私が代表を務める広告制作会社は、
大手の広告会社(広告代理店)のグループに所属したり、
仕事の大半を一社の代理店、ないしクライアントから
受けているものではありません。

いわゆる「系列」ではなく、「独立系」。
(ほーーーんと、細々した零細企業!)

必ず一定の仕事がくることは、経営者としては
安心ですが(涙涙)、関係が高じて
“作業部隊”みたいになるのもいやだし(苦笑)。

オフィスで待機していると、金曜日の夜10時くらいに
電話がかかってきて…
「あぁ、川島さん? いま会議でやっと方向性
かたまりましたから。うん、直し けっこうあるなー。
いまから来れますぅ?」なんてね。
そういうのは、おいしそうな仕事でも断っています。
(な、なんと生意気な〜〜! 汗)

それから、私が(当時)広告代理店に入社した
1980年代初頭は、企業の「宣伝部」も花形。
就職活動では、資生堂、ホンダ、西武、サントリー、
伊勢丹、などの仕事をしたくて
「宣伝部」への入社も考えました。

でもねー、どんなにあこがれの広告現場でも、
“ずっとそこ。ずっとその商品。”だと、
じっとしていられなかっただろうな。

いま、自分が担当しているように
お菓子、デリカ、レストラン、健康機器、物流、旅行、
不動産管理、化学会社 etc.
いろんな人と会って、いろんな種類の広告を作ることが、
性格に合っているし、楽しくてしょうがない今日です。

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【英文アトランダム】 The figs on the other side
of hedge are sweeter.

生け垣のかなたにある「いちじく」は甘い。
≒ 向こう岸の花は美しい。