2009年06月26日

コピーライター眞木準さん、逝く。


まだ、60歳の若さです。

本日の「マイケルジャクソン(50歳)死亡」の
報道にも驚きましたが(アサヒ・コムより)
私にとっては、昨日知った「コピーライター眞木準さんの死」
が衝撃です。
宣伝会議「ヘッドラインニュース」より
アサヒ・コムより

言葉もありません。と言っては、コピーライターに失礼か。

CD(クリエイティブディレクター)として広告活動全体を
統括しつつ、「コピーライター」という肩書きで
アピールし続けた眞木準さん。

広告業界内で有名なコピーライターは
たくさんいらっしゃいますが、華のある
コピーライターらしいコピーライターとしては最後の大物
と言える方かもしれません。

眞木さんのコピーの特徴でよく解説される
「だじゃれコピー」、例えば:
「でっかいどお。北海道」「ボーヤハント。」
「ホンダ買うボーイ。」などの完成度はもちろん
(ご本人は「だじゃれでなくて、おしゃれ」と言っていました)
そうではないコピーや、ボディコピーのうまさにも
舌をまきました。

駆け出しの頃の私は、何作 キャッチ&ボディコピーを
原稿用紙(マス目・手書き!)に写したことか。

好きなコピーを、抜き書きさせていただきます。
(参考資料:『一語一絵』眞木準/宣伝会議発行)

■伊勢丹
・ナイフのようなナイーブ。
・専攻はカラダ資本論でした。
・英国の田園調布あたりの服。
・恐いもの着たさ。
・運力が強い。
・人の半分は後姿です。
・恋を何年、休んでますか。
・恋が着せ、愛が脱がせる。

■全日空
・トースト娘ができあがる。
・高気圧ガール、はりきる。
・スカットランド北海道。

■サントリー
・カンビールの空カンと 破れた恋は、お近くの屑かごへ。
・2度目の独身生活でカンビール党になりました。
・あんたも発展途上人。
・飲む時は、ただの人。
・営業用の私は6時に閉店する。(バドワイザー)

■山陽商会
・踊れるバーバリー。
・好き、という字は女の子。

■CTC
・技術は日本の芸術です。

■AGF(珈琲)
・女は、ナヤンデルタール。
・男が、ネタンデルタール。

■大塚食品(シンビーノ)
・寝たモノ同士は、仲がよくなる。(チーズとシンビーノ)

■TDK
・イマ人を刺激する。

3月の土屋耕一さんに続き、広告業界の宝をなくしました。
◆過去記事「土屋耕一さん、亡くなる。」2009/03/31

ご冥福をお祈りします。

--------------

【べんきょうENGLISH】 ※本文とは関係ない場合があります

The end of mirth is the beginning of sorrow .

悦楽の終わりは悲哀の始まり。(楽しみは長く続かない。)

kawashima2005 at 23:50│Comments(3)TrackBack(3)この記事をクリップ!広告制作・業界 

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この記事へのコメント

1. Posted by 銀座がっくり野郎   2009年06月27日 09:03
街で出会う広告たちが、おしなべて元気がなかったり、逆に節度みたいな
もんをなくなっしてたり。ときには、何となく後ろめたそうにしている気も
します。

真木さんのコピーは、多少の好き嫌いこそあれ、いつも舌を巻かされました。

跳梁バッコする単なるダジャレコピーとは一線を画していて、ついつい
口に出してみたりして。

当時、ビデオカメラの売場で「“ボーヤハント”のカメラはどれ?」と
店員さんに訊いていたお客さんを見て、嫉妬しました。

合掌。
2. Posted by 銀座まったくもって野郎   2009年06月27日 09:08
 ↑
眞木さんのお名前、漢字を間違えてしまいました orz

そういえば眞木さんの作品には
「10歳にして、愛を知った」(ライオン事務機?? 小学生が習う漢字表を
活かした広告)というのもありましたね。
3. Posted by 川島本人   2009年06月28日 23:36
「銀座○○野郎さん」いつもコメントありがとうございます。

眞木準さんのコピーは、私も好き嫌いありましたが、
その「キャッチのくせのつけかた」と、
(記事でもふれましたが)内容・リズムを計算しつくした
ボディコピーには「舌を巻く」という感じがぴったり。

あ、「舌を巻かせる眞木」なんて書くと、
ただのダジャレだ!と天国の眞木さんに怒られますね。

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