昨日の記事「妻と行った大貫妙子コンサートの話」は、
我が夫婦の結婚記念日の話ともからみ
「わー、おのろけじゃん」とコメントをいただきました。

そんなつもりはなかったんですけどね(苦笑)。
はいはい、確かに幸せです。(なんてね!)

コンサートや演劇、美術館に行くと、
その演目の感動はもちろん、「その場所自体」に
感激します。

建物は当然ですが、お客さんも交えて作り出される
“空間の空気”のようなもの。
そして、「広さ」や「無駄なスペース」を含めての
“空白の贅沢さ”。

それは、けっして「DVD」などには
収録できないものです。

だからたまに、展示されている絵なんて何でもいいから、
美術館<という空間>に立っていたくなる。
実際は、日々の忙しさの中で「これぞと思う展覧会」
さえ、ろくに行けないんですけどね。

広告でも、理屈では合っている構成要素や
コピーの執筆がされていても、
デザイナーが作り出す(いっけん無駄とも思える)
余白や細部の字配りが、決定的な印象をもたらす。

家の壁が置物でうまるのではなく、
絵をぽつんと飾る「大きな白い壁」が欲しい私です。

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