「広告をつくっています」と言うと、
「どんなコマーシャルをつくっているのですか」とか、
「タレントさんの撮影はありますか」と、よく聞かれます。

僕のほうでは「いやTV-CMに関わることもありますが、
基本的にはグラフィック系の会社で、グラフィックの中でも‥」
と説明を始めるわけですが、一般の方にとって「広告=TV-CM」の
イメージはまだまだ強いのでしょう。

しかし、そんな一般の方にとっても、ホームページを見て
検索エンジンで調べる生活はもはや普通のことで、
ネット広告を(時には広告と意識することもなく)クリックしている
現状があります。

そしてWebメディア自体も、高速通信のおかげで
写真の美しさやこった映像を見せる“CM的”“ポスター的”要素と、
つぎつぎにめくり説明を読む“雑誌的”“カタログ的”要素を自由に
駆使できるようになりました。

さらには、「Webメディア=実際の売りの現場」としての
機能がこなれてきて、顔が見えないけど“顔なじみの店”とか、
“接客のいい店”でないと繁盛しなくなってきている。

広く言うと (← あ、広告ってもともとこの意味ですね!)
インタラクティブ(interactive:双方向の、対話型の)メディアの発達が、
広告も・広報も・販売も、消費者向けも・業界向けも・投資家向けも・
社員向けも‥構造をがらりと変えてきている世の中。
クリエーターとしての勉強も、つきません!!

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【英文アトランダム】 First come first served.

最初にきた人には、最初に配膳する。先んずれば人を制す。