野田秀樹 脚本・演出の「贋作 罪と罰」を妻と見てきました。
企画・製作 NODA・MAP、東急Bunkamuraシアターコクーンにて。

出演は、野田本人のほか、松たかこ、古田新太、段田安則など。

野田の劇は、70年代終わりの「夢の遊眠社」初期から見ていて、
駒場東大の狭い小屋(座布団しいて!)から → 紀伊国屋ホールや
下北沢本多劇場に移る過程も“青春の思い出”として
体験していましたが(劇団女優の竹下明子さん 大好きでした!)
遊眠社解散後は、10〜15年ごぶさた。

約1年前、妻がたまたまNODA・MAP公演の衣装を担当した方と
面識ができ、久しぶりに「赤鬼:小西真奈美主演」をのぞきました。

そのうえ、そのちょっと前、
私の事務所が表参道に引っ越す前に居たビルでは
1階上が「NODA・MAP」の事務所だったという偶然!
さすがに野田さんご本人とはお会いしませんでしたが、
NODA・MAPの北村明子 代表・プロデューサーさん等と
「エレベーターでご挨拶」程度にはなり、“隠れミーハー”
の私としてはうれしかったです。

そんなこんなで、再開した(&再会した)野田秀樹 劇。

演劇というのは、ビデオやDVD、テレビ番組での収録も
ないわけではありませんが、生身で目に入る場面、そして
その場で共有する空気感は「その日、その場所限り」です。

きょうも仕事が立て込んでいましたが(感謝でーす!)
無理して見に行って本当によかった。
狭い舞台なのに自在な異次元の広がりが
気持ちを広げてくれる(いい意味でからっぽにしてくれる)
貴重な時間でした。

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【英文アトランダム】 One man is no man.

一人だけなら、ないも同然である。
≒ 世は相持ち(世の中はお互いの関係、助け合いで成立している)