広告の競合プレゼンテーションでは、
「2位」という順位がありません。

アイデアが採用され、お取引が始まるのは1社だけ。
反対に言えば、2位で“おしくも”負けようが、
5位で負けようが同じことです。

さらに、指名の仕事であっても、山ほど考えるアイデア
のなかで最終的に商品となるのは1案だけ(涙)。

スポーツを見ていると、
「健闘が実り、見事銅メダルに輝く」とか、
「6位入賞でポイントをゲット!よくやりました」
なんて評価があって、うらやましくなります。

勝つためには、仕事を獲得するためには、そして
なるべくもめずに最終形に持っていくためには、
“圧倒的に1位”であることが必要です。

広告表現は理屈と感覚の両方が大きく作用し
(理屈も、けっこう担当者の気分だったりするのですが!)
多くの人が関わるのでぴしっと数字で判定できるものではなく、
甘い企画だと途中でくずれちゃったりする(涙涙)。

だから、多少の修正はあったとしても、
各人に好みの違いがあったとしても、
「うーん、いいかも」と決定させるイナバウワー的魅力が
不可欠なのです。

自分たちの仕事に、圧倒的に1位となれるパワーはあるか。
ワハハ ないときもあるなぁ。素直に反省…。

で、でも、いい仕事するってもっぱらの評判ですよ。
(え、どこで!?)

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【英文アトランダム】 Might is right.

力は正義なり。