕事・経営 | 広告制作・業界

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1. さくらやポイントはビックへ。ほっ。  [ 表参道の小さな広告屋から ]   2010年02月28日 23:54
あー、ポイントを失わずに済んだーっ。 私の持っている さくらやポイントは「5664」=5664円也。 さくらやが倒産したので、2月末までに使い切らないと 無駄になる…はずでした。 1か月以上前に、「さくらやのポイントで、何買おう?」 なんて書きながら(2010/01/...
2. 「会社で大変」「会社が大変」。  [ 表参道の小さな広告屋から ]   2010年03月06日 20:58
某 広告代理店の知人からメールがあって。 「グループ会社間の合併や、社内の再編、人員削減等で、 自分もどうなるか。会社で大変な立場です。」 私の返事。 「こちらは会社が大変です。」 従業員的には、会社での立場が大変。 経営者的には、会社が大変な立場。 一昔前....
3. 黙って来て、黙って去る隣人。  [ 表参道の小さな広告屋から ]   2010年04月16日 00:20
私の会社の「お隣さん」が、消えるようにいなくなりました。 このブログのタイトルにもあるように、 私の事務所は、表参道の細い路地の 三階建て・地下一階のビルにあります(入居者は6社)。 同じフロアの隣は、建築事務所。 その建築事務所が、知らないうちに...

この記事へのコメント

1. Posted by テツ   2010年03月01日 00:19
表参道のドトールの横の店も2軒閉店してました。

土地代が高いのでしょうか??

儲からないのでしょうね。

不景気は・・家食の影響でしょうか?
2. Posted by mistral   2010年03月01日 11:55
はじめまして。mb101boldさんのところからまいりました。
前職で表参道に勤務しておりました。数年の間に、「いい感じの個店」から姿を消して行き、それは景況が良くなって家賃が上がったからと言われました。そして景況が悪くなると、今度はお店がやっていけなくなっているようですね。時々遊びに行きますが、以前あったお店が更に消えていて。

赤坂に勤める知人によると「半年で店が入れ替わる」「それでも儲かると思って出店する人がいるから、テナントはかろうじて埋まる」「地元で長らくやってきた名店オーナーさんも『もう限界だけどプライドでやっている』と言ってる」とのこと。

表参道は高級ブランドより、個店やクリエイティブ関連の企業や人が集まるのが魅力だと思っているのですが、今は過渡期なんでしょうかね。

(前職時代、奥様の本には、いくつかお世話になりました。特に「虎屋」はしっかり読ませていただきました。このページに来てびっくりです。)
3. Posted by 川島本人   2010年03月07日 17:38
昔から「良い物を安く」と言います。
「安くても、それなりに良いものを」というのが
消費者心理でしょう。
ユニクロは「安くて、そのレベルを大幅に越える質」を
企業努力・仕組み化で生み出しています。

でも、コムデギャルソンの川久保玲さんの
「いい物は高いという価値観も大切」に共感。

客がつく、客がついていくのが商売。
売れないのは「商売の仕方」がいけないのはわかりますが、
ハードルがものすごく高くなっているってことですね。

「テツさん」は、通販やドラッグストア系に強いので、
商売は激戦区ながら「時流」にいる?

「mistralさん」は、初めてのコメントありがとうございます。
妻の本も読んでくれているそうで感謝です。

いろんな商売の仕方、いろんな個性の店・会社が
ある社会でありたいです。
私の“小さな広告制作会社”リプルも、その片隅で。

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