上石神井の小さな広告屋から

旧名『表参道の小さな広告屋から』: 表参道で1997年にスタートした(株)リプル:RIPPLE Inc. Tokyo Creative Agencyは、 2016年初頭から川島のホーム・オフィス「練馬区 上石神井(かみしゃくじい)」へ。

カフェに1日4店。

自宅オフィス以外に「都心部のお招きできる会議室」を
持たない身として、カフェで打合せすることも多いのですが、
きょうはすべて「先方の事務所」×3箇所での打合せでした。

「じゃ、カフェは?」と言うと、
朝から夕方まで、その移動の前後に利用。

ドトール、ドトール、スタバ、神戸屋カフェ。
アメリカン、紅茶、ソイラテ、ブレンド。

「そのカフェ」に行きたかったわけではなく、
たまたま会議場所のそばにあったから。

そして、各会議でも、出していただいた珈琲を飲む。

ワハハ、珈琲好きだけど、飽きた。

でも、次々と声をかけていただけるありがたさ。

すべてを終え、カラダもアタマもくたくたになって飲む
「ビール」のうまさよ。

就職・入社服は黒ばかり!

きょう4/3(月)は、
多くの会社が新年度のスタート。
入社式の映像がテレビで流れています。

そこで新入社員が着ている服の色は、黒ばかり!

ちょっとネットで調べてみると、

30年前(1987年頃)から「リクルートスーツ」と呼ばれ、
紺を中心にグレー、その他個性的な服装の人もいたが、
20年前(1997年頃)の就職氷河期を経て
黒が定番化したらしい。

企業は「個性を重視する」と言うけれど、それは
「突出した個性ではなく平均的な(!?)個性」なので、
「わざわざ第一印象で浮くことない」し、
「無難な色を着て、波風たてないほうがいい」。

ふ、 うーーーーーーーーん。

言ってることはわかるよ。

でもさ、
37年前(1980年)、大学5年生で
「ベージュのスーツを着て」広告代理店を受けた私は
(当時としても)特殊だったかもしれないけれど、

理屈を超えて「気持ち悪い」のよ、
全員おんなじ、黒ばかりがずらっと並ぶ光景が。

そして誰も誘わなくなった(花見)。

「花見には行かない」と宣言して何年か。

お断りする理由はおもに:

1)桜を、そんなに美しいとは思わない。
2)春とはいえ、肌寒い。いや、すごく冷える。
3)薄暗い、うす汚い屋外公衆トイレに行きたくない。
4)ビニールシートやごみに囲まれて、情緒なんてない。
5)まだ花粉症のシーズンだ。

ブルーシートと人混みの花見なんてさ。

ってことを何回も書いていて、
今年はついにお誘いがない(笑)。

10年前(2007年)の
「父が亡くなって10年の墓参りの桜。
当時、74歳の母と13歳の息子の後ろ姿」は、
とても印象に残っていますけれど。

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関連記事:
桜吹雪の墓参り。2007/04/08

誰の手柄か。

ヒット商品が出ると、

「あれは俺がやった」とか「企画に関わった」と
言う人が(実態以上に)出るそうですね(笑)。

パーティー等で初めて名刺交換したきりでも
「○○さん知ってる」〜「○○さん知り合い」〜
「○○さんは友達!」なんてのに、似てますね。

広告制作も、いろーーーんな人が関わる。

会議で一言も発しなかった営業さん
(プロジェクトに営業が何人もいる!)や、
ディレクションに一切関わらなかったお偉いさんまで
「それは私がやった」となる。

ま、チーム仕事って、そんなもの。
「いるだけ」で「重し」になる方もいますし。

若い頃、コピーライターとしての自分は、
社内の別のコピーライターや外部、さらに
「デザイナーから」いいフレーズが出ると、
感心しつつ、すこしは嫉妬があった。
「私のアイデアが採用されて」と言いたかった。

いま(還暦60歳)、
自分で相変わらずコピーを書きつつ、
クリエイティブディレクターという立場で
他人にお願いしていると、
良いアイデア・コピー(もちろんデザインも)を
出してくれるメンバーに大感謝!

どんどん出してもらって、自分は楽をしたい。
右から左で「オッケー!」と言いたい(笑)。

誰の手柄か?
個人の卓越した能力 × チームの相乗効果。

相変わらず、「それでも俺がいるから」という意識は、
ありますけど。

蛍光カラーマーカーは何色を。

何色を使ってますか?

私は、学生や受験生ではないし、
仕事の書類チェックにおいて蛍光マーカーが何色でも
かまわないのですが
(いっけん、すごく凝って几帳面に見えるらしい私!笑)

色の各人の好みは置いといて、
「理にかなっている」のは何色なんでしょうか。

ぱっと思いつく「色」のラインナップは:
ピンク、イエロー、グリーン、水色、紫 … かな。

お店で「最低限」並んでいるのは、
「ピンクとイエロー」が多い。

ネットで「カラーマーカー 蛍光 何色」等で
調べてみると、諸説あります。

「イエロー(黄色)は明るすぎて見づらい」とか
「ピンクはモノクロコピーした際に黒くなって
下の文字が見にくい」とか。

私はなんとなく、
「ピンクとグリーン」に落ち着きつつあるのですが、
皆さまはどうでしょう。

心がこもるものは。

美容院には髪を切りに行く。うん、そう。

しかし、行ってからの工程は、
ふたつのパートに分かれます。

「洗髪&マッサージ」と「カット」。

洗髪は若いスタッフが受け持つことが多いし、
美容師の人も「洗髪やマッサージ、片付けより、
早くカットで腕をふるいたい」と思っている。

それはわかります。けれど、
「洗髪&マッサージ」ひとつにも技術の差は出る。
そして、「おざなり感」も出てしまう。

私が長年通っている美容院で、
ものすごく「洗髪&マッサージ」の
うまい女性がいました。

ほーーーーんと気持ちいいんだ。

その女性が、ベテランの美容師さんと組んで
「カットとヘッドスパ」のお店を出すとのこと。

お〜っ、わかるわかる。

心がこもっているものは、人に伝わる。
心がこもっているものは、技術を伸ばす。
心がこもっているものは、可能性を広げる。

勉強になるエピソードです。

興味のないテーマでも。

屁理屈かもしれませんが、

クライアントが扱う商品に興味がなかったり、
自分では使用しない
(女性用品や高額商品で使用できない)ものでも、

広告のプロとして、「会社自体」には最低興味を持つ。

特に中小・零細企業の社長さんとの話は面白くて、
企業経営の想いと、その結集である製品は、
私(の企画制作物)を経由して、
どうにか消費者に伝えたい。

聞く人も、必ずしも「はじめから興味がある」
わけではないので、その人々の何人かにでも
ひっかかるような語りかけができたらいいな、
と思っています。

でも、やっぱり「入れ込めない」企業と商品は
ありますけど(苦笑)。

信頼したから、感動したから。

商品の特徴や優位性への「納得」で
購入を決めるのはもちろんですけど、

いまどきの
高水準(ないし そこそこ実用)横並びの状況下では、
「まったくだめ」な商品はない。

そこで大切なのは、企業への「愛顧(の具合)」。

「ご愛顧いただいて」などと、よく言いますけど、
その企業や商品に「心が傾いて」いるか。

「ひいき」「ファン」「のれん」「ブランド」って、それですね。

安心する、信頼できる、一度使って感動した、
知人が良いと言っていた(これは案外 怪しいけど!苦笑)。

「いちどクレームの電話を入れたけれども、
とても窓口女性の感じがよく、その後の対応にも感心した」
場合は「ファン度」が高まる。
(失敗すると、わや!汗)

信頼や感動のない仕事は、
たとえ成功したように見えても「一時の商売に終わる」。

零細ながら経営者の「はしくれ」として、
肝に銘ずべきことと思います。

精算事務の気持ちよさ。

総務経理の女性と、週一回会って打合せしています。
空いても2週間。

私の練馬区のホーム・オフィスから
(そして、最寄り駅の西武新宿線 上石神井駅からも)
徒歩5分の「関町ロイヤルホスト」か「関町ケンタッキー」。

たいてい午前中、どちらかに用事がある時は午後。

我が社の「組織構成」は、私と総務経理だけ。
杉並区に住む彼女が、車(ほんの15分)でやってきます。

1年すこし前まで、4名の「表参道事務所」を19年ほど
持っていた時も当然、同じ女性がいて
「精算」等の事務処理はあったわけですが…

不思議なのは、毎日会っている時よりも、
週一のいまのほうが「明快」なこと。

前は、精算をずるずる溜め込んじゃったりね。

今はほぼ毎週、定期的に会い、精算や書類のやりとりをする。

組織の人数が減って、事務処理も簡潔になったのは
もちろんですけど、「やるぞ」という意識と
「習慣化」が運営をスムーズにしているのでしょう。

意味のない公共広告。

春の全国交通安全運動のポスター。

こんなものを、お金かけて作るな。
税金の無駄!
広告制作に関わる「警視庁、広告代理店、制作会社」の
労力の無駄!

*****
心がはずむ「はる」だから
守ろうね! 交通安全

春の全国交通安全運動
(英文)Spring Traffic Safety Campaign

やさしさが、走るこの街、この道路

※写真はピンクの服を着たタレントの「波瑠(はる)」
*****

きれいにできてるポスターですよ。
広告制作者の力量を批判する気はない。

5社競合か、30社競合か知りませんが、
よくぞ通った、おめでとうございます。

私が頭に来るのは、
タレント起用(NHKの朝ドラで人気、名前が合う)、
整合性のとれているコピー、
ピンクの春らしいきれいなデザイン…と、
企画書も表現も「うまく」できているように見えて、

なーんにも伝わってこない。
何も、結局は「メッセージしていない」こと。

春だから守る?
Spring Traffic Safety Campaignだけが英語は飾りか?

「公正を期す」ためにコンペ=大競合にして、
選ばれるものは生徒のポスターコンクールみたいな中身。

いっそ、ポスターには記載されていない(広報紙等に掲載)
「歩行者・自転車事故」「シートベルト・チャイルドシート」
「二輪車」「飲酒運転」の『4つの重点』のほうが明快。

はっきり言葉で示すか、外国人でもわかる
アート性(記号性)のある表現は有り得ないのですかね。

誰からも批判のでないような、口当たりのいいやつ。
本当にこれがいいと思っているのか、確信犯か。

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関連記事:(本日と同種の政府広報批判です)
嫌いな広告。2010/03/08

冬から春夏への服。

暖かいと思ったら、すごく冷える日もあるこの季節。

衣替え。
なかなかタイミングが難しいですね。

そして私は、
秋冬はタートルネック(+カーデガンやジャケット)
が多いのですが、
そのタートルネックを
夏のポロシャツやTシャツ(+ベストやジャケット)
に変える途中が難しい。

長袖のワイシャツや、うすいニットのインナーかな。

おしゃれな人は
「まっさきに次の季節の装い」 にするそうですけど、
「残り火のような季節」の服を、
つい引きずってしまいます。

あぁ、いろんな意味で
「引きずらないで切り替える」人になりたいです。

他人と組む面白さ。

大人数の会議やプロジェクトは苦手です。

よほど自分自身とメンバーが「ノッテル」時でないと
2時間を超える会議もしたくない。

他人と組むのは、難しいですね。

その典型が「会社組織」ってわけで、
1年半前には表参道のオフィスを閉鎖。

社員にまだ総務経理女性はおりますけど
(お互いの自宅で連携、1〜2週間に一度は会議)
たった数人規模でも「組織」は大変です(苦笑)。

仕事の進めかたとして、私もコピーを書きつつ、
外部のコピーライターさんにお願いすることも多い昨今。

当然、コピーライターさんが考えた文面や企画内容に
私が赤入れするので、いやがられているかもしれない。

また、広告代理店さんやフリーランスのプロデューサーさんから
頼まれて組むこともあり、時に意見の相違もある。

でもでも、それでもねー、
仕事はひとりでは成立しないし、組むことによる
相乗効果〜化学反応の面白さ。

ひとりでいることも好きだけど、他人との関係も楽しみ。
そんな日々です。

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Takayuki Kawashima


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Profile
◎川島 孝之(Takayuki Kawashima): 株式会社リプル(RIPPLE Inc. Tokyo Creative Agency)代表取締役・クリエイティブディレクター・コピーライター。

◎1957年3月生まれ。早稲田大学商学部(マーケティングゼミ)を5年で卒業後、1980年第一企画(現ADK)入社。6年の勤務ののち、制作会社11年を経て、1997年(株)リプルを表参道に設立。

◎2016年1月、表参道のオフィスから、西武新宿線 上石神井(かみしゃくじい:練馬区)のホーム・オフィス体制に変更。
ブログのタイトル「表参道の小さな広告屋から」も、「表参道の小さな広告屋から→上石神井」(2016年.1月)/「上石神井の小さな広告屋から」(2017年.1月)に変更。

◎広告・販売促進に関わる企画・制作・ブランディングを、Webを含めた外部ブレーンとのチームで対応。「デザイナーだけではできないデザイン」をご提供します。

※現在の主なクライアント:ビデオリサーチ、日立化成、介護のらいふ、オークラヤ住宅、アルカダイアモンド、武蔵高等学校中学校、翻訳専門校フェロー・アカデミー 等。
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