2009年ではなく、200「Q」年。

村上春樹の最新刊『1Q84』のごとく、
世の中は別の世界へと変貌をとげています。

例えば、安売り至上主義

そう言うと、悪いことのようですが、
必ずしも「安いもの=悪いもの」とは決めつけられず、
素晴らしい品質の向上がある。

だったら喜ぶべきこと … と思いつつ、一方
ぬめっとした、気持ちが悪いほどの効率化と均質化に
(どれだけ色数が増えようが、ベルトコンベアーのような
大量生産の服)ひたりきれない自分がいます。

広告の出稿メディアも、大手新聞や雑誌がつぶれそうになり、
Webが中心になってきている。

パラダイムシフト、ですね。

広告は、完全にアナログからデジタルに。
携帯電話でニュースを読めばいいじゃない!という時代へ。
(若い人はケータイでさえニュースを読まないか?)

広告コピーやクリエイティブ表現もずいぶん変わっています。

地殻変動。

でも、地面の底は(時代を超えて、世代を越えて共感される
「普遍性」というものは)変わらない気がします。
← なんてこと言っていると、だめなのかなー。

がらがら崩れる地面と、底の方にある普遍性。

まぁ、いろんな解釈ができますが、
「たまらなく変化している」のは事実。

いまは、2009年ではなく、200「Q」年。

それくらいに思って、「捨てる」「破る」「挑戦する」
をしないと、「次」はありません。

個人的にも、「200Q」年の夏は、
人生の歴史に残る転換期になりそうです。

--------------

【べんきょうENGLISH】 ※本文とは関係ない場合があります

Would you be strong , conquer yourself .

なんじいかに強くとも、まずなんじ自身を制服せよ。