大画面テレビの購入から2か月弱。
そろそろ「まとめ」の論評とします。

Panasonic のプラズマ46型。
VIERA「TH-46PZ800」

前回の論評にも書きましたが、映像は美しいです!

他製品と「自宅で」比べるわけにはいきませんので、
正確なことは書けませんが
(店頭では各社やたら調整して、めいっぱいの輝き・濃さに
していますので、比較の意味はあまりありません。
また、液晶とプラズマでは絵のタッチが違うので、
それは買う方のお好みです。)
たぶん「上位の」画質だと思います。

はっきり、くっきりの色合いでも、液晶のように
ぎとぎとしたところがなく、こなれた感じがします。
(ちなみに、映像レベルは「リビング」で見ています。
おすすめの「スタンダード」より色合いが自然に見えます。)

音声は、薄型にするためスピーカーの十分な
場所がとれず「貧弱な音」と評する方がいますが、
薄型なりに6つのスピーカーを搭載し、
よほど“映画館的迫力”を望む方以外は、
十分な音質だと思います。
(やや低音が出すぎる=ぼこぼこ傾向なので、
低音レベルを「−2」に調整。)

ま、詳しくは「価格.com」を見ていただくのが良いかと。
42型:リンク
46型:リンク
50型:リンク


不満は、デザイン!!!

画面の下に、弓形のシルバー部品。メーカーによると
「画面が浮いているようなフローティング効果を演出する
アーチデザイン」だそうです。趣味悪い!

しかも、このシルバー部品は、画面の上部にも配置され
「磨き抜かれた珠玉のデザイン」となっています。
う、うーーーーーーーっ。

さらにさらに、画面と「弓形」の間の隙間には
鏡のようなアルミが貼られていて光る!こちら側が映る!

なーーんで、画面に集中したいテレビに、
シルバーメタル系を使うのかなー?

この「金属・光り物」を使うと「高級になる」という
家電デザイナーの悪癖(勘違い)をどうにかしてほしいです。

どれくらい勘違いしているかというと、
「高級機種ほど光り物が多い」という現実。
私が買った機種よりも性能ダウンの機種のほうが
「メタル」が少なくて、すっきりしている。
そして、私の機種の後に「性能は変わらないが、
テレビ本体にハードディスク録画機能を搭載した機種」
が出たのですが、いっけんシルバー部分がグレーに
なっていて「お、いいなー」と思ったものの、
店頭で見たら、シルバーよりもてかてか反射する素材だった!

この金ぴか主義は、
Panasonicに限ったことではありません。

ほんと、基本的には満足するテレビを買えたと思うのですが、
この「勘違い」がいつなくなってくれるのか。
それとも、メーカーの営業さんやデザイナーさんは
「お客様が望むことです。こうしたほうが売れるのです」
と言うのでしょうか。

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【べんきょうENGLISH】 ※本文とは関係ない場合があります

All is not gold that glitters .

光る物がすべて黄金ではない。