息子がお世話になっているボーイスカウトで聞いた話。

誰もが知っている「きをつけ!(気を付け)」と対になる
「休め」は、辞書によると
“楽な姿勢を取らせる時の号令”などとなっているのですが、
じゃ、だらりとしていいかというと、そういうものではなく。

「休め」は、“休めという姿勢をとること”なのですね。
だから、休めでもぴしっと止まり、動いてはいけない。

そこで思い出したのは、「報連相」のこと。
オフィスで事あるごとに言っている注意事項で
(経営者の皆様、ほんと基本ですよねー、そして徹底できない
永遠の教育テーマもこれ!)「伝えるべき内容がある」ときは、
そこそこできる。

しかし、できないのは、事態が「止まっている」
「進行が遅れている」「検討が長引く」ことに対して、
どれだけの姿勢をとれるかということ。

停滞している事態に「動かすべく働きかけをする」と同時に、
関係スタッフに(安心させるため、次善の策を検討するため)
「止まっている、ということを教える」のも
大切な行動だと思うのです。

「なにもない」から「なんの連絡もしない・できない」のは素人。
「休め」にも姿勢があるのと同じです。

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【英文アトランダム】Everything comes to those who wait.

万事、万物 待つものに来たる。≒ 果報は寝て待て
※きょうの記事に対しては、ちょっと皮肉な英文かな。